ワット・プラシン
チェンマイで最も大きく、独自の文化を楽しめる寺院。ワット・プラシンはチェンマイ旧市街の西側にあり、700年間ラーンナータイ王国の首都であったチェンマイにとって重要なお寺。建築や礼拝方法にラーンナー文化が残っており、他の寺院とは少し違った雰囲気を感じられます。美しい装飾や壮大な建物が特徴で、内部には大きな仏像や宝物が展示されており、奥にあるライカム礼拝堂の壁画には、14世紀ごろのラーンナー王国時代のようすが色あざやかに描かれていて、タイの歴史や文化を学ぶのに最適ですよ。
スポット情報
チェンマイ旅行におすすめの観光スポット
ワット・プラタート・ドイ・ステープ
タイ北部で最も神聖な黄金寺院。ステープ山の山頂の標高1,080メートル地点に建つ寺院です。高さ22メートルの黄金の仏塔は、時計まわりに3周して線香と蓮の花をそなえると、願いが叶うといわれています。ほかにも、生まれた曜日ごとの守護仏やガラス製のエメラルド仏像、チェンマイの街を一望できる展望台など見どころがたくさんあります。門から山頂までは2匹の蛇神が彫られた306段の石段があり、歩きでもケーブルカーでも行くことができますよ。山頂からの景観は息をのむほど美しいです。仏教の歴史と文化に触れることができ、静寂な雰囲気の中で心を落ち着かせることができます。とても神聖な場所のため、露出度の高い服での参拝はできないので注意してくださいね。
ワット・チェディ・ルアン
ワット・チェディ・ルアンはタイのチェンマイにある歴史的な寺院で、鮮やかな彫刻や美しい仏像で知られています。仏教の重要な霊地であり、多くの信者や観光客が訪れます。見どころは、巨大な仏塔や精巧な装飾、歴史的な遺物などです。初めての方には、タイの仏教文化や歴史を学ぶ良い機会になります。また、ガイド付きツアーもありますので、詳細な解説を受けながら見学することができます。心静かに美しい寺院を楽しむひとときを過ごしましょう。高い天井に囲まれたゴージャスな本堂は訪れる人を癒やしてくれる人気の観光スポットです。
ワット・スアン・ドーク
旧市街のスアンドーク門より車ですぐのかつての王家の庭で「花園の寺」とも呼ばれています。寺院内には大きな仏像や宗教的な建造物があり、鮮やかな色使いと美しい彫刻が特徴です。本堂のきらびやかな青銅の仏像は、タイでも上位にはいる大きさで圧倒されます。あざやかな赤・黄金・青のタイル貼りの寺院内部や壁画は、幻想的で見とれるほどの美しさです。黄金の仏塔のまわりにそびえたつ純白の仏塔には、歴代タイ国王の遺灰が納められています。喧噪から離れて心を落ち着かせることができる空間ですよ。タイ人にとっても神聖で権威ある場所なので、訪れる際は、寺院内の注意書きをしっかり読んで観光しましょう。
ワット・ウモーン
チェンマイ中心部より車で約20分。寺院の多いチェンマイの中でも珍しい洞窟寺院です。ラーンナー王朝の創始者であるメンラーイ王が、スリランカから招いた僧侶たちが瞑想修行できるようにスリランカ様式で建立しました。地上に入口となる4つのトンネルがあり、どこから入っても地下の寺院につながっています。6体の仏像が鎮座し、瞑想をするための空間は神秘的。敷地内には、瞑想プログラムに参加できる部屋があり、自然に囲まれた静かな環境で心をリセットできますよ。静寂な雰囲気と穏やかな気持ちに包まれることでしょう。
ワット・ムーン・グン・コーン
親しみやすさがある歴史的寺院。寺院名にあるムーングンコーンさんが建てた寺院。もともと一般庶民で、商売に成功し、仏教に役立てるために自宅の土地を寄贈して建てられたんです。木造の本堂はランナー王朝を代表する建築のひとつとされ、1989年に修復されています。お出迎えしてくれる妖精のようなかわいい仏像たち、お堂にある涅槃仏(ねはんぶつ)と見どころがたくさんありますよ。ワット・プラシンから徒歩数分のところにあるのでセットで観光するのがおすすめです。
ワット・チェン・マン
チェンマイ創都時にメンラーイ王によって建てられた歴史ある寺院です。壮大な彫刻や装飾で飾られた建物や仏塔が特徴で、タイの伝統的な建築様式を見ることができます。ラーンナー王朝の建築様式で建てられた黄金の仏塔が美しく、かつては王の宮殿として利用されていました。見どころは、15頭の象の石像が支えている黄金の仏塔。本堂にはタイの有名な水かけ祭り、ソンクラーン祭で使われる大理石の仏像と水晶の仏像があり、パワースポットとしても人気があります。静かな雰囲気と美しい景色は心を癒してくれますよ。