エディンバラ城
スコットランドの首都、エディンバラ市内にあるお城です。城内では、スコットランド王冠・宝石などの貴重な文化遺産をはじめ、城壁や塔などの防御システムなども見ることができます。また、城壁の上からは市街地の美しい景色を眺めることが出来ます。夏季に開催されるエディンバラ・フェスティバルでは城内および周辺各地でイベントが行われ、多くの観光客が訪れます。エディンバラ市内からのアクセスも良く、外せない観光スポットの一つです。

スポット情報
エディンバラ旅行におすすめの観光スポット
アーサーズシート
アーサーズシートは、火山によって隆起した小高い丘で、エディンバラの東にあるホリールードパークの中にあります。標高は250m程度で、自然を楽しみながら気軽に登ることができます。頂上からは、世界遺産にも登録されているエディンバラの街並みが一望できます。市内観光から少し離れて自然と共に観光を楽しみたい!という方におすすめの観光スポットです。
ロイヤル・マイル
ロイヤル・マイルは、エディンバラ城からホリールードハウス宮殿までを結ぶ石畳の通りです。高低差のある地形に沿って伸びる道の両側には、中世からの細い路地が迷路のように広がっています。見どころは、16世紀の歴史的建造物ジョン・ノックス・ハウスやセント・ジャイルズ大聖堂、スコットランドの最高裁判所が置かれるパーラメント・スクエアです。灰色の石造り建物が並ぶ街並みには、伝統的なスコッチウイスキーのショップやカフェ、本場のパブ、不思議な仕掛けが楽しめるカメラ・オブスキュラなど、さまざまな観光スポットがあります。8月のエジンバラ・フェスティバルでは路上パフォーマンスで賑わいを見せる、観光の拠点にぴったりなスポットです。
ホリールード宮殿
ホーリールード宮殿はロイヤルマイルの東の端に位置する王室の公邸で、現在はチャールズ3世がスコットランド訪問時に利用するオフィシャルレジデンスです。1128年にデイヴィッド1世が建てた礼拝堂が起源で、15世紀からスコットランドの王族の住居として使われてきました。見どころはメアリー・ステュアート女王の悲劇的な歴史を伝える寝室や、秘書リッツィオが暗殺された謁見の間、華麗な装飾が施された大広間です。宮殿に隣接する廃墟となった修道院では、かつての戴冠式や結婚式が行われた歴史に触れることができます。王族が滞在していない時期は一般公開されており、金箔の装飾や歴代王族の肖像画、アンティークの家具などを間近で見ることができます。
セント・ジャイルズ大聖堂
セント・ジャイルズ大聖堂は、ロイヤル・マイルの中心に立つ歴史的な教会です。身体障害者とハンセン病患者の守護聖人に捧げられ、王冠型の尖塔が特徴的な建物です。1124年に建てられ、1385年の火災後に再建された際の柱や天井が今も残っています。中でも、ヴィクトリア女王を記念した華やかなステンドグラスや、1911年に建てられた精緻な彫刻が施されたシッスル礼拝堂が印象的です。16世紀半ばまではカトリック教会でしたが、その後スコットランド教会の重要な聖堂となり、現在も礼拝が行われています。内部には歴代の著名人の記念碑があり、荘厳な雰囲気を気軽に体験できるのも魅力。エディンバラ・フェスティバルの期間中は多くの観光客が訪れる人気スポットです。
カールトン・ヒル
カールトンヒルはエディンバラの新市街地東部にある小高い丘で、「北のアテネ」と呼ばれる街のシンボル的な世界遺産スポットです。丘の上にはギリシャのパルテノン神殿を模して建てられたナショナル・モニュメントや、海戦の勝利を記念した高さ32mのネルソン・モニュメント、特徴的な丸いドーム型の旧天文台など、歴史的建造物が立ち並びます。ナショナル・モニュメントは予算不足で建設が途中で止まり、柱だけが残された姿が印象的です。丘の上からはエディンバラ城やアーサーズシートまで街全体を見渡すことができ、その美しい景色は絵葉書や絵画の人気の題材にもなっています。夕暮れ時の風景は特に魅力的で、記念撮影にぴったりの絶景スポットです。
スコットランド国立博物館
スコットランド国立博物館は、1998年にエディンバラ中心部に建てられた国内最大級の博物館です。施設は、自然科学や世界文化を展示する王立博物館と、スコットランドの歴史を紹介するスコットランド博物館の2つで構成されています。地下1階から7階まである建物内には約36の展示室があり、世界初のクローン羊ドリーや古代のチェス駒など2万点以上の展示品を見学できます。スコットランドの歴史や暮らしを最新技術で分かりやすく紹介しており、子供から大人まで楽しめる工夫が満載。館内には、ギャラリーを見下ろすバルコニー・カフェや、持ち込んだお弁当を食べるランチスペースも用意されています。雨の日にも快適に過ごせる、旅行者にはうれしい無料の施設です。