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ペットを機内に同伴できる航空会社は?各社のルールを徹底調査!

この記事では航空機内へのペット同伴について特集します。日本では旅客機にペットを乗せるときは貨物室に預けるのが常識です。しかし機内への同伴も可能な場合も!この記事では、各航空会社のルールやペットとの飛行機旅行の方法を徹底調査しました。

ライター
Satoshi Nakamura
日本と世界を旅する釣り大好きアウトドア系ライター。テレビのリサーチ&構成作家として鍛えたスキルを活かして、旅先の歴史やみどころ、おいしいものを徹底調査してから訪れるのがモットー。これまでにアメリカのルート66走破とグランドサークルドライブ旅(2周)、日本の47都道府県ドライブ旅を達成し、現在は47都道府県での釣果達成にも挑戦中!
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この記事では航空機内へのペット同伴について特集します。日本では旅客機にペットを乗せるときは貨物室に預けるのが常識です。しかし機内への同伴も可能な場合も!この記事では、各航空会社のルールやペットとの飛行機旅行の方法を徹底調査しました。

Contents

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ペットの扱いは航空会社で異なる

photo by PIXTA

ペットを飼っている人にとって旅行の際の大きな悩みが、旅先にペットを連れていくかどうか。とくに飛行機を利用する場合、貨物室に預けるのが心配だからとあきらめる人は多いかもしれません。

しかしペットの扱いは航空会社によって異なり、キャリーケースに入れた小型の犬や猫などをキャビン内に同伴できる航空会社もあるのです。

まずは日本の各航空会社の対応をまとめてみました。

日本の航空会社でペットは預け荷物扱いが一般的

日本の航空会社では、ペットは預け荷物として扱うのが一般的です。ただしLCC(格安航空会社)では与圧や温度調整、手続きなどのコストの問題があり、ペットの搭乗は預け荷物としても不可となっています。

※各航空会社の公式サイトで調査(2025年5月28日時点。今後変更の場合あり)

航空会社

キャビン内への同伴

預け荷物

ANA

×

JAL

×

スカイマーク

×

ソラシドエア

×

AIR DO

×

スターフライヤー

ピーチ・アビエーション

×

×

ジェットスター・ジャパン

×

×

スプリングジャパン

×

×

ZIP AIR Tokyo

×

×

日本の航空会社ではスターフライヤーのみ、キャビン内にペットを同伴して一緒に旅をすることができます。

盲導犬、聴導犬、介助犬は同伴可能

今回の調査は、ペットとしての動物の扱いについて。各航空会社では盲導犬、聴導犬、介助犬の機内への同伴は原則として認めています。搭乗手続きカウンターで使用者証明書(海外から来日する場合は海外補助犬使用者 期間限定証明書)を提示すれば、無料でキャビンまで同伴できるのが一般的です。詳しくは各航空会社の公式サイトで確認してください。

世界の航空会社ではキャビン内への同伴の方が主流

photo by PIXTA

世界の航空会社では、小型の犬や猫(一部は小鳥や小動物など)に限ってキャビン内に同伴できる航空会社の方が多くなっています。

細かなルールは各社異なるためこのあとに詳しく解説しますが、まずは主な航空会社のペット輸送の対応状況を一覧で紹介しましょう。

※各航空会社の公式サイトで調査(2025年5月28日時点。今後変更の場合あり)

航空会社

キャビン内への同伴

預け荷物

ITAエアウェイズ

アエロメヒコ航空

アシアナ航空

アメリカン航空

イベリア航空

ヴァージン・アトランティック航空

×

エア インディア

エア・カナダ

エアソウル

エア タヒチ ヌイ

エアチャイナ

×

エアプサン

エアヨーロッパ

エジプト航空

エチオピア航空

エティハド航空

エバー航空

×

エールフランス航空

オマーンエア

×

オーロラ航空

×

カタール航空

×

カンタス航空

×

キャセイ・パシフィック

×

KLMオランダ航空

ジンエアー

深セン航空

×

スイスインターナショナル

スカンジナビア航空

スリランカ航空

×

タイ航空

×

ターキッシュ エアラインズ

大韓航空

チェジュ航空

ティーウェイ航空

ニュージーランド航空

×

ハワイアン航空

フィンエアー

ブリュッセル航空

ベトナム航空

ポーランド航空

マレーシア航空

×

MIATモンゴル航空

南アフリカ航空

×

×

ユナイテッド航空

ラタム航空

ルフトハンザドイツ航空

このように海外ではキャビン内への同伴も可能な航空会社が主流であることが分かります。

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ペットのキャビン内同伴の流れ(スターフライヤーの場合)

By lasta29 - Star Flyer, A320-200, JA23MC, CC BY 2.0

世界では普及しているキャビン内へのペットの同伴。

日本でペットの同伴を唯一実現しているスターフライヤーの乗り方を例に、一連の流れと注意点を紹介しましょう。

スターフライヤーのペット同伴の規定

ペットをキャビン内に同伴する場合、どの航空会社でも確実に定められているのが、サイズの上限。多くの場合はペットとケージの合計の重さとケージのサイズの両方が定められています。

スターフライヤーの場合は、以下のようなルールです。

  • 高さ75cm×幅43cm×長さ55cm以内のケージに入る小型の犬と猫が対象。
  • ペットが無理なく立ち上がる、横たわる等の動きができるよう十分な余裕が確保できる必要がある。

これは海外の一般的なルールよりも大きめのサイズ。海外ではペットとケージ込みで5kg〜8kg、ケージの3辺の長さの合計は105〜115cm前後が一般的です。

ペットの年齢についてもスターフライヤーでは以下の制限を定めています。

  • 生後各種ワクチン接種を終えたペットに限る

幼い犬や猫の同伴は体調不良を起こす可能性があるため多くの航空会社で認められていません。その期間は航空会社それぞれの規定があります。

続いてペットの性質などについてのスターフライヤーのルールはこちらです。

  • 飼い慣らされていること
  • 鳴き声など他の乗客の迷惑にならないよう、充分にトレーニングされていること
  • 手入れが行き届いていること(におい対策等を施していること)
  • 混合ワクチン(3種以上)および犬の場合は狂犬病予防ワクチンを接種したことが接種証明書、鑑札、注射済票で確認できること

鳴き声やにおいはトラブルの原因となるので、注意してください。

ペット同伴に必要な準備

ペット同伴を利用する場合、まずは指定のサイズ・形状のケージの準備が必要になります。

  • 高さ75cm × 横幅43cm × 長さ55cm以内
  • シートベルトで座席に固定するための取手がついていること
  • シールロックを装着することができること
  • 窓・入口部分がメッシュ素材であること(窓・入口部分が格子状のケージは不可)

スターフライヤーでは搭乗当日にケージのサイズや形状が適当でないと判断した場合や、空港でシールロック装着ができなかった場合などは、貸出のケージを利用することになります。 

さらに、以下が必要です。

  • 各種ワクチン接種証明書(狂犬病ワクチン、混合ワクチン コピー可)
  • 同意書兼申込書
  • ペット用おむつの着用、リード・首輪の準備

国際便の場合は必要な書類や渡航できる条件が各国で異なるため、事前に各航空会社の公式サイトなどで確認してください。

普段おむつの着用に慣れていない犬や猫も多いはず。同伴する場合には事前に練習しておくのが効果的です。また保安検査通過の際はリード・首輪の装着が必要。できるだけ金属部品が少ない製品をあらかじめ準備してください。

当日の空港での流れ

1:カウンターにて搭乗手続き

出発1時間30分前を目安にカウンターで搭乗手続きをします。

同意書兼申込書、混合ワクチン(3種以上)、犬の場合は狂犬病予防ワクチンの接種証明書(コピー可)を提示します。

2:保安検査の準備

保安検査場ではケージからペットを出し、抱きかかえます。脱走防止のためにリードや首輪をつけて通過するため、あらかじめ金属部品の少ないリードや首輪(ハーネス)を準備しておきましょう。

3:保安検査の通過

保安検査のゲートを、ペットを抱きかかえたまま通過します。空けたケージは手荷物と同じ検査機へ。検査機は強いエックス線が出る装置なので、ケージにペットを入れたまま通さないよう注意して下さい。

4:検査終了後

検査終了後は、手荷物の整理などよりも先にペットをケージに戻します。リードをつけたままだとケージの中でからまることがあるので、必ずリードは外しましょう。

ペットをケージに入れたら、出入口にシールロックを装着します。ケージの中に水や餌を入れることはできず、保安検査場通過後はペットをケージから出すこともできないので注意してください。

5:搭乗

スターフライヤーのFLY WITH PET!では、事前改札で他の乗客より先に機内に案内されます。そのため出発時刻の20分前には必ず搭乗口近くで待つようにしてください。

他の航空会社では前席の下の足元にケージを置くのが一般的ですが、スターフライヤーの機内では原則、最後列の窓側の席に汚れ防止のカバーをかけたうえでケージを固定します。FLY WITH PET!では飛行中もすぐにペットの様子を確認できるので安心です。

ただし他の航空会社と同じく、飛行中にケージからペットを出すことはできません。

6:到着

飛行機が目的地に到着したら、他の乗客が全員降りた後、最後に降ります。

各航空会社のペット同伴ルール

By Alexandre Gouger - Own work, CC BY-SA 3.0

海外にはキャビン内にペットを同伴できる航空会社はたくさんありますが、そのルールは会社によって異なります。とくにキャリーのサイズやペットとキャリーの合計重量は大きな差があるので注意が必要です。またペットを航空機に乗せる条件は国によって法律や必要な書類が違うので、事前に必ず航空会社の公式サイトで確認するようにしてください。

ここでは世界の主な航空会社から、キャビン内へのペット同伴が可能な会社を調査。それぞれの主なルールを紹介します。

ITAエアウェイズ

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:ケージ込みで国内線の場合12kg以下、その他は10kg以下

その他のルール 

  • 搭乗日の48時間前までにカスタマーセンターへ連絡の上、航空券を購入
  • その際にペットキャリーあるいはケージの正確な寸法を知らせる
  • ペットキャリーのサイズ制限は、高さ 24cm、長さ 40cm、幅 30cm (国際線および大陸間フライトでは20cm)以下
  • 総重量が制限以下なら同種の動物を最大5匹まで入れることが可能
  • 加えて飛行中に必要な餌を含めた2kgまでのペットキャリーの重量が追加可能
  • 生後3ヶ月未満の動物は不可

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アエロメヒコ航空    

以下の表示はありますが、詳細は公開されていません。

愛犬や愛猫と一緒に旅をしましょう. 機内にペットを持ち込む場合は、専用キャリーバッグに入れて前座席の下に置き、フライト中はずっとお客様の責任下にあるようにしてください。

詳細については航空会社にお問い合わせください。

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アシアナ航空 

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・小鳥類
  • 重量制限:ペット(キャリアを含む)の合計重量が7㎏以下

その他のルール 

  • 韓国国内線は航空機の出発24時間前まで、国際線は航空機の出発48時間前までに予約
  • 乗客大人1人あたり1匹のみ
  • キャリアは、高さ最大21cm、横32cm、縦45cm以内
  • 前方座席の下に収納可能なサイズであること
  • ペット連れの場合は座席が指定になる
  • ビジネスクラスは、A321機種以外では機体の構造と安全規定により座席の下にキャリアを収納することができず、滑走・離着陸の際には客室乗務員が他のスペースに収納する場合あり

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アメリカン航空      

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:キャリアのサイズ制限あり

その他のルール 

  • 最長12時間のフライト(一部を除く)、または以下の一部の都市の発着便で、ペットを同伴可能。米国大陸内48州、米国およびカナダ、アラスカ、メキシコ、プエルトリコ、セント・クロイ、セント・トーマス
  • 太平洋横断路線ではペットの機内持ち込み不可
  • サイズはソフトキャリア(推奨)の場合、46cmx 28cmx 28cm以下

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イベリア航空

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・観賞用魚類・亀・鳥類(家畜および猛禽類を除く)
  • 重量制限:キャリアを含めた重量が最大8kg

その他のルール 

  • キャリアの寸法は最大で長さ45cm、幅35cm、高さ25cm。3辺の合計が105cmを超えないこと
  • キャリアは頑丈で通気性があり(4面の少なくとも16%)、防水加工が施された安全な底を備えていること
  • 鳥類の場合、キャリアには常に覆いをかける
  • 小型または体重が軽い同種の動物は、2匹を同じキャリアで持ち運び可能
  • シートベルト着用サインが点灯している場合は、シートの下、乗客の足元に固定する

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エア インディア     

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:キャリアとの合計重量が7kg未満(1便につき2匹まで)

その他のルール 

  • カスタマーサポートに問い合わせのうえ、出発の72時間前までに予約が必要
  • ペット同伴の場合、複数都市への予約は不可
  • 飛行中はペットの犬に口輪を付け、リードをつけること
  • 生後8週間未満、妊娠中のペットは不可
  • 46 cm x 46 cm x 30 cm以下の柔らかくて通気性のあるバッグまたはケージに入れる

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エア・カナダ 

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:猫または小型犬に限る(キャリアのサイズ制限あり)

その他のルール 

  • フライトの予約が完了後、24時間以内にエア・カナダ コールセンターに電話連絡をして、ペットの事前登録を行う
  • キャリアのサイズは40 cm x 43 cm x 20 cm以下(機体により異なる)
  • 乗客1名につき猫または小型犬1匹まで
  • 生後10週齢以上で完全に乳離れしていること
  • プレミアムエコノミークラスは座席レイアウトの関係上、ペット用キャリアを安全に収納できないため不可

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エアソウル   

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・鳥
  • 重量制限:キャリアを含むペットの体重が9kg未満

その他のルール 

  • 大人1名につき1匹(1ケージ)
  • 成犬になっていない6ヶ月未満の子犬2匹、または子猫2匹、母と子、鳥1ペアの場合は1つのキャリアで機内持ち込み可能
  • キャリアの三辺の長さの合計が115cm未満で、高さが最大21cm以内(ソフトキャリアは25cmまで可)
  • キャリアは金属製、木製、プラスチック製、ファブリック製、革製など丈夫な材質のもので、フレームなどで一定の形に保たれているもの
  • 生後8週間未満、安定剤や睡眠剤が投与されたペットは不可

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エア タヒチ ヌイ    

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:ペットの体重とキャリアの総重量が8kg以下

その他のルール 

  • ロサンゼルス〜パリ、パリ〜ロサンゼルス、タヒチ〜ロサンゼルス/シアトル、タヒチ〜パリのフライトのみ可能
  • キャリアのサイズは縦40cm x 横35cm x 高さ20cm以内
  • アメリカを経由または目的地とする場合、猫は生後4か月以上、犬は生後6か月以上のみ可能。

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エアプサン   

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・小鳥
  • 重量制限:キャリアを含む重量が7kg以下

その他のルール 

  • 大人の搭乗者1名につき機内持ち込み1匹
  • キャリアのサイズは3辺長さの合計が115cm以下で、高さは最大24cm以内
  • 6ヶ月未満の子犬2匹または猫2匹、親と6ヶ月未満の子犬・子猫、鳥一組は同じキャリアに入れて搬入可能
  • 飛行中には水以外の食べ物は提供不可

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エアヨーロッパ

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:ペット8kg以下、キャリアとの合計10kg以下

その他のルール 

  • 短距離および中距離便のみ可能、ビジネスクラスは機体の構造上不可
  • キャリアの最大寸法は 40cmx 30cm x 30cm
  • キャリアは柔らかく、柔軟性があり、通気性があり、承認されたキャリアであること
  • 最低3か月齢であること
  • 同じ種で許容されるサイズ/重量を超えなければ3匹まで同じキャリーで持ち込み可能

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エジプト航空 

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・ハヤブサ 
  • 重量制限:動物とキャリアの合計重量が8kg以下 

その他のルール 

  • 出発日の48 時間前までに予約部門に連絡してリクエストする
  • キャリアは水漏れや脱走の防止が図られており、動物が自然な姿勢で立ったり、向きを変えたり、横になったりできる大きさであること
  • キャリアの最大寸法は55cm×40cm×20cm(長さ、幅、高さ)。
  • キャリア1つにつき1匹まで。ただし2匹の動物とキャリアの合計が上記の重量または寸法を超えない 限り1 匹のペットとしてカウント可能

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エチオピア航空      

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:輸送容器を含めて8kg以下

その他のルール 

  • キャリアのサイズは 55cm x 40cm x 20cm 以下
  • 呼吸困難の恐れがあるため、短頭種の犬・猫は不可

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エティハド航空      

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・ハヤブサ
  • 重量制限:体重8kg(キャリアを含む)まで

その他のルール 

  • 搭乗7日前までにペットの予約フォームに記入し、フライト72時間前までに必要書類をメールで送信する。また空港で必要書類の原本を提示する
  • 生後16週間以降のみ可能
  • 最大サイズは座席下収納サイズの場合、長さ x 幅 x 高さが40cm x 40cm x 22cm。追加の座席を購入した場合は50cm x 43cm x 50cmまで

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エールフランス航空

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:キャリアを含めて8kgまで

その他のルール 

  • 出発の48時間前までに予約手続きを行うこと
  • キャリアは IATA(国際航空運送協会)の必要条件を満たしていること
  • 硬質プラスチックまたはファイバーガラス製のキャリアのみ受け付け可能

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オーロラ航空 

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・小鳥
  • 重量制限:ペット、キャリア含め8kgまで

その他のルール 

  • 18歳以上であること
  • キャリアの3辺の和の合計は115cm以内
  • キャリアには鍵を掛け、フライト中は開けないこと

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KLMオランダ航空

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:ペットと合わせて8kgまで

その他のルール 

  • フライト出発時刻の48時間前までに機内持ち込みの予約が必要
  • 生後15週以上であることが条件、短頭種の犬と猫は不可
  • キャリア(トラベルバッグまたはケージ)のサイズは最大46 cmx 28 cmx 24 cmまで

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ジンエアー

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・鳥
  • 重量制限:ペットとキャリアの総重量が7kg以内

その他のルール 

  • キャリアの三辺(幅、長さ、高さ)の合計は115cm未満で、高さは最大20cm(ソフト容器の場合は最大26cm)まで
  • 出発の1日前までジンエアーのウェブサイト、マイページ、およびカスタマーサービスセンターで申し込み可能
  • 生後8週以上であること(グアム路線は生後6か月以上の犬に限る)

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スイスインターナショナル   

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:キャリアを含む総重量が8kg以下

その他のルール 

  • オンラインのマイブッキングまたはサービスセンターから事前申し込み
  • 搭乗者1名につき最大2匹まで、生後満12週からのみ可能
  • キャリアは3辺の合計が118cm(55 x 40 x 23cm)以下

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スカンジナビア航空  

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:ペット + キャリアで8kgまで

その他のルール 

  • 予約から24時間以内、出発の24時間前までに申請が必要
  • 8週未満の犬や猫、授乳中の犬や猫は不可。14週未満は、輸送に適していることを示す獣医の証明書が必要
  • 1乗客ごとにキャリアは1個(重量制限内で同種で2匹まで)
  • 最大寸法は長さ40cm x 幅25cm x 高さ23cm

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ターキッシュ エアラインズ

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・鳥
  • 重量制限:ペットとキャリアの合計重量は最大8 kg

その他のルール 

  • フライトの6時間前に予約を完了し、承認を受けること
  • キャリアのサイズは、高さ23 cm、幅30cm、奥行き40cm以内
  • 少なくとも3つの側面に直径2.5cm以上の通気孔を備えた柔らかいキャリアであること
  • 生後10週未満または離乳していない猫と犬、哺乳中の母猫や母犬は獣医師の許可が必要。生後10〜12週の場合も獣医師の許可が必要

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大韓航空

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・鳥(生後8週以上)
  • 重量制限:ペットとキャリアの合計重量が7kg以下

その他のルール 

  • 1つのキャリアに鳥は2羽(つがい)まで、生後6か月未満なら犬2匹または猫2匹まで可能
  • 航空券を購入後、国際線の場合は出発の48時間前までに、韓国国内線の場合は出発の24時間前までに承認を得ること
  • キャリアは最大で幅32cm x 奥行き45cm x 高さ19cmまで

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チェジュ航空 

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・鳥(生後8週以上)
  • 重量制限:ペット+キャリアの合計重量が9kg以下

その他のルール 

  • キャリアは横、縦、高さの合計が100cm以下で、横が最大37cm、高さ23cm以下
  • 大人1人につき1匹(航空機1機あたり最大6匹まで)
  • 申し込みは韓国国内線はカスタマーセンターまたはチェジュ航空のホームページ、アプリで申請。国際線はお客様センターで申請
  • 出発時刻の少なくとも2時間前には飼料と水を与え、キャリアの床には紙やタオル、毛布などを敷く

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ティーウェイ航空    

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・鳥
  • 重量制限:ペットとキャリアの重量を合わせて9kg以下

その他のルール 

  • 出発の1日前までにオンラインで申請
  • 大人の乗客1人あたり1匹
  • キャリア1個に1匹だけ運送可能(ただし母親と8週以上6ヶ月未満の子犬または子猫はそれぞれ1匹ずつ1つのキャリアに一緒に入れて輸送可能)
  • キャリアの三辺の合計が115cm以下で、横が37cm、高さが23cm以下(ソフトキャリアは高さが最大26cm以下)

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ハワイアン航空      

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫・鳥
  • 重量制限:キャリアのサイズ制限あり

その他のルール 

  • ハワイ州は米国で唯一、狂犬病が発生していない州であるため、渡航前に狂犬病に関する厳格な規制と要件を満たす必要あり
  • 搭乗の48 時間前までに予約部門 (1-800-367-5320) に連絡して申請
  • キャリアは、長さ約43.8cm×約28.4cm×約23.8cm以下
  • 1つのキャリアで運ぶのは成犬または成猫1匹、または生後8週間から6ヶ月までの同じ品種の子犬または子猫2匹が可能

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フィンエアー

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫(ペットのウサギ、カメ、ハリネズミは、EU加盟国出発便に限り可能)
  • 重量制限:ペットとキャリアの合計重量が最大8kg

その他のルール 

  • ペットの予約は、必ずチェックインの受付開始前に行う
  • キャリアのサイズはソフトキャリアの場合、最大で55cm x 40cm x 23cm。ハードキャリアの場合、最大で35cm x 30cm x 20cm
  • 乗客1人あたりキャリア1個(各便で2名まで)

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ブリュッセル航空

  • 持ち込み可能な動物:小型犬・猫
  • 重量制限:ペットとキャリアで合計8kg以下

その他のルール 

  • 生後15週以上のみ(米国への旅行は生後6か月以上の犬のみ)
  • マイブッキング、またはサービスセンターで事前にオンライン予約
  • キャリアのサイズは55cm x 40cm x 23cm以内
  • 互いに快適に過ごせる限り、大人のペット2匹を同じキャリアに入れて輸送可能(最大重量以下の場合)。

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ベトナム航空 

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫(生後10週間以上)
  • 重量制限:ペットとキャリアの合計重量が6kg以下

その他のルール 

  • 出発時刻の24時間前までにベトナム航空の支店に申し込む。
  • 生後10週間未満は不可。
  • 1機あたりの上限は、A321型機のビジネスクラスには1匹、プレミアムエコノミークラスには2匹、エコノミークラスには2匹まで。
  • キャリアはプラスチック、木材、金属、溶接金属メッシュ素材(木材は猫用キャリアのみ使用可能)。
  • キャリアの(幅、長さ、高さ)は35c​​m x 30cm x 20cmを超えないこと。

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ポーランド航空

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:ペットとキャリアの合計で8kg以下

その他のルール 

  • 動物がキャリアに完全に収まり、立つ、回転する、寝転ぶなど、ペットが自由に動ける状態であることが必要。 
  • キャリアのサイズは、B787およびB737機の場合、55cm x 40cm x 20cm以下。 DH4、E70、E75、E95機の場合、45cmx30cmx 20cm以下
  • 非営利目的の場合のみ利用可能

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MIATモンゴル航空    

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:ペットとキャリアで5kg以下

その他のルール 

  • 座席指定の際にペット同行を意味するAVIH/PETCコードを入力し、キャリアの重量(ペット込み)と3辺のサイズを確認
  • キャリアの3辺の合計は115cmを超えないこと
  • キャリアは木材、鉄、プラスチックなどの硬い質感の素材で、換気性も必須

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ユナイテッド航空    

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:サイズ制限あり

その他のルール 

  • チェックインにはEメールまたは予約の確認ページで通知される自身とペットの分の2つのご予約番号が必要
  • 乗客1名あたりペット2匹まで可能。ただしペットを2匹同伴する場合は2座席購入すること
  • 一部航空機では1名につきペット1匹のみの同伴
  • ハードキャリアは長さ44cm x 幅30cm x 高さ22cm以下、ソフトキャリアは長さ45cm x 幅27cm x 高さ27cm以下

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ラタム航空   

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:キャリアのサイズ制限あり

その他のルール 

  • 生後16 週間たち、出発の少なくとも5日前までに離乳していることが必要
  • プレミアムエコノミーは1便につきペット1匹まで。エコノミーは1便につき最大5匹まで可能。プレミアムビジネスは不可
  • キャリアのサイズは、ソフトキャリアの場合、長さ40cm x 幅28cm x 高さ25 cm以下。ハードキャリアの場合は、長さ36cm x 幅33cm x 高さ19 cm以下

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ルフトハンザドイツ航空     

  • 持ち込み可能な動物:犬・猫
  • 重量制限:キャリアの重さも含めて8kg以下

その他のルール 

  • 出発時刻の72時間前までにオンラインまたは旅行会社で申し込み。または出発時刻の24時間前までにルフトハンザ サービスセンターで申し込み
  • 生後12週間以上であること(ドイツ発着・経由便では生後15週間以上)
  • 1名につき最高2匹のペットを規定に適合するキャリアに入れて同伴可能
  • キャリアの最大サイズは3辺の合計が118 cm以内で、55cm x 40cm x 23cm以内

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ペットが預け荷物となる日本の航空会社(国内線)のルール

By Kentaro Iemoto from Tokyo, Japan - ANA B777-300(JA779A), CC BY-SA 2.0

続いてペットが預け荷物となる日本の航空会社の国内線のルールもまとめて紹介します。国際線は渡航する国によってルールが異なるため、各航空会社の公式サイトなどで確認してください。

ANA

預け入れ可能な動物

  • 犬・猫・うさぎ・ハムスター・ハリネズミ・フェレットなどの哺乳類
  • 猛禽類以外の鳥類
  • 夏季期間は短頭犬種の預け入れを中止

ケージサイズの目安

  • 小型用(S)幅40×奥行55×高さ40(cm)
  • 中型用(M)幅46×奥行66×高さ50(cm)
  • 大型用(L)幅55×奥行80×高さ60(cm)
  • 特大用(LL)幅65×奥行95×高さ70(cm)

その他のルール

  • 家庭で飼いならされ、航空機の利用に適した健康状態であること
  • 売買用/産業用の動物ではないこと
  • 妊娠していないこと
  • 若齢(生後4カ月未満)ではないこと
  • 心臓疾患/呼吸器疾患がないこと
  • 鎮静剤を使用していないこと

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JAL

預け入れ可能な動物

  • 犬、猫、小動物(うさぎ、フェレット、ハムスター、モルモットなど)
  • 短頭犬はブルドッグ、フレンチブルドッグは不可だがパグ、チン、ボストンテリアなどその他の短鼻犬・短頭犬、ブルドッグ・フレンチブルドッグの雑種は可能
  • 小鳥、ペットの猛禽類(ワシ、タカ、フクロウなど)

サイズの制限

  • ペットと他の受託手荷物を含め、合計100kgまで

その他のルール

  • 妊娠中ではない
  • 生後8週間以上経過している
  • 産業用、商業用ではないこと
  • 法令に基づいて狂犬病ワクチンを接種していること(犬のみ)

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スカイマーク

預け入れ可能な動物

  • 飼いならされた犬・猫・小鳥(猛禽類は不可)
  • 小動物(ハムスター・うさぎ・リスなど)
  • パグ、シーズ-、ボストン・テリア、ペキニーズ、チン、ボクサー、ブルドッグ、チベタン・スパニエルなどの短吻種犬は不可

サイズの制限

  • ペットとケージの重さは合計32kgまで
  • ケージのサイズは、最大で51cm×69cm×48cmまで。ケージに入らない大型犬は不可

その他のルール

  • 貸し出し用無料ケージあり。小: 31cm×47cm×25cm/ケージ重量 1.5kg。中: 42cm×53cm×40cm/ケージ重量 2.5kg。大: 51cm×69cm×48cm/ケージ重量 5.5kg
  • 1便あたりのペットの数に制限があるため、制限数に達していた場合は後続便に振り替え

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ソラシドエア

預け入れ可能な動物

  • 犬、猫、うさぎ、ハムスター、ハリネズミ、フェレットなど
  • 鳥類(ワシ、タカ、フクロウなどの猛禽類は不可)
  • 夏季期間(毎年5月1日~10月31日)は短頭犬種の預かりを中止

サイズの制限

  • 最大で高さ約85cm、幅約121cm

その他のルール

  • 航空機の利用に適した健康状態ではないペットの預かりは不可。妊娠している、若齢(生後4か月未満)である、鎮静剤を使用している、心臓疾患、呼吸器疾患があるなどの場合も不可
  • IATA規定に適合した、航空輸送に耐えうるペットケージのみ可
  • 貸し出しペットケージあり。数に限りがあるため、とくにLLサイズを希望の場合は、事前に予約・案内センターへ連絡が必要

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AIR DO

預け入れ可能な動物

  • 犬、猫、小鳥、小動物(リス、ハムスターなど)など
  •  猛禽類(ワシ、タカ、フクロウなど)は不可
  • 5月1日~10月31日の夏季期間は短頭犬種の預かりを中止

貸し出しケージサイズの目安

  • Sサイズ 40cm×55cm×40cm
  • Mサイズ 50cm×70cm×55cm
  • Lサイズ 55cm×80cm×60cm
  • LLサイズ 65cm×95cm×70cm

その他のルール

  • 航空機の利用に適した健康状態ではないペットの預かりは不可。妊娠している、若齢(生後4ヵ月未満)である、心臓疾患、呼吸器疾患があるなどの場合も不可
  • ケージは硬いプラスチックや金属など、強度のある素材でつくられ、頑丈で屋根がついた航空輸送に耐えうるケージであること。車輪付きの場合は、取り外しが可能なもの、もしくは車輪が固定できること。側面に換気用の窓が備わっているのなど、通気性のあること
  • ペットがケージの中で立つ、座る、寝そべる、回転できるなど、十分に動けるスペースがあること

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スターフライヤー

ペットの同伴が可能なスターフライヤーでは、大型犬などの貨物室への預け入れも行っています。

預け入れ可能な動物

  • 飼いならされた小犬、猫、ハムスター、フェレット、うさぎ、小鳥(猛禽類は不可)など。
  • 爬虫類、両生類は、主に市販のペットフード・種・果実・昆虫を常食とする種類(小動物等を常食としないもの)のみ可能
  • 5月1日~10月31日の夏季期間は、特定の短頭犬種の預かりを中止

貸し出しケージサイズの目安

  • S:縦41cm・横53cm・高さ38cm
  • M:縦51cm・横69cm・高さ47.5cm
  • L:縦61cm・横91cm・高さ66cm

その他のルール

  • 原則動物1匹の収容可能、ただし鳥は2羽まで収容可能
  • 航空機の利用に適した健康状態ではないペットの預け入れは不可。妊娠している、若齢(生後4カ月未満)である(爬虫類、両生類は除く)、心臓疾患・呼吸器疾患があるなどの場合も不可

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ペットの預け入れの注意点

photo by PIXTA

ペットの預け入れは貨物室にペットを預けるため、過酷な環境になると思われがちですが、航空機内は空調でコントロールされているので、キャビン内と比べれば騒音などの問題はあるものの比較的快適な環境です。

しかし注意が必要なのは、貨物室に積み込むまで。空港内の屋外で待機することになるため、夏季の高温・多湿の環境や、地域によっては冬季の厳しい環境にさらされることになります。そのため、季節によっては以下のような工夫をする必要があります。

  • 夏には外気温の影響を受けやすい日中の時間帯を避ける
  • 暑さに弱い子犬、高齢犬、短頭犬種は、夏の旅行を避ける
  • 寒さに弱いペットは冬の旅行先を慎重に選ぶ

ペットの預け入れの流れ(国内線)

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ペットを貨物室に預け入れる流れを、ANAを利用する場合を例にして解説しましょう。

出発日までの準備

出発前までにしておくべきことは下記のとおりです。

ケージに慣れさせる

飛行機では長時間ペットケージの中で過ごします。ペットケージに慣れていないペットは、ストレスを感じやすいため、旅行前に慣れさせるようにしてください。

最初は短い時間からはじめ、だんだんと時間を延ばしていくのがおすすめ。ケージの中におやつや好きなおもちゃを入れて、居心地のいい場所だと認識させるのがコツです。

飛行機の環境に慣れさせる

エンジン音や振動など、フライト中の状況にペットを慣れさせておくのも効果的。いっしょにドライブに行ったり空港に行ったりして、似たような環境を体験させると効果的です。

獣医師への相談

初めての旅行で不安がある場合は、獣医師に相談しておくのがおすすめです。

狂犬病ワクチン接種を受ける

犬の場合は狂犬病予防法で定められたワクチン接種を1年以内に受ける必要があります。

出発当日の準備

出発当日はペットが不安にならないよう、できるだけいつもと同じ接し方を心がけ、ペットを安心させてください。

最適なタイミングで食事をすませる

ペットを預け入れした後は目的地に到着するまで、乗り継ぎを含めて食事を与えることはできません。あらかじめ最適なタイミングで食事を与えておく必要があります。

満腹状態や空腹状態は飛行機酔いなど体調を崩す原因になるので、食事や水分を与える際は適量を心掛けてください。

給水器の設置

ペットの熱中症や脱水症状を予防し、興奮状態を落ち着かせるためにも、ケージには給水器(ノズル式)の取り付けが必要。給水器は水漏れしないよう、しっかりフタを締め、ケージに固定してください。ノズル式以外は水がこぼれるため禁止です。

暑さ・寒さ対策

夏場はクールマットや保冷剤などの冷却グッズ、冬場は毛布やペット用カイロを用意するなど、暑さ・寒さ対策を準備してください。

室内で飼育している犬や猫などはアンダーコート(下毛)が多く、夏場は暑すぎる場合があるので、夏季期間の旅行の際には下毛の手入れをしておくのも有効です。

おもちゃなどは入れない

ペットケージの中におもちゃを入れると、環境の変化などの影響で誤飲してしまうことがあります。リードも咬みちぎったり身体に絡まったりする可能性があるので、必ず取り外した状態で預けられるよう準備してください。

空港での流れ

預け入れの場合、空港での流れはとくに難しくはありませんが、覚えておくと安心です。

チェックインカウンターへ向かう

通常の手続きより時間がかかりがちなので、早めにチェックインカウンターにいくようにしてください。

犬や猫は長時間の移動や環境の変化による緊張で、ペットケージ内で排泄してしまう場合があります。預け入れの前に散歩などをしてから行くようにしてください。

ペットのチェックイン

チェックインカウンターでは同意書へ署名し、預け入れ料金を支払います。これでチェックインは完了です。

飛行機への移動

チェックインが終わったら、乗客本人の以後の流れは、通常の航空機と同じ。

預け入れしたペットはケージに入れたまま車両で搭乗便まで運ばれます。航空機への移動と乗り降りは屋外での作業となるため、とくに夏場や冬場はこの間の温度や湿度を考慮して準備してください。

到着空港での受け取り

到着した空港でペットは係員が慎重に運び、ケージのまま直接手渡しされます。

環境の変化で体調を崩すことがあるので、到着後はなるべく安静にしてください。また下記の症状がある場合は、獣医師の診断を受けるのがおすすめです。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 呼吸が荒い
  • 体が震える
  • 食欲がない
  • 散歩・外に出たがらない
  • 不安な様子が取れない
  • いつもと様子が違う場合 など

キャビンへの同伴と預け入れのメリットとデメリット

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ペット連れの飛行機旅行では、世界で主流のキャビン同伴と日本で主流の貨物室への預け入れで、それぞれにメリットとデメリットがあります。

簡単にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

キャビンへの同伴のメリット

  • そばにいるのでペットも飼い主も安心できる
  • ペットの状況をこまめに確認できる
  • ペットのストレスが少ない

キャビンへの同伴のデメリット

  • 同伴可能なペットの種類、体重、体格に制限がある
  • ケージのサイズや素材に制限がある
  • 鳴き声などでトラブルの可能性がある
  • 費用が高くなる場合がある

預け入れのメリット

  • 大型のペットも預けられる
  • 無料のキャリア貸し出しを利用できることが多い
  • 費用が安い場合がある

預け入れのデメリット

  • 飼い主と離れるためペットが不安を感じやすい
  • 暗闇、騒音、温度変化、振動など、環境の変化によるストレスが大きい
  • 空港での積み込みの時間に外で待機するため、夏や冬は外気温の影響が大きい
  • 到着まで状況確認ができないので飼い主の不安も大きい

海外にペットを連れていくために必要なことは?

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国際線でペットを海外に連れていく場合、渡航する国によってかなりルールが異なります。そもそもペットの種類によっては入国が不可能な国である場合も。まずは各航空会社の公式サイトなどで確認したうえ、以下のような項目をよく調べて準備を進めてください。

  • 目的地の国や地域のペットに関する法律と規制を確認する
  • 目的地の国や地域の法律に合致した健康証明書とワクチン記録を準備する
  • 目的地でのペット医療サービスや医療機関を調査しておく
  • 長時間の移動が可能かを獣医師に確認

提出する文書は英語であることが一般的なので、出発の数週間前までには、かかりつけの獣医師に相談しながら準備を進めましょう。

ペットといっしょに飛行機に乗ろう!

日本でも可能になってきたペット同伴での飛行機旅行。ペットへの負担もあるためしっかりした準備は必要ですが、旅先での時間をペットと共有できるのは大きな魅力です。

これまでペットとの旅行をあきらめていた人も、まずは獣医師と相談しつつ、可能性を探ってみてはいかがでしょうか?

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