ワット・パンタオ

かつてエメラルド仏陀を納めた格式のある寺院です。チェディルアンの仏像を鋳造するための寺院として建立され、「1000(パン)の窯(タオ)」という名がつきました。本堂のプラパンタオ(千倍仏)に一度願い事をすれば、100倍、1,000倍のご利益があるんだとか。モーム(雨の神・パチュンナの乗り物)の背に立つ孔雀を描いた木彫りの紋章を掲げた本堂は、1980年に国の伝統文化財に指定されました。現地の人々も訪れる人気の寺院で、普段は静かなお寺ですが、イベントがあるとにぎやかな飾りつけがされます。特に10〜11月の満月の夜におこなわれる灯籠祭り「コムローイ祭り(ローイクラトン)」のときには、きらびやかで幻想的な風景がひろがります。

ワット・パンタオ

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