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【2025年最新】イタリアの物価を完全ガイド!日本と比較してどのくらい違う?
美食や芸術の国として知られている、イタリア。日本からも多くの旅行者が訪れている国ですが、旅に出るならば物価は気になりますよね。 この記事では、知っておくべきイタリアの物価情報を紹介。旅行に必要な費用や予算、できるだけ安くする方法も解説しているので、ぜひ旅行前の参考にしてくださいね。

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イタリアの最新物価情報!ヨーロッパの中では比較的安め
イタリアの物価はヨーロッパの中では平均的かやや安めな水準ですが、円安の影響もあり日本に比べると全体的に高めです。さらに、イタリア国内でもローマやフィレンツェ、ミラノといった大都市エリアはさらに物価が上がる傾向にあり、予算管理に注意が必要です。その一方で、ナポリをはじめとした地方都市エリアに足をのばすと、都市部に比べて食費や宿泊費を抑えられる傾向にあります。
一方で、イタリア旅行にかかるすべての費用が高額なわけではありません。電車やバス、トラムなどの公共交通機関の運賃は比較的安価なので、移動費用は抑えられます。ローマなどの大都市では、1日券などのおトクなフリーパスが用意されていて効率的に観光を楽しめるところも、観光客としてはうれしいポイントです。
それでは、イタリアと日本の具体的な価格比較を見てみましょう。
商品・項目 | イタリアでの一般的な価格例 | 日本での一般的な価格例 |
|---|---|---|
ミネラルウォーター(1.5l) | 0.40〜3EUR(約71〜530円) | 約100〜150円 |
缶ビール(中) | 0.80〜1.50EUR(約142〜266円) | 約200〜250円 |
コーラ(500ml) | 2EUR〜(約354円) | 約170円 |
カフェでのコーヒー(エスプレッソ) | 2EUR〜(約354円) | 約280円〜 |
タクシー初乗り(ローマ) | 平日 3.50EUR(約620円)、土曜・祝日 5EUR(約885円)、夜間 (22:00~6:00) 7.50EUR(約1,328円) | (東京)約500円 ※1.096kmまで |
公共交通機関の1日券(ローマ) | 8.5EUR(約1,505円) | (JR・東京エリアの1日乗り放題)760円 |
多くの項目でイタリアの方が高めになっていますが、ミネラルウォーターなどの商品はスーパーで購入すると節約することも可能です。イタリア旅行の際は、物価情報を事前にチェックしてから、かしこく予算を立てることが重要となってきます。
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食費はどれくらいかかる?
ピザやパスタなど世界から愛されるグルメがたくさんあるイタリアだからこそ、食費が一番気になっているという人も多いのではないでしょうか。
イタリアも日本と同じように、外食費は割高になる傾向にあります。特に都市部や観光地周辺のレストランでは料理自体の価格が高いだけでなく、席料やサービス料が加算されることもあります。チップは必須ではないですが、サービスが良ければ少額を渡すのがマナーとされている文化もあります。
ここからは、ファーストフードやレストラン(ランチ、ディナー)に分けて、一般的な価格をご紹介します。
項目 | イタリアでの一般的な価格例 | 日本での一般的な価格例 |
|---|---|---|
ファーストフードの食事 | 約9EUR(約1,594円) | 1,000円〜 |
レストランでのランチ | 約20EUR(約3,542円) | 1,500円〜 |
レストランでのディナー | 約30EUR(約5,313円) | 3,000円〜 |
イタリアには本格的な料理を楽しめる「リストランテ」のほか、より手頃に食事を満喫できる「トラットリア」、居酒屋のような雰囲気で食事ができる「オステリア」など、さまざまな飲食店があります。一般的に、トラットリアやテイクアウトを利用すると、食費を抑えられる傾向にあります。
さらに節約したい場合は、スーパーで食材やお惣菜をゲットするのも1つの手。また、現地の雰囲気を楽しめる市場やバールでも立ち飲みを利用すれば、食費を抑えつつイタリアのリアルな食文化を体験できちゃいますよ。
交通費・移動の費用は?
イタリアの1都市内での移動は、地下鉄(メトロ)やトラムなどの公共交通機関やタクシーが中心です。特にローマやミラノ、ナポリなどの大都市ではメトロが整備されており、コスパ良く移動できるところも魅力のひとつ!また、コロッセオなどイタリアを代表する街並みを眺めながら観光を楽しみたいなら、景色が見えるトラムの利用がおすすめです。
公共交通機関で何度も移動をするなら、24時間券や3日券などの周遊パスが便利です。メトロとトラムは同じチケットで利用できるため、毎回切符を購入することなくスムーズに乗り換えられますよ。
項目 | イタリアでの一般的な価格例 | 日本での一般的な価格例 |
|---|---|---|
地下鉄(ローマ) | 1回券 1.5EUR(約266円) | - |
トラム(ローマ) | 1回券 1.5EUR(約266円) | - |
タクシー初乗り(ローマ) | 平日 3.50EUR(約620円)、土曜・祝日 5EUR(約885円)、夜間 (22:00~6:00) 7.50EUR(約1,328円) | (東京)約500円※1.096kmまで |
都市間の高速鉄道(ローマ↔︎ミラノ) | 59.90EUR(約10,590円) | (東京から大阪)13,870円 |
高速鉄道のチケットをコスパよくゲットするなら、早割の利用がおすすめ。枠が限られているので、イタリア旅行のスケジュールが確定したら、早めに予約完了させておきましょう。
観光やオプショナルツアーの費用は?
イタリアには、コロッセオやボルゲーゼ美術館、ピサの斜塔など一度は行ってみたい魅力的な観光スポットがたくさんあります。ただ日本の観光スポットよりも、入場料金は一般的に割高になってしまうという一面も。だからこそ、事前に入場料金を把握して、かしこく観光を楽しむのが重要です。
特に『最後の晩餐』で有名なサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院やコロッセオなどの人気の観光スポットでは、当日券を購入できない場合も多いため、事前にチケットを購入しておくことをおすすめします。
チケットの確保が困難だった場合やスムーズに移動したい人は、現地のオプショナルツアーの利用もおすすめです。日本語ガイド付きのツアーを選べば、それぞれの観光スポットの歴史や文化をより深く認識できますよ。
施設 | 一般的なチケットの価格例 |
|---|---|
コロッセオ(ローマ) | 18EUR(約3,188円) |
ボルゲーゼ美術館(ローマ) | 17EUR(約3,011円) |
ヴァチカン博物館+システィーナ礼拝堂(ヴァチカン) | 20EUR(約3,542円) |
ウフィツィ美術館(フィレンツェ) | 25〜29EUR(約4,427〜5,136円) |
ピサの斜塔(ピサ) | 20EUR(約3,542円) |
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院(ミラノ) | 15EUR(約2,656円) |
イタリアの通貨・為替レート最新情報
イタリアで使われている通貨は、ユーロ(€)です。2025年11月現在、1ユーロ=177.09円前後で推移しています。ユーロは、フランスやスペインなどの欧州連合(EU)加盟国の多くの国で使用されている通貨です。
イタリアで流通しているユーロの紙幣は5、10、20、50、100、200、500ユーロの7種類があります。硬貨は1、2、5、10、20、50セント、1、2ユーロの8種類。特に50ユーロや100ユーロなどの高額紙幣は受け取ってもらえない可能性があるので、注意が必要です。
クレジットカードもスーパーやレストランなどで利用できますが、市場などの一部のスポットでは現金のみの場合もあります。イタリア旅行中はカードだけでなく、現金も用意しておくことをおすすめします。
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イタリア旅行でかかる費用まとめ
イタリアの物価は日本よりも全体的に高いため、予算をオーバーしないように事前に費用を確認しておくことが大切。ですが、滞在都市や宿泊するホテルのグレードによって費用は大きく変動するため、工夫次第で節約できます。
日数による費用や予算の目安は以下の通り。こちらはあくまでも目安となるので、高速鉄道の早割などを活用しつつ、イタリア旅行を計画してみてくださいね。
3泊5日のイタリア旅行の費用相場
イタリアにはローマやフィレンツェ、ミラノなど魅力的な観光スポットがたくさんありますが、1都市にしぼってコンパクトに計画すれば3泊5日でも十分満喫できます。時差などを考慮すると自由に使えるのは実質2日間となりますが、うまく日程を組めば主要な観光地をまわることができますよ。
3泊5日の過ごし方は、例えばローマであればテーマやエリアに合わせて巡るのがおすすめ。1日目にコロッセオなどの古代ローマ遺跡を巡って歴史に触れ、2日目はヴァチカン市国にある美術館や大聖堂を堪能して芸術に浸りましょう。移動時間を最小限に抑えれば、グルメもしっかり楽しめますよ。
3泊5日のイタリア旅行の費用相場は、1人あたり約30万円〜。2人で行く場合は、合計60万円ほどが目安になりますよ。下記が、1人あたりのイタリア旅行3泊5日の旅行費用の目安・相場です。
航空券代 | 約15万〜 |
ホテル代(大人2名でスタンダードルームに宿泊した場合) | 約6万〜 |
インターネット、WiーFi代 | 3,000円〜 |
食費 | 3万円~ |
交通費 | 5,000円~ |
観光やオプショナルツアー費用 | 1万円~ |
1週間(5泊7日や6泊8日)のイタリア旅行の費用相場
イタリア旅行で2〜3都市程度を周遊する場合は、少なくとも1週間程度(5泊7日や6泊8日)の日程確保がおすすめです。ミラノからナポリ、ローマからヴェネツィア間などの高速鉄道で3時間以上の距離がある都市を周遊する場合、移動日を用意しておくことも大切!それぞれの都市でゆったりと、観光やグルメ、芸術を満喫できますよ。
1週間の過ごし方は、1〜2日目にローマにてコロッセオやヴァチカン市国など主要観光スポットを楽しみましょう。3日目は移動日にして、高速鉄道でフィレンツェに移動。4日目や5日目はウフィツィ美術館やアカデミア美術館を巡ったのち、6日目はグルメを堪能し帰路についてみてはいかがでしょうか。
1週間のイタリア旅行の費用相場は、約35万円〜。ホテル代や食費などで大きく変動するので、ご自身の旅のスタイルに合わせて予算を考えてみてくださいね。
航空券代 | 約15万〜 |
ホテル代(大人2名でスタンダードルームに宿泊した場合) | 10万円~ |
インターネット、WiーFi代 | 5,000円〜 |
食費 | 5万円~ |
交通費 | 2万5,000円~ |
観光やオプショナルツアー費用 | 2万円~ |
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イタリア物価のチェックポイント・節約のコツは?
日本よりも物価が高いイタリアですが、妥協はせずに観光やグルメを楽しみつくしたいですよね。
最後に、イタリア観光で実践してみてほしい節約のコツをご紹介します。どれも知っておいて損はない情報なので、ぜひ出発前にチェックしておいてくださいね。
人気観光スポットでは共通入場券を活用する!
イタリアには人気の観光スポットがたくさんありますが、個別にチケットを購入するよりもおトクにゲットできる各種パスが用意されています。
公共交通機関を無料で利用できたり、観光スポットが入場無料(48時間で最初の1施設が無料、72時間で最初の2施設が無料)になる「ローマパス(Roma Pass)」、さらにヴァチカンにある主要の観光スポットの優先入場が含まれている「オムニア・ヴァチカン&ローマパス(Omnia Card)」、フィレンツェ市内の美術館や博物館などのスポットを無料で優先的に入場できる「フィレンツェカード(Firenze Card)」などがあります。
これらの周遊パスはおトクなだけでなく、時間も節約できちゃいます!あなたのイタリア旅に合わせて、事前にチェックしておくことをおすすめします。
- ローマパス(Roma Pass):48時間 38EUR(約6,720円)、72時間 62.9EUR(約11,120円)
- オムニア・ヴァチカン&ローマパス(Omnia Card):72時間 149EUR(約26,330円)
- フィレンツェカード(Firenze Card):72時間 85EUR(約15,020円)
それぞれの観光スポットでチケットを購入する場合でも、事前に予約購入することで、割引価格でゲットできる場合もあります。
バールでのコーヒーはカウンターを利用!
イタリアには、バールと呼ばれるカフェ文化があります。せっかくイタリア旅行に行くなら、現地の人々のようにカウンターでエスプレッソを1杯飲み干して、本場の雰囲気を楽しんでみるのもおすすめです。
テーブル席とカウンターでは価格が異なるので、立ち飲みでコスパよくカフェタイムを満喫しててくださいね。
特急列車を利用する場合はなるべく事前予約を!
ローマからフィレンツェ、ミラノからヴェネツィアなどの都市間を移動するシーンで、日本人観光客も利用するシーンが多い特急列車(Frecciarossa/Italo)。一般的なメトロよりも割高ですが、1〜3ヶ月より前にチケットを手配しておけば、割引価格で購入することも可能です。
全席指定制となっているので、特にハイシーズンは早めにチケットを確保しておかないと希望の席を確保できない可能性も!スケジュールが確定したら、早めにチケットを購入しておくことをおすすめします。
食事はスーパーで買うのもおすすめ!
イタリアで食費を抑えたいなら、スーパーを活用するのがおすすめです。スーパーは大都市エリアにも多くあり、お手頃価格でワインやミネラルウォーター、おつまみのチーズや生ハムなどをお手軽に購入することができます。
イタリアのスーパーは8時など朝早くから営業していることが多く、大都市エリアの大型店舗であれば深夜でも開いている店舗もあります。有名なチェーン店は、CONADやCoopなど。たっぷり観光を楽しんだ後も利用しやすいので、ぜひ積極的に活用してみてくださいね。
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イタリアの物価をチェックして旅行を楽しもう
日本よりも物価が高いイタリアだからこそ、事前に食費や観光費、交通費など必要な費用を把握しておくことが大切です。事前に旅のスケジュールを立てて、予算内でイタリアを満喫してみてください。
ぜひ今回の記事を参考に、イタリアで最高のひとときを過ごしてみてくださいね。
※記事内の金額は2025年11月6日時点での情報になっており、変動している可能性があります。
※記事内の料金は2025年11月6日時点でのレート、1ユーロ=177.09円で計算していま
cover photo by pixabay




















