公用語
ペルーの公用語はスペイン語、ケチュア語、アイマラ語です。レストランのメニューや看板、案内板などの多くがスペイン語で表記されています。
ただし、リマやクスコ、マチュピチュといった主要な観光都市は外国人旅行者が多く訪れるため、観光地においては英語が比較的通じるのが特徴です。中級以上のホテルや外国人向けのレストラン、主要な観光施設でも英語対応が一般的で、基本的なコミュニケーションに大きな不便はないでしょう。
宗教
ペルーでは歴史的にキリスト教(カトリック)が主な宗教とされています。街中でも、「リマ大聖堂(カテドラル)」や「サン・フランシスコ教会・修道院」をはじめとする荘厳な教会建築を随所で見ることができます。現在では福音派などのプロテスタントやその他の宗教も存在しますが、国民の大多数はカトリック教徒です。
通貨
リマを含むペルーの通貨は「ソル(PEN)」で、記号では「S/」と表記されます。紙幣は10ソル、20ソル、50ソル、100ソル、200ソルなどが一般的に流通しており、硬貨は10セティモから5ソルまで使われています。現地ではクレジットカードやデビットカードの利用が広がっていますが、ローカルのマーケットや小さな店舗、地方都市では現金が必要になる場合もあるため、少額のソルを持ち歩くと安心です。
クレジットカード、キャッスレス決済
ペルーでは、リマなどをはじめとする都市ではクレジットカードやキャッシュレス決済が比較的広く普及しています。街中のレストランやカフェ、ホテル、スーパー、観光施設のチケット購入などでもカード対応が増えています。VisaやMastercardなど主要な国際ブランドのカードは問題なく使えますが、小さなマーケットや個人経営の店舗、地方のタクシーなどは現金のみの場合もあるため、現金の両替も必要です。
費用
ペルー旅行にかかる費用は、5泊6日で1人あたりおおよそ35~55万円が目安です。主な内訳は以下の通りです。
・航空券代:220,000円~
・宿泊費:60,000円~(1泊10,000円〜)
・現地交通費(国内線・鉄道・タクシーなど):35,000円~
・食費(6日分):25,000円~
・観光費:30,000円~
・雑費・お土産など:15,000円~
都市部では宿泊費やレストランの料金が比較的高めに設定されている傾向があります。また、マチュピチュ遺跡への鉄道や入場券は事前の予約が必須で費用もかさむため、人気の観光スポットを巡る場合は、移動やアクティビティにかかる費用を十分に含めて旅費の計算をしましょう。
ビザ
日本のパスポートを持っている方は、90日以内の観光目的の滞在であれば、ビザなしでペルーに入国できます。入国時には、入国審査官によって滞在可能日数が決定されます。2023年以降、パスポートへの出入国スタンプの押印は廃止されていますが、電子システムに出入国記録が登録されます。入国時にはパスポートの有効期限が「入国日から6か月以上」残っていること、 パスポートの未使用査証欄が入国時に5ページ以上残っていることなどが条件です。
日本との時差
日本とペルーの時差は-14時間で、日本の方が早く進んでいます。たとえば日本が正午(12:00)の場合、ペルーは前日の22:00です。ペルーにはサマータイム制度が導入されていないため、年間を通して時差は変わりません。日本からの移動距離が長く、昼夜がほぼ逆転する大きな時差があるため、フライト中から現地時間に合わせて休息をとるなど、時差ボケ対策を意識しておくと安心です。
気候
ペルーは年間を通して大きく「乾季」と「雨季」に分けられます。海岸地帯にあるリマなどは年間を通じて気温の変化が少なく、平均気温は15〜25℃前後で過ごしやすい日が続きます。一方で、マチュピチュやクスコなどの山岳地帯では、11月〜3月頃に雨季を迎え、短時間で強い雨が降ることも。一方で、5月〜9月の乾季には晴れる日が多く、遺跡観光に適しています。標高や地域によって天候の変化が激しく、同じ日でも都市によって気温差が大きいため、渡航時期や訪問先の地域に合わせた準備が必要です。
服装
ペルーは地域や標高によって気温差が大きいのが特徴です。リマなどの沿岸部は年間を通して軽装で過ごせますが、クスコやマチュピチュなどの山岳地帯を訪れる際は注意が必要です。朝晩は一気に冷え込むため、フリースや厚手のパーカーなど重ね着できる防寒着があると安心です。冬にあたるシーズンでも日中の気温は下がりにくいですが、夜間や早朝は氷点下近くまで下がることもありダウンジャケットなどの防寒具が欠かせません。また、年間を通して日差しが非常に強いため、帽子やサングラス、日焼け止めなどの紫外線対策を用意しておくと安心です。
旅行のベストシーズン
ペルーの旅行ベストシーズンは、目的によって異なります。マチュピチュ観光がメインの場合は、山岳地帯の乾季にあたる5月〜9月ごろが人気です。この時期は山岳地帯でも雨が少なく晴れている日が多いため、マチュピチュ遺跡の観光やトレッキングに最適です。日中は日差しが強く、20℃前後まで上がるため暖かく過ごせますが、湿度が低くカラッとしているため非常に快適です。一方で、首都リマなどの観光であれば、乾季の11月〜4月ごろが人気です。
治安
ペルーは主要な観光地を中心に、比較的治安が安定しているとされていますが、観光の際には注意が必要です。リマ、クスコ、マチュピチュなどの主要エリアでは安心して過ごせますが、観光客を狙ったスリやひったくり、置き引きなどが発生することもあるため、荷物管理を徹底して注意しましょう。
また、夜間は人通りの少ない路地を避け、移動の際は配車アプリやホテルで呼んだ正規のタクシーを利用するのがおすすめです。訪問前には現地の最新の治安情報を確認しておくことをおすすめします。
物価
ペルーは日本と比較すると全体的な物価は安い国です。ミネラルウォーターなどは約2ソル〜(約90円〜)ほどと安めで、ローカル食堂であれば一食あたり、約10ソル〜(約450円〜)ほどで食事ができます。ただし、首都リマやマチュピチュ周辺などの主要観光地では、観光客向けの料金設定により物価が高くなる傾向があるため注意しましょう。
交通手段
ペルー国内の移動には、飛行機や長距離バス、鉄道、タクシーが便利です。都市間を結ぶ長距離バスは運賃が安く、豪華な設備を備えた車両も多いため、ローカルな雰囲気を味わいながら移動できるのが魅力です。鉄道はクスコからマチュピチュ村へ向かう際など、特定の観光ルートの移動に便利です。リマの市内中心部は徒歩でまわれるエリアもありますが、安全性の高い正規のタクシーや、配車アプリの「Uber」や「Cabify」を利用するのもおすすめです。
空港から市内へのアクセス方法
ペルーの玄関口「ホルヘ・チャベス国際空港」からリマ市内へは、タクシーまたは空港バスがおすすめです。タクシーの場合は、到着ロビーにある正規タクシー会社のカウンターから手配でき、リマ中心部までの所要時間は約45〜60分です。空港バスは、観光客にもわかりやすく便利ですが、運行スケジュールが決まっているため事前に時刻を確認しておくのがおすすめです。
インターネット
ペルーでは、ホテルや空港、カフェ、レストランなどでフリーWi-Fiが比較的広く普及しています。リマの主要観光エリアや街中心部でも無料Wi-Fiを利用できる場所が多くありますが、マチュピチュの周辺や移動中の山岳地帯、郊外のローカルエリアでは接続が不安定になったり、速度が遅くなる場合があります。セキュリティ面で不安がある場合は、現地で購入できるプリペイドSIMカードやeSIMの利用がおすすめです。また、日本からポケットWi-Fiをレンタルしておくのも便利です。
電源プラグ
ペルーのプラグは「Aタイプ」と「Cタイプ」が主流です。日本のプラグはAタイプのため、多くの場所で変換プラグを使わずにそのまま使用できますが、不安な方は、変換プラグも準備しておきましょう。電圧は220Vと、日本の100Vよりも高いため変圧器が必要です。渡航前には、対応電圧を確認しておくと安心です。
飲水
ペルーの水道水は、飲用できません。水質管理は行われていますが、石灰分を多く含む硬水であり、旅行者はボトル入りのミネラルウォーターを利用するのが一般的です。多くのホテルやレストランではボトル入りの飲料水が提供されており、スーパーや売店でも簡単に購入できます。うがいや歯磨きなどもできるだけボトル入りの飲料水を利用するのが安全です。
ペルーでは、ホテルやレストラン、カフェのトイレは基本的に無料で利
トイレ
用できますが、注文してからの利用がマナーとされています。街中には公衆トイレが少なく、有料の場合も多く、1〜2ソル(約50〜90円)が必要のため少額のコインを持ち歩いておくと安心です。街中のトイレは場所によって衛生環境に差があり、トイレットペーパーが備え付けられていないことが多いため、ポケットティッシュを持ち歩くのがおすすめ。使用した紙は便器に流さず、横に置いてあるゴミ箱に捨てましょう。
海外旅行保険
現地で体調を崩し治療や入院が必要になってしまった際や、スリや盗難などのトラブルにあった際に海外旅行保険に入っていると安心です。NEWTではツアーやホテルのご予約完了後に任意で簡単に加入することができます。