【2025年最新】プラハ旅行の費用はいくら？3泊5日・4泊6日の予算や物価、安い時期を解説

＼プラハのおトクなホテルをチェック！／

プラハ旅行の基本情報

プラハ旅行の計画で押さえておきたい基本情報として、日本からプラハへの直行便はなく、ヨーロッパや中東の都市を経由する必要があります。乗り継ぎを含めたフライト時間はおおよそ14～20時間ほどなので、移動には丸1日かかり、旅行日数は3泊5日（機内2泊、現地3泊）以上を見積もるのがおすすめです。

チェコの通貨は「チェコ・コルナ（CZK）」で、ユーロは導入されていないため、現地での小規模なお店や市場用に少額のコルナを用意すると安心です。なお、2025年以降は新しい「ETIAS（エティアス）」によるヨーロッパ渡航認証制度が導入され、日本人を含む対象国の渡航者は事前オンライン申請が必須となります。

申請費用は7ユーロ、認証は3年間有効です。プラハ観光は旧市街広場をはじめプラハ城やマラー・ストラナなど三つのメインエリアが中心。旧市街に近いほど宿泊費や食費は高くなりますが、エリアを少し外せばリーズナブルに滞在できます。

プラハ旅行の安い時期とベストシーズンは？

プラハ旅行の費用を大きく左右するのが、訪れる時期です。賢く計画を立てるために、安い時期と観光に最適なベストシーズンを知っておきましょう。

安い時期（オフシーズン）：11月～3月

プラハ旅行の費用を最も安く抑えたい場合、冬のオフシーズン（11月～3月、クリスマスと年末年始を除く）を狙うのが効果的です。この時期は航空券やホテル料金が大幅に下がるほか、観光客も少なく、プラハ城やカレル橋など定番スポットをゆっくりと巡ることができます。

ただし、冬のプラハは寒さが厳しく、平均気温が氷点下になることもあるため、防寒対策を万全にしましょう。雪化粧した歴史ある街並みを楽しめるのもこの季節ならではの魅力です。

ベストシーズン：4月～5月、9月～10月

気候の良さと旅行費用のバランスを重視するなら、春（4月～5月）と秋（9月～10月）がプラハ観光のベストシーズンです。平均気温は17℃前後と過ごしやすく、新緑や紅葉が歴史ある街並みを彩り、一年で最も美しいプラハを楽しめます。

この時期は「プラハの春音楽祭」などの大きなイベントも開催され、街全体が華やかな雰囲気に包まれます。また、ハイシーズンよりも航空券やホテルの料金が手頃なので、快適な気候の中でゆったりと街歩きを満喫したい方におすすめです。

高い時期（ハイシーズン）：6月～8月、年末年始

夏の6月～8月は、日が長く気候も安定しているためプラハ観光のハイシーズンです。世界中から多くの観光客が集まり、街は一年で最も活気づきますが、その分だけ航空券やホテルの料金は最大級に高騰します。

また、12月のクリスマスマーケットや年末年始も人気シーズンで、滞在費は上がる傾向があります。予算重視ならこれらの時期は避けるのが無難です。

どうしてもハイシーズンに旅行する場合は、旅行計画を早めに立てて航空券や宿泊先を早期予約し、費用を少しでも抑える工夫が大切です。

プラハの物価はどれくらい？日本との比較

ヨーロッパは物価が高いイメージがありますが、プラハは常識を覆す都市です。全体的に東京より物価が安く、特に食事や交通費はかなりお得感があります。

レストランでのビール（500ml）は1杯450円前後、ランチも1,500円ほどで伝統的なチェコ料理を楽しめます。トラムや地下鉄などの公共交通機関も非常に安く、30分券が約190円、24時間券も約780円で利用可能です。

ただし、旧市街広場やプラハ城周辺などの観光エリアはレストランやショップの料金が高めなので、少し路地を入ったり中心地を離れたりすることで、よりリーズナブルに旅を楽しめます。

プラハ旅行でかかる費用の目安一覧＆ツアー相場

実際にプラハ旅行には、どのくらいの費用がかかるのでしょうか？ここでは、旅行期間や人数別の総費用の目安、そして便利なパッケージツアーの料金相場をまとめました。

自分の旅行スタイルに合わせて、大まかな予算を掴んでみましょう！

3泊5日のプラハ旅行・費用の内訳＆予算

プラハをコンパクトに楽しむ3泊5日の弾丸旅行。主要な観光スポットを巡るには十分な日数です。

4泊6日のプラハ旅行・費用の内訳＆予算

最も一般的な4泊6日のプラン。プラハの街をじっくり満喫したり、日帰りで近郊の街へ足を延ばしたりと、余裕を持ったスケジュールが組めます。

5泊7日のプラハ旅行・費用の内訳＆予算

プラハだけでなく、チェスキークルムロフやクトナー・ホラなど、他の世界遺産の街にも宿泊してみたい方におすすめの長期滞在プランです。

プラハ旅行のツアー相場

航空券とホテルがセットになったパッケージツアーは、個人で手配する手間が省けるので海外旅行初心者の方に特におすすめです。

料金は旅行の時期やホテルのグレードによって変動しますが、燃油サーチャージや諸税が含まれていることが多く、予算管理がしやすいのが魅力です。

プラハ旅行の費用内訳

ここからは、各費用の内訳をさらに詳しく見ていきましょう！それぞれの項目で、どうすれば費用を抑えられるか、節約のコツも紹介していきます。

航空券費用

相場と特徴

日本からプラハへの航空券は、旅行費用の中で最も大きな割合を占めます。料金は時期によって大きく変動し、安い時期（1月～2月、11月）は往復13万円前後から見つかりますが、8月や年末年始などの繁忙期は25万円を超えることもあります。

費用を抑える最大のポイントは、できるだけ早めに予約することです。旅行日程が決まり次第、3ヶ月から半年前には航空券を探し始めるのがおすすめです。

また、乗り継ぎの回数や時間によっても価格が大きく変わるため、さまざまな航空会社や予約サイトを比較して最適な便を選びましょう。

ホテル費用

相場と特徴

プラハのホテルは、ヨーロッパの主要都市と比べても非常にリーズナブルです。幅広い選択肢から予算や、スタイルに合った宿泊先を選ぶことができます。

宿泊費はエリアやホテルグレードによって大きく異なり、5つ星ホテルは1泊1室30,000円～、4つ星ホテルは15,000円～25,000円、3つ星ホテルやアパートメントタイプは8,000円～15,000円、ホステルは1名あたり3,000円～が目安です。

旧市街広場やカレル橋など中心部は便利な立地ですが料金は高めなので、中心部から少し離れた立地を選ぶと手ごろな価格で質の良いホテルを見つけやすくなります。

公共交通機関が発達しているため、少し郊外の宿でも市内観光には困りません。また、アパートメントタイプの宿泊施設を利用すれば、自炊ができてさらに旅費を節約できます。

＼おトクなホテルをチェック！／

食事費用

相場と特徴

プラハ旅行では、ボリューム満載のチェコ料理や世界的に有名なチェコビールを驚くほど手頃な価格で味わえます。1日あたりの食費は節約すれば5,000円程度、レストランを中心に楽しんでも10,000円～15,000円が目安です。

ランチは多くのレストランで提供している日替わりメニュー（Denní menu）がおすすめで、スープとメインのセットが1,000円～1,500円ほどと大変お得です。

ディナーの場合、観光客向けのレストランは3,000円～5,000円ほどかかりますが、地元の人が集まる伝統的なビアホールなどを選べば、より安く本格的なチェコ料理とビールを満喫できます。

現地交通費用

相場と特徴

プラハの主要観光スポットは中心部に集中しており、徒歩でも十分巡ることができますが、トラムや地下鉄を活用すれば行動範囲がさらに広がります。

プラハの公共交通機関は全て共通チケットで利用でき、30分券（30 CZK、約195円）、90分券（40 CZK、約260円）、24時間券（120 CZK、約780円）、72時間券（330 CZK、約2,145円）と非常に安価で便利です。

何度も乗り降りするなら24時間券や72時間券が特にお得で、ペトシーンの丘のケーブルカーにも利用できます。切符は駅の券売機やキオスクで買え、最初の乗車時には必ず刻印機で打刻することを忘れないようにしましょう。

観光・アクティビティ費用

相場と特徴

プラハは街並み自体が美術館のような魅力にあふれていますが、歴史的建築物の内部を見学すれば、街の奥深い魅力をより実感できます。多くの観光スポットでは入場料が必要ですが、比較的リーズナブルです。

例えば、プラハ城の基本コースは450 CZK（約2,900円）、旧市庁舎と天文時計の塔は300 CZK（約1,950円）、聖ニコラス教会は4ユーロ（約680円）。プラハ城の敷地内やカレル橋自体を歩くのは無料なので、見学したい施設をよく吟味して回ると効率的です。

観光パス「プラハ・ビジター・パス」を利用すれば、複数の施設への入場や市内交通、クルーズ、ガイドサービス、各種博物館への入場料も含まれたお得な観光が可能です。さらに、ヴルタヴァ川のクルーズやクラシックコンサートなど、プラハならではの体験型アクティビティも旅の印象を一層深めてくれます。

お土産・ショッピング費用

相場と特徴

プラハには可愛らしい雑貨や美味しいお菓子など、お土産にぴったりのアイテムが豊富にそろっています。ショッピングの予算は個人差がありますが、10,000円～30,000円もあれば、友人や家族、自分用に十分なお土産を買うことができます。

バラマキ用のお菓子として人気の「コロナーダ」はスーパーで約320円から手に入る格安アイテムです。チェコ国民的キャラクターの「クルテク」グッズや木製のおもちゃ、ミュシャのデザインを使った小物などのチェコ雑貨もよく選ばれています。

伝統工芸のボヘミアングラスは小さなグラスでも6,000円以上することが多い高級品ですが、記念としてもおすすめ。観光地の専門店よりも、スーパーや地元市場で購入すればよりお得に手に入れることができ、「コロナーダ」やチェコビール、チョコレートなどはスーパーで買うのが賢い方法です。

Wi-Fi・通信費用

相場と特徴

プラハ旅行中のインターネット接続には「海外用Wi-Fiルーターのレンタル」「eSIM」「SIMカード」の3つの主な選択肢があります。海外用Wi-Fiルーターは1日あたり700円～1,200円程度で、複数人でのシェアにも便利です。

eSIMは物理SIMカードの入れ替えが不要で、日本にいる間にオンラインで購入・設定でき、5日間2,000円前後からと手軽に使えます。SIMカードは空港や市内で現地購入できるプリペイド型が主流で、7GBプランなら約1,800円、15GBプランでも約3,000円（30日間有効）などリーズナブル。

プランや使い方、同行者の人数など自分のスタイルに合った方法を選びましょう。また、プラハではホテルやカフェなどで無料Wi-Fiが使える場所も多いため、これらを活用すれば通信費の節約にもつながります。

その他必要経費（海外旅行保険・ETIASなど）

相場と特徴

航空券やホテル代以外にも、見落としがちな費用があります。安心して旅行を楽しむために、これらの経費もしっかり予算に組み込んでおきましょう。

• 海外旅行保険： ヨーロッパは医療費が高額になる可能性があるため、加入は必須です。5日間の旅行で2,000円～5,000円程度が相場です。クレジットカードに付帯している保険もありますが、補償内容を事前にしっかり確認しておきましょう。
• ETIAS申請費用： 2025年以降に渡航する場合、7ユーロ（約1,100円）の申請費用が必要です。
• 雑費： 公衆トイレの利用料（有料の場合が多い）や、急な出費に備えて、5,000円程度の予備費があると安心です。

プラハ旅行の費用を安く抑える5つのコツ

最後に、プラハ旅行の費用をさらに賢く節約するための5つのコツを紹介します！少しの工夫で、もっとお得に旅を楽しみましょう。

1. オフシーズンを狙う
   航空券やホテル代が最も安くなる冬は、費用を大きく抑えるチャンスです。寒い時期でも幻想的な雪景色やクリスマスマーケットなど、冬のプラハならではの楽しみ方も十分に味わえます。
2. 公共交通機関をフル活用する
   プラハは地下鉄やトラムなど公共交通が充実していて、共通券でお得に移動できます。24時間券や72時間券はコスパ抜群なので、観光ルートに合わせて賢く利用しましょう。
3. 食事は少し離れた場所で取る
   旧市街やカレル橋周辺のレストランは観光客向けで割高ですが、路地裏や郊外のローカルレストランは安くて本格的。地元の人が通うお店を選ぶことで、食費も節約できます。
4. スーパーマーケットを活用する
   「BILLA」などのスーパーで飲み物やお菓子、お土産をまとめて購入するとコストが抑えられます。朝食をパンやヨーグルトで簡単に済ませるなど、自炊を取り入れるのもおすすめです。
5. 無料スポットを楽しむ
   カレル橋やプラハ城の敷地内散策、天文時計の仕掛け見学など、無料で楽しめる名所も多数あります。プラハは歩くだけでも美しい街なので、散策自体が旅の満足度を高めてくれます。

まとめ

美しい街並みと豊かな歴史が魅力のプラハは、ヨーロッパの中でも物価が安く、初めての海外旅行にも理想的なデスティネーションです。4泊6日の旅程であれば、安い時期を選ぶことで総額23万円前後の予算から十分に楽しむことができます。

本記事で紹介した費用目安や節約術を参考に、自分だけのプラハ旅行プランを作ってみてください。一生の思い出に残る素晴らしい体験が待っています。

なお、NEWTでは航空券とホテルがセットになったお得なプラハツアーも用意されているので、気になる方はぜひチェックしてみるとよいでしょう。

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。

cover photo by Unsplash