ボグドハーン宮殿博物館
モンゴルで最大の美術品を収蔵しているボグドハーン宮殿博物館。モンゴル帝国の最後の皇帝であるボグド・ハーンが冬に滞在するために建設されたとされる歴史ある博物館です。建物自体もその歴史的な価値と美しさから、博物館として一般公開されています。ボグドハーン宮殿博物館の見どころの一つは「ボグド・ハーン」と「女王の玉座」です。20世紀初頭に使用されていたこの玉座は、仏教のシンボルである九頭竜、馬、人間などが彫刻された美しい作品として知られています。その華やかな装飾が、訪れる人々を魅了し、モンゴル帝国の歴史と文化を肌で感じることができるでしょう。
スポット情報
ウランバートル旅行におすすめの観光スポット
スフバートル広場
スフバートル広場は、ウランバートル市の中心にそびえるモンゴルの象徴的なスポット。広場の中央には、モンゴルの偉大な英雄である「スフバートル」の銅像が立ち、背後には壮麗な政府宮殿が立っている歴史を感じる空間です。スフバートル広場は、モンゴルの歴史と文化を感じることができる聖域であり、よりモンゴルらしい雰囲気を感じたい人にぴったりと言えるでしょう。有名な観光スポットの中心的な位置にあるので、スフバートル広場を拠点に周辺の名所を巡るのがおすすめです。広場でのんびりと過ごした後は、周辺のカフェでほっと一息つくのも心地よいでしょう。
エレデネ村(チンギスハーン銅像と複合施設)
モンゴルの英雄として知られる「チンギスハーン」を称える場所として、地元の人に愛されている「エレデネ村」。村の中心にそびえるのは、高さ40メートルにも及ぶステンレス製のチンギスハーン騎馬像です。騎馬像の内部には、モンゴルの歴史と文化を紹介する博物館が併設されています。チンギスハーンの生涯や功績について詳しく学ぶことができ、モンゴルの偉大な指導者に対する尊敬と理解を深めることができるでしょう。さらに、エレデネ村には伝統的なモンゴルの生活を体験できる施設が充実しています。ゲルと呼ばれる伝統的な住居での宿泊体験や、モンゴル料理、乗馬体験など、モンゴルの生活文化を身近に感じることができます。
モンゴル国立博物館
モンゴル国立博物館は、1924年に設立された歴史ある博物館で、約5万点もの展示物が並んでいる大きさが特徴。モンゴルの歴史や伝統的な生活、先史時代から現代に至るまで、幅広いモンゴルの文化や遺産を感じることができます。古代の工芸品や装飾品、伝統的な衣装、武器、遺跡の遺物などが含まれており、モンゴルの多様な文化を感じたい人におすすめです。また、考古学や民俗学のコーナーもあり、モンゴルの文化や歴史に興味を持つ人々にとっては必見のスポットです。博物館内では、館内ツアーも提供されています。事前の予約が必要なので気になる人は事前に問い合わせをするようにしましょう。
ウランバートル自然史博物館
ウランバートル自然史博物館は、モンゴル国内各地から発掘された恐竜の骨格標本や化石などを展示する博物館です。約6,000点もの貴重な標本が所蔵されています。特筆すべきは白亜紀の有名な恐竜である「タルボサウルス」や「ティラノサウルス」の完全な骨格標本の展示。骨格は迫力満点で、恐竜愛好家はもちろんのこと、多くの観光客の心を掴むことでしょう。また、2020年1月にオープンした自然館では、モンゴルの山や乾燥草原に生息する37種類の動物が自然界ごとに展示されています。展示には鳥類や昆虫類も含まれており、日本ではなかなか見ることのできないモンゴル固有の生物を楽しむことができます。
ガンダン・テクチェンリン寺
モンゴル仏教の中心地として知られているガンダン・テクチェンリン寺。その大きさと壮麗な建築物が訪れた人を魅了する、モンゴル屈指の観光スポットです。寺院の中心にそびえる大きな仏塔は、見上げる者を圧倒し、その壮大さに感動すること間違いなしです。また、寺院内には多くの仏像や仏教美術品が展示されており、仏教の教えや精神を学ぶことができます。寺院の広大な敷地内には、僧院や学校、仏教修行者たちの居住地があり、観光客をはじめ地元の人も多く訪れるモンゴルになくてはならない重要スポットになっています。
ダシチョイリン寺院
ダシチョイリン寺院は、1904年から1908年にかけて建立された、ウランバートルに佇む歴史的な寺院。ボグド・ハーン8世の弟である「チョイジン・ラマ・ロプサンハイダブ」のために建てられ、美しい内装が多くの人々を魅了する有名な寺院です。内部には数々の仏像や豪華な装飾品が飾られ、煌びやかかつ雄大な内装に圧倒されるほど。また、寺院は博物館としても機能しており、モンゴルの歴史や文化について深く学ぶことができます。美しい装飾や歴史的な価値だけでなく、モンゴルの文化や信仰の象徴として重要な存在です。モンゴルの歴史に触れ、伝統的な生活や精神的な豊かさを体験したい人にぴったりの場所です。