公用語
パタヤの公用語はタイ語で、街の看板や案内も基本的にタイ語表記です。観光地やホテルなどでは英語が通じやすく旅行者にとって安心ですが、ローカルな屋台や小さなお店ではタイ語のみの場合もあります。簡単なあいさつや数字などを覚えておくとやり取りがスムーズになり、旅がより楽しくなるでしょう。
宗教
タイでは仏教が人々の生活に深く根づき、建築や芸術にはヒンドゥー教の影響も色濃く残ります。パタヤ観光では寺院めぐりが人気で、特に木造建築の「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」は必見。釘を使わず精巧に彫られた彫刻は圧巻で、信仰や哲学を体感できる特別なスポットです。
通貨
タイの通貨はバーツ(THB)で、旅行中によく使うのは紙幣です。紙幣は20、50、100、500、1000バーツがあり、色で見分けやすくなっています。硬貨は1、2、5、10バーツが主流で、小さなお店や屋台では細かいお金が役立ちます。両替は空港や市内の両替所で可能で、少額を小分けに持っておくと安心です。
クレジットカード、キャッシュレス決済
タイではVISAやMasterCard、JCBなどのクレジットカードが広く利用できますす。ただし、店舗によっては手数料や最低利用額が設定されていることもあり、注意が必要です。現地で最も普及しているのはQRコード決済ですが、日本のアプリは使えずタイの銀行口座が必要です。そのため、旅行者はクレジットカードをメインにしつつ、屋台や交通など現金が必要な場面に備えて現金も併用するのが安心です。
費用
パタヤ旅行の費用は、2泊3日で1人あたり約10万円程度が目安です。
・航空券費用:約6万〜8万円
・ホテル費用:約8,000円〜/1泊
・食費:約500円〜2,500円程度/1食
・交通費:タクシー 約400円〜
このほか、観光地の入場料やアクティビティも加わります(例:サンクチュアリー・オブ・トゥルースは大人約2,000円)。過ごし方に合わせて余裕を持った予算を立てましょう。
ビザ
日本のパスポートを持っている人は、観光目的ならビザなしで60日間滞在できます。その際は往復の航空券や第三国への出国チケットを持っていることが条件です。入国時にはオンラインで「タイ・デジタル・アライバルカード(TDAC)」の登録が義務となっており、到着日の3日前から登録できます。入国審査で必要になるため、発行されたQRコードを印刷またはダウンロードしておきましょう。
日本との時差
パタヤと日本の時差は2時間で、日本の方が2時間早く進んでいます。例えば日本が正午のとき、タイは午前10時です。サマータイムは導入されていないので、1年を通して時差が変わることはありません。
気候
パタヤは1年を通して暖かい熱帯性気候で、平均気温は約28~30℃です。乾季(11〜2月)は晴れの日が多く快適で観光に最適。暑季(3〜5月)は35℃近くまで気温が上がり暑さ対策が必須です。雨季(6〜10月)はスコールが多いものの短時間で止むため観光も十分楽しめます。なお、月ごとの平均気温は高めですが、12月頃は最低気温が20℃近くまで下がり、夜は肌寒く感じることもあります。
服装
パタヤでは1年を通して日本の夏のような服装で過ごせます。日中は半袖やTシャツ、短パン、サンダルが基本で、強い日差しに備えて帽子やサングラス、日焼け止めもあると安心です。朝晩や冷房の効いた室内では肌寒く感じることがあるため、薄手の長袖や羽織れる上着を用意しておきましょう。寺院を訪れる際は露出を控え、長袖やパンツ、スカートなどを着るのがマナーです。
旅行のベストシーズン
パタヤ観光のベストシーズンは11月~3月の乾季で、晴天が多く海やビーチをのんびり楽しむのに最適です。気温は30℃前後と高めですが、風が心地よく過ごしやすいのが特徴です。この時期はラン島への日帰りツアーやビーチ沿いの散歩、マリンアクティビティなどもおすすめです。一方、4月以降は暑さが厳しくなり、6月からの雨季はスコールが増えるため、屋内観光やナイトマーケットを中心に楽しむと快適に過ごせます。
治安
パタヤはタイの中でも比較的治安が安定しているエリアですが、観光客を狙ったスリや置き引きは時々発生するため、貴重品管理には注意が必要です。特に夜の繁華街ウォーキングストリートはにぎやかで楽しい反面、酔ってのトラブルも起きやすいため、気をつけましょう。街には外国人対応も可能なツーリストポリス(観光警察)がいます。困ったときは相談できます。
物価
パタヤの物価は日本より全体的に安めです。屋台やローカル食堂では一食50〜100バーツ、コーヒーは60〜120バーツほど、公共交通は10〜30バーツと気軽に利用できます。観光地価格のためバンコクよりやや高いこともありますが、クラブやバーは比較的リーズナブルで、ナイトライフを手軽に楽しめるのも魅力です。さらにビーチなど無料で楽しめるスポットも多く、コストパフォーマンスの良い旅行ができます。
交通手段
パタヤの主要な移動手段で最もポピュラーなのはソンテウ(乗り合いバス)で、一律10バーツと安く主要エリアを移動でき、ローカル気分も味わえます。短距離移動にはバイクタクシー、快適さを重視するならGrabやBoltなどの配車アプリがおすすめです。アプリ内決済ができるため安心して利用できます。ビーチロード周辺は徒歩で散策できるので、観光や食事の際には歩いて雰囲気を楽しむのもおすすめです。
空港から市街地へのアクセス方法
パタヤへはスワンナプーム空港から直行バスがあり、約130〜190バーツで主要エリアへ行けます。所要時間は1.5〜2時間ほどで、安く快適に移動可能です。タクシーや配車アプリは1,100〜1,500バーツ前後でホテルまで直行でき、荷物が多い人や夜間到着にも安心です。ドンムアン空港からも直行バスやタクシーが利用できるため、到着時間や予算に応じて選ぶと良いでしょう。
インターネット
パタヤはネット環境が安定しており、街中では5Gの高速通信が快適に使えます。ホテルやモール、カフェにはフリーWi-Fiもあるため安心です。旅行者におすすめなのは、日本で事前に準備できるeSIMやSIMカードで、到着後すぐに使えるため便利です。ポケットWi-Fiは複数人でシェアできるのが利点ですが、充電や持ち運びの手間があります。
電源プラグ
パタヤの電源プラグはAタイプ、Cタイプ、B3、BFタイプが使われています。基本的には日本と共通のAタイプが主流ですが場所によっては異なることもあるため、マルチ変換プラグを持参すると安心です。電圧は220Vのため、日本の電化製品を使う場合は対応しているかを確認し、必要に応じて変圧器を用意しましょう。
飲水
パタヤの水道水はそのままの飲用はできません。普段の飲み水は市販のペットボトルの水を購入しましょう。コーヒーやお茶を作るときも、水道水ではなくペットボトルの水を使うのがおすすめです。購入の際はキャップの封がしっかり閉まっているか確認してください。レストランや屋台では氷がよく使われますが、多くは工場製で清潔です。ただしお腹が弱い方は氷を控えるとより安心して過ごせます。
トイレ
パタヤのトイレは観光施設やモールは基本的に清潔で、有料式が多く料金は5バーツ前後です。ビーチや街中の公共トイレも5〜10バーツほどで、小銭が必要になります。トイレットペーパーがないことが多いため、ティッシュを持参すると安心です。寺院や観光施設では無料や寄付制のトイレもあり、大型施設は清掃が行き届いています。場所によってはしゃがみ式や水桶で流すタイプもあるため注意しましょう。
海外旅行保険
現地で体調を崩し治療や入院が必要になってしまった際や、スリや盗難などのトラブルにあった際に海外旅行保険に入っていると安心です。NEWTではツアーやホテルのご予約完了後に任意で簡単に加入することができます。