
バハマの物価は高い?費用や予算、日本との比較も紹介
バハマは、ピンクサンドのビーチ、透き通るカリブ海など魅力的なスポットが満載です。本記事では、バハマの物価を徹底解説します。費用や予算、日本との比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


バハマは、ピンクサンドのビーチ、透き通るカリブ海など魅力的なスポットが満載です。ただし、「バハマの物価は高いの?」と気になる方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、バハマの物価を徹底解説します。費用や予算、日本との比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
- バハマの物価は高い?安い?日本との物価を徹底比較
- 要注意!「税金」と「チップ」で予算オーバー
- バハマと日本の物価比較表
- バハマ旅行で気になる項目別物価ガイド
- 食費(レストラン・ローカルグルメ)
- 交通費・移動の費用
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バハマの物価は高い?安い?日本との物価を徹底比較
バハマの物価は世界的に見ても高く、首都ナッソーは2023年の世界生計費調査で「最も物価の高い都市」のトップ10に入るほどです。物価が高い主な理由は三つあります。
第一に島国であるため食料品や燃料、日用品の多くを輸入に頼っており、その輸送コストが価格に上乗せされている点です。第二に、GDPの大半を観光業が占めており、価格設定が富裕層を含む観光客の支出水準に合わせて高めになりやすいことが挙げられます。
第三に、通貨のバハマ・ドル(BSD)がアメリカ・ドル(USD)と常に1対1で固定されているため、円安が進む局面では日本円をドルに両替するだけで負担が増し、そのままバハマでの滞在費の高さにつながってしまいます。
要注意!「税金」と「チップ」で予算オーバー
バハマの物価を考えるうえで注意したいのが、「税金」と「チップ」による上乗せです。まず、多くの商品やサービスには12%の付加価値税(VAT)が課税されます。
さらに、レストランやタクシー、ホテルなどでは合計金額の15%前後をチップとして支払うのが一般的な習慣です。つまり、外食をするとメニューに記載された金額に対して、VAT12%とチップ15%を合わせた最大約27%が追加でかかることになります。
この水準は海外旅行初心者にとって想像以上に大きく感じられるかもしれませんが、バハマではほぼ標準的な前提です。
バハマと日本の物価比較表
では、実際にバハマの物価は日本と比べてどれくらい高いのでしょうか?旅行者がよく使う項目で、具体的な価格を比較してみました。
※バハマ・ドル(BSD)はアメリカ・ドル(USD)と等価です。
※本記事では 1ドル = 155円 で換算しています。
商品・項目 | バハマ価格 | 日本円換算 | 日本価格 | 比較 |
ミネラルウォーター(500ml) | $0.63〜$3.50 | 約98円〜543円 | 約110円 | スーパーでケース買いすれば安いが、観光地やコンビニでは日本の5倍近く高い! |
レストランでの食事(安価) | $26.00 | 約4,030円 | 約1,000円 | 日本の約4倍。観光地価格が基本だと心得ましょう。 |
ローカルな食堂などでの食事 | $12.00 | 約1,860円 | 約800円 | 名物のコンクサラダなど、ローカルフードでも日本の倍以上はします。 |
コーヒー(カフェ) | $5.28 | 約818円 | 約521円 | カフェでの休憩も、日本よりかなり割高です。 |
タクシー初乗り | $3.00〜$5.80 | 約465円〜899円 | 約500円 | 初乗りは同程度に見えますが、距離ごとの運賃が高く、すぐに高額になります。 |
バス(基本運賃) | $1.25 | 約194円 | 約240円 | ローカルバス(ジプニー)は、日本より安いのが特徴です。最大の節約ポイント。 |
ホテル代(3つ星・1泊) | $155 | 約24,025円 | 約15,562円 | ホテル代は高騰しており、日本のビジネスホテルの1.5倍以上が相場です。 |
家賃(1BR・市内) | $966.67 | 約149,834円 | 約171,811円 | 長期滞在用の家賃は、東京の都心部と同等か、少し安い場合があります。 |
ビール(ローカル) | $4.00 | 約620円 | 約500円 | レストランやバーでの一杯も、日本より少し高めです。 |
スーパー(ソーセージ 1パック) | $5.80 | 約900円 | 約400円 | 自炊用の食材も、輸入品が多いため日本の2倍以上します。 |
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バハマ旅行で気になる項目別物価ガイド
全体の物価感がわかったところで、次は旅行の計画に欠かせない「食費」「交通費」「観光費」の3つのポイントに絞って、さらに詳しく見ていきましょう!
食費(レストラン・ローカルグルメ)
バハマの食費は、どこで食べるかによって大きく変わります。ホテル内や観光客向けレストランは最も高く、リゾート内ダイニングやダウンタウンの人気店では、2人で中級レベルのレストランで3コースディナーを頼むと、目安として約108ドル(約1万6,000円台)かかると考えておくと安心です。
ここにVAT12%とチップ15%前後が加わるため、実際の支払いは2万円を超えることも珍しくなく、毎食この水準だと旅費は一気に膨らみます。
一方で、出費を抑えつつ現地らしい味を楽しみたいなら、ローカルが集まる「フィッシュ・フライ(Fish Fry)」エリアを活用するのがおすすめです。
バハマ名物 | 現地相場 | 日本円換算 |
コンクサラダ | 約 $12.00 | 約1,860円 |
コンクフリッター(貝の揚げ物) | 約 $10.00 | 約1,550円 |
ハンバーガーセット | 約 $10.30 | 約1,600円 |
ローカルビール(Kalik, Sands) | 約 $4.00 | 約620円 |
交通費・移動の費用
バハマでの主な移動手段は「ローカルバス(ジプニー)」とタクシーで、どちらを選ぶかで交通費は大きく変わります。節約派には、ナッソー市内やケーブルビーチ周辺などを走るローカルバス「ジプニー(Jitney)」がおすすめです。
主要エリア内なら運賃はおおむね1.25ドル前後と安く、東京の路線バスより安い感覚です。乗り方は、ルート上で手を挙げれば停まってくれ、降車時に運賃をドライバーへ支払うというローカルスタイルで、地元の雰囲気を味わいながら移動費を抑えられます。
区間 | 公式料金(2名まで) | 日本円換算 |
空港 → ダウンタウン | $32.00 | 約4,960円 |
空港 → パラダイス・アイランド | $38.00 | 約5,890円 |
空港 → ケーブル・ビーチ | $22.00 | 約3,410円 |
鉄道
バハマには、観光用の短い路線を除き、市民の足となるような公共の旅客鉄道や地下鉄は存在しません。移動はバスかタクシーが基本となります。
観光・アクティビティの費用
バハマは、予算のかけ方次第で「無料・格安旅」と「豪華リゾート旅」のどちらも楽しめるのが魅力です。物価自体は高めですが、歴史スポットや公共ビーチなど、お金をかけずに満喫できる場所も多くあります。
例えば、ナッソー中心部のクイーンズ・ステアケース(女王の階段)は無料で見学でき、すぐ上にあるフォート・フィンキャッスルもわずかな入場料で街並みを一望できます。
また、ジョン・ワトリング蒸留所ではラム蒸留所の見学ツアーが無料で開放されており、ジュンカヌー・ビーチなどの公共ビーチも利用料はかからず、のんびり海を眺めるだけなら追加費用なしで楽しめるのが魅力です。
アクティビティ | 費用目安 | 日本円換算 |
クイーンズ・ステアケース | 無料 | 0円 |
ジョン・ワトリング蒸留所ツアー | 無料 | 0円 |
ナショナル・アート・ギャラリー | $10.00 | 約1,550円 |
ブタと泳ぐツアー(半日) | $128 | 約19,793円 |
エグズーマ諸島ツアー(日帰り) | $645 | 約100,000円 |
バハマの通貨・為替レート・両替情報
バハマ旅行の「お金」に関する最も重要なポイントを解説します!
通貨は「バハマ・ドル」と「アメリカ・ドル」
バハマの通貨は「バハマ・ドル(BSD)」で、アメリカ・ドル(USD)と事実上1対1の固定レートで運用されています。つまり、1BSDは1USDと同じ価値とみなされており、国内ではアメリカ・ドルがそのまま使えるケースがほとんどです。
観光客向けのレストランやホテル、お土産店、タクシーなど、主要な場面ではUSDでの支払いが広く受け入れられています。そのため、日本から旅行する場合はUSDを用意しておくとスムーズに決済できます。
日本からの両替はどうする?
バハマでは通貨がバハマ・ドル(BSD)とアメリカ・ドル(USD)で等価のため、日本からの準備は「日本円→米ドル」に両替しておけば基本的に問題ありません。現地でわざわざBSDに替える必要はなく、日本円からBSDへ直接両替するとレートが悪く損をしやすいので避けた方が良いとされています。
旅行予算は米ドル建てで用意しておくと管理もしやすく安心です。注意点として、米ドルで支払ってもお釣りがバハマ・ドルで返ってくることがよくあります。
BSDは国外ではほぼ使えず、日本国内の銀行や一般的な両替所では取り扱いがないため、日本に持ち帰っても両替できないケースがほとんどです。
為替レートの目安
為替レートは日々変動しますが、最近の円安傾向を反映し、本記事では以下のレートを基準にしています。
- 1 バハマ・ドル (BSD) = 1 アメリカ・ドル (USD)
- 1 アメリカ・ドル (USD) ≒ 155円 (※2024年〜2025年の相場を参考)
チップとVATを忘れずに!
バハマでは通貨だけでなく、「VAT(付加価値税)」とチップも含めた支払い文化を理解しておくことがとても重要です。現在は多くの商品やサービスに標準税率10%のVATがかかり、これに加えてレストランやホテル、ツアーなどでは合計金額の約15%前後をチップとして上乗せするのが一般的な目安とされています。
そのため、特に飲食やアクティビティでは、表示価格に対して最終的な支払いが2〜3割ほど増えると想定しておくと、会計時に「思ったより高い」と感じにくくなります。
予算を組む際は、現地での支出見積もりにこの税金とチップ分を必ず含めて考えることが、バハマ旅行での予算オーバーを防ぐ大きなポイントです。
期間別!バハマ旅行の費用・予算相場
では、バハマへ旅行するには、結局総額でいくらくらい準備すれば良いのでしょうか?
バハマは日本から遠く、移動に丸2日ほどかかるため、現地滞在が3泊だとしても「3泊5日」の旅行日数になります。
ここでは「3泊5日」「4泊6日」「5泊7日」の3パターンで、1人あたりの費用相場を紹介します!
航空券の相場
バハマ旅行で最も大きな割合を占めるのが航空券代です。日本からの直行便はなく、アメリカ(マイアミ、アトランタ、ニューヨークなど)やカナダを経由する必要があります。
- 格安航空券(乗り継ぎ多い):約160,000円〜
- 一般的な航空券(乗り継ぎ1〜2回):約230,000円〜350,000円
3泊5日の費用相場(1人あたり)
- 総額目安:約320,000円〜
- 内訳
- 航空券:約200,000円〜
- ホテル代(3泊):約75,000円〜
- 食費・雑費(3日分):約45,000円〜
4泊6日の費用相場(1人あたり)
- 総額目安:約360,000円〜
- 内訳
- 航空券:約200,000円〜
- ホテル代(4泊):約100,000円〜
- 食費・雑費(4日分):約60,000円〜
5泊7日の費用相場(1人あたり)
- 総額目安:約380,000円〜
- 内訳(例)
- 航空券:約180,000円〜
- ホテル代(5泊):約100,000円〜
- 食費:約60,000円〜
- 交通費:約10,000円〜
- 観光・アクティビティ:約20,000円〜
- お土産など:約10,000円〜
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【重要】パッケージツアーの方が安いかも!
バハマは個人手配より、条件次第でパッケージツアーのほうが割安になることがあります。5泊7日のモデルケースでは、個人で航空券とホテルを別々に手配すると総額が約38万円からになる一方、同じ日程の東京発パッケージツアーは約32万円から見つかる例もあり、数万円の差が出ることがあります。
これは、旅行会社が航空券とホテルをまとめて仕入れることで、1人あたりの単価を下げられるためです。大手比較サイトで複数社のパッケージツアーもチェックし、総額(燃油サーチャージ・諸税込)で比べることが、結果的に効果的な節約術になる可能性があります。
高いバハマ旅行の費用を節約する5つのコツ
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移動は「ジプニー」一択!タクシーは使わない
バハマで移動費を抑えたいなら、基本方針は「ローカルバス中心・タクシーは最小限」が現実的です。ジプニーと呼ばれるローカルバスは、ナッソー市内やケーブルビーチ、フィッシュ・フライ周辺など主要エリアを一律1〜2ドル前後で移動でき、タクシーを使うよりも圧倒的に割安です。
区間にもよりますが、タクシー1回分の料金でジプニーに10回近く乗れることもあり、移動手段をバスに切り替えるだけで旅行中の交通費が大きく変わります。
一方、タクシーは距離のわりに高額で、料金トラブルの報告もあるため、どうしても必要なとき以外は避けるのがおすすめです。
食事は「フィッシュ・フライ」でローカル体験
バハマで食費を抑えたいなら、ホテル内レストランはできるだけ避け、ローカル食堂の「フィッシュ・フライ」を積極的に活用するのがおすすめです。
特にナッソーのアラワク・キー周辺はローカル店が集まっており、名物のコンク料理などを観光客向けレストランよりも手頃な価格で楽しめます。
ホテルディナー1回分で100ドル前後かかることを考えると、同じ予算があればフィッシュ・フライでは複数回しっかり食事ができるイメージで、出費を抑えつつバハマらしい味を堪能できます。
「無料」で楽しむバハマを遊び尽くす
バハマは「お金をかけなくても楽しめる楽園」という一面も持っています。SNSで話題の「ブタと泳ぐツアー」は確かに魅力的ですが、参加しなくても滞在を十分に満喫することは可能です。
ナッソー中心部のクイーンズ・ステアケースやジョン・ワトリング蒸留所など、入場無料の歴史スポットを巡りつつ、美しい公共ビーチで一日中のんびり過ごせば、追加費用をほとんどかけずに南国リゾートらしい時間を味わえます。
ケーブルビーチやジャンカヌービーチなどの公共ビーチは利用自体は無料なので、パラソルやチェアのレンタルを控えれば、海を眺めて散歩するだけでも「これぞバハマ」という景色を堪能できるでしょう。
日本から「水」と「お菓子」を持参する
バハマでは、飲み物やお菓子の物価が高く、特に観光地の売店では水1本が日本の感覚よりかなり割高になることがあります。そこで上級者がよく実践しているのが、日本からペットボトル飲料やスナック類をある程度持参する方法です。
スーツケースの空きスペースに水やお茶、好きなお菓子、カップ麺などを詰めておけば、喉の渇きや間食を現地で毎回買わずに済み、結果的にこまごました出費を着実に抑えられます。
液体類は機内持ち込み制限があるため預け荷物に入れること、重量オーバーにならないよう事前に航空会社の無料受託手荷物の制限も確認しておくと安心です。
「ツアー」と「オフシーズン」を賢く利用する
ツアー料金を抑えたいなら、「パッケージツアー」と「オフシーズン」の活用はとても有効です。航空券とホテルをセットにしたツアーは、同じ条件を個人で手配するより数万円ほど安くなるケースもあり、送迎や一部の食事が含まれていれば、総額ではさらに差が開きやすくなります。
また、食事やドリンクが料金に含まれるオールインクルーシブのホテルを選べば、その場で都度チップや税金を気にせずに済むため、出費の見通しが立てやすく、精神的にもかなり楽になります。
加えて、旅行時期を工夫することも大切です。バハマの旅費が比較的下がりやすいのは6〜11月のいわゆるオフシーズンで、この期間は宿泊費やツアー代が抑えられる傾向があります。
まとめ
バハマの物価は確かに「非常に高い」部類に入りますが、それだけで旅を諦める必要はありません。物価が高い主な理由は、島国ゆえに多くの食料品や日用品を輸入に頼っていること、通貨がアメリカ・ドルと連動しており、円安の影響を強く受けることです。
それでも、移動を安いジトニー(ローカルバス)中心にし、高額なタクシー利用を最小限に抑えたり、食事をフィッシュ・フライなどのローカル食堂で済ませたり、クイーンズ・ステアケースや公共ビーチといった無料スポットを上手に組み合わせれば、旅行予算を抑えられます。
ぜひ本記事を参考に、あなただけの「賢い」バハマ旅行プランを立てて、一生の思い出を作ってきてください!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。
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