
北マケドニアは高い?費用や予算、日本との比較も紹介
北マケドニアは「ヨーロッパの隠れた宝石」と呼ばれるほど、物価が安い国です!本記事では、北マケドニアの物価を徹底解説します。費用や予算、日本との比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


北マケドニアは「ヨーロッパの隠れた宝石」と呼ばれるほど、物価が安い国です! ただし、「どのくらい安いの?」と気になる方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、北マケドニアの物価を徹底解説します。費用や予算、日本との比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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北マケドニアの物価は安い!日本との比較で徹底解説
北マケドニアは、ギリシャやアルバニアに囲まれたバルカン半島の内陸国です。EUに加盟していないこともあり、2025年現在、ヨーロッパ諸国の中でもトップクラスに物価が安いことで知られています。
例えば、西ヨーロッパの主要都市、ローマやマドリードのレストランでは2人で3コースのディナーをとると平均60ユーロ(約10,200円)ほどかかりますが、北マケドニアではその半額以下で楽しめてしまうことも珍しくありません。
まずは、北マケドニアの首都スコピエと日本(東京)の物価を比較した一覧表を見てみましょう!
商品・項目 | 北マケドニア価格(スコピエ) | 日本価格(東京) |
ミネラルウォーター(500ml、スーパー) | 約15 MKD(約42円) | 約110円 |
レストランでの食事(中級、2名分) | 約1,500 MKD(約4,200円) | 約10,000円 |
ローカルな食堂などでの食事(1名分) | 約350 MKD(約980円) | 約1,500円 |
コーヒー(カフェ、カプチーノ) | 約110 MKD(約308円) | 約550円 |
タクシー初乗り | 約60 MKD(約168円) | 約500円 |
※2025年11月現在のレート目安:1 マケドニア・デナール (MKD) = 約2.8円
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北マケドニアの食費はいくら?
北マケドニア旅行の最大の魅力は、食費の安さです。伝統的なバルカン料理からおしゃれなカフェまで、驚くほどリーズナブルに楽しめます。
レストランでの食事
「カファナ(Kafana)」と呼ばれる伝統的なレストランでの食事は、北マケドニア旅行のハイライト。首都スコピエでも、中級レストランで2人が前菜、メイン、デザートの3コースを楽しんでも、合計1,500 MKD(約4,200円)程度が相場です。
これは、前述の通りローマやパリなどの西ヨーロッパ主要都市と比べると、半額以下の安さ。 予算を気にせず、豆のオーブン焼き「タフチェ・グラフチェ(Tavče Gravče)」 やグリル料理など、本格的なマケドニア料理を堪能できます!
ローカルグルメ&カフェ
さらに費用を抑えたいなら、ローカルグルメが最強の味方です。朝食の定番は、ベーカリー(マケドニア語で「ペカラ」)で売られている「ブレク(Burek)」。
チーズやひき肉が入ったサクサクのパイで、ボリューム満点なのに価格は1個80〜100 MKD(約220〜280円)ほどと、とても良心的です。
また、北マケドニアはカフェ文化が根付いており、街のいたるところにおしゃれなカフェがあります。カプチーノ1杯はおよそ110 MKD前後(約300円)で、地元ビールも0.5Lのジョッキが120 MKD前後(約330円)と、日本の都市部と比べると体感で半額近い価格でゆっくり過ごせるのが魅力です。
北マケドニアの交通費・移動費
北マケドニアの交通費は、日本と比べて格段に安い傾向です。賢く移動して、費用を抑えましょう!
都市内の移動(タクシー・バス)
首都スコピエでは、タクシーと市内バスが主な移動手段で、市内観光ならどちらもかなり安く利用できます。タクシーは初乗り約60MKD(約168円)、1kmあたり約35MKD(約98円)と格安ですが、空港〜市内中心部は一律約25ユーロ(約4,250円)の固定料金です。
赤い2階建ての市内バスは1回40MKD(約112円)と非常に安い一方、車内で現金払いができないため、「スコプスカ・カルティツァ」というICカードか専用アプリが必須です。
このカードは、街中のキオスクやバスセンターで購入できます。仕組みを知らないと乗車時に戸惑いやすいので、初めて訪れる旅行者は事前に準備しておくとよいでしょう。
都市間の移動(バス・鉄道)
スコピエから世界遺産のオフリド湖など別都市へ移動する際は、長距離バス利用が一般的で、本数も多く約3〜3.5時間・片道約16〜19ドル(約2,400〜2,850円)と手頃です。
一方、鉄道は本数が少ないものの運賃が非常に安く、例えばスコピエ〜ビトラ間(約170km)が片道約6ユーロ(約1,020円)で利用できます。
ただし海外の予約サイト経由だと11〜40ドル(約1,650〜6,000円)と手数料込みの高めの価格になることが多いため、鉄道チケットは現地の駅窓口で直接購入するのが節約のコツです。
北マケドニアの観光&ホテル代
観光費用や宿泊費も、北マケドニアなら驚くほど安く済みます。特に観光費用は、ほとんどかからないと言っても過言ではありません!
観光スポット・ツアーの料金
北マケドニアでは、主要な観光スポットの多くが無料または格安で楽しめるのが魅力です。首都スコピエでは、スコピエ要塞、石橋、マケドニア広場、オールド・バザール、マザー・テレサ記念館などがいずれも入場無料で開放されており、市内の観光コストをほとんどかけずに楽しめます。
世界遺産のオフリド湖周辺も同様で、聖ヨヴァン・カネオ教会は展望スポットの利用が無料、内部見学のみ約100MKD前後の少額の入場料が必要です。湖上の先史時代集落を再現したベイ・オブ・ボーンズ博物館も、入場料は150MKD前後とリーズナブル!
アクティビティも手頃で、スコピエ郊外のマトカ峡谷では、ボートツアーが数百デナール程度からと低予算で絶景クルーズを体験できます。
ホテル代の相場
北マケドニアのホテル代は、ヨーロッパ主要都市に比べて安く抑えられます。首都スコピエでは、清潔で快適な3つ星ホテルの平均価格は1泊あたり約53〜60ドル(約7,900〜9,000円)で、最安クラスなら1泊22〜28ドル(約3,300〜4,200円)程度から見つけることができます。
さらに、キッチン付きのアパートメントタイプの宿泊施設も豊富です。広めの部屋に1泊約40ユーロ(約6,800円)前後で泊まれる物件もあり、長期滞在やグループ旅行では食費も含めてトータルコストを抑えやすいのが魅力です。
北マケドニアの通貨・為替レート情報
北マケドニアの旅行準備で知っておきたい、お金の基本情報です!
通貨
北マケドニアの公式通貨は「マケドニア・デナール(Macedonian Denar)」です。 通貨コードは「MKD」と表記されます。
為替レート
為替レートは変動しますが、2025年11月現在の目安は以下の通りです。
1MKD = 約 2.8円
両替・支払い方法
北マケドニアの公式通貨はマケドニア・デナール(MKD)で、日本円からMKDへの両替は日本国内では基本的にできません。スコピエやオフリドなどの都市部では、ホテルや大きなレストラン、スーパーマーケットでVisaやMastercardなどのクレジットカードが広く利用できる一方、タクシー、市バス、ローカルなパン屋や市場、小さな個人商店では現金(MKD)が必須です。
ユーロは一部のホテルや長距離タクシーなど高額決済で受け付けられることもありますが、レートやお釣りの面から基本的にはMKD払いの方が有利とされています。
最もおすすめの方法は、スコピエ国際空港や市内の銀行ATMで、クレジットカードやデビットカードを使って必要な分だけMKDを引き出すことです。
北マケドニア旅行の費用相場(期間別)
北マケドニアは物価が安い一方で、日本からの航空券が総予算の大部分を占めるのが特徴です。成田・羽田からスコピエへの直行便はなく、イスタンブールやウィーン、ドバイなどで乗り継ぐ必要があり、往復航空券はおおよそ16万〜20万円を見込んでおくと安心です。
現地では、ホテル・食事・交通を合わせても1日1万円前後あれば、3つ星クラスのホテルに泊まりつつ観光や外食を十分に楽しめます。
このように「航空券は高いが、現地滞在費はかなり安い」ため、滞在日数が長くなるほど1日あたりの旅行単価が下がり、長期旅行ほどコスパの良さを実感しやすい国と言えます。
3泊5日の旅行費用(スコピエ集中プラン)
週末+αで行く弾丸プラン。首都スコピエと、日帰りでマトカ峡谷を楽しむイメージです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券(往復) | 160,000円〜 |
ホテル代(3泊) | 27,000円〜(9,000円/泊) |
現地費用(食費・交通費・観光費) | 20,000円〜 |
合計 | 207,000円〜 |
5泊7日の旅行費用(スコピエ+オフリド満喫プラン)
北マケドニアをしっかり楽しむなら、このプランがおすすめ!首都スコピエに加えて、バスで世界遺産オフリド湖まで足を延ばし、うつくしい湖畔でゆっくり滞在できます。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券(往復) | 160,000円〜 |
ホテル代(5泊) | 45,000円〜(9,000円/泊) |
現地費用(食費・交通費・観光費) | 35,000円〜 |
合計 | 240,000円〜 |
北マケドニア旅行の費用を抑える節約のコツ
すでに物価が安い北マケドニアですが、知っているとさらに費用を抑えられる節約のコツを4つ紹介します!
水道水を飲む
北マケドニアでは、カフェで注文するミネラルウォーターはやや割高です。そこでスコピエやオフリドの都市部なら、水道水を飲めるという情報が多くあります。
ただし、地域によって水質に差があり、アメリカなど一部の機関は「スコピエ以外では水道水は飲用に適さない場合がある」と注意喚起しているため、すべてのエリアで安心というわけではありません。
そのため、「スコピエとオフリドの市街地では体調と自己判断の範囲で水道水を利用し、それ以外の地方や移動中で不安な場合は、スーパーで1.5Lペットボトル水(約29 MKD、約80円前後)を購入する」という使い分けが現実的です。
「ペカラ(パン屋)」と市場を活用する
北マケドニアで食費を節約したいなら、地元の人が通うお店を上手に活用するのがおすすめです。朝食はホテルのビュッフェではなく、街角の「ペカラ(Pekara)」と呼ばれるベーカリーへ行けば、焼きたてのブレクや惣菜パンを数百円程度でお腹いっぱい食べられます。
昼食や軽食には、「パザル(Pazar)」と呼ばれる市場が便利です。オールド・バザールなどでは新鮮な果物やチーズ、ナッツ類を安く買えるため、公園や湖畔でのピクニック気分も低予算で楽しめます。
主要な観光地は「歩く」
北マケドニアの主要観光地はまとまりが良く、多くを歩いて回れるのが魅力です。スコピエ中心部では、マケドニア広場、石橋、オールド・バザール、スコピエ要塞などがすべて徒歩圏内にあり、効率よく観光できます。
オフリドの旧市街も、坂道や石畳の路地を歩きながら景色や街並みを楽しむのが醍醐味で、あえてゆっくり散策することで隠れたカフェやビューポイントに出会えることも多い傾向です。
こうしたエリアでは、タクシーやバスを多用する必要がなく、交通費を節約しつつ街の雰囲気をじっくり味わえるため、歩きやすいスニーカーを用意して積極的に歩く観光スタイルがおすすめです。
交通チケットは「現地」で買う
交通費をさらに節約したいなら、「交通チケットは現地で買う」のが鉄則です。特にスコピエ〜ビトラなど都市間の鉄道は、海外の予約サイト経由だと手数料込みで数倍の価格になることがあり、最も安いのは現地の駅窓口で直接チケットを購入する方法です。
国内移動は、時間に余裕を持って駅へ行き、その場で買うのがいちばんお得と言えます。また、スコピエ市内ではタクシーも十分安いものの、1回40MKD(約112円)の市内バスを使えばさらに交通費を圧縮できます。
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北マケドニアの物価はヨーロッパの中でも安く、特に食費やホテル代、観光費は日本や西ヨーロッパと比べると圧倒的に抑えやすい水準です。
日本からの航空券は直行便がなく乗り継ぎが必要なため決して安くはありませんが、一度現地に到着してしまえば、世界遺産の湖や歴史ある旧市街、美味しいローカルグルメをリーズナブルに満喫できます。
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※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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