パラツキ遺跡
パラツキ遺跡は、西暦1150年から1350年の間に先住民のシナグア族によって建てられた長い歴史のある遺跡で、美しいセドナの自然とよく調和しています。パラツキという名前は現地の言葉で「赤い家」という意味です。パラツキ遺跡の見どころは崖上住居や壁画で、ツアーに申し込めばシナグア族の生活や文化について詳しく知ることができます。セドナのほかの観光スポットと異なり、セドナ中心部からパラツキ遺跡までは少し距離があるので、訪れる際は余裕のある旅程を組むことをおすすめします。遺跡までの道のりは砂利道になっているので運転をする場合は注意するようにしましょう。
スポット情報
セドナ旅行におすすめの観光スポット
エアポートメサ
エアポートメサは、セドナの4大ボルテックス(エネルギーの渦)の一つで、心身のリフレッシュを目的とする人が世界中から訪れます。アップタウン・セドナとウエストセドナの真ん中に位置しているため非常にアクセスしやすく、セドナでもっともメジャーな観光スポットといえるでしょう。エアポートメサの頂上からは赤い岩山がそびえるセドナの景色を360度見渡すことができ、朝日や夕日の鑑賞スポットとしても人気です。頂上までは10分ほどで登れるので、アウトドアの初心者や家族連れにもぴったりのスポットです。
ベルロック
ベルロックは、ビレッジ・オブ・オーク・クリークとチャペルの中間に位置するセドナの4大ボルテックスの一つで、その名の通りベルのような特徴的な形の岩が魅力です。「男性的でエネルギッシュなパワースポット」といわれているベルロックは、訪れる人に太陽のエネルギーを分け与えてくれるような力強さがあります。岩山の中腹までは比較的簡単に登ることができるので、アウトドア初心者は中腹までのトレッキングがおすすめです。中腹から頂上までの道のりはとても険しいため、頂上を目指す場合は経験者であっても油断せずに挑みましょう。
カセドラルロック
カセドラルロックは、チャペルの南西に位置する4大ボルテックスの一つで、教会のように高く垂直にそびえ立つ岩山が特徴です。「女性的で、大きな愛で包み込まれるようなパワースポット」といわれているため、寂しさや不安といったネガティブな気持ちを抱えているときに訪れると元気がもらえるかもしれません。カセドラルロックの頂上からはセドナの大自然が見渡せますが、登山の難易度は高めなので挑戦する場合は事前準備をしっかりと行うようにしましょう。個人での登山に不安がある場合はツアーを利用するのがおすすめです。
ボイントンキャニオン
ボイントンキャニオンは、4大ボルテックスの中でも特に強いエネルギーを放っているといわれています。ボルテックスの中では珍しく、男性的なエネルギーと女性的なエネルギーの両方を感じることができるスポットです。ボイントンキャニオン沿いには「Subway Cave」という洞窟があり、洞窟の壁にはネイティブアメリカンの遺跡が残されています。洞窟の入り口はやや狭く見つけづらいですが、遺跡や洞窟からの景色は一見の価値があるのでぜひ探索してみてください。ハイキングコースからは運が良ければさまざまな野生動物を見ることもできるでしょう。
スライドロック州立公園
スライドロック州立公園は、セドナの北に位置する多様なアクティビティが楽しめる公園で、園内では鳥類や哺乳類、爬虫類といった野生動物や、乾燥帯のアリゾナらしい植物に出会うことができます。もっとも人気のあるアクティビティは公園の名前の由来にもなっている自然の岩でできた長さ約25mのウォータースライダーです。つるつるとした岩の上を川の流れに沿って滑ることができるウォータースライダーは、子どもはもちろん大人も楽しめます。季節によって営業時間や入場料が異なるので、訪れる際は公式ホームページで最新情報を確認するようにしましょう。
ホーリークロスチャペル
ホーリークロスチャペルは、1956年に建てられた岩山の上にそびえる小さな教会で、自然がつくり出した観光スポットの多いセドナでは珍しい、モダンな建造物が楽しめるスポットです。フランク・ロイド・ライトの弟子であった彫刻家「マーガレット・ストード」によってデザインされたホーリークロスチャペルは十字架をかたどった窓が特徴で、4大ボルテックスには数えられていないものの神秘的なエネルギーを感じることができる外観です。教会の内部からは遠くにベルロックやカセドラルロックを見渡すこともできるので、ぜひ4大ボルテックスとあわせて訪れてみてください。