ハルビン氷祭り
ハルビン氷祭りは世界的にも有名な最大級の氷イベントで、毎年1月初旬から2月末まで開催されます。氷祭りを一目見ようと毎年世界中から多くの観光客が訪れるほど人気です。ハルビン氷祭りでは松花江から切り出した巨大な氷塊を用いて作られた壮大な氷の彫刻や建築物が展示されます。日中は彫刻そのものの芸術性の高さやデザインを楽しめ、夜になるとあたり一体がカラフルにライトアップされ幻想的な空間が広がります。スケート場や氷の滑り台などもあり子供にも大人気。ハルビンを訪れるならぜひ行っていただきたい一大イベントです。

スポット情報
ハルビン旅行におすすめの観光スポット
聖ソフィア大聖堂
聖ソフィア大聖堂はハルビン市内の中心地にある、ハルビンを代表する観光スポットの1つです。ロシア正教の大聖堂として1907年に創建され、ビザンチン様式の影響を受けた壮麗な建築が最大の魅力とされています。外観は緑色のドームと赤レンガのコントラストが美しく、内部にはハルビンの歴史やロシア文化に関する展示があり、街の発展と多文化共生の歴史を学べるスポットとしても有名です。さらに、聖ソフィア大聖堂の周辺の広場は観光客や地元の人々も集う憩いの場所となっているので、ハルビンを訪れる際にはぜひ足を運んでみてください。
中央大街
中央大街は、ハルビン市内の中心部にある石畳の歩行者天国です。全長は約1.5kmにもなりアジア最大級の規模を誇ります。中央大街には、ロシア様式やヨーロッパの雰囲気が感じられる建築物が多く立ち並んでいるのも特徴の1つで、ルネサンス様式やバロック様式、折衷様式など70棟以上の建物が顔を並べます。ハルビンの歴史を感じるのにはぴったりな観光スポットです。さらに中央大街はハルビン随一の繁華街として多くの人で賑わっており、多くのショップやレストラン、カフェもあります。冬に開催される氷雪祭りの会場でもあり、美しい氷の彫刻で彩られるのでぜひ足を運んでみてください。
東北虎林園
東北虎林園は、世界最大級のシベリアトラの保護施設で、動物好きの方にはぜひ訪れていただきたいスポットです。敷地内には約1,000頭以上のトラが生息しており、自由に歩き回るトラを間近で観察でき迫力満点の体験が楽しめます。東北虎林園の最大の見どころはトラを窓越しより至近距離から観察できる専用バスツアーです。専用バスに乗りながら園内を巡り、ガラス張りの歩道橋や展望デッキから、トラが獲物を狩るような姿や、じゃれ合う様子を観察できます。トラの他にもライオンやヒョウなどの大型ネコ科動物も飼育されているのでぜひ訪れてみてください。※写真はイメージです。
ハルビン極地館
ハルビン極地館は、ホッキョクグマやペンギン、シロイルカなどが見られる水族館です。エントランスには白クジラのオブジェが設置されており、中国随一のショーが楽しめると人気があります。特におすすめのショーが白クジラの水中ショーで、深さ8メートルもある水中で繰り広げられるショーは大興奮すること間違いなしです。その他にも、蝶の姿になったウォーターダンサーのショーや、エイのショー、イルカショーなどさまざまなショーが楽しめるので長い時間いても飽きません。白クジラやイルカショーは1日に2回ほど行われているので、詳しい時間は公式サイトを確認してください。※写真はイメージです。
太陽島公園
太陽島公園はハルビン市内を流れる松花江に北側にある太陽島と呼ばれる小さな島にある公園です。太陽島公園は冬にはハルビン氷雪祭りの会場となり、多くの人が訪れます。祭りの開催期間は巨大な雪像や氷の彫刻が立ち並び、幻想的な雪景色を楽しめるが見どころですが、四季折々の楽しみ方があるのも太陽島公園の魅力です。夏になると公園周辺には花畑が広がり、湖と合わせて緑豊かな景色を楽しめます。また、園内にはシベリアトラが見られる動物園や、中国の伝統建築を再現したエリアなどもあり、大人から子どもまで楽しめる多様な施設が揃っているので家族連れにもおすすめです。なお、太陽島までは松花江観光ロープウェイでアクセスできます。
黒龍江省博物館
黒龍江省博物館はハルビン市内の中心にある観光スポットで、ハルビンが属する黒龍江省の歴史、文化、自然を学ぶことができます。展示品の中でも、特に1956年にチチハルのフラルキで発見されたケサイの化石や、1973年に出土した松花江マンモス象の化石などが有名です。館内では氷河期に生息していたとされるさまざまな動物の化石が展示されています。さらに建物自体も見どころの1つです。もともとロシア式のデパートとして使用されていた建物のため、古典的なヨーロッパのバロック様式のデザインを楽しめるのも黒龍江省博物館ならではです。