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塩竈観光で外せないおすすめスポット9選!モデルコースも紹介
塩竈市は宮城県のほぼ中央、松島湾の西岸に位置する港町で、東は太平洋、南は多賀城市と接しています。本記事では、塩竈観光で外せないおすすめスポット9選を徹底解説します。モデルコースも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。



塩竈市は宮城県のほぼ中央、松島湾の西岸に位置する港町で、東は太平洋、南は多賀城市と接しています。ただし、塩竈観光でどこにいくべきか悩んでいる方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、塩竈観光で外せないおすすめスポット9選を徹底解説します。モデルコースも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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塩竈の基本情報とおすすめポイント

塩竈市は宮城県のほぼ中央、松島湾の西岸に位置する港町で、東は太平洋、南は多賀城市と接しています。古代から港町として発展し、藩政時代には伊達藩の藩港・門前町として繁栄、今も水産業の盛んな東北有数の漁業都市です。
塩釜漁港は国内でも有数の生マグロ水揚げ量を誇り、一切冷凍せずに味わえる鮮度抜群のマグロや新鮮な海産物が地元グルメとして親しまれています。門前町には古い町並みや美術館、カフェが点在し、落ち着いた歴史情緒と活気を兼ね備えた港町ならではの雰囲気が味わえるでしょう。
また、日本酒の醸造も盛んで、阿部勘、浦霞、麹屋酒造など老舗酒蔵が軒を連ね、地元の海の幸とあわせて楽しむのも塩竈の大きな魅力です。
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塩竈観光で絶対に訪れたいおすすめスポット9選

鹽竈神社
東北鎮護の名所!圧巻の石段と海の絶景

塩竈観光の定番スポットである「鹽竈神社」は、古くから東北鎮護、陸奥国一宮として篤い信仰を集める荘厳な神社です。表参道の202段の急な石段「男坂」を登り切った先からは、松島湾の絶景を望むことができ、訪れる人々に強い印象を残します。
境内には「鹽竈桜(しおがまざくら)」があり、これはサトザクラ系八重桜の珍しい品種で、雌しべが葉に変化する独自の特徴を持ちます。境内にある27本の鹽竈桜が、国指定の天然記念物です。
鹽竈桜の花期はやや遅く、例年4月下旬から5月上旬に見頃を迎えます。春はこの桜を目当てに神社を訪れる人も多く、季節の美しさを堪能できます。
鹽竈神社(しおがまじんじゃ)の基本情報 | |
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住所 | 宮城県塩竈市一森山1-1 |
電話 | 022-367-1611 |
営業時間 | 終日開門(祈祷受付時間などは異なる) |
休業日 | - |
アクセス | JR仙石線 本塩釜駅から徒歩約15分(表参道男坂利用) |
料金 | 無料(宝物殿、博物館は有料) |
公式サイト |
志波彦神社
鹽竈神社境内に鎮座する、もう一つの名所

鹽竈神社の境内には「志波彦神社(しわひこじんじゃ)」が鎮座しており、志波彦神(しわひこのかみ)を祀っています。志波彦神は農業守護、国土開発、殖産興業の神として信仰され、もともとは現在の仙台市岩切に鎮座していましたが、明治7年(1874年)に現在の場所に遷座されました。
社殿は昭和13年(1938年)に建てられた朱と黒の極彩色漆塗りが特徴であり、美しい佇まいが見どころのひとつです。本殿前には庭園が広がり、春は金木犀や白萩など四季折々の植物を楽しむことができます。
志波彦神社は、志波彦大神を祀る名神大社であり、特に農業や産業の発展、家庭の繁栄を祈願する人々に崇敬されています。塩竈観光の際には、鹽竈神社と併せて志波彦神社にも参拝するのがおすすめです。
志波彦神社(しわひこじんじゃ)の基本情報 | |
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住所 | 宮城県塩竈市一森山1-1(鹽竈神社境内) |
電話 | 022-367-1611 |
営業時間 | 終日開門 |
休業日 | - |
アクセス | JR仙石線 本塩釜駅から徒歩約15分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
仲卸市場
活気あふれる市場で、新鮮な海の幸を堪能!

塩竈市魚市場に隣接する「塩竈市魚市場仲卸市場」は、約120店舗が軒を連ねる東北地方最大級の市場で、早朝から賑わいを見せています。新鮮な魚介類や水産加工品などが豊富にそろっており、地元の食材を求めて多くの人が訪れます。
市場内には、購入した魚介類をご飯に載せて自分好みの海鮮丼を作れる「マイ海鮮丼」コーナーがあり、その場で新鮮なネタの丼を楽しめるのが人気。朝食や昼食としてもおすすめです。
塩竈の新鮮な海の幸を、手軽に味わえるスポットとして知られています。
仲卸市場(塩釜水産物仲卸市場)の基本情報 | |
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住所 | 宮城県塩竈市新浜町1-20-74 |
電話 | 022-362-5518 |
営業時間 | 火・木・金6:00〜13:00/土・日・月・祝6:00〜14:00 |
休業日 | 毎週水曜日 |
アクセス | JR仙石線 東塩釜駅から徒歩約15分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
マリンゲート塩釜
松島湾クルーズの拠点!海の玄関口

松島や浦戸諸島への観光クルーズ船が発着する「マリンゲート塩釜」は、塩竈観光の主要な海の玄関口として知られています。施設内には土産物店やレストランのほか、展望デッキや市営汽船・遊覧船のターミナルも備えられており、乗船までの時間を快適に過ごせます。
松島湾を巡るクルーズは約50分のコースが定期運航されており、湾内の大小さまざまな島々を間近に楽しめるのが大きな魅力です。船上からは、日本三景・松島の変化に富んだ絶景を味わうことができ、観光客に高い人気を誇ります。
海の眺望やレジャーとしての船旅を堪能したい方に、おすすめのスポットです。
マリンゲート塩釜の基本情報 | |
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住所 | 宮城県塩竈市港町1-4-1 |
電話 | 022-361-1500 |
営業時間 | 6時30分~22時00分 |
休業日 | - |
アクセス | JR仙石線 仙台駅より約30分 |
料金 | 無料(クルーズ船は有料) |
公式サイト |
浦霞醸造元
日本酒好き必見!老舗酒蔵で見どころ満載のアクティビティ

塩竈は日本酒の名産地として知られ、特に「浦霞(うらかすみ)」の醸造元である株式会社佐浦は、享保9年(1724年)に創業した江戸時代から続く老舗の酒蔵です。
株式会社佐浦は陸奥国一之宮・鹽竈神社の御神酒酒屋として長年酒造りを続けており、杜氏の高い技術と伝統を背景に、全国的にも有名な地酒を生み出しています。
「浦霞 酒ギャラリー」では、日本酒や酒器の購入のほか、蔵の建物や歴史をスタッフが案内する蔵ガイドや、オリジナルお猪口でのきき酒コーナーもあり、地酒の魅力を体験できます。地元ならではの限定酒も販売されており、日本酒愛好家にとっては見逃せない観光スポットです。
浦霞醸造元の基本情報 | |
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住所 | 宮城県塩竈市本町2-19 |
電話 | 022-362-4165 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休業日 | 日曜日、祝日、年末年始(詳細は公式サイト参照) |
アクセス | JR仙石線 本塩釜駅から徒歩約7分 |
料金 | 無料(見学、商品購入は有料) |
公式サイト |
塩釜まぐろ直売・食堂
新鮮なマグロを味わう!塩竈ならではのグルメ体験

塩竈市海岸通にある「塩竈まぐろ直売・食堂」は、市場で仕入れた新鮮な生マグロを使ったメニューが人気の専門店です。直売コーナーでは、その日に捌いたマグロのブロックやサク、すき身などをリーズナブルな価格で購入でき、持ち帰りも可能です。
食堂では、生のメバチマグロやキハダマグロ、季節によっては本マグロやブランドまぐろ「ひがしもの」など、港に水揚げされたばかりの鮮度抜群のマグロを使ったマグロ丼や刺身定食を提供しています。
塩釜まぐろ直売・食堂の基本情報 | |
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住所 | 宮城県塩竈市海岸通4‑1 プチパレビル1F |
電話 | 022‑366‑8968 |
営業時間 | 平日(火曜~金曜):11:00~14:00、土・日・祝:11:00~15:00(ただし品切れ次第終了、ラストオーダー14:00) |
休業日 | 月曜定休(祝日の場合は翌日休業) |
アクセス | JR仙石線 東塩釜駅から徒歩約10分 |
料金 | 各メニューによる |
公式サイト |
塩竈観光の穴場スポット3選

塩竈市杉村惇美術館
歴史的建造物でアート鑑賞!静かな穴場の見どころ

塩竈市杉村惇美術館は、塩竈ゆかりの洋画家・杉村惇の作品を中心に展示している美術館です。美術館の建物は、昭和25年(1950年)に建造された旧塩竈市公民館本町分室をリノベーションしたものであり、平成26年(2014年)に開館しました。
大講堂の天井には木骨編板(集成材)構造が用いられ、塩竈石を一部使用した外壁や、レトロでモダンな空間が特徴です。市の有形文化財に指定されている歴史ある建物自体も見どころで、アートと建築の両方を楽しむことができます。
なお、同市内にある旧亀井邸とは別の施設です。落ち着いた雰囲気の中で、地域の芸術や文化に静かに触れたい方におすすめの穴場スポットです。
塩竈市杉村惇美術館の基本情報 | |
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住所 | 宮城県塩竈市本町8-1 |
電話 | 022-362-2555 |
営業時間 | 10:00~17:00(最終入館16:30) |
休業日 | 月曜日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始(12月29日〜1月3日) |
アクセス | JR仙石線 本塩釜駅から徒歩約5分 |
料金 | 一般:200円、高校生:100円、中学生以下:無料 |
公式サイト |
御釜神社(おかまじんじゃ)
鹽竈神社ゆかりの、珍しい穴場の神社

御釜神社(おかまじんじゃ)は、塩竈市本町にある鹽竈神社の境外末社で、製塩の神である鹽土老翁神(しおつちのおじのかみ)を祀っています。
境内には「四口の神竈(ししのくちのかま)」と呼ばれる四つの鉄製の釜が安置されており、古代の製塩に用いられたものを模して鎌倉時代から南北朝時代にかけて作られたと伝えられています。
この神釜は常に潮水で満たされ、決して溢れることも枯れることもないとされ、世の中に異変があると水が変色するといった言い伝えも残るなど、「日本三奇」の一つに数えられる神秘的な存在です。
御釜神社では毎年7月に、伝統的な製塩法を再現する「藻塩焼神事」が執り行われ、その場で作られた藻塩は鹽竈神社の例祭に供えられます。
御釜神社(おかまじんじゃ)の基本情報 | |
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住所 | 宮城県塩竈市本町6-1 |
電話 | 022-367-1611 |
営業時間 | 終日開門(社務所の対応は9:00~16:00頃) |
休業日 | - |
アクセス | JR仙石線 本塩釜駅から徒歩約7分 |
料金 | 参拝無料(ただし「神釜」見学希望の場合は100円の拝観料が必要な場合あり) |
公式サイト |
塩竈市魚市場
活気あふれる漁港で、塩竈の食文化を体感する穴場の見どころ

塩竈市魚市場は、全国有数の生鮮マグロの水揚げ量を誇る地方卸売市場で、一般の人も自由に見学できます。2階に整備された見学通路からは、早朝8時(7~9月は7時半)より行われる競りの様子を間近に見学でき、漁港ならではの活気を体感できます。
施設内には、旬の魚介を使った朝食や昼食が味わえる食堂や、鮮魚の直売所があり、とれたての魚介グルメも堪能可能です。
加えて、展示や体験スペース「おさかなミュージアム」や、塩釜港を一望できる展望デッキも併設されているため、塩竈の海の恵みや地域の水産業を深く知ることができるスポットとしておすすめです。
塩竈市魚市場の基本情報 | |
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住所 | 宮城県塩竈市新浜町1-13-1 |
電話 | 022‑362‑5518(仲卸市場の代表電話) |
営業時間 | 展示スペース・展望デッキ: 7:00~17:00、食堂・売店: 9:00~15:00(ラストオーダー14:00) |
休業日 | 毎週水曜日、年末年始(祝日含む) |
アクセス | JR仙石線 東塩釜駅より徒歩約15分 |
料金 | 無料(商品購入、飲食は有料) |
公式サイト |
塩竈観光おすすめモデルコース

ここでは、塩竈の名所を楽しめる、おすすめのモデルコースを見ていきましょう。
時間 | スポット | 移動時間 |
9:30~10:00 | JR本塩釜駅到着 | |
10:00~11:30 | 鹽竈神社・志波彦神社 参拝 | 徒歩15分 |
11:30~12:00 | 塩竈市杉村惇美術館 | 徒歩5分 |
12:00~13:00 | 昼食(塩竈まぐろ直売・食堂でグルメ) | 徒歩10分 |
13:00~14:00 | 仲卸市場 見学・買い物 | 徒歩5分 |
14:00~15:30 | マリンゲート塩釜から松島湾クルーズ | 徒歩10分 |
15:30~16:30 | 浦霞醸造元 見学・試飲 | 徒歩7分 |
16:30~17:00 | 壱番館でグルメ休憩 | 徒歩3分 |
17:00~ | JR本塩釜駅出発 | 徒歩5分 |
塩竈観光で歴史と海の幸、絶景を心ゆくまで楽しもう!

今回は、塩竈観光で絶対に外せないおすすめスポットを9選紹介しました。
東北鎮護の名所である鹽竈神社や、活気あふれる仲卸市場、松島湾の絶景を望むマリンゲート塩釜といった定番の人気スポットは、塩竈の大きな見どころです。
本記事で紹介したモデルコースを参考に、塩竈観光プランを立てて、素敵なお出かけを楽しんでください!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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