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ブダペストの物価は安いの?費用や予算、日本との比較も!
ハンガリーの首都ブダペストは、「ドナウの真珠」と称される美しい街並みが魅力です。本記事では、ブダペストの物価を徹底解説します。費用や予算、日本との比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ハンガリーの首都ブダペストは、「ドナウの真珠」と称される美しい街並みが魅力です。ただし、「物価は高いの?安いの?」と気になる方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、ブダペストの物価を徹底解説します。費用や予算、日本との比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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ブダペストの物価は安い?高い?現地の最新物価情報
ブダペストの物価は、東京(特に都心)と比べて全体的に安く感じられます。大きな要因は現地の家賃水準の低さで、例えば市内中心部の1ベッドルーム賃貸は月220,000フォリント(約92,400円)からと、東京の同等条件と比較してかなり割安です。
このベースコストの違いが、外食やサービスの料金の差にも反映されています。一方で、観光地での物価は二極化しており、日常的な食事や公共交通、スーパーは安価ですが、国会議事堂や有名温泉など主要な観光スポットの入場料や観光客向けレストランはヨーロッパ平均並みに高い傾向があります。
そのため、日々の過ごし方を工夫し、節約できる部分で費用を抑えつつ、「絶対に外せない体験」に予算を振り分けるのが賢い過ごし方です。項目別の物価比較や滞在スタイル選びを意識すれば、手頃な予算で充実したブダペスト旅行を実現できます。
商品・項目 | ブダペスト価格 | 東京価格 |
|---|---|---|
ミネラルウォーター(500ml) | 約120 Ft(約55円) | 約120円 |
レストランでの食事(3コース) | 約20,000 Ft(約9,200円) | 約15,000円 |
ローカルな食堂などでの食事(グヤーシュ) | 約3,500 Ft(約1,610円) | 約1,250円(ランチ) |
コーヒー(カフェ) | 約800 Ft(約370円) | 約500円 |
タクシー初乗り | 1,100 Ft(約506円) | 500円 |
タクシー(1kmあたり) | 440 Ft(約202円) | 約450円 |
鉄道(メトロ)基本運賃 | 500 Ft(約230円) | 160円(JR初乗り) |
バス(基本運賃) | 500 Ft(約230円) | 230円(都営バス) |
ホテル代(3つ星1泊) | 約14,000円〜 | 約15,000円〜 |
家賃(1ベッドルーム・市内) | 約220,000 Ft(約101,200円)/月 | 約172,000円/月 |
ビール(レストランで0.5L) | 約1,000 Ft(約460円) | 約600円 |
観光地チケット(国会議事堂) | 13,000 Ft(約5,980円) | ほぼ無料(皇居など) |
※2025年11月現在、1フォリント(Ft)=約0.46円で計算しています。
食費の物価情報
ブダペストのグルメは、旅行のハイライトになるほど充実しており、食費の安さが大きな魅力です。市場や屋台で人気の「ランゴシュ(Lángos)」は、揚げパンにサワークリームとチーズを乗せて1枚約1,000〜2,200フォリント(約460〜1,010円)で楽しめます。
地元の大衆食堂や定番レストランでは、伝統料理「グヤーシュ(Gulyás)」が名物。「Menza」なら2,890フォリント(約1,330円)、「Gettó Gulyás」なら3,500〜4,000フォリント(約1,610〜1,850円)と、東京と同等またはそれ以下の価格で本場ディナーを味わえます。
スーパー利用もおすすめで、SPARやALDI、Tescoなどの大手チェーンなら、ミネラルウォーター500mlが100フォリント(約46円)程度で調達でき、観光地のキオスクより格段に安価です。旅行予算を意識しながらもグルメも満喫できる都市が、ブダペストの魅力です。
交通費・移動の費用の物価情報
ブダペスト市内の移動は、地下鉄、トラム、バス、トロリーバスと多様な公共交通機関が網の目のように発達しており、観光客にとっても便利です。2025年現在、BKK(ブダペスト交通局)が発行する1回券は500フォリント(約230円)で利用できますが、乗り換えのたびに新しいチケットが必要となります。
一方で、観光に便利な「乗り放題パス(トラベルカード)」の価格は、24時間券が2,750フォリント(約1,265円)、72時間券が5,750フォリント(約2,645円)とされており、観光客が1日4回程度乗降するなら圧倒的にお得です。
特にブダペスト観光では何度も乗り降りする機会が多いため、乗り放題パスを使うのがおすすめです。注意したいのは空港バス(100E)で、これは2,500フォリント(約1,150円)の専用チケットが必要で、通常のBKK乗り放題パスや切符は利用できません。
空港到着時はまず100Eのチケットを購入し、市内観光には別途トラベルカードを購入しましょう。
交通手段 | ブダペスト価格 | 日本(東京)価格 |
メトロ(1回券) | 500 Ft(約210円) | 160円(JR初乗り) |
空港バス(直通100E) | 2,500 Ft(約1,050円) | 約3,200円(リムジンバス) |
24時間乗り放題パス | 2,750 Ft(約1,155円) | 600円(東京メトロのみ) |
72時間乗り放題パス | 5,750 Ft(約2,415円) | 1,500円(東京メトロのみ) |
※ブダペストのパスはメトロ、バス、トラム共通です。
観光・その他の物価情報
ブダペストの物価で最も注意すべきは「観光・アクティビティ」の出費です。食費や交通費は日本より安いものの、主要観光スポットの入場料はヨーロッパ標準の価格設定で、予想以上に高く感じることもあります。
特に国会議事堂の内部見学ツアーは、EU市民以外は13,000フォリント(約5,460円)、セーチェーニ温泉は平日12,500フォリント(約5,250円)、週末は14,000~15,000フォリント(約5,880~6,300円)と、観光予算を左右する大きなコストです。
聖イシュトヴァーン大聖堂のドーム・宝物庫も4,300〜6,000フォリント(約1,806〜2,520円)、マーチャーシュ教会の入場料は3,100フォリント(約1,302円)と、寄付制・無料の大聖堂と比べても差を感じます。
一方、漁夫の砦や英雄広場、中央市場などは無料または一部有料区間のみで気軽に楽しめるので、滞在計画では「絶対に入りたい有料スポット」の入場代を別予算で押さえておくのが賢明です。
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ブダペストの通貨と為替レート
ブダペスト(ハンガリー)の通貨は「フォリント(HUF)」で、記号はFtです。ユーロ(EUR)は使われておらず、ハンガリー独自の通貨が流通しています。
2025年11月時点の主要為替レートは、1フォリント=約0.46円(実勢値:0.464円)です。1,000フォリントなら約460円、10,000フォリントは約4,600円と覚えておくと計算が便利です。
両替のポイントとして、ブダペストはキャッシュレス化が進んでおり、多くのホテル・レストラン・ショッピング施設でクレジットカード(Visa・Mastercard)が利用できます。現金両替する場合、空港はレートが悪いため、最低限(交通費分など)にとどめ、市内の両替所でまとめて両替するのが一般的です。
ただし、スマホ世代には、海外ATMで必要な分を引き出せる国際デビットカードやクレジットカード(WiseやRevolut等)を持っていると便利です。キャッシュレス主流の都市なので、クレジットカード決済+必要最小限の現金で十分に旅できます。
ブダペスト旅行の費用相場
ブダペスト旅行の総予算で最も大きな割合を占めるのは、日本からの航空券代です。
航空券は往復12万円〜15万円程度が相場ですが、オフシーズンや乗り継ぎ便を選べば、費用を抑えることが可能です。
しかし、現地でのホテル代や食費、交通費といった「地上費用」が非常に安いため、ヨーロッパの他の都市(ロンドン、パリ、ローマなど)への旅行と比較すると、総額はかなりリーズナブルになります!
2泊3日のブダペスト旅行の費用相場 (弾丸プラン)
ブダペストは見どころがコンパクトにまとまっていますが、2泊3日は少し慌ただしくなるでしょう。ウィーンやプラハなど、中欧の他都市と周遊するツアーの一部として組み込むのにおすすめの日程です。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券(東京発・往復) | 約120,000円〜 |
ホテル(3つ星・2泊) | 約28,000円〜 |
食費(機内食除く) | 約15,000円 |
交通費 | 約3,692円 |
観光・ツアー代(温泉など1つ) | 約10,000円 |
合計 | 約176,692円〜 |
3泊4日のブダペスト旅行の費用相場 (定番プラン)
ブダペストだけをじっくり楽しむなら、3泊4日が「スイートスポット」!主要な観光スポットを巡り、温泉やグルメも満喫できる定番の日程です。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券(東京発・往復) | 約120,000円〜 |
ホテル(3つ星・3泊) | 約42,000円〜 |
食費(機内食除く) | 約22,000円 |
交通費(72時間パス+空港バス) | 約3,500円 |
観光・ツアー代(主要2つ) | 約11,770円 |
合計 | 約199,270円〜 |
4泊5日のブダペスト旅行の費用相場 (ゆったりプラン)
美術館を巡ったり、少し郊外へ足を延ばしたり。ブダペストの魅力をすみずみまで味わいたい人向けの、ゆったりプランです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券(東京発・往復) | 約120,000円〜 |
ホテル(3つ星・4泊) | 約56,000円〜 |
食費(機内食除く) | 約30,000円 |
交通費(72h+24hパス+空港バス) | 約4,600円 |
観光・ツアー代(全部) | 約15,185円 |
合計 | 約225,785円〜 |
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ブダペスト旅行の費用を抑える節約のコツ5選
ブダペストの物価が安いとはいえ、節約できるところは賢く抑えるのが、賢い旅行者!初心者でも簡単に実践できる5つの節約術をご紹介します。
1. 「ブダペストカード」は買うな!「BKKトラベルカード」を選ぼう
ブダペスト旅行で最大の節約術は、交通乗り放題パスを「ブダペストカード」ではなく「BKKトラベルカード」に絞って選ぶことです。
ブダペストカード(Budapest Card)は、公共交通だけでなく美術館や一部観光施設の無料・割引入場などがセットですが、72時間で27,990フォリント(約12,875円)と非常に高額です。
一方、BKKトラベルカード(Budapest-travelcard)は交通乗り放題のみで、72時間券が5,750フォリント(約2,645円)。主要な移動が十分にカバーでき、圧倒的なコスパを実感できます。
2. 水は「スーパー(SPAR, ALDI)」で買うべし
ブダペスト滞在中は、水の購入もスーパー(SPARやALDIなど)を利用するのが圧倒的にお得です。
観光地近くのキオスクでは500mlのペットボトルが500フォリント(約230円)ほどかかることもありますが、スーパーなら1.5Lで50円〜60円程度、500mlでも25〜44円前後で買うことができます。
毎朝まとめて買い、ホテルで冷蔵庫にストックしておけば、日々の飲み物代をかなり節約できます。スーパー利用はブダペストでの小さな出費を抑える大きなコツです。
3. 「漁夫の砦」は無料で楽しむ
ブダペスト屈指の絶景スポットである「漁夫の砦」は、大部分の回廊が24時間無料で開放されています。有料エリアは、最上階の小さなテラスだけで、ここに上る場合は1,200フォリント(約550円)の入場料が必要です。
無料エリアからでもドナウ川や国会議事堂を一望でき、昼夜いつでも素晴らしい景色や写真を楽しめます。有料部分を利用しなくても十分にハンガリーらしい絶景を満喫できるのが大きな魅力です。
4. 食事は「中央市場」や「ロカンタ(大衆食堂)」を活用
ブダペストで食費を抑えるなら、中央市場やロカンタ(大衆食堂)を活用するのが最適です。中央市場の2階にはフードコートがあり、名物のランゴシュやグヤーシュ、ロールキャベツなどが手頃な価格で味わえます。
一般的なメニューは2,000フォリント(約920円)前後からあり、ボリュームも満点です。また、ロカンタ(Lokanta)やエトケズデ(Étkezde)は地元の人々がランチ利用する庶民的な大衆食堂で、日替わりメニューが1,000円以下で本格的なハンガリー料理を食べられます。
観光地のレストランより料金が断然安いため、地元の空気を感じつつ食費も節約できるのがポイントです。
5. タクシーは「Bolt(アプリ)」で呼ぶ
ブダペストでのタクシー利用は便利ですが、流しのタクシーではメーター未使用や不当請求のトラブルが報告されています。市内のタクシー運賃は条例で統一されていて、初乗り1,100フォリント、1kmあたり440フォリントと適正価格が定められています。
安全かつ正規料金で乗るためには、配車アプリ「Bolt」を使うか、ホテルで信頼できる「Főtaxi」を呼んでもらうのが最適です。どちらも公式パートナーであり、カード決済も可能なので安心して利用できます。
物価が安いブダペストで海外旅行デビューを!
ブダペストの物価は「日常生活は安いのに、主要な観光スポットはしっかり高い」という明快な特徴があります。普段の食費や交通費は日本より安価で、1日5,000円もあれば地元グルメや市内観光を十分満喫できる水準です。
航空券とホテル代、そして代表的な観光施設の費用を「最初に組み込む」というコツさえ押さえれば、パリやロンドンにはないお得な予算感で美しい風景と歴史、グルメを存分に体験できます。
ぜひ本記事を参考に、賢く予算を立てて、最高のヨーロッパデビュー旅行を楽しんできてくださいね!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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