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クック諸島の物価はどれくらい高い?日本との比較や節約術を解説
「最後の楽園」とも称されるクック諸島。透き通ったラグーンと温かい人々が魅力の、まさに天国のような場所です。この記事では、クック諸島のリアルな物価情報、旅行予算の目安、そして費用をグッと抑える節約術まで、徹底的に解説!物価が高いと聞いて諦めかけていた人も、賢く旅するヒントが満載ですよ。


「最後の楽園」とも称されるクック諸島。透き通ったラグーンと温かい人々が魅力の、まさに天国のような場所です。この記事では、クック諸島のリアルな物価情報、旅行予算の目安、そして費用をグッと抑える節約術まで、徹底的に解説!物価が高いと聞いて諦めかけていた人も、賢く旅するヒントが満載ですよ。
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クック諸島の物価は高い?安い?日本と徹底比較!
クック諸島の物価が高い最大の理由は、生活用品の多くをニュージーランドやオーストラリアからの輸入に頼っているためです。スーパーに並ぶ商品のほとんどは船や飛行機で運ばれてくるため、輸送コストが価格に上乗せされています。
一方で、地元で採れる野菜や果物、ローカルなテイクアウト(持ち帰り)フードなどは、比較的リーズナブルな場合も。まずは、クック諸島の物価がどれくらい高いのか、日本の価格(東京近郊を想定)と一目でわかる比較表を見てみましょう!
【クック諸島 vs 日本】主要な物価比較12選
※ 1ニュージーランド・ドル(NZD)=約90円で計算
商品・項目 | クック諸島価格(NZD) | クック諸島価格(日本円) | 日本価格(目安) |
|---|---|---|---|
ミネラルウォーター(500ml) | 約3ニュージーランド・ドル | 約270円 | 約110円 |
レストランでの食事(ディナー1品) | 23〜75ニュージーランド・ドル | 約2,070〜6,750円 | 約1,500〜4,000円 |
ローカルな食堂などでの食事 | 5ニュージーランド・ドル〜 | 約450円〜 | 約600〜1,000円 |
コーヒー(カフェ) | 4〜6ニュージーランド・ドル | 約360〜540円 | 約450〜600円 |
タクシー初乗り(最低料金) | 10ニュージーランド・ドル | 約900円 | 約500円 |
バス(基本運賃) | 5ニュージーランド・ドル | 約450円 | 約220円 |
ホテル代(中級ホテル1泊) | 150〜300ニュージーランド・ドル | 約13,500〜27,000円 | 約12,000〜25,000円 |
ビール(バーで1本) | 6.5〜8.5ニュージーランド・ドル | 約585〜765円 | 約500〜700円 |
コーラ(スーパーで1缶) | 2〜2.5ニュージーランド・ドル | 約180〜225円 | 約130円 |
観光客向けSIMカード | 49ニュージーランド・ドル | 約4,410円 | 約3,000〜5,000円 |
卵(スーパーで12個) | 9.7ニュージーランド・ドル | 約873円 | 約300円 |
この表を見ると、ほとんどの項目でクック諸島の方が高いことがわかりますね。特に、水、タクシー、スーパーの輸入品(卵など)は日本の2〜3倍以上と高額です。
一方で、ローカルなテイクアウトフードは日本と同じか、少し安いくらいの価格帯から見つかることも。この「高いもの」と「安いもの」をうまく見極めることが、クック諸島旅行の予算を抑える最大のカギとなります!
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クック諸島旅行で気になる項目別物価ガイド
ここからは、皆さんが気になる「食費」「交通費」「ホテル代」などの項目別に、物価の相場と具体的な節約ポイントを深掘りしていきます!
食費:レストランは高い!自炊とテイクアウトが鍵
クック諸島で最も予算に響くのが「食費」です。どこで食べるかによって、1日の出費が大きく変わります。
1. レストラン(ディナー)
リゾート内のレストランや、観光客に人気のレストランでのディナーは、最も高額な出費です。
- メインディッシュ1品: 23〜75ニュージーランド・ドル(約2,070〜6,750円)
- カクテル1杯: 15〜21ニュージーランド・ドル(約1,350〜1,890円)
雰囲気は最高ですが、毎晩利用すると食費があっという間に膨れ上がります。滞在中1〜2回の「特別なごちそう」として予算を組んでおくのがおすすめです。
2. カフェ(ランチ)
日中のランチやコーヒータイムは、カフェが便利です。価格は日本とあまり変わりません。
- コーヒー: 4〜6ニュージーランド・ドル(約360〜540円)
- ランチ(サンドイッチやサラダなど): 18〜22ニュージーランド・ドル(約1,620〜1,980円)
3. ローカル・テイクアウト
地元の人々が利用するテイクアウト(持ち帰り)専門店は、食費を抑えたい時の強い味方!
- ハンバーガー: 5ニュージーランド・ドル(約450円)〜
- フィッシュ&チップス: 10ニュージーランド・ドル(約900円)〜
特にラロトンガ島にある「Muri Night Market(ムリ・ナイト・マーケット)」は、観光客でも利用しやすく、さまざまな国の料理(BBQ、シーフード、中華、ピザなど)が 15ニュージーランド・ドル(約1,350円)前後で楽しめます。
4. スーパーマーケット
食費節約の基本は「自炊(セルフケータリング)」ですが、スーパーでの買い物には注意が必要です。
- 高いもの(輸入品):
- 卵(12個):9.7ニュージーランド・ドル(約873円)
- バター(500g):11.5ニュージーランド・ドル(約1,035円)
- パン(1斤):4.7〜10.5ニュージーランド・ドル(約423〜945円)
- 安いもの(地元産):地元で採れた野菜や果物
食費節約のポイント
最大のコツは、輸入品をさけること!ラロトンガ島のアバルア地区で土曜の朝に開かれる「Punanga Nui Market(プナンガ・ヌイ・マーケット)」で、地元産の新鮮な野菜や果物を買うのが一番です(支払いは現金なので注意!)。
スーパー(CITCなど)では、地元産の食材をえらび、高額な輸入品(お菓子やシリアル、バターなど)をさけるだけで、食費を大きく節約できますよ!
交通費:「1人ごと」のタクシーに注意!バスが最強
島内の移動手段も、知っていると知らないとでは大違いです。
1. タクシー:絶対注意の「1人払い」
クック諸島(特にラロトンガ島)で最も注意すべきなのがタクシーです!
- 初乗り(最低料金): 10〜15ニュージーランド・ドル(約900〜1,350円)
- Uber(ウーバー): ありません。
最大の問題は、料金が「1台ごと」ではなく「1人ごと」で請求されることが多い点です。例えば、空港からムリ地区までのタクシー代は、1人あたり 40〜45ニュージーランド・ドル(約3,600〜4,050円)。もしカップルで乗ったら、たった15分の距離で80〜90ニュージーランド・ドル(約 7,200〜8,100円) もかかってしまうのです!
これは海外旅行初心者にとって、かなりの罠です。空港送迎は、なるべくホテルやツアー会社に事前に予約(シャトルバスなど)しておきましょう。
2. バス:最強の節約手段
ラロトンガ島を移動するなら、島を一周する公共バスが最強の選択肢です!「時計回り(Clockwise)」と「反時計回り(Anti-clockwise)」の2路線だけで、とても分かりやすいですよ。
- 片道(1回): 5ニュージーランド・ドル(約450円)
- 往復(1回): 8ニュージーランド・ドル(約720円)
- 1日乗り放題パス: 20ニュージーランド・ドル(約1,800円)
交通費節約のポイント
旅行者に一番おすすめなのが「10回回数券(10-ride concession pass)」です!
- 価格: 35ニュージーランド・ドル(約3,150円)
- メリット: 1回あたり 3.5ニュージーランド・ドル(約315円)となり、片道(5ニュージーランド・ドル)より30%もおトク!
- 使い方: このパスは複数人でシェア可能です。カップルなら2人で5回ずつ使えます。
数日間の滞在なら、この10回券を買うのが最も賢い選択です。
3. レンタル(スクーター・車)
自由に島をめぐりたいなら、レンタルもおすすめ。
- スクーター: 1日24〜30ニュージーランド・ドル(約2,160〜2,700円)
- 車: 1日45ニュージーランド・ドル(約4,050円)〜
注意点: スクターを運転するには、日本の免許証(または国際免許証)を持っていても、アバルアの警察署でクック諸島の訪問者用免許証を取得する必要があります。簡単な筆記・実技テストがあり、費用は合計 40ニュージーランド・ドル(約3,600円)かかります。
4. 鉄道
クック諸島には、公共交通機関としての鉄道(電車)はありません。
(かつて「ラロトンガ・スチーム・レールウェイ」という観光用のミニ鉄道がありましたが、現在は運行されていません。)
ホテル代:「セルフケータリング」が狙い目
宿泊費は旅費の大きな割合を占めますが、クック諸島は選択肢が豊富です。
- バジェット(ホステル・ゲストハウス): 1泊40〜100ニュージーランド・ドル(約3,600 〜9,000円)
- ミッドレンジ(中級): 1泊150〜300ニュージーランド・ドル(約13,500〜27,000円)
- ラグジュアリー(リゾート): 1泊450ニュージーランド・ドル(約40,500円)〜
ホテル代節約のポイント
クック諸島で最も賢いホテルのえらび方は、「セルフケータリング(自炊設備付き)」 のヴィラやバンガロー、Airbnbをえらぶことです。
ミッドレンジの価格帯には、キッチン付きの宿泊施設が多くあります。一見、ホステルより高く感じますが、高額なレストランでの夕食(1人5,000円以上)を自炊(1人1,000円程度)に置き換えることで、「宿泊費+食費」のトータルコストを大幅に節約できるのです!
これは、クック諸島の物価高を乗り切るための最も重要な戦略ですよ。
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観光・アクティビティ代:メインは高額!
クック諸島の「目玉」となるツアーは、価格もそれなりにします。無料のアクティビティ(ビーチでのんびり、シュノーケリングなど)と組み合わせて予算を立てましょう。
- アイツタキ島 ラグーンクルーズ:
クック諸島旅行のハイライト!「テ・ヴァカ・クルーズ(The Vaka Cruise)」などが有名で、料金は 1人299ニュージーランド・ドル(約26,910円) が相場です。高額ですが、参加する価値は絶対にあります! - アイランド・ナイト(ラロトンガ島):
ポリネシアンダンスショーと伝統料理のビュッフェが楽しめる人気のディナーショー。
料金は 1人95〜155ニュージーランド・ドル(約8,550〜13,950円) と、こちらも高額です。
無料のハイキングや、ビーチからのシュノーケリング(道具は持参かレンタル)と、こうした高額な「必須アクティビティ」をどう組み合わせるかが、満足度と予算のバランスを取るカギになります。
クック諸島の通貨と為替レート
クック諸島の通貨は少しユニークです。
- メインの通貨: ニュージーランド・ドル(NZD)
- ローカル通貨: クックアイランド・ドル(CID)
2つの通貨がありますが、価値は「1対1」で全く同じです。島内の支払いはすべてNZDでOK。お釣りとして、クックアイランド・ドル(特にコイン)が混じって返ってくることがあります。
※クック諸島で流通しているのは主にニュージーランド・ドルです
クックアイランド・ドルは日本で両替え不可!
三角形の1ドルコインなど、珍しいデザインのクックアイランド・ドル。記念に持って帰りたくなりますが、この通貨は為替交換が行われていません。
旅行の最終日までに、受け取ったクックアイランド・ドルのコインや紙幣は、お土産代や食事代として使い切るのがベターです。
為替レート
2025年11月現在、1ニュージーランド・ドル=約90円 で推移しています(100ニュージーランド・ドル=約9,000円)。
クレジットカードはリゾートや大きめのレストランで広く使えますが、マーケットやローカルバス、小さな商店では現金(NZD)が必要なので、ATMで少し降ろしておくと安心です。
クック諸島旅行の費用相場
日本からクック諸島への旅行は、ニュージーランド(オークランド)経由が一般的で、移動に片道19時間以上かかります。そのため、2泊3日や3泊4日といった短期間の旅行は現実的ではありません。
ここでは、旅行先に適した2つの期間パターンで、現実的な費用相場(1名あたり)を算出しました。
※航空券代はオフシーズンのエコノミー往復(東京発)を想定しています。
4泊6日(ラロトンガ島集中)の費用相場
メインのラロトンガ島に絞り、バス移動や自炊を取り入れたスマートなプランです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安(日本円) |
|---|---|
往復航空券(オークランド経V) | 180,000円~ |
ホテル代(中級セルフケータリング4泊) | 60,000円~ |
食費(自炊+ローカルフード中心) | 30,000円~ |
交通費(バス10回券+空港送迎) | 7,000円~ |
アクティビティ代(アイランドナイト1回など) | 15,000円~ |
その他(SIM、お土産など) | 10,000円~ |
合計 | 302,000円~ |
6泊8日(ラロトンガ島+アイツタキ島)の費用相場
「天国のラグーン」アイツタキ島まで足を伸ばす、満足度重視のプランです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安(日本円) |
|---|---|
往復航空券(オークランド経由) | 180,000円~ |
国内線(ラロトンガ⇔アイツタキ) | 50,000円~ |
ホテル代(ラロトンガ4泊、アイツタキ2泊) | 100,000円~ |
食費(自炊+レストラン) | 50,000円~ |
交通費(バス+タクシー+レンタル) | 15,000円~ |
アクティビティ代(ラグーンクルーズ+アイランドナイト) | 45,000円~ |
その他(SIM、お土産など) | 15,000円~ |
合計 | 455,000円~ |
アイツタキ島への国内線と必須のラグーンクルーズ代で、費用はグッと上がります。
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クック諸島旅行の費用を抑える5つの節約術
最後に、クック諸島の高い物価に対抗するための、最も効果的な5つの節約術を伝授します!
1. 移動は「10回回数券」が最強
絶対にさけたいのが、高額な「1人ごと」請求のタクシー。ラロトンガ島での移動は、35ニュージーランド・ドル の「10回回数券」 を買いましょう。1回あたり 3.5ニュージーランド・ドル で移動でき、2人でのシェアも可能です。これだけで交通費を半分以下に抑えられます。
2. 食費は「自炊+マーケット」で賢く抑える
リゾートでのディナーは1回のごちそうとし、基本はセルフケータリング(自炊)に切り替えましょう。その際、高い輸入品(卵やバター、お菓子)は買わず、「プナンガ・ヌイ・マーケット」で地元産の新鮮な野菜や果物を買うのが賢い選択です。
3. お酒は免税店で!カクテルは我慢
バーで飲むカクテルは1杯 2,000円近くすることも。お酒が好きな人は、出発地の免税店(成田やオークランド空港) で、好きなワインやスピリッツを買って持ち込むのが鉄則です。ヴィラのベランダで飲むお酒は、安くて最高ですよ!
4. 水道水はNG!無料の給水スポットを活用
クック諸島の物価で衝撃的なのが「水」の高さ。1.5Lで500円以上することも。そして、水道水はそのまま飲まないでください! 観光局も「煮沸するか、飲用水の利用」を推奨しています。
ではどうするか? 答えは「無料の給水スポット」です。ラロトンガ島には、UV殺菌処理された安全な水を無料で補給できる「ウォーターステーション」が道沿いに何箇所も設置されています。マイボトル(水筒)を日本から持参し、これを利用すれば、滞在中の飲料水代はゼロになります!
5. 旅費が安いオフシーズン(11〜3月)を狙う
クック諸島のベストシーズンは乾季(4〜11月)ですが、この時期は当然ながら旅費もピーク。
あえて雨季(11〜3月) を狙うのも賢い選択です。雨季といっても、一日中雨が降るわけではなく、スコールが短時間降っては晴れる、というパターンが多め。その代わり、航空券やホテルの料金が乾季に比べて2〜3割安くなることも。この時期を狙うのが、予算を抑える最大の裏ワザです。
クック諸島の物価を理解して、最高の旅を!
クック諸島の物価が高いことは事実ですが、それはリゾート地でのお任せの旅をえらんだ場合。
今回ご紹介したように、移動をバスにしたり、食費を自炊とマーケットで工夫したり、無料の給水スポットを使ったりと、賢く旅をプランニングすれば、費用は大幅に抑えることができます。
物価の高さを知恵でカバーして、一生モノの思い出になる「最後の楽園」の旅を、ぜひ実現させてくださいね!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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