公用語
グリンデルワルトの公用語はドイツ語です。スイスでは地域によって異なる言語が話されており、グリンデルワルトが位置するベルン州ではドイツ語圏に属します。現地で話されるのは「スイスドイツ語」で、標準ドイツ語とは発音や語彙が大きく異なりますが、観光地では英語も広く通じるため、旅行者が困ることは少ないでしょう。
宗教
スイスではキリスト教が主要な宗教で、なかでもカトリックやプロテスタントを信仰されている方が多くいます。近年では無宗教の割合も増加しています。グリンデルワルトを含むベルン州では、歴史的にプロテスタントが多い地域です。そのほか、イスラム教、仏教、ヒンズー教など多様な信仰も共存しています。
通貨
グリンデルワルトの通貨は、スイスフラン(CHF)です。補助単位はラッペン(Rp)またはサンチーム(Ct)で、100ラッペン=1スイスフランです。紙幣は10、20、50、100、200、1000フランの6種類、硬貨は5、10、20ラッペン、½、1、2、5フランの7種類があります。スイスはEU非加盟国のためユーロではなくスイスフランを使用しています。旅行の際には、小額の現金も用意しておくと便利です。
クレジットカード、キャッシュレス決済
グリンデルワルトではキャッシュレス決済が普及しています。ホテル、レストラン、カフェ、ロープウェイや登山鉄道などの観光施設で、VISAやMastercardなどのクレジットカードが広く使えます。タッチ決済も一般的で、80スイスフラン以下の支払いでは暗証番号の入力も不要です。ただし、小規模な山小屋や一部の店舗では現金が必要な場合もあるため、少額の現金は用意しておくと安心です。
費用
グリンデルワルト旅行の費用は、宿泊するホテルのランクや過ごし方によって異なりますが、1週間で1人あたり約40万〜50万円が目安です。主な内訳は以下の通りです。
・航空券費用:往復で約20万〜30万円
・ホテル費用:1泊あたり約2万円〜
・食費:1日あたり約1万円〜
・交通費:1日あたり約5,000円〜
このほかにも、展望台への登山鉄道やロープウェイ代、観光費、お土産代などがかかるため、旅のスタイルに合わせて余裕をもった予算を立てることが大切です。
ビザ
日本国籍の方は、180日間のうち90日以内の観光目的でスイスに入国する際、ビザは不要です。ただし、2026年より導入予定のETIAS(渡航情報認証制度)の事前申請が必要となります。ETIASは全てオンラインで申請でき、有効期間は3年間または パスポートの有効期限まで、費用は20ユーロ(18歳以下と70歳以上は無料)です。また、パスポートはスイス出国予定日から3か月以上の残存有効期間が必要です。
日本との時差
日本とグリンデルワルトの時差は通常8時間で、グリンデルワルトの方が8時間遅れています。例えば、日本が午後8時の場合、グリンデルワルトは正午です。ただし、3月最終日曜日から10月最終日曜日まではサマータイムが実施され、時差が7時間に縮まります。旅行や現地とのやり取りの際には、サマータイムの有無を意識してスケジュールを調整すると安心です。
気候
グリンデルワルトは標高1,034mの山岳リゾート地で、四季がはっきりしています。春(4月〜5月)は8〜15℃程度で、雪解けとともに高山植物が咲き始めます。夏(6月〜8月)は日中19〜25℃と過ごしやすく、観光のベストシーズンです。秋(9月〜11月)は紅葉が美しく、10〜20℃と快適ですが、朝晩は冷え込みます。冬(12月〜3月)は氷点下になることも多く、スキーシーズンとして人気です。標高の高い展望台では、夏でも気温が氷点下になることがあります。
服装
グリンデルワルトは山岳地帯のため、季節を問わず重ね着できる服装が基本です。春は長袖シャツに薄手のジャケットやフリース、夏は半袖の上に長袖の羽織りものを用意しましょう。日差しが強いため、帽子、サングラス、日焼け止めも必須です。秋はセーターやジャケットで温度調整を。冬は厚手のコートやダウン、手袋、マフラーが必要です。展望台などの高所に行く場合は、夏でも薄手のダウンやフリースがあると安心です。ハイキングにはトレッキングシューズをおすすめします。
旅行のベストシーズン
グリンデルワルトのベストシーズンは、目的によって異なります。ハイキングや高山植物を楽しむなら6月〜9月頃がおすすめで、特に6月下旬〜7月中旬は花が咲き誇り観光客で賑わいます。スキーやスノーボードを楽しむなら12月〜3月が最適です。春(4月〜5月)は観光客が少なく、静かに山岳景観を楽しめます。費用を抑えたい場合は、1月〜2月(年末年始を除く)や4月〜5月がねらい目です。
治安
スイスは世界的に見ても治安が良い国の一つで、グリンデルワルトも比較的安全な観光地です。ただし、観光地や登山鉄道内ではスリや置き引きには注意が必要です。人が多いエリアでは貴重品の管理を徹底し、荷物から目を離さないようにしましょう。また、トランクには鍵をかけるなどの対策も有効です。基本的な防犯意識を持って行動すれば、安心してグリンデルワルトでの滞在を楽しめます。
物価
グリンデルワルトの物価は、日本と比べて全体的に高めです。特に山岳リゾートは都市部よりさらに高い傾向があります。外食の場合、カフェでの軽食は約1,500円〜2,500円、レストランでの食事は1人あたり4,000円〜8,000円が平均的な価格帯です。ただし、スーパーマーケットで食材を購入すれば、より手頃な価格で済ませることができます。登山鉄道やロープウェイの料金も高額なため、スイストラベルパスなどの利用がおすすめです。
交通手段
グリンデルワルトでの移動は、登山鉄道、ロープウェイ、バスが主な交通手段です。グリンデルワルト・ターミナル駅からは、アイガー・エクスプレスでアイガーグレッチャー駅へ、そこからユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホへアクセスできます。また、ゴンドラでフィルストやメンリッヒェンなどの展望台にも行けます。スイストラベルパスやスイスハーフフェアカードを利用すると、鉄道やロープウェイが割引または乗り放題になるためお得です。
近隣空港
グリンデルワルトの近隣空港はチューリッヒ空港です。チューリッヒ空港からグリンデルワルトまでは、鉄道で約2時間30分〜3時間程度でアクセスできます。インターラーケン・オスト駅を経由することで2回の電車乗り継ぎでグリンデルワルトへ到着します。スイスの鉄道は時間が正確で、乗り換えもスムーズなため、到着日当日にグリンデルワルトまで移動できます。
インターネット
グリンデルワルトでは、ホテルやレストラン、カフェなどでフリーWi-Fiが利用できる場所が多くあります。ただし、山岳地帯では接続が不安定になることもあります。不安な場合は、日本からポケットWi-Fiをレンタルして持参するか、現地でSIMカードを購入、またはeSIMなどを利用するのがおすすめです。
電源プラグ
グリンデルワルトのコンセントの形状はCタイプ(2本の丸ピン)です。日本のプラグとは異なるため変換プラグが必要です。また、電圧は220〜240V、周波数は50Hzです。日本の電化製品でも240Vまで対応していれば、変換プラグを使ってそのまま利用できます。対応していない製品を利用したい場合は変圧器が必要です。旅行前に電化製品の対応電圧を確認しておくようにしましょう。
飲水
グリンデルワルトでは水道水をそのまま飲用できます。スイスの水道水は品質が高く、安全に飲むことができます。ただし、硬水のため日本の軟水に慣れている方は違和感を感じることもあります。不安な方はミネラルウォーターを購入しましょう。レストランやカフェでも安心して水道水(Leitungswasser)を頼むことができます。
トイレ
グリンデルワルトの街中や駅には公衆トイレがありますが、有料の場合が多く、1〜2スイスフラン程度かかります。コインが必要なため、小銭を用意しておくと便利です。ホテル、レストラン、カフェなどの施設内のトイレは比較的清潔で、利用時に施設内のトイレで済ませておくと安心です。展望台やロープウェイの駅にもトイレはありますが、混雑することもあります。
海外旅行保険
現地で体調を崩し治療や入院が必要になってしまった際や、スリや盗難などのトラブルにあった際に海外旅行保険に入っていると安心です。NEWTではツアーやホテルのご予約完了後に任意で簡単に加入することができます。