ジャニコロの丘
ジャニコロの丘は、地元ローマの人でも訪れる穴場スポット。バチカン市国の近くの下町トラステヴェレ地区にあり、ローマの7つの丘のひとつで88メートルの高さを誇ります。 永遠の都であるローマ市内を一望できる秘境なので、地元の人や観光客がひっそりと訪れています。ジャニコロの丘では、毎日正午を告げる大砲の音が鳴り響きます。お昼ごろになると本物の大砲が準備されて、空包を放つさまはここでしかできない経験です。 夕暮れ時にみるローマのサンセットはロマンチックで、時間が止まっているかのような絶景が堪能できます。
スポット情報
ローマ旅行におすすめの観光スポット
コロッセオ
世界遺産のローマのシンボル。世界遺産のコロッセオはローマのシンボルであり、古代ローマ時代の円形闘技場です。周囲約527メートル、高さ約48メートルあり、近くでみると圧倒されるほどの大きさを感じることでしょう。コロッセオは、剣闘士と猛獣との戦いを観戦するスタジアムとして使われていました。約2000年という長い時間が経っても崩壊せずに形が維持されているのは、古代ローマ時代の建設技術が高かったことがわかります。
フォロ ロマーノ
ローマ、コロッセオのすぐ近くにあるこちらの古代遺跡。コロッセオと共に1980年に世界遺産に登録されています。フォロ・ロマーノはローマ市民の広場という意味です。その名の通り、古代ローマ時代には政治や学問、宗教の中心地として栄えていました。神殿や凱旋門、バシリカ(集会所)など数多くの遺跡が見学できます。古代ローマ時代の高級住宅街があったパラティーノの丘も合わせて観光するのがおすすめです。
パンテオン
紀元前27年に建てられた古代ローマの神殿です。円形の本堂には、屋根の大きな穴から光が差し込み、神々に捧げる祭壇が設置されています。外観は石灰岩と大理石で装飾されており、とても豪華で美しい建物です。また、世界最大のドームの一つも特徴的なポイントです。ローマにある数少ない「ローマ帝国時代の建築物」の一つでもあります。ぜひ、古代ローマの歴史や建築の素晴らしさを体感してみてください。
トレヴィの泉
トレヴィの泉はローマにある人工の泉で、古代ローマ時代の皇帝によってつくられました。美しい彫刻と壮大な噴水が特徴で、夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。真ん中には海神のポセイドン、左側に豊穣の女神ケレース、右側には健康の女神サルースが立っています。泉にコインを投げ入れると願い事が叶うと言われており、泉に背をむけて右手でコインを持ち、左肩ごしに1枚投げるともう一度ローマに訪れられることができると言われています。
スペイン広場
スペイン広場といえば、かの有名な映画『ローマの休日』のワンシーンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?ローマの人々の待ち合わせ場所に使われたり、観光客が日々訪れているにぎやかな観光スポットです。広場には広大な階段があり、そこからはローマの美しい景色を見ることができます。広場周辺には高級ブランドのショップやおしゃれなカフェ、バーがたくさんあり、ショッピングやグルメを楽しむことができます。
サンタンジェロ城
かつては教皇の城であった建築物で、現在は美術館となっています。この建物は、古代ローマ帝国時代に皇帝ハドリアヌスが自分自身の墓所として建てたもので、後に教皇たちが居住する城として改修されました。城内には、彫刻や絵画、宗教的な品々など、非常に多くの芸術作品が収蔵されています。場内には眺めのいいテラスがあり、バチカン市国にあるサンピエトロ大聖堂を見ることができます。夕方に訪れるとライトアップされた大聖堂やローマの絶景を堪能できます。