カーリエ博物館
カーリエ博物館は、イスタンブールを代表する歴史的な博物館で、6〜7世紀に建てられました。美しいモザイク画が特に有名で、世界的に有名な「最後の審判」や「冥府降下」の天井画やキリストの生涯を細かく描写してた壁画で埋め尽くされています。ビザンティン時代の最高傑作としても知られており、多くの観光客が訪れるスポットです。カーリエ博物館は、元々はキリスト教の教会として使用されていましたが、オスマン帝国時代にモスクへと改装され、博物館として一般公開されるようになりました。歴史や美術を感じられる貴重な博物館です。
スポット情報
イスタンブール旅行におすすめの観光スポット
ブルーモスク
イスタンブールに訪れたら忘れてはいけない有名観光スポットが「ブルーモスク」です。正式名称は「スルタンアフメトモスク」と言い、その壮麗な美しさで世界中から訪れる観光客を魅了し続けるスポット。1616年に完成し、オスマン帝国の力と宗教的献身を象徴する建築物として、今なお多くの人々に愛され続けています。ブルーモスクの最大の特徴は、内装に使用されている20,000枚以上の青いイズニクタイルです。日光が窓から差し込むと、内部を青く照らし出し、まさに「ブルーモスク」という名の由来そのもの。タイルにはさまざまな花や木のモチーフが描かれており、まるで芸術作品のような美しさを感じられることでしょう。
トプカプ宮殿
トプカプ宮殿は、オスマン帝国の栄光を今に伝える壮大な博物館です。400年以上ある歴史から、かつての帝国の中心地としての活気を存分に体感することができ、現在も多くの観光客に愛されるスポットです。トプカプ宮殿で特におすすめなのが、ハレム(ハーレム)の歴史を感じることができる展示です。ハレムは、オスマン帝国時代の皇帝と家族が生活していた部分が公開されており、より詳しい歴史を知りたい人は必見です。ハレムを訪れるためには、通常の入場券に加えて追加料金が必要です。内部では、壮麗な宝石、古代の武器、豪華な遺物が展示されており、イスタンブールの歴史を存分に堪能することができます。
アヤソフィア
ピンク色の外観が目印の「アヤソフィア」は、豊かな歴史を学べると世界中から注目を集めるユネスコの世界遺産です。ビザンチン帝国時代にローマカトリック大聖堂として建築されましたが、その後オスマン帝国によってモスクへと改装された歴史を感じる観光スポットです。アヤソフィアの内部は、見事なモザイクアートと巨大な円形のドームが印象的で、時間を超えた美しさを放っています。メインホールに飾られている9世紀の壮麗なモザイク画が特徴で、大天使ガブリエル、聖母マリア、イエスが描かれています。黄金に輝くシャンデリアが放つ柔らかな光の下、壮大なドームでイスタンブールらしい歴史を感じることのできる場所です。
地下宮殿
地下宮殿(バシリカ・シスタン)は、イスタンブールの魅力を詰め込んだ神秘的なスポットです。6世紀にビザンチン皇帝ユスティニアヌスによって建設されたこの場所は、元々貯水池として利用されていましたが、現在ではその幽玄な美しさで訪れる人々を魅了しているおすすめの観光スポット。52段の階段を下りると、336本の壮大な柱が並ぶ広大な空間がお出迎え。柱間を照らすスポットライトが作り出す影と光のコントラストは、まるで異世界に迷い込んだような神秘的な空間です。また、数々の国際映画のロケ地としても有名で、映画のシーンを実際に体感できるのも魅力の一つです。
グランドバザール
イスタンブールのグランドバザールは、世界最古のマーケットとして、毎日約50万人の人々が訪れるイスタンブール屈指の大規模市場です。市場ではありますが、ユネスコの世界遺産にも登録されており、、観光で訪れるのもおすすめな場所です。広さは45,000平米にも及び、4,000以上の店舗が軒を連ねるという広大さを誇ります。カーペット、ジュエリー、アンティーク、トルコの伝統的なランプなど、各種の商品が展示されているのが魅力の一つ。店舗ごとに、商品をアートのように展示しているので、買い物はもちろんのこと芸術空間としても楽しめるでしょう。
ガラタ橋
ガラタ橋は、ボスポラス海峡をまたぐ歴史的な橋であり、街の魅力的な景色と日常生活の両方を体感できるスポットです。ガラタ橋を周辺から眺めるのもいいですが、橋の上を実際に歩くのがおすすめ。歩行者にも開放されており、イスタンブールの壮大なスカイラインを一望することができます。橋の周辺では、活気あふれるカフェやレストランで一息つけるなど、地元の空気感を存分に堪能できるのが嬉しいポイント。特に夕暮れ時には、夕日が海峡に映えるロマンチックな景色が広がり、イスタンブール観光のいい思い出となるでしょう。