ガルバルディ広場
旧市街の北側に位置するガルバルディ広場は、イタリア統一の英雄から名づけられた歴史ある場所です。イタリアを見つめるように建てられたガリバルディの銅像、総督宮殿や時計台などの建物に囲まれ、ニース市民の憩いの場となっています。広場の一角には、色鮮やかなメリーゴーランドが設置されており、子供連れの家族に人気のスポットです。広場を囲むようにレストランやバーが並んでおり、気軽にニースの味覚を楽しむことができます。広場から1本入ったボナパルト通りは、お手頃な店が多く、アペロ(食前の軽食)やディナーにぴったり。ガルバルディ広場から徒歩圏内には旧市街や港、近代美術館や城跡などの見どころも多く、トラム停留所もあるため、観光の拠点として利用するのがおすすめです。
スポット情報
ニース旅行におすすめの観光スポット
プロムナード・デ・ザングレ
プロムナード・デ・ザングレは、ニースの海岸線沿いの7kmに渡る遊歩道です。「イギリス人の遊歩道」とも呼ばれ、冬の寒さを逃れるためのリゾート地として18世紀から親しまれてきました。道沿いには青い椅子が並び、地中海を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。パラセーリングなどのアクティビティを楽しむ観光客や、サイクリングやインラインスケートをする人々の姿もリゾート地ならでは。遊歩道沿いには、高級ホテルやレストラン、カジノが立ち並び、リラックスしたバカンス気分を盛り上げてくれます。ショッピングや食事を楽しんだ後は、美しいサンセットを眺めてロマンチックなひとときを。プロムナードでは、ニース・カーニバルなどのイベントも開催され、一年中賑わっています。
マセナ広場
マセナ広場は、ニースの中心部に位置するメインストリートの出発点です。市松模様のタイル張りの地面が特徴的で、モダンなトラムが行き来する様子が見られます。赤色の建物に囲まれたアポロン像がそびえる噴水は、広場の写真スポットです。昼間は賑やかな歩行者天国となり、ショップやレストランが集う中心街で買いものや食事が楽しめます。また夜になると、彫刻がライトアップされ幻想的な雰囲気に。季節ごとに開催されるマルシェやイベントにも注目です。すぐ近くには、「ギャラリー・ラファイエット」などの大型百貨店や、緑あふれる「パイヨン公園」もあり、ショッピングや休憩にもぴったり。さらに広場からは、45分でニース市内を巡るプチトランに乗車でき、効率的に観光できるのでおすすめです。
ニース オペラ座
サルヤ市場からほど近くの旧市街地に位置する「ニース オペラ座」。1776年に建設され、火災によって焼失してしまいましたが、1885年に再建されました。130年以上もの歴史がある劇場では、オペラ、バレエ、クラシック音楽のコンサートを楽しむことができます。チケット料金もリーズナブルなので、気軽に本格的な舞台芸術に触れられるのがうれしいポイント。また、ゴールドを基調とした豪華な内装にも注目。最大1,000人の観客を収容できるメインホールには、天井のフレスコ画やシャンデリア、金をあしらったボックス席あり、優雅で気品ある雰囲気が漂います。公演のない日は、ガイドツアーに参加するのがおすすめ。約1時間半で、ロビー、イタリアンホール、ボックス席などをガイド付きで巡れます。
マリニエールビーチ
マリニエールビーチ(プラージュ・デ・マリニエール)は、ニースの東側ヴィルフランシュ湾に位置する隠れ家的なビーチスポットです。市内からタクシーで15分ほどの距離。細かい小石の砂浜と透明度の高い海が人気で、シュノーケルやスキューバダイビングをするのに絶好のスポットです。プロムナード・デ・ザングレ沿いにあるビーチよりも人が少なく、木々に囲まれているためプライベート感が味わえます。ビーチ沿いにはレストランやカフェがあり、ゆったり海の景色を眺めながら食事が楽しめます。クルーズを楽しむボートが行き交う様子が見られ、港町ならではの風景が見られるのも魅力的。都会の喧騒から離れ、優雅にビーチリゾートを過ごしたい方にぴったりの場所です。
サン・ニコラ・ロシア正教会大聖堂
ニースの住宅街にたたずむ「サン・ニコラ・ロシア正教会大聖堂」は、アラブ風の外観が特徴の教会。鮮やかなグリーンの玉ねぎ型ドームとオレンジ色の壁のコントラストが美しい聖堂は、17世紀初頭のモスクワの教会様式を基調としています。大聖堂は、約100年前に避暑地として南仏に滞在していたロシア人貴族のために建てられました。西ヨーロッパ最大の東方正教会大聖堂で、ロシア国外では最大級の規模を誇ります。内部にはフレスコ画や彫刻、エンボス加工された金属などが飾られ、ロシア正教会ならではの神秘的な雰囲気が漂います。見学時は、女性は肩と足を隠す服装、男性は長ズボンを着用しましょう。ニースにいながら、ロシアの文化に触れられる貴重なスポットとしておすすめです。
ニースの城跡 (城跡公園)
ニースの城跡(城跡公園)は、美しいビーチとニースの街並みを一望できる絶景スポットとして人気です。この城跡は、11~18世紀の間、地中海で最も強い防衛力を誇っていましたが、1706年にルイ14世によって破壊されました。現在は、城の跡が残る公園(キャッスル ヒル パーク)となっており、歴史を感じながらゆったりと散歩を楽しめます。公園内には、子供たちが喜ぶプレイグラウンドもあり、家族連れにもおすすめのスポットです。また、迫力満点の人工滝からは、水しぶきが飛び散り、気分をリフレッシュさせてくれます。公園絵はニース旧市街の東側から階段、またはポンシェット通りの無料エレベーターで登ることができます。散策に疲れたときには、ニースの旅の思い出に、ぜひこの城跡公園の景色を刻んでください。