玉野王子が岳
岡山県内屈指の絶景スポットとして有名なのが「王子が岳」です。標高234mもの山頂から一望できる瀬戸内海の絶景が最大の魅力で、特に夕日が沈むサンセットの時間帯の景色は圧巻のひとこと。天気が良ければ瀬戸内海越しに四国までをも見渡せるので、観光客からの人気を集めています。また、王子が岳は奇岩や巨石が数多く点在する独特の地形を持った場所で、特に有名なのがまるでパンダの顔のように見えることから名付けられた「パンダ岩」です。その他にもハイキングやピクニックスポットとしても有名で、お子様連れのファミリー旅行にもおすすめの観光スポットです。
スポット情報
岡山旅行におすすめの観光スポット
倉敷美観地区
岡山を代表する観光スポットと言えば「倉敷美観地区。」歴史的な街並みがかもしだす江戸情緒溢れるスポットで、県内屈指の観光名所として知られています。倉敷美観地区は国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されており、林源十郎商店(旧林薬品)や井上家住宅・倉紡記念館などの白壁の蔵屋敷が有名です。周辺にはカフェや美術館などモダンテイストが散りばめられており、歴史と近代的な要素が融合しています。美観地区の中心を走る倉敷川に反射した街並みの景色は岡山県の観光誘致のポスターにも採用されており、ゆっくりと散策するだけでも楽しめるスポットです。
後楽園
岡山市の中心部にある後楽園は、茨城県の「偕楽園」と石川県の「兼六園」と一緒に日本三名園に数えられるほどの美しい日本庭園です。四季折々の風景を楽しめることや、敷地内に広がる芝生広場が人気を集めています。緑に茂る芝生の間には、池や小川が巡り鯉や水鳥の姿を見ることもでき、風情あふれる景気が広がるのが最大の魅力です。また、後楽園内にはいくつかの茶屋や甘味処が点在しており、お抹茶や和菓子をいただきながら日本庭園の美しさを堪能できます。日中は季節ごとの花々や紅葉が楽しめ、夜になるとライトアップが楽しめるのも人気の理由の一つです。
大原美術館
大原美術館は倉敷美観地区にある、1930年に開館した日本で最初の私立西洋美術館です。美術館は、本館・新館・工芸館・東洋館の4つのエリアから成り、それぞれのエリアで異なるテーマの作品が展示されています。新館では現代美術、工芸館では日本の伝統工芸品、東洋館ではアジア諸国の美術品など幅広いジャンルの作品が展示されているのが魅力。有名な画家であるピカソやモネ、エル・グレコなどの傑作と呼ばれる美術品も多く展示されており、美術好きな方にはぜひ訪れてほしい観光スポットです。倉敷美観地区の風景に馴染むように作られた、ギリシャ神殿風の外観にも注目です。
岡山城
岡山城は岡山市の中心部にある歴史的な観光スポットです。お城の外観に黒漆で塗られた板が使用されたことから「烏城(うじょう)」の名称でも親しまれています。外観が黒に包まれた迫力のある岡山城は、1573年に戦国時代の武将・宇喜多直家によって築かれました。天守閣は1度焼失していますが、1966年に再建され現在は当時の文化や歴史を学べるようなスポットになっています。また、天守閣の金色に輝く金鯱(きんしゃち)は岡山城のシンボル的な存在です。周囲に広がる後楽園の庭園とのコラボを楽しむのが王道コースなので、ぜひ足を運んでみてください。
備中松山城
備中松山城は、日本で唯一現存している山の上に築かれた「山城」です。標高約430mの臥牛山(がぎゅうざん)の山頂近くに位置しており、山の上にあるという珍しい立地と、その外観の美しさから「天空の城」とも呼ばれ、多くの観光客を魅了してきました。城の周囲が山々に囲まれているので、季節ごとに見られる異なる美しい風景が有名です。特に春の桜や秋の紅葉シーズンに見られる景色は圧巻のひとこと。大手門や天守台からの景色は格別で、周囲の山々だけでなく高梁市街までをも見渡せます。歴史的価値が高い城なのでぜひ訪れてみてください。
蒜山高原
蒜山高原は岡山県の北側、鳥取県と隣接するエリアに位置する広大な高原地帯です。標高500〜600mの高さがあり、日本アルプスの山並みを一望できます。中国地方の中でも屈指のリゾート地として知られており、全国各地から観光客が訪れます。蒜山高原は牛や羊が放牧された牧草地になっており、のどかな景色が広がっています。特に蒜山ジャージー牛は有名で、牛乳などの乳製品や現地でも濃厚なアイスクリームが食べられたりとご当地グルメとしても人気です。さらに、春から秋にかけてはサイクリングやハイキングに最適で、冬はスキーやスノーボードを楽しむ観光客も多くいます。