
日本三大まんじゅうとは?長い歴史と絶大な人気を誇る銘菓を徹底解説
日本三大まんじゅうは、日本を代表する銘菓。福島県、東京都、岡山県にあります。この記事では日本三大まんじゅうを紹介。その歴史や名店ならではのこだわり、おいしさの秘密など、奥深い魅力に迫ります!



日本三大まんじゅうは、日本を代表する銘菓。福島県、東京都、岡山県にあります。この記事では日本三大まんじゅうを紹介。その歴史や名店ならではのこだわり、おいしさの秘密など、奥深い魅力に迫ります!
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日本三大まんじゅうとは?
日本にはたくさんのまんじゅうがあります。そのなかで日本三大まんじゅうと呼ばれているのは、以下の3つです。
- 志ほせ饅頭
- 大手まんぢゅう
- 薄皮饅頭
なぜこの3つが三大まんじゅうとされるのでしょうか?この記事では日本三大まんじゅうの魅力を紹介していきます。
まんじゅうとは?

三大まんじゅうを紹介する前に知っておきたいのが、そもそもまんじゅうとはどのようなお菓子かということ。これがわからないと、なぜあの有名なお菓子が三大まんじゅうに入っていないのかと疑問を持つことになってしまうかもしれません。
本来は蒸すのが特徴
まんじゅうは、小麦粉や米粉、そば粉などの粉類の皮で各種の餡を包んで蒸したもの。代表的な蒸し菓子となります。つまり以下の3つが特徴ということです。
- 粉類で作った皮で包む(粉の種類は問わない)
- 各種の餡を包む(餡の種類は問わない)
- 蒸す
餡には小豆などの豆類を砂糖で甘くしたあんこ以外に、味つけした汁や野菜・くだものを煮てとろみをつけたものという意味もあります。つまり粉類の皮で自由な素材の餡を包むだけなら、あんぱんやアップルパイもまんじゅうの一種ということ。そうならないのは、本来のまんじゅうは蒸すという製造方法が特徴になっているからです。ただし後述しますが、これには例外もあります。
まんじゅうの起源
まんじゅうの起源といわれているのが、三国志でおなじみの諸葛孔明です。あるとき彼は軍隊を率いて凱旋する途中、川の氾濫に遭遇します。そこで地元の人に聞くと、ここでは49人の首を切り落として流し捧げることで川を鎮めるといわれました。しかし部下を殺すことができなかった諸葛孔明が代わりに作らせたのは、蒸した肉まんじゅう。人の頭の代わりにこれを捧げたところ、川は静まりました。中国でまんじゅうは蛮頭と書きましたが、これは蛮族の頭という意味です。ただし、この話は後世の伝説であり、歴史的に見ても、まんじゅうの起源はさらに古い可能性があります。
日本のまんじゅうが甘い小豆入りの理由
中国の蛮頭は室町時代に日本に伝わりました。持ち込んだのは中国の僧侶の俗弟子として同行していたまんじゅう職人の林浄因(りんじょういん)という人物。日本では仏教の影響で肉食が制限されていたため、林浄因は肉の代わりに小豆を煮つめた餡を皮に包んで蒸し上げました。これが日本でおなじみの小豆餡のまんじゅうのルーツとされ、彼の子孫は現在の和菓子の老舗『塩瀬総本家』を創業しました。
甘い小豆の餡も林浄因の発明
この当時の砂糖はとても高級なもの。また宮中で薬用として使われる品でした。そんななか浄因は小豆を砂糖で煮るあんこを考案。宮中に献上したことで砂糖と小豆を結びつける文化が生まれました。そしてやわらかく蒸した皮と小豆餡の甘みが貴族の間で好評になり、まんじゅうは各地で作られるようになったのです。
明治以降にアレンジまんじゅうが続々登場
まんじゅうが全国に広まると、葛まんじゅうや温泉まんじゅうなど、地域の特産品を活かした名物まんじゅうが次々に誕生しました。明治時代以降には、もみじ饅頭や栗まんじゅうなどの焼きまんじゅうが登場し、さらにバターやミルクを使った洋風まんじゅうも生まれました。こうしてまんじゅうの種類が多様化し、その定義も広がっていったのです。
日本三大まんじゅうの根拠
日本三大〇〇には、日本三大瀑布や日本三大うどんなどたくさんの種類があります。昔からなんとなくいわれていたものや協会が定めたものなどその根拠はさまざま。そのなかで日本三大まんじゅうは誰が定め、どのようにして広まったのでしょうか?
それは1993年に発行された『日本三大ブック』(加瀬清志/畑田国男著 講談社)です。その第十章『食べ物三大』で『味、姿、風格と、三拍子揃った日本を代表する三大名物饅頭がこれ』と紹介されたものが日本三大まんじゅうとして有名になり、すっかり定着しました。しかしこれは著者が単に独断で決めたものではありません。それ以前から志ほせ饅頭と大手まんぢゅう、薄皮饅頭は日本三大まんじゅうにふさわしい歴史と人気を誇っていました。
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塩瀬総本家「志ほせ饅頭」
日本のまんじゅうの始祖!

おまんじゅうといえば塩瀬といわれるほど日本のまんじゅうを代表する存在である塩瀬総本家。その看板商品である志ほせ饅頭は、大和芋と米粉、砂糖から皮を作るナガイモまんじゅうです。一般的なまんじゅうのイメージとは少し異なるこれが日本三大まんじゅうと呼ばれる理由は何でしょうか?それは塩瀬の歴史を振り返ればすぐにわかります。
塩瀬の歴史
塩瀬は日本三大まんじゅうを作る老舗の中でもとくに長い歴史を持つ店。その初代は、前述の林浄因。つまり日本のまんじゅうの始祖です。
紅白まんじゅうも林浄因が考案
林浄因が創作したまんじゅうは、寺院に集まる上流階級の人々の間で評判となり、宮中にも献上されました。やがて、林浄因は宮中の女性と結婚し、その際に紅白のまんじゅうを作って配ったという伝承があります。これが、現在の紅白まんじゅうの起源といわれています。
7代目が志ほせ饅頭の原型を考案
浄因の子孫である7代目の林紹絆は中国で製菓を研究。大和芋を用いた饅頭を開発しました。これが志ほせ饅頭の原型。帰国した紹絆は応仁の乱を避けて三河の塩瀬村に疎開し、塩瀬と名乗るようになります。足利義政は自分の時代にすばらしい塩瀬のまんじゅうが生まれたことを誇りに思い、直筆の『日本第一番饅頭所林氏塩瀬』という看板を授けています。
茶の湯のお菓子も塩瀬が原型
室町時代以降、塩瀬のまんじゅうは歴代将軍の催事に重用されるようになります。一族の林宗味は豊臣秀吉の寵愛を受け、茶人として利休の孫娘を妻にしています。宗味が開発した塩瀬袱紗は現在の袱紗、塩瀬織の原型。和菓子と茶の湯を強く結びつけたのも塩瀬なのです。
徳川家康が重用し、江戸へ
徳川家康も塩瀬のまんじゅうを愛した人物。家康は戦いの前に塩瀬のまんじゅうを兜の上に供えて軍神に戦勝を祈願しました。そして幕府を開くと江戸に塩瀬を連れていきます。江戸でも塩瀬の和菓子は大人気に。当時の名物番付では和菓子部門の一位になっています。
宮内庁御用達に
明治時代になると塩瀬は菓子商としてはじめて宮内省御用を命じられます。これは現在の宮内庁御用達にあたるもの。当時の当主だった渡辺亀次郎はその腕前から『菓子の神様』と呼ばれました。
志ほせ饅頭の魅力
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塩瀬のまんじゅうのスタンダードは大和芋のまんじゅう。7代目の林紹絆が中国の宮廷料理に着想を得て考案したまんじゅうです。職人が手作業で大和芋の皮をむき、すりおろし、米粉と合わせてこねあげることで生地を作るのが特徴。口に入れた瞬間にふわっと香る大和芋の香りと弾力のある上品な食感が魅力です。
その大和芋のまんじゅうを一口サイズにしたのが、志ほせ饅頭。椿山荘で開かれた昭和皇后の同窓会で食べやすい一口サイズにしたところ大きな話題になり、この大きさが定番になりました。
その他の人気商品
塩瀬総本家で人気なのは「志ほせ饅頭」だけではありません。先ほど紹介した「紅白饅頭」や「本饅頭」「蒸し饅頭」なども人気商品です。
「本饅頭」も歴史あるまんじゅう
徳川家康が戦いの前に兜の上に置いて本尊にお供えしたのは、塩瀬の本饅頭。驚くほど薄い皮に包まれたまんじゅうで、塩瀬でもとくに熟練した職人にしか作ることができません。兜に置いたことから兜饅頭とも呼ばれるまんじゅうもぜひ一度は味わってみたい逸品です。
江戸名物筆頭「蒸し饅頭」も人気
江戸時代の名物番付のお菓子部門で1位を獲得したのは、蒸し饅頭という品。当時は蒸したてのまんじゅうを人々が争って買ったそうです。自宅に持ち帰った場合は、容器に水を入れて電子レンジで温めれば蒸したての味を楽しめます。
塩瀬総本家 本店の基本情報 | |
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住所 | 東京都中央区明石町7-14 |
電話 | 03-6264-2550 |
営業時間 | 9:00~18:30(日曜日祝日は10:00~18:00) |
休業日 | なし |
アクセス | 有楽町線 新富町駅から徒歩10分 日比谷線 築地駅から徒歩8分 |
料金 | ー |
公式サイト |
大手饅頭伊部屋「大手まんぢゅう」
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大手まんぢゅうは、岡山県岡山市の名物まんじゅう。甘酒に小麦粉を混ぜて発酵させた薄い生地が特徴です。その生地でこしあんを包んで蒸し上げた大手まんぢゅうは、口に入れると上品な甘酒の香りを楽しめます。
こだわりの製法
大手まんぢゅうにはたいへんな手間がかかっています。まず行うのは岡山の良質な備前米を材料とした糀作り。これにもち米などを加えながらじっくり日数をかけて甘酒を仕込みます。続いて甘酒に小麦粉を混ぜて発酵。これが生地になります。
一方のあんこは、雄町の清らかな水で炊き上げた北海道産小豆と白ざらめで製造。薄い生地であんこを包み、蒸篭に並べて約7分間蒸し上げます。
大手まんぢゅうの歴史
大手饅頭伊部屋の創業は天保8(1837)年。初代の伊部屋永吉が岡山市京橋で創業しました。名前の大手は、岡山城の大手門のこと。当時の備前藩主がとくに好み、茶会の席では必ず伊部焼の茶器とともに愛用したことから、城にちなんだ大手まんぢゅうという名前を与えられました。その親しみやすい名前と風味豊かな味わいは備前名物として評判に。以来180年以上、定番の贈答品や岡山みやげとして愛され続けています。
大手まんぢゅうのアレンジレシピ
大手まんぢゅうはそのまま食べるのはもちろん、たくさんのアレンジレシピでも楽しめます。
あんこミルク
冷凍した大手まんぢゅうと氷をかき氷機に入れて削り、冷たい牛乳を注ぐと、ひんやり感も楽しいあんこミルクに変身します。そのまま飲むのはもちろん、好みではちみつやシロップを加えるのもおすすめです。
お汁粉&皮揚げ焼き&トースター焼き
大手まんぢゅうを皮とあんこに分けて使うメニュー。まずあんこは大手まんぢゅう3個分に塩少々を加えてお湯で溶きます。これでお汁粉が完成。
残りの皮は3個分をまとめて2cmくらいの厚みにします。皮にはあんこを少し多めに残してください。そして皮を少し多めの油で焼けば皮揚げ焼きが完成。全体的にサクサクになり、甘さも引き立ちます。また皮に軽く焦げ目ができるまでトースターで焼けば、モチモチ感が残って揚げ焼きとはまた違った食感が楽しめます。
大手あんぱん
ロールパンに半分切れ目を入れてマーガリンかバターを塗り、大手まんぢゅうを1個はさみます。そして電子レンジで10秒から15秒温めると、まるであんぱんのようになります。
大手まんぢゅうソフトもおすすめ
大手まんぢゅうの人気商品のひとつが、大手まんぢゅうソフト。その名の通り大手まんぢゅうの味をそのままソフトクリームにした商品で、大手まんぢゅうのなめらかなこしあんの味や舌触り、甘酒の風味が楽しめます。
販売しているのは雄町工場売店と大手まんぢゅうカフェ。雄町工場売店では4月から10月末までですが、大手まんぢゅうカフェでは一年中楽しめます。
大手まんぢゅうを購入できる本店がおすすめ
大手まんぢゅうは駅などのおみやげショップでも買えますが、ぜひ訪れたいのが大手饅頭伊部屋 京橋本店。初代の伊部屋永吉が創業した京橋に今も本店があります。歴史を感じる建物は街の名所。また本店では大手まんぢゅうを1個から購入でき、タイミングがよければ温かいできたてを味わえますよ。
大手饅頭伊部屋の基本情報 | |
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住所 | 京橋本店 岡山県岡山市北区京橋町8-2 雄町工場 岡山県岡山市中区雄町201-1 大手まんぢゅうカフェ 岡山県倉敷市中央1-4-18 TEL 086-421-3700 営業時間 12:00〜17:00 (LO 16:30) 定休日 月・火・水曜日 |
電話 | 京橋本店 086-225-3836 雄町工場 086-279-3688 大手まんぢゅうカフェ 086-421-3700 |
営業時間 | 京橋本店 9:00~18:00 雄町工場 8:30~18:00 大手まんぢゅうカフェ 12:00〜17:00 (LO 16:30) |
休業日 | 京橋本店、雄町工場 火曜日 大手まんぢゅうカフェ 月・火・水曜日 |
アクセス | 京橋本店 岡山電軌東山線 西大寺町駅から徒歩2分 雄町工場 JR山陽本線 高島駅から徒歩約16分 大手まんぢゅうカフェ JR山陽本線 倉敷駅から徒歩15分 |
料金 | ー |
公式サイト |
柏屋「薄皮饅頭」
頑固なこだわりがつまった極薄の皮のまんじゅう

薄皮饅頭は福島県郡山市にある柏屋の名物まんじゅう。名前の通り、とても薄い皮が特徴で、手間を惜しまず職人が一つ一つ丁寧に仕上げています。この薄皮が、餡のおいしさを引き立てるための重要な要素となっています。
柏屋の薄皮饅頭の餡には、つぶあんとこしあんの2種類があります。昔ながらの味を楽しみたいなら、こしあんがおすすめ。厳選された小豆と職人技で生まれるこしあんは、上品でなめらか。創業以来ずっと愛されている味です。
一方のつぶあんは、昭和61年にお客の要望から生まれた商品。甘さひかえめで小豆本来の素朴な風味とふっくらとしたつぶの食感が楽しめることから、今ではこしあんに並ぶ人気商品になっています。
柏屋と薄皮饅頭の歴史
柏屋は嘉永5(1852)年創業。初代の本名善兵衛が、皮が薄く餡がたっぷりのまんじゅうを考案し、柏屋と薄皮饅頭が誕生しました。これは『病に薬がいるように、健やかな者に心のなごみがいる』という思いから作ったものだそうです。
こだわりのエピソードがいっぱい!
薄皮饅頭には歴代の店主のこだわりが詰まっています。
薄い皮で餡を包むのはとても難しく、技術を学びにきた上州(群馬県)の菓子職人が一年後に『どうしてもうまくできません』と嘆いたところ、初代の善兵衛氏は『まごころで包まないとお客様に喜んでいただけない』と答えたそう。
また二代目は東京のまんじゅうを真似て作ってくれと依頼してきた大地主に対して、村八分覚悟で『薄皮饅頭なら作るが他店の真似はしない』と断固拒否しています。
そして三代目は戦後の砂糖不足の時代に人工甘味料を使うことを拒否して3年間も店を再開しませんでした。こうして頑固に伝統を守り、おいしさを追求してきた薄皮饅頭。現在の柏屋は五代目がその伝統を受け継ぎ、薄皮饅頭のおいしさを守り続けています。
薄皮饅頭のおいしい食べ方
シンプルな薄皮饅頭はそのまま食べるだけでなく、少し工夫すればまた違ったおいしさを楽しめます。
少し温めてできたての風味を再現
電子レンジを使うのは、おいしさアップの基本。500Wで15秒ほど温めれば、あんの甘さがさらに引き立ちます。さらにこだわるなら、包装フィルムをはずして蒸し器で蒸すのがおすすめ。少しの手間で、できたてのようなおいしさを楽しめます。
薄皮饅頭の天ぷら
まんじゅうの天ぷらは福島のご当地料理。薄皮饅頭でも作ることができます。薄皮饅頭に衣をつけて天ぷらのように油で揚げるだけ。サクッとした食感とあんこの甘みが楽しめます。そのまま食べるだけでなく、天つゆや醤油をつけたり、そばやラーメンのトッピングにしたりする食べ方もありますよ。
薄皮饅頭手づくり体験も楽しい!
時間があったらぜひ挑戦してみたいのが薄皮饅頭手づくり体験。支店の開成柏屋では職人さんにやさしく教えてもらいながら薄皮饅頭を作ることができます。薄い皮の中にあんこをたっぷり入れるのはなかなかたいへん。左手に乗せた皮を上手に回しながらあんこを押し込んでいきます。押して回すのを繰り返し、ていねいでありながら手早く作るのがコツ。4つ作ったら約8分間ふかせば完成です。つくりたての薄皮饅頭は絶品。専用箱に入れて持ち帰ることもできますよ。
申し込みから完成までの時間は約40分。当日に空きがあれば体験できますが、できれば事前に予約をしておくのがおすすめです。
柏屋の基本情報 | |
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住所 | 柏屋本店 福島県郡山市中町11-8 開成柏屋 福島県郡山市朝日1-13-5 |
電話 | 柏屋本店 024-932-5580 開成柏屋 024-922-5533 |
営業時間 | 柏屋本店 10:00~19:00 開成柏屋 9:00~19:00 手作り体験 10:00~12:00 2組(1組4名まで) 13:00~16:00 3組(1組4名まで) |
休業日 | なし 手作り体験は毎月1日定休 |
アクセス | 柏屋本店 郡山駅から徒歩3分 開成柏屋 郡山ICから車で約10分 |
料金 | 手作り体験 小学生以下 600円、中学生以上 1,200円 |
公式サイト |
三大まんじゅうは仲良し
日本三大まんじゅうといわれるだけに互いに相手に対してライバル意識があるのかというと、そんなことはありません。志ほせ饅頭の塩瀬総本家と大手まんぢゅうの大手饅頭伊部屋、薄皮饅頭の柏屋は、 共同で日本三大まんじゅうサミットも開催しています。
第一回が開催されたのは2016年4月。郡山市の柏屋で行われたサミットでは、日本三大まんじゅう宣言が採択されました。その内容がこちら。
- わたしたちは、日本三大まんじゅうとして、まんじゅうを未来へ継承いたします。
- わたしたちは、日本の素晴らしいまんじゅう文化を世界へと発信してまいります。
- わたしたちは、日本のまんじゅうが世界に認められる文化となることを目指します。
日本三大まんじゅうサミットはその後、東京と岡山でも開催。三大まんじゅうの名店は、協力しながらまんじゅう文化の発信に努めています。
日本三大まんじゅうを食べに行こう!
日本三大まんじゅうは東京都、岡山県、福島県の銘菓。いずれも一生に一度は食べておきたい逸品です。通販での取り寄せも可能ですが、できれば歴史を感じながら現地で食べてみたいもの。日本三大まんじゅうをぜひ覚えておいて、旅行の際には立ち寄りスポットに加えてみてくださいね!
cover photo by PIXTA