【2024年最新】中央アフリカの治安は?危険な場所や注意点を解説
中央アフリカ共和国への渡航を検討中の方々へ、2024年最新の治安情報をお届けします。長年の紛争により不安定な情勢が続く同国の現状、危険地域、頻発する犯罪、そして具体的な安全対策まで詳しく解説します。渡航前にぜひ一度チェックしてください。
中央アフリカ共和国への渡航を検討中の方々へ、2024年最新の治安情報をお届けします。長年の紛争により不安定な情勢が続く同国の現状、危険地域、頻発する犯罪、そして具体的な安全対策まで詳しく解説します。渡航前にぜひ一度チェックしてください。
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中央アフリカの治安はいい?悪い?
中央アフリカ共和国の治安状況は極めて深刻です。2013年以降の武力紛争により、国内全域で不安定な状況が続いています。外務省は全土に対して「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発出しています。
首都バンギを含む全土で、武装勢力による襲撃・衝突事件等が慢性的に発生しており、多数の死者が出ています。国連平和維持軍(MINUSCA)が派遣されていますが、治安の回復には至っていません。2020年12月の大統領選挙後も情勢は不安定で、外国人を含む民間人が被害にあうケースが報告されています。
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中央アフリカの夜間の治安状況
中央アフリカ共和国の夜間の外出は、極めて危険です。首都バンギを含む全土で、日没後の移動はさけてください。武装集団による襲撃や略奪、強盗事件がひん発しており、治安リスクが高まります。
やむを得ず夜間に移動する場合は、必ず複数人で行動し、信頼できる現地ガイドや警備員を同伴することが不可欠です。夜間の徒歩での移動は絶対にさけましょう。また、公共交通機関の利用はさけ、安全が確認された車両での移動を心がけてください。
中央アフリカで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット
中央アフリカ共和国全土が危険地域とされていますが、とくに注意が必要な地域があります。以下に具体的な危険地域と、それぞれの地域で注意すべき点を詳しく解説します。
ブリアは誘拐のリスクが高い!
東部のブリア周辺は、反政府武装勢力による誘拐事件が多発している危険地域です。とくに、外国人援助団体の職員が標的となるケースが報告されています。ブリア周辺を訪れる際は、信頼できる現地ガイドや警備員を同行し、単独行動は絶対にさけてください。
また、移動ルートや日程は事前に関係機関に報告し、常に所在を明らかにしておくことが重要です。
バンバリは民族間対立に要注意!
中央アフリカ共和国中部のバンバリ周辺では、民族間の対立に起因する暴力事件が多発しています。アンチ・バラカ民兵とフラニ族の武装勢力が衝突を繰り返しており、一般市民も巻き込まれるケースが後を絶ちません。
バンバリを訪れる際は、民族間の緊張関係を理解し、不用意な行動で対立を煽ることのないよう細心の注意を払ってください。
中央アフリカで観光客が被害にあいやすい犯罪は?
中央アフリカ共和国では、一般的な犯罪に加え、武装集団による重大犯罪も多発しています。長年の紛争により治安が極めて不安定な同国では、外国人観光客が犯罪の標的となるリスクが高いのが現状です。以下では、とくに注意が必要な犯罪の種類と手口について詳しく解説します。
武装強盗
中央アフリカでは、武装集団による強盗事件が発生しています。地方部や首都バンギの郊外で、道路封鎖を行い通行車両を襲撃するケースが増加中です。
被害にあわないためには、夜間の移動はさけ、昼間でも単独での移動は控えましょう。また、高価な所持品や多額の現金は持ち歩かないことが大切です。
誘拐
中央アフリカでは、外国人をねらった誘拐事件も発生しています。援助団体の職員や外国企業の従業員が標的になるケースが多いようです。
身代金目的だけでなく、政治的な理由での誘拐も報告されています。危険な地域への立ち入りはさけ、移動の際は十分な警備体制を整えましょう。
性暴力
紛争に関連した性暴力が深刻な問題となっています。地方都市や避難民キャンプでの被害が多いです。主な被害者は女性や子どもですが、男性の被害も報告されています。
治安画不安定なエリアへの訪問はさけ、やむを得ず滞在する際は信頼できる現地の人と行動を共にすることが大切です。
窃盗・スリ
首都バンギを中心に、窃盗やスリなどの一般的な犯罪も多発しています。市場や人ごみの多い場所では注意が必要です。
貴重品は目立たない場所に保管し、多額の現金は持ち歩かないようにしましょう。人ごみでは常に所持品に気を付けることが大切です。
中央アフリカの防犯対策!最大限の注意を
中央アフリカ共和国での犯罪被害を防ぐためには、事前の備えと適切な行動が欠かせません。現地の治安状況を踏まえた上で、具体的にどのような防犯対策を取るべきなのか見ていきましょう。
移動時の注意点
移動時にトラブルに巻き込まれるケースが多いため、細心の注意を払いましょう。
夜間の外出は絶対にさけ、単独での移動は控え常に複数人で行動してください。公共交通機関の利用はさけ、信頼できる車両を使用しましょう。
武装集団の検問所に遭遇した場合は、抵抗せずに指示に従うことが重要です。長距離移動の際は、MINUSCAなどの護衛を依頼することを検討しましょう。
滞在時の注意点
中央アフリカでは、滞在時の仕方も非常に重要です。警備の厳重な高級ホテルなど、安全が確保された場所に滞在しましょう。
また、目立つ服装や高価な装飾品の着用はさけ、現地の文化や習慣を尊重した服装や行動を心がけてください。
不用意な行動で注目を集めると、犯罪者のターゲットになってしまうかもしれません。政治的な話題や宗教に関する議論はさけましょう。
常に周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況があれば速やかにその場を離れてください。
情報管理の重要性
渡航前から常に外務省の海外安全ホームページなどで最新の治安情報を入手し、状況に応じて行動計画を変更してください。
また、家族や所属組織と定期的に連絡を取り、自身の状況を共有することも大切です。一方で、誘拐やテロの標的にされる可能性があるので、SNSでの現在地や行動予定の公開は控えましょう。
もし中央アフリカで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先
中央アフリカ共和国で犯罪被害にあってしまった場合、まずは落ち着いて状況を把握することが大切です。まず、自分の安全が確保できる場所に避難しましょう。
その上で、警察への通報、病院への連絡、大使館への連絡など、状況に応じて適切な連絡先に助けを求めることが重要です。ここでは、もしもの時の為の主要な緊急連絡先をご紹介します。普段から連絡先リストを作成し、緊急時にスムーズに対応できるよう備えておくと安心です。
中央アフリカ共和国の緊急通報先
中央アフリカ共和国の緊急連絡先は下記の通りです。
- 警察:117番
- 消防:88番
緊急サービスが常に機能しているとは限らないため、注意が必要です。 緊急事態に遭遇した場合は、まずは自身の安全を確保し、安全な場所に避難することを最優先にしてください。その上で、状況に応じて緊急通報を試みましょう。
また、日本国大使館に連絡を取ることも重要です。大使館では24時間体制で日本人の支援を行っています。緊急時には迅速に連絡を取り、指示に従ってください。
在カメルーン日本国大使館(中央アフリカ共和国を兼轄)
中央アフリカには在日本大使館はなく、在カメルーン日本国大使館が兼轄しています。渡航する際には、在カメルーン日本大使館で渡航情報を登録しましょう。
また、カメルーンに大使館が存在するため、迅速な対応ができない場合もあります。
在カメルーン日本国大使館の基本情報
- 住所:1535, Rue 1828, Bastos-Ekoudou, BP 6868, Yaounde
- 電話:+237 2 22 20 62 02
- 開館時間:月~金8:00~12:30、13:30~16:00(土日祝閉館)
- ホームページ:https://www.cmr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
中央アフリカの治安情報をチェック!行動は慎重に
中央アフリカ共和国は長年の紛争により、治安が極めて不安定な状況が続いています。現時点では観光目的での渡航は極めて危険なので、強くお勧めできません。中央アフリカ共和国の状況が改善され、安全に訪れられる日が来ることを願っています。
※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
cover photo by PIXTA