公用語
ゴールドコーストの公用語は英語です。オーストラリア全土で使われている英語は「オーストラリア英語」と呼ばれ、イギリス英語をベースにしつつ、独特の発音やイントネーションがあるのが特徴です。
宗教
ゴールドコーストでは、約6割がキリスト教を信仰しています。移民の影響により、ほかにもイスラム教、ヒンドゥー教、仏教など、さまざまな宗教を信仰する人々が暮らしており、近年は無宗教の人も増えています。
通貨
ゴールドコーストを含むオーストラリアで使用されている通貨は、オーストラリアドル(AUD)です。紙幣は5ドル・10ドル・20ドル・50ドル・100ドルの5種類があり、硬貨は5セント・10セント・20セント・50セント・1ドル・2ドルが流通しています。
クレジットカード、キャッシュレス決済
ゴールドコーストは、キャッシュレス化が進んでおり、多くの店舗や施設でクレジットカードが利用できます。国際ブランドはVisa・Mastercardが主流で、そのほかAmerican ExpressやJCBに対応している店舗も増えています。観光地やショッピングモール、レストランではカード決済が基本ですが、屋台や市場、個人経営の店舗、郊外の電車・バスなど、一部では現金や他のキャッシュレス決済しか使えない場合があるため、少額の現金を用意しておくと安心です。
費用
"ゴールドコースト旅行の費用は、1週間で約20万〜30万円程度が目安です。主な内訳は以下のとおりです。
・航空券費用:1名あたり約11万円〜
・ホテル費用:1泊1室(2名利用)で約1万円〜2万円前後
・食費:1日あたり約1万円〜
・現地交通費:1日あたり約1,000円〜
このほか、観光施設の入場料やオプショナルツアー費用、ショッピングやお土産代なども考慮しましょう。"
ビザ
ゴールドコーストを含むオーストラリアへ入国するには、滞在期間にかかわらず有効なビザが必要です。観光や短期滞在(3か月以内)の場合は、ETAと呼ばれる電子ビザを申請できます。ETAの有効期限は発行日から1年間、もしくはパスポートの有効期限が先に切れる場合はその日までとなります。有効期間内であれば何度でも出入国が可能です。なお、申請はオーストラリア国外からのみ受け付けているため、渡航前に必ず取得しておきましょう。
日本との時差
ゴールドコーストの時差は+1時間です。日本が正午12時のとき、ゴールドコーストでは午後1時となります。また、ゴールドコーストではサマータイムは実施していません。
気候
ゴールドコーストは、温暖湿潤気候に属するエリアで、年間を通して比較的過ごしやすいのが特徴です。夏と冬で寒暖差はあるものの、極端に寒くなることは少なく、1年中温暖な気候が続きます。また、年間を通じて一定の降水量があり、晴れの日が多いのも魅力のひとつです。日本とは季節が逆になるため、12〜2月が夏、6〜8月が冬にあたります。
服装
ゴールドコーストは一年を通して温暖で過ごしやすいのが特徴です。春(9〜11月)は日中は半袖で過ごせますが、9月の朝晩は冷えるため軽い上着があると安心。夏(12〜2月)は半袖やノースリーブなど軽装が中心で、紫外線対策と冷房・雨対策用の薄手の羽織りがあると便利です。秋(3〜5月)は徐々に涼しくなり、4月以降はトレーナーやフリースが活躍します。冬(6〜8月)は平均15℃前後で、日中は長袖1枚でも過ごせますが朝晩は冷えるため上着を用意しましょう。
旅行のベストシーズン
ゴールドコーストのベストシーズンは、春(9月〜11月)と秋(3月〜5月)。です。気温が20℃前後と穏やかで、街歩きもしやすい時期です。ビーチリゾートが目当ての場合は、夏(12月〜2月)頃がおすすめ。気温は30℃前後と暑くなるものの、平均水温は25℃前後と海遊びにぴったりです。
治安
ゴールドコーストは比較的治安が良く、観光客にも人気の高いエリアです。日中の観光や街歩きは安心して楽しめます。ただし、スリや置き引きといった軽犯罪が発生する可能性はあるため注意は必要です。夜間の一人歩きを控える、貴重品は肌身離さず持つなど、基本的な防犯対策を心がけることで、より安全に滞在できるでしょう。
物価
ゴールドコーストの物価は、日本と比べると全体的に高めです。外食費は日本の約1.5〜2倍かかることもあります。例えば、カフェではコーヒー1杯で4〜8オーストラリアドル(約420〜840円)、ランチは20〜30オーストラリアドル(約2,100〜3,150円)ほどが目安です。ディナーになると、1人あたり40オーストラリアドル(約4,200円)以上を見込んでおくと良いでしょう。
交通手段
ゴールドコーストでは、鉄道やバスを中心とした公共交通機関が整っています。なかでも路線バスは交通網が発達しており、ビーチエリアや市内中心部を移動する際には欠かせない存在です。また、ゴールドコーストでは「ゴーカード(go card)」と呼ばれる交通系ICカードが利用できます。チャージしておけば、乗車のたびに切符を購入する必要がなく、スムーズに移動できるのがメリットです。ゴーカードは駅の券売機などで購入できるため、到着後入手しておくと安心です。
空港から市街地へのアクセス方法
ゴールドコースト空港から市街地へは、シャトルバス・公共バスやトラム・タクシーといった交通手段が利用できます。なかでも便利なのが、乗り合いの空港シャトルバス。空港からサーファーズパラダイスをはじめとする市内エリアまで、乗り換えなしで移動できるため、初めての旅行者にもおすすめ。事前予約が基本ですが、空きがあれば当日予約も可能。ただし混雑する時期もあるため、渡航前に事前予約をしておくと安心です。
インターネット
ゴールドコーストの市内中心部では、カフェやショッピングモールなどにフリーWi-Fiスポットが多く整備されています。ただし、日本の通信環境と比べると通信速度はやや遅く、混雑時には不安定になることもあります。快適にインターネットを使いたい場合は、ポケットWi-Fiのレンタルや、現地対応のSIMカード・eSIMを利用するのがおすすめです。
電源プラグ
ゴールドコーストの電源プラグは、Oタイプ・O2タイプが主に使用されています。日本で一般的なAタイプとは形状が異なるため、変換プラグが必須です。また、電圧も日本(100V)とは異なり、オーストラリアは約230〜240Vと高めな点にも注意が必要です。日本の電化製品を使用する場合は、対応電圧を事前に確認し、非対応の場合は変圧器を用意しましょう。
飲水
ゴールドコーストの水道水は飲用できます。ただし、日本とは水に含まれる成分が異なるため、体質によっては合わないと感じることもあります。心配な場合は、沸騰させてから飲むか、飲料水を購入するのが安心です。レストランで提供される水は、基本的には水道水です。店舗によっては浄水器を通した水を無料で出してくれる場合もありますが、水道水を避けたい場合は、bottled waterやstill waterと伝えて注文するとよいでしょう。
トイレ
ゴールドコーストのトイレは、清潔で管理が行き届いている場所が多く、利用する際に大きな不安を感じることはほとんどありません。公衆トイレも比較的多く、無料で利用できます。有料のトイレはほとんどありませんが、一部店舗では店員に声をかけて鍵を借りるところもあります。
海外旅行保険
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