石卡雪山
石卡雪山は、シャングリラ市中心部から車で約15〜20分とアクセスしやすいのが魅力の絶景スポットです。ロープウェイを2本乗り継いで標高約4,500mの頂上付近まで行くことができ、眼下に広がるナパ湖や周辺の山々、シャングリラの街並みを一望できます。晴れた日には、遠くにそびえる梅里雪山や玉龍雪山まで望める素晴らしいパノラマが広がります。登山道ではヤクやブタがのんびり歩く姿に出会うこともあり、高原らしい雰囲気を楽しめます。高地にあるため、高山病への注意が必要です。事前に酸素ボンベを用意しておくと安心でしょう。快晴の日を狙って、壮大な景色を堪能してみてください。

スポット情報
シャングリラ旅行におすすめの観光スポット
松賛林寺
1674年に建立された松賛林寺(ソン ザン リン スー)は、「帰化寺」の名でも知られる、雲南省を代表するチベット仏教の寺院です。大殿は約1,600人を収容可能な5階建てのチベット様式建築で、金メッキが施された銅瓦や、反り上がった軒に飾られた獣の装飾などが、独特の美しさを醸し出しています。また、寺内には五世ダライ・ラマ時代の釈迦銅像をはじめ、貝葉経、華やかな仏画、鎏金(りゅうきん)や銀製の香炉、万年灯など、歴代にわたって受け継がれてきた貴重な宝物が多数保存されており、見どころも満載です。寺院の前に広がる湖の対岸からは、松賛林寺の全景を美しく望むことができ、特におすすめのビュースポットとなっています。
大亀山公園
大亀山公園(亀山公園)は、中国・雲南省のシャングリラにある小高い丘の上に広がる公園です。中国でも最も完全な形で保存されているチベット族の居住地「独克宗古城」に隣接しています。公園の最大の見どころは、世界最大級とされる黄金のマニ車です。マニ車とは、チベット仏教において御真言を唱えながら回す仏具で、この巨大マニ車も実際に回すことができます。ただし非常に重いため、数人がかりで力を合わせて回す必要があります。ぜひチャレンジしてみてください。また、公園は高台にあるため、頂上からはシャングリラの街並みや周囲の山々を一望できるのも魅力です。
巴拉格宗香格里拉大峡谷
巴拉格宗香格里拉大峡谷は、シャングリラの北約80km、四川省との省境付近に広がる壮大な景勝地です。全長154km、最大標高差3,500mという圧倒的なスケールを誇り、標高5,545mの巴拉格宗雪山もこの地域にそびえ立ちます。峡谷には遊歩道や桟道が整備されており、断崖絶壁に沿って歩くスリリングなハイキングが楽しめます。ハイキングの後は、ゴムボートで川を下るツアーも開催されているそうです。気になる方はぜひチェックしてみてください。また、近隣には1300年の歴史を持つチベット族の伝統集落「巴拉村」もあり、独自の文化にも触れることができるのも魅力です。
白水台
中国・雲南省シャングリラに広がる「白水台」は、大自然が数千年かけてつくり出した幻想的な石灰棚で、「仙人が遺した畑」とも呼ばれる神秘的な絶景スポットです。炭酸カルシウムを豊富に含んだ泉水が山の上からゆるやかに流れ落ち、長い年月をかけて白く輝く段丘を形成。まるで千枚田のように一段一段広がる棚田状の地形は、日差しを浴びると水面の結晶がきらめき、銀色の世界が広がります。古くからナシ族の伝説にも登場し、天神が耕作法を伝えるために造ったと語り継がれてきました。面積は約3平方キロにも及び、中国最大の華泉台地としても知られています。
普達措国家公園
普達措国家公園は、中国で初めて設立された国立公園で、雲南省北西部に位置する世界自然遺産「三江併流」地域の中心にあります。標高3,000mを超える高原地帯や美しい湖を望むことができ、シャングリラを訪れる観光客に人気の絶景スポットです。園内には、鏡のように澄んだ高山湖・碧塔海と碩都湖をはじめ、色とりどりの花が咲き誇る湿地、野生動物が息づく原始林、草原が広がる牧場など、多彩な自然景観が広がっています。特に、碧塔海と碩都湖は「高原の真珠」とも称されるほどの美しさを誇ります。5〜7月には高山植物が一斉に花開き、華やかな彩りに包まれた園内を楽しめるのが魅力です。
ナパ海
ナパ海は、シャングリラから北西へ約10kmの場所に広がる季節性の湖で、四季折々に異なる表情を見せる美しい自然景観が魅力です。春から夏にかけては降雨によって湖が満たされ、周囲の山々と緑豊かな草原に囲まれた絶景が広がります。一方、晩秋から翌年の夏の終わり頃までは湖水が引き、湿地のような風景へと変化します。シャングリラ最大の牧草地としても知られ、乗馬体験や展望台からの景観も人気。絶滅危惧種・オグロヅルの貴重な繁殖地としても知られています。また、水中に残る家屋や電信柱がつくり出す独特の風景も印象的です。