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王子観光で外せないおすすめスポット13選!名所をめぐるモデルコースも紹介
どこか懐かしいのに、新しい発見がある街、王子。この記事では、王子観光で絶対に外せない定番のおすすめスポットから、知る人ぞ知る穴場まで13カ所を厳選してご紹介!1日で王子を満喫できるモデルコースもあるので、次の休日の計画にぜひ役立ててくださいね。



どこか懐かしいのに、新しい発見がある街、王子。この記事では、王子観光で絶対に外せない定番のおすすめスポットから、知る人ぞ知る穴場まで13カ所を厳選してご紹介!1日で王子を満喫できるモデルコースもあるので、次の休日の計画にぜひ役立ててくださいね。
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そもそも王子ってどんなところ?

王子は東京都北区に位置し、JR京浜東北線や東京メトロ南北線が乗り入れるアクセスばつぐんのエリアです。その歴史は古く、地名の由来にもなった「王子神社」は鎌倉時代以前からの歴史を持つとされています。
江戸時代には、八代将軍・徳川吉宗が桜を植樹し「飛鳥山」を庶民の行楽地として開放したことで、江戸一番の桜の名所としてにぎわいました。この歴史的な背景から、今もなお飛鳥山公園は区民の憩いの場として愛され続けています。
また、明治時代には日本初の洋紙工場が設立されるなど、日本の近代産業発祥の地としての一面も。歴史的な神社仏閣、豊かな自然、そして近代産業の面影が共存する、散策が楽しいエリア。それが王子なんです。いつもとは少し違う東京旅行を楽しみたい方に、ぴったりの場所ですよ!
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王子観光で絶対行きたい!定番のおすすめスポット11選

まずは「これぞ王子!」という王道の観光名所をご紹介します。歴史を感じるスポットから、家族で楽しめる公園、絶景が楽しめる展望台まで、魅力的な場所ばかりです!
飛鳥山公園
徳川吉宗が愛した、江戸一番の桜の名所

王子駅の目の前に広がる小高い丘、それが飛鳥山公園です。ここはなんと、八代将軍・徳川吉宗が江戸庶民の行楽地として桜を植え、開放したのが始まりという由緒ある公園!春には約600本もの桜が咲き誇り、丘全体が淡いピンク色に染まる光景は圧巻の一言です。夜にはライトアップもされ、幻想的な夜桜を楽しめますよ。
でも、飛鳥山の魅力は桜だけではありません!初夏になると、公園の北側、JRの線路沿いに続く「飛鳥の小径」で約1,300株もの紫陽花が色鮮やかに咲き誇ります。梅雨の晴れ間に、しっとりと濡れた紫陽花を眺めながら散策するのも乙なもの。園内には、レトロな蒸気機関車(D51)や都電の車両が展示されていたり、子どもたちが夢中になるお城の遊具や象の滑り台があったりと、ファミリーにも大人気!
カタツムリ型のモノレール「アスカルゴ」に乗って、のんびり山頂へ向かうのも楽しいアクティビティ。一日中いても飽きない、王子観光のシンボル的な名所です。
飛鳥山公園の基本情報 | |
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スポット名 | (あすかやまこうえん) |
住所 | 東京都北区王子1-1-3 |
電話 | 03-5980-9210 |
営業時間 | 終日開放(一部施設を除く) |
休業日 | 年中無休(一部施設を除く) |
アクセス | JR京浜東北線 王子駅中央口・南口からすぐ |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.city.kita.lg.jp/parks/asukayamapark/1009577.html |
旧古河庭園
バラと洋館が織りなす、大正ロマンの世界

一歩足を踏み入れると、そこはまるでヨーロッパの貴族のお屋敷!旧古河庭園は、武蔵野台地の地形を巧みに利用し、丘の上には英国ルネサンス風の重厚な洋館、斜面には幾何学模様がうつくしい洋風庭園、そして低地には伝統的な日本庭園が広がる、和洋の見事な調和が魅力のスポットです。
このうつくしい洋館と庭園を設計したのは、鹿鳴館やニコライ堂も手掛けた英国人建築家ジョサイア・コンドル。彼の晩年の傑作としても知られています。特に春と秋のバラの季節は必見!約100種200株ものバラが咲き誇り、洋館を背景にしたその景色は、思わずカメラを向けたくなるほどのうつくしさです。
甘い香りに包まれながら庭園を散策すれば、気分は大正時代にタイムスリップ!日本庭園では心字池を中心に、滝や灯籠が配され、四季折々の風情を感じられます。王子観光で、少し優雅なひとときを過ごしたい方におすすめの名所です。
旧古河庭園の基本情報 | |
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住所 | 東京都北区西ケ原1-27-39 |
電話 | 03-3910-0394 |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入園 16:30、洋館の開館時間は別途) |
休業日 | 年末年始(12月29日~1月1日) |
アクセス | JR山手線 駒込駅から徒歩約12分 |
料金 | 一般150円、65歳以上70円 |
公式サイト |
渋沢史料館
新一万円札の顔!日本資本主義の父の生涯に触れる

2024年から新一万円札の顔となった渋沢栄一。彼が「日本資本主義の父」と呼ばれる理由を、ここ渋沢史料館で解き明かしてみませんか?飛鳥山公園の中にあり、かつて渋沢栄一が暮らした邸宅跡地に建てられています。館内では、彼が設立や経営に関わった約500もの企業や、約600の社会公共事業に関する貴重な資料を展示。
その膨大な功績を目の当たりにすると、日本の近代化がいかに彼のエネルギッシュな活動に支えられていたかが分かり、感動すら覚えます!隣接する旧渋沢庭園には、大正時代に建てられた「晩香廬(ばんこうろ)」と「青淵文庫(せいえんぶんこ)」という2つの建物が現存しており、国の重要文化財に指定されています。
緑豊かな庭園を散策しながら、日本の未来を想い、国内外の賓客をもてなした栄一の姿に思いを馳せる……。そんな知的な時間を過ごせる、王子観光のハイライトの一つです。
渋沢史料館の基本情報 | |
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住所 | 東京都北区西ケ原2-16-1 |
電話 | 03-3910-0005 |
営業時間 | 10:00~17:00(最終入館は16:30) |
休業日 | 月曜(祝日の場合は開館)、不定休 |
アクセス | JR京浜東北線 王子駅南口から徒歩約5分 |
料金 | 一般 300円、小学・中学・高校生100円 |
公式サイト |
紙の博物館
身近な「紙」の奥深い世界を探検しよう!

普段何気なく使っている「紙」。その歴史や文化、そして未来について、楽しく学べるユニークな博物館がここ「紙の博物館」です。飛鳥山公園の中にあり、渋沢史料館などと合わせて「飛鳥山3つの博物館」の一つとして親しまれています。
実は王子は、渋沢栄一が設立した製紙会社が日本で初めて大規模な洋紙製造を始めた「洋紙発祥の地」。そんな場所に建つこの博物館には、世界中から集められた4万点以上の資料と、1万5千冊もの図書が収蔵されています。館内では、紙がどうやって作られるのかを分かりやすく解説した展示や、さまざまな種類の紙に触れられるコーナーも。
特に、昔ながらの「紙すき」を体験できるワークショップは子どもから大人まで大人気!自分で作った和紙は、旅の素敵な思い出になりますよ。身近な存在だからこそ、知れば知るほど面白い「紙」の世界。王子観光の際にはぜひ立ち寄って、その魅力に触れてみてください!
紙の博物館の基本情報 | |
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住所 | 東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内) |
電話 | 03-3916-2320 |
営業時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休業日 | 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日 |
アクセス | JR京浜東北線 王子駅南口から徒歩約5分 |
料金 | 一般400円、小中高生200円 |
公式サイト |
北区飛鳥山博物館
3万年の時を旅する、地域の歴史ミュージアム

「飛鳥山3つの博物館」の最後の一つが、ここ「北区飛鳥山博物館」です。その名の通り、東京都北区の歴史と文化をまるごと知ることができる、地域密着型の博物館。なんと大地のおいたちから現代に至るまで、壮大な歴史をたどることができるんです!
常設展示室に入ると、リアルなジオラマや復元模型が目に飛び込んできます。荒川が育んだ自然、縄文時代の暮らし、江戸時代の飛鳥山のにぎわいなど、当時の人々の息づかいが聞こえてきそうな展示は、見ごたえたっぷり。子どもから大人まで、誰もが楽しみながら地域の歴史を学べる工夫が満載です。
企画展も頻繁に開催されており、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力の一つ。飛鳥山公園の豊かな自然の中で、地域の歴史に深く触れることができるこの場所は、王子観光に知的な彩りを加えてくれるおすすめスポットです。
北区飛鳥山博物館の基本情報 | |
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住所 | 東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内) |
電話 | 03-3916-1133 |
営業時間 | 10:00~17:00(常設展示室への入場は16:30まで) |
休業日 | 月曜、祝日(土・日曜の場合は翌平日)年末年始、臨時休館日 |
アクセス | JR京浜東北線「王子駅」南口から徒歩約5分 |
料金 | 一般300円、小中高生100円、65歳以上150円 |
公式サイト |
王子神社
「王子」の地名の由来!東京十社に数えられる格式高い古社

「王子」という地名のルーツを知っていますか?その答えは、ここ「王子神社」にあります。元亨2年(1322年)、この地の領主だった豊島氏が紀州(和歌山県)の熊野三山から神様をお迎えし、「若一王子宮」として祀ったことから、この一帯が「王子」と呼ばれるようになったのです。
徳川家康をはじめ歴代将軍からもあつい信仰を受け、明治時代には東京の鎮護と万民の安寧を祈る「東京十社」の一つにえらばれた格式高い神社。境内は緑豊かな木々に囲まれ、駅前の喧騒が嘘のような静かで荘厳な空気が流れています。
ご利益は開運厄除や子育大願。特に子育てにご利益があるとして、お宮参りや七五三で訪れる家族連れも多いそう。境内には、全国でも珍しい髪の祖神を祀る「関神社」や、毛髪に感謝を捧げる「毛塚」もあり、理美容関係者からの信仰も集めています。王子観光の始まりに、まずはお参りして心を清めてみてはいかがでしょうか。
王子神社の基本情報 | |
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住所 | 東京都北区王子本町1-1-12 |
電話 | 03-3907-7808 |
営業時間 | 参拝自由(授与所は9:00~17:00) |
休業日 | 年中無休 |
アクセス | JR京浜東北線・東京メトロ南北線 王子駅北口から徒歩約3分 |
料金 | - |
公式サイト |
音無親水公園
都会の真ん中にある、水と緑の癒やし渓谷

王子駅のすぐそば、まるで秘密の場所みたいにひっそりと佇むのが「音無親水公園」です。ここは石神井川の旧流路を整備して造られた公園で、そのうつくしさから「日本の都市公園100選」にもえらばれています。
公園に下りていくと、そこはまさに都会のオアシス!サラサラと流れる清らかなせせらぎ、ゴウゴウと音を立てて流れ落ちる「権現の滝」、趣のある木製の橋や水車……。かつて、このあたりが「音無川」と呼ばれ、景勝地としてにぎわった頃の面影が感じられます。
春には桜並木が川沿いを彩り、お花見スポットとして大人気!夏になると、子どもたちが歓声をあげながら水遊びに夢中になります。秋には紅葉が水面に映り、しっとりとした風情が楽しめますよ。夜には行灯風の照明が灯り、幻想的な雰囲気に。王子観光の合間に、川のせせらぎを聞きながらほっと一息つける、心安らぐスポットです。
音無親水公園の基本情報 | |
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住所 | 東京都北区王子本町1-1-1先 |
電話 | 03-5980-9210(指定管理者 王子・滝野川地区) |
営業時間 | 終日開放(親水施設区域は9:00~16:00) |
休業日 | なし |
アクセス | JR京浜東北線・東京メトロ南北線 王子駅から徒歩約1分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.city.kita.tokyo.jp/parks/list/1009539/1009548.html |
王子稲荷神社
落語『王子の狐』の舞台!狐の伝説が息づくパワースポット

「火事と喧嘩は江戸の華」といわれた江戸時代、火防(ひぶせ)の神様として、また商売繁盛の神様として庶民から絶大な信仰を集めたのが「王子稲荷神社」です。ここは、古典落語の名作『王子の狐』の舞台としても有名で、今もなお多くの落語ファンが訪れる聖地。
この神社の最も有名な伝説が「狐の行列」です。大晦日の夜、関東一円の狐たちが集まり、近くの榎の木(現在の装束稲荷神社)で衣装を整え、この王子稲荷神社へ初詣にやってきたといいます。この幻想的な言い伝えを再現する「王子 狐の行列」は、今では大晦日の風物詩として街を彩る一大イベントに!狐のお面をつけ、提灯を手に練り歩く行列は、まるで江戸時代に迷い込んだかのよう。
境内には、願いを込めて持ち上げると重さが変わるといわれる「御石様」や、神使の狐が棲んでいたとされる「狐穴」など、パワースポットが点在しています。王子観光で、不思議な伝説の世界に触れてみませんか?
王子稲荷神社の基本情報 | |
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住所 | 東京都北区岸町1-12-26 |
電話 | 03-3907-3032 |
営業時間 | - |
休業日 | - |
アクセス | JR京浜東北線・東京メトロ南北線 王子駅北口から徒歩約5分 |
料金 | - |
公式サイト | - |
東京さくらトラム(都電荒川線)
ガタンゴトン!レトロな路面電車で下町さんぽ

東京に唯一残る都電(路面電車)、それが「東京さくらトラム」です。三ノ輪橋から早稲田までの12.2km、30の停留場を、ガタンゴトンとゆっくり走る姿は、どこか懐かしく愛らしい雰囲気。車やバスとは違う、街と一体になったような低い目線からの景色は、新しい発見の連続です!
王子エリアでは「王子駅前」「飛鳥山」「滝野川一丁目」などの停留場があり、観光スポットをめぐるのにとっても便利。一日乗車券(大人400円)を使えば、気軽に乗り降りができて、沿線の商店街をぶらぶらしたり、気になるカフェに立ち寄ったりと、気ままな下町散歩が楽しめます。
特に飛鳥山公園の横を走る区間は、春には満開の桜、初夏には色とりどりの紫陽花が車窓いっぱいに広がる絶景ポイント!王子観光では、このレトロでかわいい路面電車に乗って、のんびりとした時間の流れを感じるレジャーもおすすめです。
東京さくらトラムの基本情報 | |
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住所 | - |
電話 | - |
営業時間 | 始発~終電(路線・曜日により異なる) |
休業日 | 年中無休 |
アクセス | 王子エリアの停留場:王子駅前、飛鳥山、滝野川一丁目など |
料金 | ・普通運賃:大人170円(IC168円)、小児90円(IC84円) |
公式サイト |
北とぴあ 展望ロビー
電車もスカイツリーも!北区一望の無料パノラマビュー

王子観光の締めくくりに、キラキラの景色はいかが?JR王子駅の北口からすぐの複合文化施設「北とぴあ」。ここの最上階17階にある展望ロビーは、誰でも無料で入れる絶景スポットなんです!地上約80mの高さから、北区の街並みをぐるっと一望!東側を見れば、東京スカイツリーがすっくと立つ都会的な風景が広がります。
そして、鉄道ファンならずとも興奮するのが、眼下を行き交う電車の数々!S字カーブを描きながら走る東北・上越・北陸新幹線をはじめ、京浜東北線など、ひっきりなしに電車が走る様子は、まるで巨大なジオラマのよう。
夕暮れどきには街がオレンジ色に染まり、夜になれば宝石を散りばめたような夜景が楽しめます。ロマンチックな雰囲気はデートにもぴったり!王子での楽しい一日を振り返りながら、うつくしいパノラマビューを心に焼き付けてくださいね。
北とぴあ 展望ロビーの基本情報 | |
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住所 | 東京都北区王子1-11-1 17F |
電話 | 03-5390-1100(北とぴあフロント) |
営業時間 | 8:30~22:00 |
休業日 | 年末年始、臨時休館日 |
アクセス | JR京浜東北線 王子駅北口から徒歩約2分、東京メトロ南北線 王子駅5番出口直結 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
お札と切手の博物館
1億円の重さを体験?!お金の秘密に迫る博物館

「このお札、透かすと肖像画が見える!」「インクが盛り上がってる!」そんなお札の秘密を、楽しく学べるのが「お札と切手の博物館」です。ここは、実際にお札や切手を製造している独立行政法人国立印刷局が運営する、お金と郵便の専門ミュージアム。
館内には、日本で最初に発行されたお札から最新のものまで、ずらりと並んだ展示は圧巻!偽造防止のために凝らされた、驚くほど精密な技術の数々を、拡大鏡でじっくり観察できます。世界各国のカラフルでうつくしいデザインの紙幣や切手も展示されていて、見ているだけで世界旅行気分に。
一番の人気は、1億円分の重さを実際に持ち上げることができる体験コーナー。想像以上のずっしりとした重みに、思わず「おもっ!」と声が出てしまうかも?入場無料なので、王子観光のプランに気軽に組み込めるのもうれしいポイント。お金の知られざる世界を探る、ユニークな社会科見学を楽しんでみてください!
お札と切手の博物館の基本情報 | |
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住所 | 東京都北区王子1-6-1 |
電話 | 03-5390-5194 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
休業日 | 月曜(祝日の場合は翌平日) |
アクセス | JR京浜東北線 王子駅中央口から徒歩約3分、東京メトロ南北線 王子駅1番出口から徒歩約3分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
王子観光で見つけたい!穴場のおすすめスポット2選

定番スポットをめぐった後は、少し足をのばして穴場スポットへ。静かで趣のある公園や、伝説の始まりの地を訪れて、よりディープな王子観光を楽しみましょう!
名主の滝公園
都内に唯一残る滝!江戸時代の涼を今に伝える庭園

王子駅から少し歩いた住宅街に、まるでときが止まったかのような静寂な空間が広がっています。それが「名主の滝公園」。ここは、かつて王子に7つあったといわれる「王子七滝」の中で、唯一現存する滝が見られる貴重な場所なんです。
園内は高低差のある地形で、緑深い木々に覆われ、まるで都心とは思えない渓谷のような雰囲気。一番の見どころは、落差8mを誇る「男滝(おだき)」。岩肌を滑り落ちる水の音を聞いているだけで、心がすーっと洗われるようです。池泉回遊式の庭園を散策しながら滝めぐりが楽しめます。
特に新緑や紅葉の季節は、木々の彩りと滝のコントラストが息をのむほどのうつくしさ!江戸時代の人々も、この滝の音を聞きながら涼をとったのかもしれない……そんな歴史ロマンに浸れる、とっておきの穴場スポットです。
※2025年8月4日〜2028年3月末まで男滝は停止中です
名主の滝公園の基本情報 | |
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住所 | 東京都北区岸町1-15-25 |
電話 | 03-5980-9210(指定管理者 王子・滝野川地区) |
営業時間 | 9:00~17:00(7月15日~9月15日は〜18:00)※入園は閉園30分前まで |
休業日 | 年末年始(12月29日~1月4日) |
アクセス | JR京浜東北線 王子駅から徒歩約10分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.city.kita.tokyo.jp/parks/list/1009560/1009561.html |
装束稲荷神社
大晦日の「狐の行列」はここから始まる!

王子稲荷神社のすぐ近く、大通りから一本入った路地にひっそりと佇む小さな祠。ここが、あの有名な「狐の行列」伝説の始まりの地、「装束稲荷神社」です。言い伝えによると、大晦日の夜に関東中から集まった狐たちが、王子稲荷神社へ参拝する前に、この場所にあった大きな榎の木の下で旅の衣装を整えたのだとか。社名の「装束」は、この伝説に由来しています。
歌川広重の浮世絵『名所江戸百景』にも、狐たちがここで狐火を灯しながら集う幻想的な様子が描かれています。現在、大晦日に行われる「王子 狐の行列」は、この神社が出発点。普段は静かな境内ですが、狐の面が飾られていたり、たくさんの提灯が吊るされていたりと、伝説の雰囲気を今に伝えています。
王子稲荷神社とセットで訪れることで、狐の伝説をより深く感じることができる、通好みの穴場パワースポットです。
装束稲荷神社の基本情報 | |
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住所 | 東京都北区王子2-30-13 |
電話 | - |
営業時間 | - |
休業日 | - |
アクセス | JR京浜東北線・東京メトロ南北線 王子駅から徒歩約6分 |
料金 | - |
公式サイト | - |
1日で満喫!王子観光おすすめモデルコース

歴史、自然、文化がコンパクトにまとまっている王子は、1日あれば主要な見どころをしっかり楽しめます。歩きやすい靴で、さあ出発しましょう!
時間 | スポット | 移動時間 |
---|---|---|
10:00~10:45 | 音無親水公園 | 王子駅から徒歩約1分 |
10:50~11:30 | 王子神社 | 徒歩約1分 |
11:30〜12:30 | ランチ | - |
12:40~15:30 | 飛鳥山公園(公園散策・3つの博物館見学) | - |
15:35~15:45 | 東京さくらトラム(飛鳥山→王子駅前) | 飛鳥山駅まで徒歩約2分 |
16:30~ | 北とぴあ 展望ロビー | 徒歩約3分 |
10:00〜音無親水公園で癒やしの散策スタート
JR王子駅に着いたら、まずは北口からすぐの「音無親水公園」へ。朝の澄んだ空気の中、川のせせらぎを聞きながらの散策は最高に気持ちがいいですよ!都会の喧騒を忘れさせてくれる、緑豊かな渓谷でリフレッシュしましょう。
10:50〜王子神社で旅の安全を祈願
公園のすぐ隣にある「王子神社」へ。王子の地名の由来となった格式高い神社で、まずは旅の安全と素敵な出会いをお願いしましょう。静かで荘厳な境内で心を落ち着けたら、いよいよメインスポットへ!
11:30〜王子駅周辺でランチタイム
王子駅周辺で少し早めのランチ。老舗の洋食屋さんからおしゃれなカフェまで、色々なお店があります。その日の気分でえらんでみてくださいね。
12:40〜飛鳥山公園で歴史と自然と文化に触れる
王子観光のハイライト、「飛鳥山公園」をじっくり満喫します。まずは公園内を散策。桜の木々の下を歩いたり、レトロな展示車両を見たり。その後は「飛鳥山3つの博物館」(渋沢史料館、紙の博物館、北区飛鳥山博物館)へ。日本の近代化を支えた渋沢栄一の功績に触れ、紙の奥深い世界に驚き、地域の歴史を学ぶ……。知的好奇心が満たされること間違いなしです
15:35〜東京さくらトラムでレトロな電車旅
午後は、王子ならではの乗り物体験!「飛鳥山」停留場から「東京さくらトラム」に乗車します。目的地は隣の「王子駅前」までですが、ガタンゴトンと揺れる路面電車の風情をぜひ味わってみてください。車窓から見る街の景色も新鮮です。
16:30〜北とぴあ展望ロビーで絶景を堪能
旅の締めくくりは、「北とぴあ」の17階展望ロビーからのパノラマビュー!眼下に広がる街並みや、ひっきりなしに行き交う新幹線、そして遠くに見える東京スカイツリー。だんだんと夕暮れに染まっていく東京の景色を眺めながら、楽しかった一日を振り返りましょう。
王子でまったり街あるきを満喫!

いかがでしたか? 歴史ある神社や庭園、豊かな自然、そして日本の近代化を支えた産業の歴史まで、本当にたくさんの魅力が詰まった王子エリア。都心から少し足を延ばすだけで、こんなにも心安らぐ風景に出会えるなんて、ちょっと得した気分になりますよね!
今回ご紹介した13のスポットは、どれも王子観光の魅力を感じられる場所ばかりです。モデルコースを参考にめぐるもよし、気になった場所にふらっと立ち寄るもよし。あなただけの素敵な王子旅行の思い出を作ってくださいね!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています
cover photo by flickr(Asukayama Park: Hydrangea by Dick Thomas Johnson is licensed under CC BY 2.0)