東京から箱根への行き方4選!バス・電車での最安・最速アクセス方法
箱根は、東京からロマンスカーで約1時間15分で行ける場所。温泉や豊かな自然を満喫できる人気の観光地です。 本記事では、東京から箱根に行く方法をご紹介。ロマンスカーや電車、バス、車などさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
箱根は、東京からロマンスカーで約1時間15分で行ける場所。温泉や豊かな自然を満喫できる人気の観光地です。
本記事では、東京から箱根に行く方法をご紹介。ロマンスカーや電車、バス、車などさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
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東京から箱根に行く方法は?距離は?
箱根は、東京から約100キロ―メートルの場所にある観光地。お正月の風物詩である箱根駅伝は、東京から箱根まで往復約217キロメートルの距離を走っています。移動手段によっては約1時間15分程度で到着できるため、東京から日帰り旅行も楽しめる距離感です。
東京から箱根までの最速・最安の行き方は?
時間 | 料金 | おすすめな人&特徴 | |
---|---|---|---|
ロマンスカー(特急) | 約1時間15分~ | 2,420円~ | コスパと早さを重視したい人 |
電車 | 約2時間 | 1人1,880円 | 旅費を抑えたい人、朝早くから夜遅くまで観光を満喫したい人 |
バス | 約1時間55分〜 | 2,130円〜 | 箱根の各地まで座って移動したい人 |
車 | 約1時間30分 | 1,810円~ | 箱根のドライブを楽しみたい人、荷物が多い人 |
このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。
また箱根から東京への帰り方も紹介するので、参考にしてください。
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東京から箱根までロマンスカーでアクセス!
箱根までの移動は、小田急線が運行するロマンスカーがおすすめ!最短約1時間15分で到着でき、日帰り旅行も楽しめます。
時間 | 料金 | |
---|---|---|
新宿 | 約1時間15分~ | 約2,420円 |
北千住 | 約2時間~ | 約2,620円 |
最速75分でアクセスでき、1番おすすめ
東京から箱根までロマンスカーで移動する場合は、最速約1時間15分でアクセスできます。停車駅が異なるため、乗車する便によってはもう少し長くかかる場合もあります。
新宿などの東京の主要駅から、箱根湯本駅まで乗り換えなしで移動できるので、楽に移動できますよ。ロマンスカーは、箱根まで最短で移動したい人におすすめの手段です!
新宿から箱根までの運賃は片道約2,420円
乗車場所や支払方法、特急券の予約方法によって料金は変わりますが、新宿から箱根湯本までの運賃は片道約2,420円(特急券込み)。ロマンスカーの利用には、運賃とは別に特急券の購入が必要です。
ロマンスカーの乗車券は、駅の券売機や窓口のほか、インターネットでも購入・予約ができます。全席指定席になるので、事前に予約しておくことがおすすめ。とくに大型連休や長期休みの期間の場合、観光にぴったりな時間帯の電車はすぐに予約が埋まってしまうこともあります。
ちなみに、特急料金はチケットレス特急料金の方がおトクに購入できます。少しでも旅費を抑えたい人は、インターネットを使って乗車券を購入しましょう。
ロマンスカーは、列車によって停車駅が異なり、東京から箱根まで向かうには、新宿駅から出発します。ちなみに、新宿以外の停車駅としては新百合ヶ丘、町田に停車し、一部の列車は成城学園前にも停車します。
新宿駅のロマンスカー乗り場は、1階の2・3番線ホーム。新宿駅で乗り換えるときは、西口や南口の利用が便利ですよ。
また、新宿駅の周辺には、飲食店や弁当屋などがあります。電車での旅を楽しむ前に、食べ物や飲み物を調達しておいてもいいでしょう。
東京を出発したロマンスカーは箱根湯本駅に到着します。箱根湯本は、箱根エリアの玄関口ともいえる場所で、駅前から商店街が続きます。飲食店から土産物店までさまざまなお店があるので、観光にもぴったり!
強羅や芦ノ湖方面へ向かうときは、箱根湯本駅で箱根箱根登山鉄道に乗り換えましょう。登山鉄道とロープウェイを利用すれば、車がなくても箱根旅行を十分に楽しめますよ!
東京から箱根へロマンスカーで移動するメリット&デメリット
メリット
- 金額が安い
- 運行本数が多い
- 所要時間が短い
デメリット
- 新宿まで移動しなければならない
- 直前の予約だと希望の時間に乗れないことがある
- 全席指定席で自由席はない
東京への帰りは箱根湯本から出発!
箱根から東京までの帰りは、箱根湯本駅から出発するロマンスカーで帰れます。所要時間は約1時間30分で、料金や乗車方法は行きと同じです。
19時台まで運行しているので、少し遅くまで箱根観光を楽しみたい方にもおすすめ。また、普通列車やJRを使った移動方法もあるので、帰りだけ別の移動手段を選ぶこともできます。
帰りのロマンスカーを利用するときも、事前に予約をしておくことがポイントです。全席指定席になっているので、乗り遅れてしまうと、混雑状況によって別の時間帯への変更ができないことも。
少し時間に余裕を持って、乗車の少し前には箱根湯本駅に到着しておくようにしましょう。
千代田線直通のロマンスカーも運行中
ロマンスカーは、東京メトロ千代田線内からの直通運転も行っています。停車駅は北千住、大手町、霞が関、表参道から、小田急線内に接続しています。運行本数は少ないものの、乗り換えなしで箱根まで行けるので、千代田線の沿線から箱根に向かう方におすすめですよ!
ロマンスカーは、コスパよく早く箱根に行きたい人におすすめ!
ロマンスカーを使った移動は、コスパと時間短縮の両方を叶えたい人におすすめです。ほかの移動手段に比べて早く移動でき、運賃もリーズナブルなのは魅力。電車の車窓を眺めながら、のんびりと箱根までの旅を満喫できますよ!
東京から箱根まで電車でアクセス!
東京から箱根までは、JR東海道線と箱根登山鉄道を乗り継いで向かう方法もあります。東京駅や品川など都内の主要駅から出発できるうえ、運行本数が多いことも魅力です。
時間 | 料金 | |
---|---|---|
東京 | 約2時間~ | 1人約1,880円~ |
品川 | 約1時間40分~ | 1人約1,700円~ |
東京(新幹線利用の場合) | 約1時間~ | 1人約3,640円 |
電車で箱根までの所要時間は約2時間(新幹線との併用だと約1時間)
普通電車を使って箱根まで移動する場合は、乗り換えのタイミングによって所要時間が異なります。東京駅から普通電車を利用した場合の所要時間は、約2時間。
JR東海道線は品川駅にも停車するため、東京駅とあわせて利用できます。山手線などを使って各地からアクセスしやすいこともメリット。
また、東京駅や品川駅から東海道新幹線を利用することで、1時間でアクセスできます。料金は高くなりますが、より早く箱根まで向かいたい方におすすめです。
東京駅から箱根までの金額は片道1,880円(新幹線との併用だと3,460円)
箱根まで普通電車で移動する場合は、乗車場所によって料金が変わります。東京駅から箱根湯本駅まで向かう場合の運賃は1,880円(IC利用時は1,878円)。特急料金はかからないので、リーズナブルに移動ができますよ!
東京駅や品川駅から東海道新幹線に乗車する場合は、運賃にプラスして特急料金が必要。東京駅から新幹線に乗車する場合の運賃は、自由席の利用で3,460円です。
箱根まで普通列車や新幹線で向かう場合は、東京駅か品川から乗車しましょう。どちらの場合も、小田原駅で箱根登山鉄道への乗り換えが必要です。
東京駅から普通電車に乗車する場合は、JR線の2階ホームの9・10番線から出発します。新幹線を利用する場合は、別の改札口から新幹線専用ホームからの出発です。新幹線ののぞみ号は、小田原駅を通過してしまうので、ひかり号もしくはこだま号に乗車しましょう。
品川から普通電車に乗車する場合は、JR1階ホームの12番線から出発します。新幹線の場合は、東京駅と同じく専用ホームからの出発です。
小田原駅に到着したら、駅構内を移動して箱根登山鉄道に乗り換えます。小田原駅は箱根登山鉄道の終点のため、どの電車に乗車しても箱根方面へ行けますよ。
小田原駅を出発した箱根登山鉄道は、箱根湯本駅に到着します。箱根湯本駅では、強羅や芦ノ湖方面に向かう列車への乗り換えが可能です。目的地にあわせて、箱根湯本駅で乗り換えをしましょう。
東京から箱根に電車で移動するメリット&デメリット
メリット
- 金額が安い
- 新幹線を利用すると全移動手段のなかで最速
- 運行本数が多い
デメリット
- 乗り換えが必要
- 混雑状況によっては座れない
電車の帰りは箱根の各地から出発!
箱根から普通電車で東京へ帰る場合は、箱根登山鉄道の各地の駅から出発できます。
箱根登山鉄道の一部の列車は、箱根湯本駅から直通で小田原駅まで行けますよ。乗り換えなしで移動できるので、観光で疲れているときにも便利!ただし、小田原駅まで接続していない列車の場合は、箱根湯本駅での乗り換えが必要です。
箱根湯本駅からの列車は、22時頃まで運行しています。比較的遅くまで利用できるので、夜まで観光を満喫したい方にもおすすめ。
電車は遅い時間まで箱根を満喫したい人におすすめ!
普通列車を利用する一番のメリットは、運行本数が多いことです。夜遅い時間まで運行しているので、ゆっくりと夜まで観光を楽しみたい方におすすめ。
また、新幹線を併用することで、全移動手段のなかで最速で移動できます。より早く移動したい人は、普通列車と新幹線を利用してみましょう。
東京から箱根まで高速バスでアクセス!
新宿にあるバスタ新宿と池尻大橋からは、箱根行きの高速バスが運行しています。箱根の各地に到着し、座って移動できるので、楽に旅行を楽しみたい方におすすめです。
時間 | 料金 | |
---|---|---|
箱根仙石案内所 | 約1時間55分~ | 2,130円 |
箱根桃源台(芦ノ湖) | 約2時間10分~ | 2,240円 |
箱根小田急山のホテル | 約2時間25分~ | 2,480円 |
新宿から箱根までの高速バスの所要時間は降車場所によって変わる
新宿からの高速バスは、箱根の各地に停車するため、降車場所によって所要時間が変わります。目安として、箱根の代表的な観光地である芦ノ湖までは約2時間10分〜2時間25分です。
また、高速道路を利用する都合上、道路状況によっては到着時間が前後する可能性があります。
箱根までの金額は片道2,130円~2,480円
高速バスの運賃は、乗車場所と降車場所によって変わります。新宿から箱根方面の終点である箱根小田急山の上ホテルまでは2480円。これより手前で降車する場合は、少しだけ料金が安くなります。
新宿から箱根に向かう場合、バスの乗車券は、バスタ新宿の窓口で購入できます。また、乗車の1ヶ月前からはインターネット予約も利用でき、事前に乗車券を入手可能です。
秋の紅葉シーズンなどは、バスも混雑するケースがあるので、事前に乗車券を予約しておくことがおすすめ。
箱根へ向かう高速バスは、バスタ新宿か池尻大橋から出発します。バスタ新宿は、新宿駅新南口にあるバスターミナルです。高速バスは、4階から乗車できます。同じフロアには、コンビニやお手洗いがあるので、乗車の前に準備を済ませておきましょう。
池尻大橋のバス停は、国道246号線沿い、東急田園都市線の池尻大橋駅から少し歩いた場所にあります。バスターミナルとは違い、普通のバス停のような乗り場になってるので、乗車の少し前くらいに到着しておくことがおすすめ。
東京を出発した高速バスは、箱根の各地へ到着します。乙女峠や箱根ガラスの森、仙石高原、箱根桃源台、箱根小田急山のホテルなど、人気の観光地の近くに到着できることがメリット。
また、箱根桃源台からバスを乗り継ぐことで、箱根神社などの観光地へ行けます。
特に芦ノ湖周辺の観光スポットにアクセスしやすいので、バスは箱根山を中心に旅行を楽しみたい方におすすめの移動手段です。ただし、高速バスは箱根湯本方面には移動できません。箱根湯本を目指す場合は、途中で箱根登山鉄道への乗り換えが必要です。
東京から高速バスで移動するメリット&デメリット
メリット
- 箱根の各地にアクセスできる
- 目的地まで座って移動できる
デメリット
- 渋滞に巻き込まれる場合がある
- 所要時間が長い
高速バスの帰りは箱根の各地から出発!
箱根から東京方面への帰りも、行きと同じく停留所から高速バスが出発しています。道路の都合上、帰りの方が所要時間が長く、3時間ほどかかることに注意が必要です。
料金は行きと同じく、乗車場所によって変わります。箱根小田急山の上ホテルからバスタ新宿までの運賃は2,480円。17時台が最終便となるので、バスで東京へ帰る場合は、少し早めに観光を切り上げることがおすすめです。
高速バスは楽に箱根まで移動したい人におすすめ
バスでの移動は、楽に箱根まで移動したい人におすすめです。所要時間は少々長めですが、箱根まで座って移動できるのがポイント。また、箱根の人気観光地まで直接移動できるので、現地での移動をショートカットできますよ!
箱根までの旅行には車もおすすめ
富士山を望む絶景ドライブが楽しめる箱根は、車での移動もおすすめ。箱根峠や箱根スカイラインなど、ドライブを楽しめる名所もたくさんあります。
時間 | 料金 | |
---|---|---|
厚木I.C.経由 | 約1時間30分~ | 1,810円~ |
御殿場経由 | 約2時間30分~ | 2,210円~ |
車での所要時間の目安は約1時間30分
東京から箱根まで車で移動する場合は、一般的に首都高から大橋JCTを経由し、東名高速道路を使って移動します。渋滞がなければ約1時間30分程度で、箱根湯本まで到着します。
ただし、東名高速道路は渋滞が発生しやすく、所要時間が長くなりがち。特に横浜町田から海老名SA付近は混雑しやすく、渋滞を抜けるまでに時間がかかります。休日や大型連休の際は非常に混雑するので、ピーク時間帯を避けて移動をするなどの工夫をしましょう!
箱根までの金額は片道1,810円~
首都高から東名高速道路を経由して箱根湯本まで行く場合の通行料は片道1,810円~です。ETC料金と通常料金で通行料が変わり、ETCを利用した方がおトクに通行できます。
ちなみに、箱根の有料道路である箱根スカイラインは、通行料の支払いには、クレジットカードや電子マネーが利用できません。ETCカードを持っている場合でも、箱根峠を目指すときは、現金を用意しておきましょう。
東京から箱根へ移動する場合は、首都高速道路から大橋JCTを目指します。
高速道路が空いている場合は、最寄りの入口から首都高速を利用することがおすすめ。首都高速内は一律料金なので、どこからでも同じ料金で走れます。
ただし、首都高速が混んでいる場合や首都高速を利用して回り道になってしまう場合は、下道と併用することがおすすめです。道路状況を下調べして、空いている道を利用しましょう。
東京から車で箱根へ向かう場合は、厚木I.C.で東名高速道路を降りて、小田原厚木道路に入ります。小田原厚木道路を進み、箱根口I.C.で降りることで箱根湯本まで到着します。
箱根I.C.を降りてからは、ほぼ1本道で箱根湯本駅までたどり着きますよ。ちなみに、箱根湯本駅前を通る道路は国道1号線。国道1号を辿ることで、強羅や仙石原方面にも向かえます。
東京から高速バスで移動するメリット&デメリット
メリット
- 観光を楽しみながら自由に移動できる
- 目的地までダイレクトに移動できる
- 子どもがいても対応しやすい
デメリット
- 渋滞に巻き込まれる場合がある
- 運転が疲れる
車の帰りは箱根の各地から出発!
箱根から車で帰る場合は、行きと同じ道を辿ることになります。国道1号線を東京方面へ進み、箱根口から自動車専用道路に入りましょう。
ただ、行きと同じく、休日や連休中はかなり道路が混雑することも。時間をずらして渋滞を回避するなど、混雑に巻き込まれない対策も必要です。
御殿場経由で箱根旅行を満喫するのもおすすめ
箱根へ車での旅行を計画するときは、御殿場を経由して行くこともおすすめです。
御殿場には、御殿場プレミアム・アウトレットをはじめとした観光スポットがあります。富士山の絶景を堪能できる魅力的なスポットが多いので、箱根とあわせて観光が楽しめますよ!
御殿場から箱根へは、箱根スカイラインなどの峠道を通過します。道中からも富士山を眺められるスポットがあるので、ドライブにはぴったり!途中には芦ノ湖や箱根神社などの観光地もあるので、寄り道も楽しめます。
車は自由に箱根まで移動したい人におすすめ
車での移動は、自由に箱根まで移動したい人におすすめです。乗車時間や終電を気にせずに移動できるので、思う存分箱根観光を満喫できますよ。
また箱根峠をはじめ、ドライブを楽しめるスポットが多いこともポイント!富士山を眺めながら、絶景を楽しむドライブを満喫できます。
目的に合わせて東京から箱根に行こう!
本記事では、東京から箱根まで、ロマンスカーや電車、高速バス、車の4つの行き方について紹介しました。
それぞれメリットやデメリットはありますが、1番おすすめの移動手段はロマンスカー。金額が安いだけでなく早く移動できるので、日帰り旅行にもおすすめ。全席指定の列車なので、鉄道旅を満喫できるのもポイントです。
朝早くから夜遅くまで観光を楽しみたい方は、普通電車での移動がおすすめ。新幹線を使えば、約1時間程度で到着できるので、すばやく箱根まで行きたい人も利用できます。
箱根まで楽に移動したい方は、高速バスでの移動を検討してみましょう。目的地までダイレクトに移動できるうえ、座って移動できるのが魅力です。
また、ほかの移動手段として車もおすすめ。箱根峠を初めとした、富士山を眺めながらのドライブを満喫できますよ。
移動手段によって、さまざまな楽しみ方ができるので、ぜひこの記事を参考に自分にあった移動方法を見つけてみてくださいね。
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