公用語
ヴォスの公用語はノルウェー語です。ノルウェー語には「ブークモール」と「ニーノルシュク」の2つの書き言葉があり、ヴォスを含む西部地域ではニーノルシュクが広く使われています。しかし、ノルウェーは世界的に見ても英語の習得率が非常に高く、ホテル、レストラン、観光施設、公共交通機関のどこでも英語が完璧に通じます。
宗教
ヴォス(ノルウェー)の主要宗教はキリスト教で、特にプロテスタントのルター派(ノルウェー国教会)が歴史的に中心的な存在です。ヴォスの街の中心には、1277年に建てられた石造りの「ヴォス教会」が鎮座しており、地域の精神的な支柱となっています。現在は世俗化が進んでいるため、日常生活で宗教を強く意識する場面は少ないですが、冠婚葬祭や伝統行事はキリスト教の習慣に基づいて行われており、美しい教会建築は観光の目玉にもなっています。
通貨
ヴォスの通貨は、ノルウェークローネ(NOK)で、現地では「kr」と表記されます。紙幣や硬貨も存在しますが、ノルウェーはキャッシュレス化が極端に進んでおり、現地の人が現金を使う姿を見ることはほとんどありません。観光客も、空港での両替は最小限にするか、全く用意しなくても過ごせる環境が整っています。ただし、稀にコイン専用のロッカーなどがあるため注意が必要です。
クレジットカード、キャッシュレス決済
ノルウェーは世界屈指のキャッシュレス社会であり、ヴォスでもクレジットカード決済が主流です。VisaやMastercardといった主要な国際ブランドであれば、小さなお土産屋から公共交通機関、無人の有料トイレまで、ほぼ全ての場所でタッチ決済が利用できます。一部の店舗では「現金不可(Card Only)」を掲げていることもあるため、クレジットカードやスマートフォンによる非接触決済の準備は必要です。
費用
ヴォス(ノルウェー)は世界的に物価が高く、4泊6日の旅行では1人あたり35〜55万円程度が目安です。
・航空券代:200,000円〜
・宿泊費:100,000円〜(1泊2万円〜)
・現地交通費:30,000円〜(ベルゲン鉄道等)
・食費:60,000円〜(外食は一食4,000円〜)
・観光・アクティビティ費:40,000円〜
・雑費:20,000円〜
北欧の中でも特に外食や酒類が高価なため、予算には余裕を持って計画を立てる必要があります。
ビザ
日本のパスポートを所持している場合、観光目的の短期滞在であればシェンゲン協定に基づき、180日間の期間内で合計90日以内の滞在はビザなしで可能です。ただし、パスポートの残存有効期間がシェンゲン圏出国予定日から3か月以上残っていることが条件です。なお、2026年以降は、欧州渡航情報認証制度(ETIAS)の事前申請と取得が義務化される予定です。渡航前に最新の入国条件を必ず公式サイトで確認しましょう。
日本との時差
日本とヴォス(ノルウェー)の時差は、通常時で8時間、サマータイム実施時(夏時間)で7時間で、日本の方が早く進んでいます。サマータイム期間は、3月の最終日曜から10月の最終日曜までで、日本が正午の場合、ヴォスは同日の早朝5時です。移動時間が非常に長いうえに時差も大きいため、到着した当日は無理なアクティビティを詰め込まず、現地の時間リズムに合わせて休息を取るのが賢明です。
気候
ヴォスは山岳地帯に位置するため、天候が非常に変わりやすいのが特徴です。夏(6〜8月)は平均気温が15〜20℃前後と涼しく、観光には最適ですが、雨が降ると急激に冷え込みます。冬(12〜3月)は氷点下まで下がり、豊富な積雪に恵まれます。西海岸のベルゲンに近いことから年間を通じて降水量が多く、晴れていても数時間後には雨が降ることも珍しくありません。四季折々の美しさがありますが、常に雨への備えが必要な地域です。
服装
ヴォス観光は、重ね着が基本です。夏でも日陰や朝晩は冷え込むため、半袖に加えてフリースやウィンドブレーカーなどの上着が必須です。また、突然の雨に備えて防水機能のあるジャケットや雨用の靴があると非常に重宝します。冬は本格的な防寒着、ニット帽、手袋、スノーブーツが欠かせません。アクティビティに参加する場合は、綿製品ではなく速乾性のあるメリノウールなどのインナーを着用するのがおすすめです。
旅行のベストシーズン
ヴォス観光のベストシーズンは、6月から8月の夏季です。日が非常に長く、深夜まで明るい「白夜」に近い体験ができるほか、ハイキングや湖でのアクティビティ、フィヨルド観光を楽しめます。一方、ウィンタースポーツを楽しみたい場合は、安定した積雪がある2月から3月が最適。4月や5月は雪解け水で滝の迫力が増し、9月や10月は美しい紅葉が見られるため、混雑を避けて絶景を静かに楽しみたい方には好まれます。
治安
ヴォスの治安は良好で、安全な観光地の一つです。しかし、観光シーズンには主要な駅や人気の展望スポットなどで、旅行者を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪が稀に発生することがあります。基本的な貴重品の管理を怠らないようにしましょう。また、自然の中でのアクティビティが多いため、防犯よりも天候急変や遭難などの安全管理に注意を払う必要があります。
物価
ヴォス(ノルウェー)の物価は日本と比較して非常に高く感じられます。特に外食費が顕著で、カジュアルなレストランでのメイン料理が1皿3,000円〜5,000円、ビール一杯が1,500円前後することも珍しくありません。500mlのペットボトルの水も500円ほどします。食費を抑えたい場合は、街にある「REMA 1000」や「Kiwi」などのスーパーマーケットで食材や総菜を購入し、自炊やテイクアウトを活用すると費用を抑えられます。
交通手段
ヴォス市内の中心部はコンパクトにまとまっており、徒歩で十分に観光できます。少し離れた山の上へは、ヴォス駅に直結する最新鋭の「ヴォス・ゴンドラ」を利用すれば約9分でアクセスできます。周辺のフィヨルド観光や滝巡りには、路線バスのほか、鉄道・フェリー・バスを組み合わせた定番ルート「ノルウェー・イン・ア・ナッツシェル」などが便利です。また、ベルゲンやオスロといった主要都市とはベルゲン鉄道で結ばれており、車窓からの絶景も楽しめます。
空港から市街地へのアクセス方法
ヴォスの最寄りの空港は、ベルゲン空港(Flesland)です。空港からヴォス市内へは鉄道での移動が一般的で快適です。空港からは、ライトレール(約45分)または空港バス(約20〜30分)でベルゲン駅へ向かい、そこからベルゲン鉄道に乗り換えて約1時間15分〜30分でヴォス駅に到着します。レンタカーを利用する場合は、空港から約1時間半〜2時間のドライブとなり、道中ではノルウェーらしい山岳や湖の景色を楽しめます。
インターネット
ヴォスではインターネット環境が非常に発達しています。ホテル、カフェ、レストランのほとんどで高速なフリーWi-Fiが提供されており、ベルゲン鉄道の車内でも無料で接続可能です。ただし、山岳地帯のハイキングコースやアクティビティの最中は接続が不安定になることがあります。地図アプリの利用やSNSを使用する場合は、日本でポケットWi-Fiをレンタルするか、SIMカードやeSIMの利用がおすすめです。
電源プラグ
ノルウェーのコンセントは、丸い2本のピンが特徴の「Cタイプ」または「Fタイプ」が主流です。日本のAタイプとは形状が異なるため、変換プラグは必須です。電圧は230Vと日本(100V)より高いため、海外電圧に対応していない電化製品(ドライヤーやヘアアイロン等)を使用する場合は変圧器が必要になります。ただし、スマートフォンの充電器やノートパソコンは多くが世界対応(100V-240V)しているため、変換プラグのみで使用可能です。
飲水
ヴォスの水道水は、山からの天然の湧き水を使用しており、世界最高水準の透明度と美味しさを誇ります。ミネラルウォーターを購入する必要はなく、水道から出る水をそのまま安全に飲むことができます。環境意識の高いノルウェーでは、マイボトルを持ち歩き、なくなったら蛇口から補充するのが一般的です。ペットボトルの水を購入すると1本400円以上するため、マイボトルを持参すると経済的にも環境的にも良いでしょう。
トイレ
ヴォスの駅や公共施設のトイレは非常に衛生的で、清掃が行き届いています。ただし、ノルウェーの公共トイレは多くが有料(約10〜20クローネ)となっており、入り口のリーダーにクレジットカードをタッチして支払う仕組みが一般的です。レストランやカフェの店内のトイレは利用客であれば無料で使えます。ハイキングコースの入り口などにある簡易トイレは無料の場合が多いですが、トイレットペーパーが備え付けられていないこともあるため注意です。
海外旅行保険
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