公用語
ベネチア(ヴェネツィア)の公用語はイタリア語です。行政や教育、公共機関ではイタリア語が用いられており、街の基本となる言語でもあります。一方、世界有数の観光都市であるため、ホテルやレストラン、商店では英語が広く通じます。日常会話では地域色のあるヴェネト語が使われる場面もあり、土地ならではの文化を感じられる点も特徴です。
宗教
ベネチアの宗教は、イタリア全体と同様にカトリックが中心です。街の至る所に教会や聖堂が建ち、人々の暮らしや歴史と深く結び付いてきました。現在では多様な価値観を尊重する風土が根付いており、カトリック以外の宗教も見られます。
通貨
ベネチアで使用されている通貨は、イタリア全土と共通のユーロです。街中の商店やレストラン、交通機関まで幅広くユーロが使われており、観光客も安心して支払いができます。
クレジットカード、キャッシュレス決済
ベネチアではクレジットカードやキャッシュレス決済が広く普及しています。ホテルやレストラン、土産物店の多くでカード決済が可能で、観光中の支払いに不便を感じる場面は少ないでしょう。VISAやMastercardは特に利用しやすく、交通機関の切符購入でも対応しています。一方で、小規模な商店や市場では現金のみの場合もあるため、少額のユーロを用意しておくと安心です。
費用
ベネチア旅行にかかる費用は、3泊5日で1人あたり約28万円〜が目安です。主な内訳は以下の通りです。
航空券代:150,000円~
宿泊費:45,000円~
現地交通費:10,000円~
食費:30,000円~
観光費:20,000円~
雑費:10,000円~
ベネチアは世界的な観光都市のため物価はやや高めですが、水上バスや街歩き、歴史ある建築や美術に触れる体験は費用以上の価値を感じられる旅先です。
ビザ
日本国籍の方がベネチアを観光や短期の商用目的で訪れる場合、90日以内の滞在であれば原則としてビザは不要です。ただし、今後は渡航前にETIASと呼ばれる事前渡航認証の取得が求められる予定で、2026年第4四半期からの開始が見込まれています。入国時には、出国予定日から3か月以上のパスポート残存期間が必要となります。
日本との時差
ベネチアと日本の時差は通常、日本のほうが8時間進んでいます。日本が12:00の場合、ベネチアは4:00です。一方、サマータイムが実施される夏の期間は時差が7時間となり、日本が12:00の場合、ベネチアは5:00になります。
気候
ベネチアの気候は、アドリア海に面した立地の影響を受け、四季の変化がはっきりしています。春から初夏にかけては気温が穏やかで、街歩きに適した季節です。一方、夏は日差しが強く蒸し暑さを感じる日もありますが、海風で朝夕は過ごしやすい時期です。また、秋は落ち着いた気候が続く一方、高潮「アクア・アルタ」が発生しやすくなるので注意しましょう。冬は冷え込みと霧が発生し、静かな雰囲気の中で観光を楽しめます。
服装
ベネチアを訪れる際の服装は、季節に合わせた動きやすさを意識すると安心です。石畳や橋が多いため、歩きやすい靴は欠かせません。また、春と秋は軽めのジャケットやカーディガンが重宝し、夏は通気性の良い服装が快適です。冬は冷たい風と湿気を感じやすいため、防寒対策が重要になります。さらに、教会を訪れる場合は、肌の露出を控えた服装を心掛けると好印象です。
旅行のベストシーズン
ベネチア旅行のベストシーズンは、気候が安定する春と秋です。4〜6月、9〜10月は気温が穏やかで歩きやすく、水上都市ならではの景色をゆったり楽しめます。ゆったりと観光を楽しめる人におすすめの時期と言えるでしょう。
治安
ベネチアは世界的に人気の高い観光都市で、全体として治安は比較的安定しています。ただし観光客が多いため、スリや置き引き、簡単な詐欺といった軽犯罪には注意が必要です。特に混雑しやすい広場や狭い路地、水上バス周辺では被害が起こりやすい傾向があります。貴重品は体の前で管理し、バッグを開けたままにしないなど基本的な対策を心掛けることで、安心して街歩きを楽しめるでしょう。
物価
ベネチアの物価は、イタリア国内でもやや高めの水準にあります。観光都市として人気が高く、レストランやカフェの料金は他の地方都市より高く感じることが多いでしょう。一方で、地元の人が利用するバーカロやスーパーを選ぶことで出費を抑えられます。場所や時間帯を工夫しながら過ごすことで、無理のない予算でベネチアの魅力を楽しめるでしょう。
交通手段
ベネチアの交通手段は、他の都市とは大きく異なり水路が中心です。移動には水上バスのヴァポレットが広く利用され、主要な観光地や島々を結んでいます。短距離の移動にはゴンドラや水上タクシーもあり、景色を楽しみながら移動できる点が魅力です。街中へは車やバイク、自転車の乗り入れが禁止されているため、徒歩での移動が基本です。
空港から市街地へのアクセス方法
ベネチアの国際空港「マルコ・ポーロ国際空港」から市街地へは、水上バスで直行できます。また、移動時間を重視する場合は水上タクシーが便利です。他にも、費用を抑えたい方はバスでローマ広場まで向かい、徒歩や水上バスに乗り換える方法が選ばれています。なお、陸路で入れるのはローマ広場までのため、ホテルやサン・マルコ広場へ直接向かう場合は水路移動が適しています。
インターネット
ベネチアではインターネット環境が整っており、旅行中も不便を感じにくいです。ホテルや宿泊施設の多くで無料Wi-Fiが利用でき、カフェやレストランでも接続可能な場所が増えています。また、観光客向けに公共Wi-Fiが設置されているエリアもあり、地図検索や情報収集に役立ちます。安定した通信を求める場合は、現地SIMやeSIM、モバイルWi-Fiなどを用意すると安心です。
電源プラグ
ベネチアで使われている電源プラグは、主にCタイプです。日本のプラグとは形状が異なるため、変換プラグが必要です。また、電圧は220Vと日本より高く、対応していない電化製品を使用すると故障の原因になります。スマートフォンやパソコンの充電器は対応していることが多いものの、事前に対応電圧を確認し、対応していな場合は変圧器を準備しましょう。
飲水
ベネチアの水道水は硬水ですが衛生管理が行き届いており、安全に飲むことができます。ただし、石灰分を多く含むため、日本の軟水とは異なり、好みや体質に合わない可能性もあります。不安な場合は、スーパーや売店でミネラルウォーターを購入するのが安心です。
トイレ
ベネチアでは公衆トイレが少なく、有料での利用が基本です。観光中は、観光施設やカフェ、レストランなどで計画的にトイレを済ませておくのがおすすめです。基本的にトイレットペーパーは流せる仕様ですが、古い建物や小規模な店舗では配管の関係で流さずゴミ箱に捨てるよう案内される場合もあります。また、トイレットペーパーが備え付けられていない場合もあるため、ポケットティッシュなどを持っておくと安心です。
海外旅行保険
現地で体調を崩し治療や入院が必要になってしまった際や、スリや盗難などのトラブルにあった際に海外旅行保険に入っていると安心です。NEWTではツアーやホテルのご予約完了後に任意で簡単に保険に加入することができます。