【2024年最新】アルゼンチンの治安は?危険な場所や注意点を解説
アルゼンチンの治安情報を詳しく解説します。危険エリアや注意点、女性旅行者向けのアドバイスなど、安全に観光するためのポイントをまとめています。アルゼンチン旅行の参考にしてください。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは、南米有数の大都市として知られていますが、治安面では注意が必要です。とくに夜間は危険なエリアがあり、スリやひったくりなどの街頭犯罪が多発しています。女性旅行者はとくに警戒が必要で、単独行動はさけるべきです。
危険エリアや注意点、女性旅行者向けのアドバイスなども紹介していますので、ブエノスアイレス旅行の参考にしてください。
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アルゼンチン・ブエノスアイレスの治安に関する最新情報
ブエノスアイレスは南米有数の大都市ですが、治安面では注意が必要です。外務省の海外安全ホームページによると、ブエノスアイレスの危険レベルは一部の地域に「レベル1:十分注意してください。」が発出されています。これは、特別な注意を払えば旅行可能な水準を示しています。
しかし、犯罪統計データを見ると、スリやひったくり、強盗などの街頭犯罪が多発している状態です。とくに、観光客を狙った犯罪が増加傾向にあるため、常に警戒が必要です。
治安悪化の背景は、急速な通貨安やインフレを原因とした経済状況の悪化とされています。貧困層が増加し、犯罪率の上昇につながっています。ブエノスアイレス滞在中は、貴重品の管理に気をつけ、人混みや観光スポットではとくに注意を払いましょう。
また、夜間の一人歩きはさけ、安全な交通手段を利用するのがおすすめです。治安情報を把握し、適切な対策を取ることで、この魅力的な都市を安全に楽しむことができます。
ブエノスアイレスで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先
緊急連絡先 | 電話番号 |
---|---|
警察 | 911もしくは101 |
消防 | 100 |
救急 | 107 |
万が一、犯罪に巻き込まれてしまった場合は、すぐに上記の番号に連絡しましょう。また、緊急時に備えて上記の番号をスマートフォンに登録しておくのがおすすめです。旅行中はスマートフォンの電源を切らないよう注意し、常に緊急連絡が取れる状態にしておきましょう。
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ブエノスアイレスで観光客が被害にあいやすい犯罪は?
ブエノスアイレスでは、観光客を狙った犯罪が多発しています。とくに注意すべきなのは、スリやひったくり、強盗などの街頭犯罪です。観光スポットや公共交通機関、人混みの多い場所では常に警戒が必要です。
また、タクシーのぼったくりや、偽札詐欺なども報告されています。犯罪者は観光客を狙いやすいターゲットと見なしているため、貴重品の管理や周囲への注意を怠らないことが重要です。
①スリ・ひったくり
ブエノスアイレスでは、スリやひったくりが観光客を狙った最も一般的な犯罪の一つです。とくに人混みの多い観光スポットや公共交通機関では注意してください。犯罪者たちは巧妙な手口を使うので、油断は禁物です。
よくある手口としては、以下のようなものが挙げられます。
- 人混みの中で体を寄せてきて、ポケットやバッグから財布やスマートフォンを抜き取る
- 観光客が写真を撮っている隙に、置いた荷物を持ち去る
- レストランの椅子の背もたれにかけたバッグを、気づかれないように持ち去る
被害を防ぐためには、以下の点に注意しましょう。
- 貴重品は必ず体の前で抱えるタイプのバッグに入れ、常に目を離さない
- 後ろポケットには何も入れない
- 人混みを歩く時は警戒し、バッグや財布に手を添えておく
- 観光スポットで写真を撮る時も、荷物から目を離さない
もし被害にあってしまった場合は、犯人を追いかけたりせず、すぐに警察に通報しましょう。身の安全が何より大切です。また、パスポートのコピーや予備の現金は別々に保管しておくと、いざという時に役立ちます。
②タクシーなどのぼったくり
ブエノスアイレスでは、タクシーを利用する際に観光客を狙ったぼったくりが発生することがあります。とくに空港や主要観光地周辺では注意が必要です。
ここからは、主な注意点と対策を見ていきましょう。
正規タクシーの見分け方
ブエノスアイレスの正規タクシーは黒と黄色のツートンカラーです。ドアには「RADIO TAXI」のステッカーが貼られています。正規タクシーの特徴がない場合は、さけましょう。
配車アプリの利用がおすすめ
UberやCabifyなどの配車アプリを利用すると、料金が事前に分かり、ドライバーの情報も確認できるので安心です。とくに夜間や観光地からの移動時には積極的に活用しましょう。
料金交渉の注意点
メーターを使わず、乗車前に料金交渉を持ちかけてくるドライバーには要注意です。必ずメーターを使用するよう依頼し、応じない場合は別のタクシーを探しましょう。
空港からの移動
エセイサ国際空港からブエノスアイレス市内への移動では、空港内の公認タクシー乗り場を利用するのが安全です。事前に料金を確認し、領収書を貰うようにしましょう。
ブエノスアイレスで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット
ブエノスアイレスは魅力的な観光地が多い一方で、治安が悪いエリアも存在します。とくに、観光客は狙われやすいので要注意です。主な危険エリアには、レティーロ駅周辺、サンテルモの日曜市、ラ・ボカ地区などがあります。
上記の場所では、スリやひったくり、強盗などの犯罪が多発しています。また、夜間は一人歩きをさけ、タクシーや配車アプリを利用するなど、常に警戒心を持って行動することが大切です。
レティーロ駅周辺は観光客を狙った犯罪が多発!
レティーロ駅は、ブエノスアイレスの主要な交通ハブの一つです。多くの観光客が利用するため、犯罪者にとっては格好のターゲットとなっています。とくに、駅構内や周辺の広場では、スリやひったくりが頻繁に発生しています。
荷物から目を離さず、貴重品は身につけておくなど、細心の注意が必要です。また、夜間はとくに危険なので、できるだけさけるようにしましょう。
サンテルモの日曜市も油断は禁物!
サンテルモの日曜市は、観光客に人気のスポットですが、同時に犯罪者にとっても絶好の機会となっています。市場は非常に混雑するため、スリやひったくりが起こりやすい環境です。
とくに、アンティークや骨董品を見ている間に財布や携帯電話を盗まれるケースが多いです。常に荷物を前に抱えるなど、警戒を怠らないようにしましょう。また、現金は必要最小限にし、貴重品は目立たないように保管することが大切です。
レティーロ駅周辺は観光客を狙った犯罪が多発!
レティーロ駅は、ブエノスアイレスの中心部にある主要な交通ハブです。長距離バスターミナルや鉄道駅が集まっているため、多くの観光客が利用する場所でもあります。しかし、この地域は犯罪者にとっても格好のターゲットです。
レティーロ駅周辺では、スリやひったくりが頻発しています。犯罪者は、大きな荷物を持った観光客や、スマートフォンを見ながら歩いている人を狙う傾向です。また、偽のタクシー運転手による詐欺や強盗も報告されています。
ブエノスアイレスの夜の治安は?
ブエノスアイレスの夜の治安は、昼間と比べてやや悪化します。とくに観光客は注意が必要です。一人歩きは極力さけるべきで、とくに深夜の外出は危険です。
夜間の移動には、できるだけ信頼できる交通手段を利用しましょう。流しのタクシーはさけ、Uberなどの配車アプリを使うのが安全です。事前に料金が分かるので、ぼったくりの心配もありません。
地下鉄は夜間も運行していますが、人通りが少なくなる駅もあるので注意が必要です。バスは安価ですが、夜間は観光客には分かりにくい路線もあるので、慣れないうちはさけた方が無難でしょう。
夜のナイトライフを楽しむ場合は、必ず複数人で行動し、有名な観光地区のバーやレストランを選んでください。サンテルモやパレルモなどの観光地区は比較的安全ですが、それでも貴重品の管理には十分注意が必要です。
ホテルに早めに戻ることをおすすめします。夜遅くまで出歩く必要がある場合は、信頼できるタクシーやUberを利用し、できるだけグループで行動しましょう。常に周囲に注意を払い、危険を感じたら速やかにその場を離れることが大切です。
ブエノスアイレスで被害にあわないための防犯対策
ブエノスアイレスは魅力的な観光地ですが、犯罪リスクも高いため、適切な防犯対策が不可欠です。スリやひったくり、強盗などの街頭犯罪に注意が必要です。貴重品の管理を徹底し、人混みではとくに警戒しましょう。
また、夜間の一人歩きはさけ、信頼できる交通手段を利用することが重要です。地元の人々や宿泊施設のスタッフからの最新の安全情報も参考にしてください。これらの対策を心がけることで、より安全にブエノスアイレスを楽しめます。
①地下鉄では時間帯・車両などに注意する
ブエノスアイレスの地下鉄(スブテ)は便利な交通手段ですが、安全に利用するには注意が必要です。とくに観光客は狙われやすいので、以下のポイントに気をつけましょう。
時間帯に注意
朝晩のラッシュ時や深夜は警戒が必要です。混雑時はスリの被害にあいやすく、深夜は人気が少なくなるため危険です。可能な限り、日中の比較的空いている時間帯の利用をおすすめします。
車両選びも重要
先頭や最後尾の車両はさけ、真ん中の車両を選びましょう。また、女性専用車両(Vagón Rosa)があるA線では、女性旅行者はこちらの利用をおすすめします。
荷物管理を徹底
リュックは前に抱えるか、貴重品は内ポケットにしまいましょう。スマートフォンやカメラの使用は控えめにし、常に周囲に注意を払ってください。
乗車券の購入時も要注意
券売機付近でも犯罪が発生しています。現金の出し入れは周囲に気をつけながら素早く行いましょう。
これらの注意点を守れば、ブエノスアイレスの地下鉄も安全に利用できます。常に警戒を怠らず、楽しい旅行にしてください。
②日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう
在アルゼンチン日本国大使館では、アルゼンチンに滞在する日本人向けに「安全の手引き」を発行しています。この資料には、ブエノスアイレスを含むアルゼンチン全土の治安情報や、犯罪に巻き込まれないための具体的なアドバイスが詳しく記載されています。
旅行中の方も「安全の手引き」を参考にすることで、より安全に観光を楽しめるでしょう。とくに最新の治安情報や、緊急時の連絡先、注意すべき犯罪の傾向などが網羅されているので、出発前に必ず目を通しておくことをおすすめします。
「安全の手引き」は、在アルゼンチン日本国大使館のウェブサイトから無料でダウンロードできます。最新版をチェックして、アルゼンチン滞在中の安全対策に役立ててください。
もしブエノスアイレスで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先
ブエノスアイレスで不幸にも犯罪被害にあってしまった場合は、迅速な対応が重要です。まず落ち着いて、適切な機関に連絡しましょう。警察(911)などが主な連絡先です。緊急時に慌てないよう、これらの連絡先は事前に控えておくことをおすすめします。言語の壁がある場合は、ホテルのスタッフや現地の信頼できる人に助けを求めるのもよいでしょう。
また、盗難などの被害にあった場合は、観光警察や最寄りの警察署に直接出向いて被害届を提出することをおすすめします。その際、パスポートのコピーや被害状況の詳細をメモしておくと手続きがスムーズです。
在アルゼンチン日本国大使館
アルゼンチンで困ったことがあれば、在アルゼンチン日本国大使館に相談しましょう。大使館では、パスポートの紛失や盗難時の再発行、現地での事件・事故に関する相談、緊急時の援護など、様々なサポートを行っています。
大使館では、以下のようなサービスを提供しています。
- パスポートの発行・更新
- 各種証明書の発行
- 在留届の受付
- 現地の安全情報の提供
- 緊急時の邦人保護
在アルゼンチン日本国大使館の基本情報は以下の通りです。
- 住所:Bouchard 547, Piso 17, C1106ABG - Buenos Aires, Rep. Argentina
- 電話番号:+54(国番号)-11-4318-8200
- メールアドレス: taishikan@bn.mofa.go.jp
- 開館時間: 月~金09:00~17:45(土日祝除く)
- 公式ウェブサイト:https://www.ar.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
渡航前に大使館のウェブサイトで最新の安全情報を確認し、「たびレジ」への登録も行いましょう。万が一の際に備えて、大使館の連絡先は携帯電話に保存しておくことをおすすめします。
治安情報をチェックしてブエノスアイレス旅行を楽しもう!
ブエノスアイレスは、南米有数の魅力的な大都市ですが、治安面では注意が必要です。スリやひったくり、強盗などの街頭犯罪に気をつけ、危険なエリアや夜間の一人歩きをさけることが大切です。しかし、適切な対策を取れば、タンゴやステーキ、美しい建築物など、この街ならではの魅力を十分に楽しむことができます。
常に警戒心を持ち、貴重品の管理に気をつけ、安全な交通手段を選ぶなど、基本的な注意点を守りましょう。最新の治安情報をチェックし、文化や歴史、人々の温かさを存分に体験してください。
※治安状況は変動する可能性があるため、渡航前に必ず最新の情報を確認してください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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