王の広場
古風な雰囲気と歴史的重要性で知られている「王の広場」。かつては王宮として使用されており、威厳を保った重厚な雰囲気が特徴。中世ヨーロッパの街並みを今に伝える役割を果たす場所として、多くの人に愛されています。広場の周りには、石造りの建築が立ち並び、まるでタイムスリップしかたのような錯覚に陥ります。また、バルセロナの歴史により深く触れたい人は王の広場から徒歩10分ほどの場所にある「バルセロナ市歴史博物館」に行くのもおすすめ。王の広場地下に広がる遺跡をはじめ、中世の王室が使用していたティネルの間やサンタ・アガタ礼拝堂など、貴重な展示が公開されています。日本語の音声ガイドも利用可能なので、気兼ねなく訪れることができる場所と言えるでしょう。
スポット情報
バルセロナ旅行におすすめの観光スポット
サグラダ ファミリア
バルセロナの代表的な観光名所であり、建築家アントニ・ガウディによって設計されたカトリックの大聖堂です。「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されています。1882年に着工されましたが、今もなお建設中であることでも有名です。ガウディの没後100年に当たる2026年に完成が予定されています。聖堂内部は2010年に完成されており、樹木をモチーフにして設計された柱や、カラフルなステンドグラスが見所です。
グエル公園
スペインの建築家ガウディのスポンサーであるグエル氏にちなんだ「グエル公園」は、ガウディの作品群の一部として世界遺産に登録されています。公園にはカラフルなモザイクタイルで装飾されたオオトカゲの像や柱が立ち並ぶホール、「洗濯女の回廊」と呼ばれる擁壁などさまざまな見所があります。まるでおとぎ話の世界のような景色が広がるこの広場は小高い丘の上にあり、バルセロナ市内も一望することができます。
カサ・バトリョ
バルセロナにあるガウディが手がけた建築の一つです。2005年に世界遺産にも登録されています。青や緑のタイルやガラスが埋め込まれた、まるで海の中にいるような特徴的なデザインの建築です。竜をモチーフにした階段や、自然光が美しい吹き抜け、中庭や屋上など見どころ満載です。日本語のオーディオガイドもあるので、ガウディの建築のこだわりを細部まで余すことなく堪能することができます。
カサ・ミラ
バルセロナのグラシア通りにあるガウディの建築の一つです。1984年に世界遺産に登録されています。直線を全く持たない建築で、建築物というよりも彫刻のようなデザインが印象的です。建物が建設された当初はバルセロナ市民からは評判が悪く、石切場(ラ・ペドレラ)と呼ばれていました。その名の通り、石灰岩をつかった個性ある外観です。現在も住居として使われていますが、建物の内部と中庭、最上階の博物館、屋上を見学することができます。
カタルーニャ音楽堂
バルセロナにあるこの音楽堂は、建築家リュイス・ドメネク・イ・モンタネールによってバルセロナの合唱団オルフェオ・カタラの本拠地として建てられました。「バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院」として世界遺産にも登録されています。建物の細部まで美しく豪華な装飾が施されています。建物自体の美しさだけでなく、優れた音響が特徴であり、現在でもコンサートが開催されています。
カタルーニャ美術館
バルセロナ、ムンジュイックの丘の上にあるスペイン最大級の美術館です。国立宮殿の中に美術館があります。ロマネスク様式やゴシック様式の作品が多く展示されています。また、ガウディが作った家具や、シュルレアリスムの中心でスペイン出身の画家、ダリの作品なども展示されています。主にカタルーニャの美術が展示されているので、カタルーニャのことを知るにはピッタリの美術館です。