雪の大谷
雪の大谷は、立山黒部アルペンルートの室堂周辺にある世界でも稀な雪の景観を楽しめるスポットです。冬季に積もった大量の雪で巨大な雪壁を形成し、その大きさは最大で20mにも達します。4月から6月にかけて開催される「雪の大谷ウォーク」は富山屈指の一大イベントで、巨大な雪壁の間を歩くことができます。ひんやりとした空気と雪の白さに囲まれ、まるで別世界に迷い込んだかのような感覚を体験できるでしょう。雪壁の壮大な景色は、立山黒部アルペンルートのシンボルとも言える存在であり、ぜひ一度は見てみたい景色です。白銀の世界で撮影される写真はどれも息をのむ美しさを持ち、一生の思い出となるでしょう。
スポット情報
富山旅行におすすめの観光スポット
富山市ガラス美術館
富山市ガラス美術館は、ガラス工芸の魅力を紹介する施設として2015年に開館した美術館です。世界中のガラス作品を収集・展示しており、美術館自体の斬新な建築デザインも注目ポイントです。設計は日本を代表する建築家である「隈研吾」氏によるもので、建物が一つの芸術作品のよう。展示は常設展と企画展に分かれており、常設展では国内外の優れたガラス工芸作品を常時鑑賞できます。特に、現代ガラス芸術の巨匠たちによる作品は見応えがあり、ガラスの持つ多様な美しさを堪能できるでしょう。また、企画展ではテーマに沿った特別な展示が行われ、訪れるたびに新しい発見があるのも嬉しいポイントです。美術館内にはショップも併設されているので、お土産購入も楽しめます。
富山城
富山城は富山市の中心部に位置する歴史的な城であり、美しい姿と豊かな歴史が魅力のスポット。16世紀に築かれましたが、戦国時代には幾度も戦火に見舞われました。現在の富山城は1954年に再建されたものです。外観は江戸時代の面影を残しながらも、内部は富山市郷土博物館として活用されています。博物館は富山の歴史や文化、城の歴史についての展示が行われており、歴史ファンはもちろん、学習にも最適です。城の周囲に広がる美しい富山城公園も見どころ。春には桜が満開となり、城と桜のコントラストが見事です。夏には緑豊かな木々が生い茂り、秋には紅葉が公園全体を彩ります。冬には雪景色と城の白壁が調和し、幻想的な雰囲気になるなど、四季ならではの美しさを堪能できます。
富山環水公園
美しい都市公園として、地元の人はもちろん観光客もこぞって訪れる「富山環水公園。」1992年に開園され、旧富山駅西口貨物ヤードの跡地を利用して整備されました。広大な敷地内には水辺の風景が広がり、癒しと安らぎ溢れる空間です。公園の中心には、約6.5ヘクタールの広さを誇る大きな池があります。ボートに乗ってゆったりと過ごしたり、周囲の遊歩道を散策しながら美しい景色を楽しむのもおすすめです。また、公園内には世界一美しいと言われる「富山スターバックスコーヒー」があります。ガラス張りの店内からは公園の美しい風景を一望でき、非日常なひと時を過ごせるでしょう。コーヒーを片手にゆったりとした時間を過ごす、癒しの時間を堪能できます。
黒部ダム
黒部ダムは富山県と長野県の境に位置し、日本最大級のアーチ式ダムとして有名な観光スポットです。1956年に着工され、7年の歳月をかけて完成しました。黒部ダムの最大の見どころは、夏季に行われる観光放水です。毎年6月から10月にかけて行われる放水は、毎秒10トンもの水が勢いよく放出され、迫力ある光景は一見の価値ありです。放水の際には、太陽の光が水しぶきに反射し、美しい虹が現れることもあります。美しい景色は黒部ダムに訪れたらぜひ見ておきたい絶景です。黒部ダムへのアクセスは、立山黒部アルペンルートを利用するのが一般的です。ケーブルカー、ロープウェイ、バスを乗り継ぎながら、美しい山々と峡谷の景色を楽しめます。
立山黒部アルペンルート
立山黒部アルペンルートは、富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルートで、日本有数の絶景スポットとして知られています。全長約90kmにわたり、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスなど、さまざまな交通手段を乗り継ぎながら、壮大な自然景観を楽しめるのが魅力の一つです。夏は立山連峰の豊かな自然で溢れ、高山植物が咲き誇ります。道が整備されているので、ハイキングやトレッキングを楽しむのもおすすめです。秋には山全体が紅葉に包まれ、赤や黄の美しいコントラストが楽しめます。特に、黒部ダムから望む紅葉は格別です。ダムの放水と紅葉の組み合わせは、他では見ることのできない絶景です。春から秋にかけてのみ開通するという特別感も人気の理由の一つでしょう。
まんだら遊苑(立山博物館)
立山博物館の敷地内にある「まんだら遊苑」はユニークなテーマパークで、仏教の曼荼羅(まんだら)をテーマに設計されています。まんだら遊苑は、天界と地獄の2つのテーマをもとに散策できるのが特徴です。地獄ゾーンでは地獄の閃光が飛び交う通路や、鬼たちの住まいとして音が反響する場所など、世にも恐ろしいスポットばかり。一方で天界は浄土をイメージして設計されており、仏の音声でもある「八音」が奏でられるスポットや、天界の骨格となるモニュメントなど、地獄とは打って変わっての光景が広がっています。また、四季折々の風景が楽しめるのも魅力の一つです。春には桜、夏には緑豊かな木々、秋には紅葉、冬には雪景色と、季節ごとに異なる美しさを見せてくれます。特に秋の紅葉は見事で、園内を散策してみるのもおすすめです。