【2024年最新】チャドの治安は？危険な場所や注意点を解説

チャドへの渡航を検討中の皆さん、治安状況が気になりますよね。この記事では、2024年最新のチャドの治安情報をお届けします。全土的に非常に危険とされるチャドの現状、特に注意が必要な地域、頻発する犯罪、そして万が一の際の緊急連絡先まで詳しく解説します。渡航を検討する際の重要な判断材料としてご活用ください。

2024年11月12日

ライター

NEWT編集部（AIサポート）

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Contents

チャドの治安はいい？悪い？
チャドの夜の治安は？
チャドで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット
首都ウンジャメナの治安は要注意！
東部地域は武力衝突のリスクが高い！
北部地域は地雷や不発弾のリスクに警戒！

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チャドの治安はいい？悪い？

チャドの治安状況は極めて深刻です。日本の外務省は下記のように全土に対して、最高レベルの危険情報を発出しています。

レベル	エリア
レベル4：退避してください。渡航は止めてください。（退避勧告）	リビア中央アフリカニジェールカメルーン極北州との国境地帯（首都ウンジャメナを除く）ラク州チャド湖周辺スーダンとの国境地帯
レベル3：渡航は止めてください。（渡航中止勧告）	上記を除く地域（首都ウンジャメナを含む）

多国籍軍による掃討作戦が継続中で、武力衝突が頻発しており非常に危険です。さらに、テロ攻撃や誘拐などのリスクも高くなっています。観光目的の渡航は極めて危険です。渡航を検討する際は、最新の情報を外務省海外安全ホームページで必ず確認してください。

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チャドの夜の治安は？

チャドの夜間の治安状況は極めて危険です。首都ウンジャメナを含む全土で、夜間の外出はさけてください。一人歩きは絶対にさけ、複数人でも外出は控えた方が安全です。

夜間の移動が必要な場合は、信頼できる現地ガイドや警備員の同行が欠かせません。公共交通機関やタクシーの利用はさけ、信頼できる運転手付きの車両を手配してください。とくに、夜間のタクシー利用は非常に危険で、強盗や誘拐のリスクが高まります。

ホテルやレストランでも、夜間は十分な警戒が必要です。チャドでは、日没後の外出は極力控えてください。やむを得ず外出する場合は、最大限の注意を払い、できるだけ短時間で済ませるようにしましょう。

チャドで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

チャドの治安は非常に不安定ですが、中でも注意が必要な地域があります。

首都ウンジャメナ
東部地域
北部地域

テロや武力衝突のリスクが極めて高く、外国人をねらった犯罪も頻発しています。最新の治安情報を確認し、可能な限り危険なエリアへの立ち入りはさけましょう。

首都ウンジャメナの治安は要注意！

チャドの首都ウンジャメナは比較的治安が安定していますが、それでも十分な注意が必要です。市内中心部でも、夜間の一人歩きはさけてください。外国人をねらった窃盗や強盗が発生しており、貧困地区では昼間でも犯罪のリスクが高くなります。

政府関連施設周辺は、テロのリスクが非常に高いのが特徴です。ウンジャメナ滞在中は、行動範囲を最小限に抑え、信頼できる現地ガイドや警備員と行動することをおすすめします。

東部地域は武力衝突のリスクが高い！

チャド東部のスーダン国境地帯は、非常に危険な地域の一つです。チャド政府軍とスーダン反政府勢力の衝突が現在も続いています。一般市民を巻き込んだ戦闘で、多数の死傷者が出たケースも。東部地域への立ち入りは、理由問わずさけてください。

北部地域は地雷や不発弾のリスクに警戒！

チャド北部のリビア・ニジェール国境地帯は、地雷や不発弾が多数残存する危険地帯です。過去の紛争で大量の地雷が埋められ、不発弾による事故が後を絶ちません。地雷除去が進んでいないため、安全が確認されていない地域が広範囲にわたります。立ち入り制限区域には絶対に近づかないようにしましょう。

また、武装勢力の越境活動も活発な地域であるため、新たな地雷埋設の可能性もあります。北部地域を訪れる際は未舗装道路の通行をさけ、安全が確認された道路のみを利用してください。

チャドで観光客が被害にあいやすい犯罪は？

チャドの治安が極めて悪化しており、観光客が被害にあうリスクが非常に高い国です。具体的な犯罪の種類と手口を解説しますので、渡航を検討する際に参考にしてください。

テロ攻撃

チャドでは、イスラム過激派組織による無差別テロ攻撃のリスクが非常に高いです。自爆テロが発生しており、公共の場所や政府施設が標的になっています。外国人をねらったテロ攻撃の可能性も排除できません。テロ組織の活動が活発な地域への立ち入りは、とくに危険ですのでさけましょう。

誘拐・拉致

チャドでは、外国人を標的とした誘拐事件が発生しています。身代金目的や政治的目的の誘拐が報告されており、地方や国境地帯は非常にリスクが高いです。2022年には東部で外国人が拉致される事件も発生しました。日常生活の中で、不審な人物や車両には十分に注意を払い、単独行動はさけてください。

武装強盗

武装強盗が頻発しているのもチャドの特徴です。車両強盗も多く、移動には危険が伴います。外国人をねらった計画的な強盗事件も報告されているため、貴重品の管理には細心の注意が必要です。万が一、強盗に遭遇した場合は抵抗せず、生命の安全を最優先に行動してください。

地雷・不発弾事故

チャドの全土には、多数の地雷や不発弾が残存しており非常に危険です。北部地域（リビア・ニジェール国境）と東部地域（スーダン国境）に集中しており、未舗装道路や立ち入り制限区域では、事故リスクが高くなっています。毎年多数の死傷者が出ているため、地雷や不発弾が残る可能性のある地域へは立ち入らないでください。

チャドでの防犯対策！最大限の注意を

チャドでは、治安状況が非常に危険です。テロや誘拐などの深刻な犯罪が頻発しているため、観光目的の渡航はおすすめできません。しかし、どうしても渡航しなければならない場合は、しっかりとした防犯対策が必要不可欠です。ここでは、チャドで被害にあわないための具体的な防犯対策をご紹介します。

渡航前の準備

チャドへの渡航を検討する際は、外務省の海外安全ホームページで最新の危険情報を確認しましょう。渡航が決まったら、在カメルーン日本国大使館に在留届を提出することを忘れないでください。

現地の緊急連絡先リストを作成し、ご家族や所属組織と共有しておくことも重要です。現地の信頼できる警備会社と契約することや、衛星電話・GPS機器の携行も検討してみてください。そして、万が一の事態に備え、誘拐対応特約を含む十分な保険にも加入しておきましょう。

滞在中の注意点

チャド滞在中は、首都ウンジャメナ以外への不要な移動は極力さけるようにしてください。常に周囲の状況に注意を払い、少しでも不審な動きがあれば即座に安全な場所に避難することが大切です。とくに、夜間の外出は絶対にさけ、公共の場所での長時間の滞在も控えてください。また、トラブルに巻き込まれる可能性が高いので、政治的・宗教的な集会やデモにも近づかないようにしましょう。

テロ・誘拐対策

チャドではテロや誘拐のリスクが非常に高いため、行動パターンを予測されないよう、日々のルーティンを変えることが大切です。SNSでの位置情報の共有は控え、知らない人物からの接触には十分警戒しましょう。ホテル選びでは、警備の厳重な高級ホテルを選ぶのがおすすめです。部屋番号や滞在スケジュールを他人に漏らさないよう注意しましょう。万が一、誘拐された場合に備え、ご家族や所属組織と対応手順を事前に確認しておくことも忘れないでください。

もしチャドで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

チャドでは思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。万が一の事態に備えて、事前に緊急連絡先をメモしておくことをおすすめします。警察への通報、病院への連絡、保険会社への一報など、冷静に対処できるよう準備しておきましょう。ここでは、チャドで犯罪被害にあった際の主要な連絡先を紹介します。いざという時に慌てないよう、旅行前にしっかりチェックしてくださいね。

チャドの緊急通報先

チャドの緊急通報先は以下の通りです。

警察：17
救急：2251-4242
消防：18

事件に巻き込まれた場合、上記の番号に通報してください。ただし、チャドの政況は不安定なこともあり、常に機能するとは限りません。緊急時は必ず複数の手段を試してください。

また、チャドには日本大使館が設置されていないため、カメルーンの日本大使館が管轄しています。緊急時は在カメルーン日本国大使館に連絡を取り、指示を仰ぐようにしてください。万が一、テロや誘拐などの事件に巻き込まれた場合は、現地の警察だけでなく、日本の外務省領事サービスセンター（+81-3-3580-3311）にも連絡を入れることが重要です。

家族や所属組織とも緊密に連携を取り、冷静かつ慎重に対応しましょう。