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【2025年最新】ツバル旅行の費用はいくら?6泊8日・4泊6日の予算や物価、安い時期を解説
ツバルは世界でも訪れるのが難しい国のひとつであり、旅には決して安くはない費用と綿密な準備が必要です。本記事では、ツバルの旅行費用を徹底解説します。6泊8日・4泊6日の予算や物価、安い時期も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。



ツバルは世界でも訪れるのが難しい国のひとつであり、旅には決して安くはない費用と綿密な準備が必要です。中には、ツバルの旅行費用がわからない方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、ツバルの旅行費用を徹底解説します。6泊8日・4泊6日の予算や物価、安い時期も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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ツバル旅行の基本情報

まずは「ツバルってどんな国?」という基本情報からおさらいしましょう。旅の計画を立てる上で欠かせないポイントを、Q&A形式でわかりやすくまとめました。特に通貨と支払い方法は重要なので、必ずチェックしてください。
項目 | 内容 |
正式名称 | ツバル (Tuvalu) |
首都 | フナフティ (Funafuti) |
人口 | 約1.1万人 (2020年) |
面積 | 約26平方キロメートル(東京都品川区とほぼ同じ) |
公用語 | ツバル語、英語 |
通貨 | オーストラリア・ドル (AUD) |
支払い方法 | 現金のみ。クレジットカードはほぼ利用不可、ATMもありません。 |
ビザ | 観光目的で30日以内の滞在なら不要 |
日本との時差 | +3時間(日本が正午のとき、ツバルは午後3時) |
フライト時間 | 日本からの直行便はなく、フィジー経由で約17時間~(乗り継ぎ時間含まず) |
コンセント | Oタイプ(オーストラリアと同じ) |
ベストシーズン | 乾季にあたる5月~10月 |
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ツバル旅行の安い時期とベストシーズンは?
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ツバル旅行を計画するなら、気候と費用の両方からベストな時期を選びましょう。
ベストシーズンは乾季の5月~10月

ツバル旅行のベストシーズンは、気候が安定している乾季(5月〜10月)です。この時期は貿易風が吹き、雨が少なくカラッとした過ごしやすい天気が続きます。美しいラグーンでのシュノーケリングや島内散策を存分に楽しむには最高のコンディションです。
航空券が安い時期は11月や2月頃

一方、旅行費用を少しでも安く抑えたいなら、雨季(11月〜4月)が狙い目。特に、航空券の価格比較サイトを見ると、11月や2月は比較的料金が下がる傾向にあります。
ただし、この時期はサイクロンが発生する可能性もあるので注意が必要です。ツバルへのフライトは週に数便しかないため、一度欠航すると数日間足止めされるリスクもあります。天候と予算のバランスを考えて計画を立てましょう。
重要なのは「早めの予約」!
ツバル旅行で最も重要なのは、とにかく早く航空券を予約することです。ツバルへのフライトはフィジー航空の独占路線で便数も限られているため、出発日が近づくほど価格は高騰します。
シーズンによる価格差よりも、予約のタイミングが費用に大きく影響します。旅を決めたら、できるだけ早く航空券と宿を確保するのが、結果的に一番の節約になるでしょう。
ツバルの物価は高い?安い?

「南太平洋の島国は物価が安い」というイメージを持たれがちですが、実際のツバルの物価は想像以上に高めです。主な理由は、食料品や日用品のほとんどを海外からの輸入に頼っているためで、島国ゆえに輸送コストが加算されることから、スーパーマーケットに並ぶ多くの商品がオーストラリアやフィジーからの輸入品となっています。
そのため、ミネラルウォーターやスナック菓子でさえ日本と同じか、それ以上の価格になる場合があります。一方で、地元の人々が利用する食堂での食事やバイクのレンタルは比較的手頃な価格で済ませられるため、現地ではメリハリをつけた支出が予算管理のカギです。
ツバル旅行を計画する際には、輸入品の価格の高さを念頭に置きつつ、ローカルのサービスや施設を上手に活用して賢く過ごすことが大切です。なお、現地の物価目安一覧を見ることで、旅先でいくらぐらい必要かをより具体的にイメージできるでしょう。
商品・サービス | 現地価格 (AUD) | 日本円換算 |
ミネラルウォーター(1.5L) | 3〜4ドル | 約315円〜420円 |
缶ジュース | 2〜3ドル | 約210円〜315円 |
ビール(缶) | 4〜5ドル | 約420円〜525円 |
ローカル食堂(1食) | 10〜15ドル | 約1,050円〜1,575円 |
ホテルのレストラン(夕食) | 20〜35ドル | 約2,100円〜3,675円 |
バイクレンタル(1日) | 10〜20ドル | 約1,050円〜2,100円 |
ツバル旅行でかかる費用の目安一覧&ツアー相場

ツバル旅行の総費用は、滞在日数や旅行スタイルによって大きく変わります。日本からのフライトはフィジー経由となり、週に2〜3便しかないため、最低でも4泊6日(機内泊含む)の日程が必要になります。
ここでは、現実的な4泊6日と、ゆったり楽しめる6泊8日の2つのプランで、費用の目安を人数別にまとめました。
日数 | 大人1人 | 大人2人 | 家族4人(大人2人+子ども2人) |
4泊6日 | 38万円~ | 72万円~ | 135万円~ |
6泊8日 | 43万円~ | 82万円~ | 155万円~ |
4泊6日のツバル旅行・費用の内訳&予算
フライトスケジュールに合わせた最短プランは、以下のとおりです。限られた時間でツバルの魅力を満喫したい方向けの予算です。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券 | 約250,000円~ |
ホテル | 約40,000円~ |
食事 | 約30,000円~ |
交通費 | 約5,000円~ |
観光・アクティビティ | 約20,000円~ |
Wi-Fi・通信費 | 約3,000円~ |
お土産・買い物 | 約15,000円~ |
海外旅行保険 | 約5,000円~ |
合計 | 約368,000円~ |
6泊8日のツバル旅行・費用の内訳&予算
「せっかくならのんびり滞在したい!」という方におすすめのプランです。美しいラグーンでのんびりしたり、現地の人々と交流したり、より深くツバルを体験できます。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券 | 約250,000円~ |
ホテル | 約60,000円~ |
食事 | 約45,000円~ |
交通費 | 約7,000円~ |
観光・アクティビティ | 約30,000円~ |
Wi-Fi・通信費 | 約3,000円~ |
お土産・買い物 | 約15,000円~ |
海外旅行保険 | 約7,000円~ |
合計 | 約417,000円~ |
ツバル旅行のツアー相場
ツバルへのパッケージツアーは少なく、ほとんどの旅行者は個人手配で訪れます。もしツアーが見つかった場合でも、キリバスやフィジーなど他のオセアニアの国々とセットになった周遊ツアーがほとんどで、料金もかなり高額になります。
旅行日数 | 東京発・大人1人あたり |
10日前後(周遊ツアー) | 約100万円~150万円 |
ツバル旅行の費用内訳を徹底解説!

ここからは、各費用の内訳をさらに詳しく見ていきましょう。どうしてそのくらいの金額になるのか、どんな選択肢があるのかを知ることで、より具体的な予算計画が立てられます。
航空券費用
相場と特徴
ツバル旅行の予算で最も大きな負担となるのは航空券代です。日本からツバルへの直行便はなく、一般的な移動方法はまずフィジーのナンディ空港経由で首都スバに入り、そこからツバルの首都フナフティまで国内線で移動するルートとなります。
フィジーからツバルへの区間はフィジー航空が週に数便しか運航していないため、価格競争がほとんどなく、航空券は高額になりやすい傾向です。往復航空券の相場はおおむね25万円から40万円で、年末年始や夏休み等のハイシーズンには50万円を超えることもあります。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
航空券 | 350,000円 | 250,000円 | 燃油サーチャージ込み。出発の半年前以上の予約がおすすめ。 |
ホテル・宿泊費用
相場と特徴
ツバルの宿泊施設は首都フナフティに集中していて、選択肢は多くありません。政府経営だった「フナフティ・ラグーン・ホテル」が最も設備が整っており、現在は民間運営となっており、シングルは1泊132~138AUD(約13,800~14,500円)、ダブルは138~145AUD(約14,500~15,200円)が相場です。
簡単な朝食付きで、部屋によっては水の出やエアコン等の設備面で不具合も見られます。対して、家族経営のゲストハウスやロッジははるかにリーズナブルです。
1泊70AUD(約7,350円)前後、最安では40AUD(約4,200円)ほどの施設もあり、共用シャワーやトイレのところもありますが、現地の人々と交流しながらアットホームな雰囲気の滞在が楽しめるのが魅力です。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
ホテル(1泊) | 15,000円 | 7,000円 | 予算相場はホテル、節約相場はゲストハウスの料金。 |
食事費用
相場と特徴
ツバルの食事は、多様な選択肢があるわけではありませんが、島ならではのユニークな食文化を楽しむことができます。主食はタロイモやパンの実、新鮮な魚介類が中心です。
食費を抑えたい場合には、地元の人々が集まる小さな食堂がおすすめです。魚のフライやカレー、チャーハンなどが一食10〜15AUD(約1,050円〜1,575円)でしっかりとしたボリュームを味わうことができます。
ホテルのレストランでは洋食もオーダーでき、ディナーは一品につき20〜35AUD(約2,100円〜3,675円)が目安です。また、島には中国系住民もいるため中華料理店もいくつか見つかります。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
食事(1日) | 7,000円 | 4,000円 | 予算相場はレストラン中心、節約相場はローカル食堂や自炊を活用した場合。 |
交通費用
相場と特徴
ツバルの首都フナフティがあるフォンガファレ島は、南北に約12kmと非常に細長い形をしていて、端から端まで歩いても数時間で回りきれます。島内の主な移動手段はバイク(スクーター)で、レンタルバイク店が数軒あり、1日当たり10〜20AUD(約1,050円〜2,100円)で借りることができます。
海風を感じながら海岸線をバイクで走るのは爽快で、島全体を自由に巡るには必須の移動手段です。タクシーはあるものの台数が少なく、利用時には予約が必要な場合も多い傾向です。
バスも走っていますが時刻表はなく、地元住民向け中心の運行なので旅行者にはやや使いにくい部分があります。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
交通費(1日) | 1,500円 | 1,000円 | 主にバイクレンタル代とガソリン代。 |
観光・アクティビティ費用
相場と特徴
ツバル最大の魅力は、手つかずの大自然です。多くのアクティビティは、この美しく豊かな自然を満喫できます。
特に人気なのはフナフティ海洋保護区へのボートツアーで、ボートをチャーターして無人島に渡り、シュノーケリングで透明度抜群の海を探索したり、時にはウミガメと一緒に泳ぐ体験もできます。
料金は目安として1人あたり100〜150AUD(約10,500円〜15,750円)ですが、交渉によって変動があります。また、滑走路に寝転び満天の星空を眺めるのは、ツバルならではの贅沢な体験です。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
観光・アクティビティ | 30,000円 | 15,000円 | 予算相場はボートツアーに2回参加した場合。節約相場は1回参加した場合。 |
お土産・買い物費用
相場と特徴
ツバルのお土産は素朴で温かみのあるものが多く、大型のショッピングモールやブランド店はありませんが、ここだけでしか出会えない特別なアイテムが手に入ります。もっとも定番なのは、ツバル切手局が発行する美しい切手です。
イギリス王室の記念切手やカラフルな魚や鳥のデザインなど種類が豊富にそろっており、世界のコレクターにも高い人気があります。お土産としても喜ばれる逸品です。
また、女性の手工芸センターではパンダナスの葉で編まれたかごやマット、貝殻を使ったアクセサリーといった手作り感あふれる民芸品も見つかります。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
お土産・買い物 | 20,000円 | 10,000円 | 切手や民芸品など。買いすぎに注意! |
海外旅行保険・通信費などその他費用
相場と特徴
見落としがちですが、海外旅行保険や通信費も渡航予算の重要な一部です。海外旅行保険には、万が一の病気やケガ、盗難に備えて必ず加入が必要です。
ツバルは医療設備が限られているため、緊急時にはフィジーなど周辺国への医療搬送が必要となる場合もあるので、十分な補償額の保険を選びましょう。保険料の目安は、1週間の滞在で5,000円から8,000円ほどです。
通信費については、現地の通信会社Tuvalu Telecomで旅行者向けのSIMカードが販売されており、SIMカード本体とデータプランを合わせた費用は20〜30AUD(約2,100円〜3,150円)ほどとなっています。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
その他費用 | 15,000円 | 8,000円 | 海外旅行保険とSIMカード代。 |
ツバル旅行の費用を安く抑える5つのコツ

最後に、ツバル旅行の費用を少しでも安くするための節約術を5つご紹介します。賢くお金を使って、最高の旅を実現しましょう。
- 航空券は半年前には予約するのが最も効果的な節約術です。ツバルへのフライトは便数が限られているため、とにかく早く動くことが大切。旅行を決めたら、その日のうちに航空券を探し始めましょう。
- 宿泊はゲストハウス(ロッジ)を選ぶ ホテルの半額以下で泊まれるゲストハウスは、大きな節約ポイント。シャワーやトイレが共用の場合もありますが、清潔に保たれており快適に過ごせます。
- 食事はローカル食堂をフル活用するのがおすすめです。観光客向けのレストランは割高になる傾向です。地元の人が利用する小さな食堂なら、安くて美味しいツバル料理をお腹いっぱい食べられます。
- オーストラリア・ドル(現金)を十分に用意する ツバルにはATMがなく、クレジットカードも使えません。すべての支払いは現金です。日本出発前に、滞在費+予備費として十分な額のオーストラリア・ドルを用意しておきましょう。
- 日焼け止めや常備薬は日本から持参する 現地でも購入できますが、輸入品のため非常に高価です。日焼け止め、虫除けスプレー、酔い止め、胃腸薬などの医薬品は、普段から使い慣れているものを日本から持っていくのが確実でお得です。
まとめ:賢い予算計画で、一生忘れられないツバルの旅へ

ツバルは世界でも訪れるのが難しい国のひとつであり、旅には決して安くはない費用と綿密な準備が必要です。しかし、その先には都会とは別世界のような穏やかな時間が流れる「最後の楽園」が広がっています。
予算管理をしっかりすれば、4泊6日の弾丸トリップなら約38万円から、6泊8日ののんびりプランでも約43万円から憧れのツバル旅行が実現できます。今回ご紹介した費用目安や節約術を参考にして、自分らしいプランを立ててみてください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。
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