
大石田観光で外せないおすすめスポット9選!モデルコースも紹介
山形県のほぼ中央に位置する大石田町は、最上川とともに発展してきた歴史ある町です。本記事では、大石田観光で外せないおすすめスポット9選を徹底解説します。モデルコースも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。



山形県のほぼ中央に位置する大石田町は、最上川とともに発展してきた歴史ある町です。ただし、大石田町でどこにいくべきか悩んでいる方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、大石田観光で外せないおすすめスポット9選を徹底解説します。モデルコースも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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大石田町ってどんなところ?
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山形県のほぼ中央に位置する大石田町は、最上川とともに発展してきた歴史ある町です。江戸時代には、最上川舟運の中継地として最大規模の船着場が設けられ、米や紅花などを京都や大阪へ運ぶ重要な物流拠点として栄えました。
川運による繁栄は全国各地から人と文化を集め、大石田の町には今もなお当時の賑わいや文化の名残が色濃く残っています。また、大石田は「そば処」として県内でも有名で、「大石田そば街道」には個性あふれる名店が立ち並び、香り高い蕎麦を求めて多くの人々が訪れます。
さらに、全国的に名高い「銀山温泉」への玄関口としても知られ、歴史とグルメ、そして美しい自然の三拍子が揃った観光地です。大石田で過ごす時間は、心に残る素敵な思い出になるでしょう。
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絶対行きたい!大石田の定番観光スポット9選

まずは「ここだけは押さえておきたい!」という大石田観光の定番&人気スポットを9カ所紹介します。歴史を感じる名所から絶品グルメまで、魅力あふれるスポットが満載です!
最上川千本だんご
ふわふわ食感に感動!行列必至の絶品名物だんご

大石田町を訪れたらぜひ味わいたいのが、「最上川千本だんご」です。もともと地元の豆腐店「横丁とうふ店」が副業として始めたのがルーツで、豆腐作りの蒸気ボイラーを利用し、お盆や正月の限定商品として販売していたものが大ヒット。
1日1,000本の売り上げを記録したことから「千本だんご」と命名され、以降行列のできる人気店となりました。団子には大石田産のはえぬき米を使用し、ひとつひとつ丁寧につきあげており、つきたてならではのふわっととろけるような食感が特徴です。
砂糖や添加物を一切使わず、日の気温に合わせて柔らかさを調整する昔ながらの製法で、翌日には固くなってしまうため「消費期限は当日限り」。特に「ずんだん」や「ごま」など定番の餡はかけられ、見た目のインパクトも抜群です。
最上川千本だんご(もがみがわせんぼんだんご)の基本情報 | |
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住所 | 山形県北村山郡大石田町大字大石田乙76 |
電話 | 0237-35-2312(予約はフリーダイヤル 0120-15-2312) |
営業時間 | 9:00~16:30(団子がなくなり次第終了) |
休業日 | 年中無休(年始休業、臨時休業あり) |
アクセス | JR大石田駅より歩いて15分 |
料金 | だんご各種 1本 150円~ |
公式サイト |
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七兵衛そば
わんこそばスタイルで満腹!辛味大根で味わう田舎そば

「お腹いっぱい蕎麦を食べたい!」という願いを叶えてくれるのが、大石田そば街道でも特に有名な「七兵衛そば」です。ここはメニューが「そば食べ放題」一択。
席につくと、きくらげの煮物やワラビのおひたしなど季節ごとに変わる山菜のおかずが並び、これらも素朴なおふくろの味として楽しめます。主役のそばは、そば殻ごと挽いた黒くて太めの田舎そばで、力強いコシと噛むほどに感じる蕎麦本来の風味を堪能できます。
このそばを味わうのは、大根のおろし汁がピリッと辛い特製つゆ。蕎麦の甘みを引き立てるこのつゆのおかげで、いくらでも食べたくなる美味しさです。
七兵衛そば(しちべえそば)の基本情報 | |
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住所 | 山形県北村山郡大石田町次年子266 |
電話 | 0237-35-4098 |
営業時間 | 11:00~15:00 |
休業日 | 木曜日、お盆、正月 |
アクセス | JR大石田駅から車で約20分 |
料金 | そば食べ放題 大人 1,500円、小学生 900円(税込) |
公式サイト |
手打ち大石田そば きよ
蕎麦通も唸る!香り高い十割蕎麦を味わう名店

量より質を重視し、じっくりと蕎麦を味わいたい方におすすめなのが「手打ち大石田そば きよ」です。ここは行列の絶えない有名店で、つなぎをいっさい使わない十割そばにこだわっています。
引き戸を開けると店内に広がる香り高い蕎麦の香りに心がときめきます。看板メニューは杉の板箱に美しく盛られた「手打ち十割板そば」です。
ひと口味わえば、驚くほど豊かで力強い蕎麦の風味が鼻に抜けるとともに、しっかりしたコシとのど越しの良さを堪能できます。大石田観光で本物の蕎麦を味わいたいなら、ぜひ訪れてみてほしい一軒です。
手打ち大石田そば きよ(てうちおおいしだそば きよ)の基本情報 | |
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住所 | 山形県北村山郡大石田町大字横山736 |
電話 | 0237-35-4245 |
営業時間 | 10:30~15:00(麺・スープなくなり次第終了) |
休業日 | 木曜日 |
アクセス | JR大石田駅から車で約5分 |
料金 | 手打ち十割板そば 1,000円(税込)~ |
公式サイト | - |
大石田温泉 あったまりランド深堀
幸運を呼ぶ「ねこばす」が待つ!広々お風呂で癒しのひととき

観光で歩き疲れたときには、日帰り温泉「あったまりランド深堀」でリフレッシュするのがおすすめです。この施設は、あったまりの湯として地元の人からも愛されており、約50畳という広々とした大浴場が自慢です。
足を思いきり伸ばして入れば、旅の疲れもじんわりとほぐれていきます。特に人気なのが、露天風呂に設けられた幸運を招くというオスの三毛猫をモチーフにした陶器風呂「ねこばす」。
地元の次年子窯が手がけたユニークなデザインで、思わず写真を撮りたくなるかわいらしさです。このねこばす風呂は男女日替わり制なので、狙いの方は事前に公式HPでチェックしておきましょう。
大石田温泉 あったまりランド深堀(おおいしだおんせん あったまりらんどふかぼり)の基本情報 | |
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住所 | 山形県北村山郡大石田町大字豊田884-1 |
電話 | 0237-35-5055 |
営業時間 | 8:00~21:00(最終受付 20:30) |
休業日 | 毎月第4火曜日(祝日の場合は翌日) |
アクセス | JR大石田駅から車で約5分 |
料金 | 入浴料:大人 400円、小学生 100円(税込) |
公式サイト |
大石田町立歴史民俗資料館
舟運で栄えた町の歴史を学ぶ、文化散歩の第一歩

大石田の町をより深く知るなら、まず足を運びたいのが「大石田町立歴史民俗資料館」です。JR大石田駅から徒歩約10分とアクセスが良く、観光のスタート地点にも最適です。
館内では、町の発展の礎となった最上川舟運の歴史に関する貴重な資料や、松尾芭蕉や斎藤茂吉、正岡子規などの作品や業績が展示されています。
なぜこれほど多くの文人が大石田を訪れたのか、背景や町の文化・歴史に触れることで、大石田観光が何倍も興味深いものになるでしょう。
大石田町立歴史民俗資料館(おおいしだちょうりつれきしみんぞくしりょうかん)の基本情報 | |
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住所 | 山形県北村山郡大石田町大字大石田乙37-6 |
電話 | 0237-35-3440 |
営業時間 | 10:00~16:30 |
休業日 | 月曜日、祝日の翌日、毎月末日、年末年始(12/29~1/3)、展示替期間 |
アクセス | JR大石田駅から徒歩約10分 |
料金 | 大人 200円、高校・大学生 150円、小・中学生 100円(税込) |
公式サイト | https://www.town.oishida.yamagata.jp/life/gakushuusports/siryokan.html |
聴禽書屋
歌人・斎藤茂吉が愛した静寂の書斎へ

歴史民俗資料館の敷地内に佇んでいるのが、歌人・斎藤茂吉が昭和21年から約2年間を過ごした「聴禽書屋(ちょうきんしょおく)」です。茂吉は終戦後、この地をとても気に入り、「鳥のさえずりが耳に心地よいこと」から「聴禽書屋」と自ら名付け、静かな時間の中で数々の優れた歌を詠みました。
木造のこぢんまりとした家には、今も茂吉の気配が漂い、まるで本人の息遣いを感じるような穏やかな空気が流れています。
ここで茂吉がどんな思いで歌を紡いでいたのか想像を巡らせながら過ごすひと時は、文学ファンならずとも深い余韻を残す体験となるでしょう。
聴禽書屋(ちょうきんしょおく)の基本情報 | |
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住所 | 山形県北村山郡大石田町大字大石田乙37-6(歴史民俗資料館敷地内) |
電話 | 0237-35-3440(大石田町立歴史民俗資料館) |
営業時間 | 10:00~16:30 |
休業日 | 月曜日、祝日の翌日、毎月末日、年末年始など(資料館に準ずる) |
アクセス | JR大石田駅から徒歩約10分 |
料金 | 無料(資料館も見学する場合は別途入館料が必要) |
公式サイト |
西光寺
巨大な仁王像に圧倒される、町のパワースポット

町の中心部にある「西光寺(さいこうじ)」は、地元では「大石田観音」として親しまれている寺院です。ここで最も目を惹くのは、山門で迎えてくれる高さ約3.64メートルの木造仁王像。
あまりの迫力に思わず足を止めて見上げてしまうほどです。この仁王像の股をくぐると病気や怪我除け、子どもの成長、災難除けなどさまざまなご利益があると伝えられ、多くの人が願いを込めてくぐっていきます。
寺は最上三十三観音霊場の第二十九番札所でもあり、巡礼者も数多く訪れます。また、境内には松尾芭蕉の句碑や、最上川舟運の名残である常夜灯など歴史的遺産も残されていて、町の文化と歴史を体感できる静かで力強いパワースポットです。
西光寺(さいこうじ)の基本情報 | |
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住所 | 山形県北村山郡大石田町大字大石田乙692-1 |
電話 | 0237-35-2364 |
営業時間 | 参拝自由 |
休業日 | 年中無休 |
アクセス | JR大石田駅から徒歩約10分 |
料金 | 参拝無料 |
公式サイト |
乗舩寺
斎藤茂吉と正岡子規、二人の文人の足跡を辿る

「乗舩寺(じょうせんじ)」は大石田の歴史と文化に欠かせない重要な寺院で、その創建は慶長元年(1596年)に最上義光公の命で始まりました。以来、最上川舟運で栄えた町の様子を静かに見守り続けています。
境内には、近代俳句の父・正岡子規が詠んだ「ずんずんと 夏を流すや 最上川」の句碑が立っています。また、お寺を愛した歌人・斎藤茂吉の墓と歌碑も並び、両巨匠が見つめた最上川の風景を感じられるでしょう。
川沿いの静かな境内で、文学と歴史の深いつながりを体感できる名所となっており、文学好きには特におすすめのスポットです。
乗舩寺(じょうせんじ)の基本情報 | |
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住所 | 山形県北村山郡大石田町大字大石田丙206 |
電話 | 0237-35-2111(大石田町役場) |
営業時間 | 参拝自由 |
休業日 | 年中無休 |
アクセス | JR大石田駅から徒歩約10分 |
料金 | 参拝無料 |
公式サイト | - |
知る人ぞ知る!大石田の穴場スポット3選

定番を押さえたら、次は通な穴場スポットへ行きましょう。地元で話題のお店や、ユニークな体験ができる場所など、旅の思い出をさらに彩る3スポットを紹介します。
AndMERCI KURA Oishida
蔵をリノベしたお洒落パティスリーで味わう、本格フランス菓子

そば処として知られる大石田で、ひときわ目を引くおしゃれなパティスリーが「AndMERCI KURA Oishida(アンドメルシィ クラ オオイシダ)」です。日帰り温泉「あったまりランド深堀」のすぐ隣に位置しており、蔵をリノベーションしたモダンで趣ある外観が印象的です。
このお店のシェフは北フランス出身のパティシエで、山形県産の旬のフルーツを使ったタルトや多彩なケーキがショーケースいっぱいに並び、美しさは宝石のように感じるでしょう。素材へのこだわりも強く、地元農家から直接仕入れる果物や高品質のフランスチョコレートなど、厳選された材料で丁寧に仕上げています。
AndMERCI KURA Oishida(アンドメルシィ クラ オオイシダ)の基本情報 | |
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住所 | 山形県北村山郡大石田町豊田884-3 |
電話 | 0237-48-7533 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
休業日 | 火曜日 |
アクセス | JR大石田駅から車で約5分、「あったまりランド深堀」隣 |
料金 | ケーキ 500円前後~ |
公式サイト |
次年子窯
廃校が蘇る、円形校舎で楽しむ世界で一つの陶芸体験

旅の思い出を形に残すなら、「次年子窯(じねんごがま)」での陶芸体験がおすすめです。ここは廃校となった旧次年子小学校の珍しい円形校舎をリノベーションしたユニークな工房で、どこか懐かしい温かさとモダンな雰囲気が同居しています。
施設内には陶芸工房のほか、カフェも併設されており、体験コースは初心者でも気軽に楽しめ、スタッフが丁寧に指導してくれるので安心です。土の感触やものづくりの面白さを味わいながら、自分だけの器やカップなどオリジナル作品が完成します。
大自然に囲まれた円形校舎の空間で、自分の手で作る唯一無二の作品は、旅の思い出に最高の宝物になるでしょう。
次年子窯(じねんごがま)の基本情報 | |
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住所 | 山形県北村山郡大石田町大字次年子字外楯1205 |
電話 | 0237-35-3995 |
営業時間 | 10:00~16:00(要事前連絡) |
休業日 | 木曜日 |
アクセス | JR大石田駅から車で約20分 |
料金 | 陶芸体験 2,000円~(税込) |
公式サイト |
虹ヶ丘公園
最上川と町並みを一望!詩情あふれる絶景スポット

町の高台に位置する「虹ヶ丘公園」は、大石田を代表する絶景の穴場スポットです。展望台からは、雄大に流れる最上川と、寄り添うように広がる大石田の町並みを一望でき、特に春は園内につつじが鮮やかに咲き誇り、うつくしい風景に彩りを添えてくれます。
また、園内には歌人・斎藤茂吉がこの地で詠んだ「最上川の上空にしてのこれるは 未だうつくしき虹の断片」という歌が刻まれた歌碑も建てられており、茂吉が眺めていた景色に思いを馳せながらのんびり散策するのがおすすめです。
虹ヶ丘公園(にじがおかこうえん)の基本情報 | |
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住所 | 山形県北村山郡大石田町今宿 |
電話 | 0237-35-2111(大石田町役場) |
営業時間 | 見学自由(冬期間は閉鎖) |
休業日 | 冬期間 |
アクセス | JR大石田駅から車で約10分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | - |
大石田満喫!おすすめ日帰りモデルコース
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「たくさんあってどこから回ればいいか分からない!」という方のために、大石田の魅力を1日で満喫できる、グルメと文化を巡るモデルコースをご提案します。
時間 | スポット | 移動手段 |
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10:00~11:00 | 大石田町立歴史民俗資料館 & 聴禽書屋 | 徒歩 |
11:30~12:30 | 手打ち大石田そば きよ(昼食) | 車/タクシー |
13:00~14:00 | 最上川千本だんご | 車/タクシー |
14:30~16:00 | 大石田温泉 あったまりランド深堀 | 車/タクシー |
16:00~16:30 | AndMERCI KURA Oishida | 徒歩 |
17:00 | 大石田駅着・帰路へ | 車/タクシー |
10:00 大石田の歴史に触れる文化散歩からスタート!
まずはJR大石田駅から徒歩10分の「大石田町立歴史民俗資料館」へ。舟運で栄えた町の歴史や、斎藤茂吉ら文人たちの足跡を学びましょう。敷地内の「聴禽書屋」の静かな佇まいも必見です。
11:30 絶品!十割そばのランチ
町の歴史を学んだら、タクシーで約5分の「手打ち大石田そば きよ」へ。香り高い本格的な十割そばをじっくりと味わいましょう。早めの時間でも行列ができていることが多いので、時間に余裕を持って向かうのがおすすめです。
13:00 食後のデザートは名物だんご!
お腹が満たされたら、次はお待ちかねのデザートタイム!「最上川千本だんご」へ向かいます。ふわふわのお団子に餡が乗った名物だんごは、別腹でぺろりと食べられちゃいます。
14:30 広々温泉と「ねこばす」で癒しの時間
旅の後半は、日帰り温泉「あったまりランド深堀」でリラックス。広々とした大浴場で手足を伸ばし、名物の「ねこばす」に浸かれば、旅の疲れも吹き飛びます!
16:00 旅の締めくくりはお洒落なスイーツ
温泉でさっぱりした後は、隣接する「AndMERCI KURA Oishida」へ。本格的なフランス菓子をお土産に買うのもよし、店内で最後のティータイムを楽しむのもよいでしょう。
17:00 大石田駅へ
楽しかった大石田観光もいよいよ終わりです。思い出とお土産を胸に、帰路につきましょう。
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まとめ

山形県大石田町は、雄大な最上川の歴史と、香り高いそば文化が息づく魅力的な町でした。大正ロマンあふれる銀山温泉への玄関口としてだけでなく、町自体にも心惹かれる名所やグルメが豊富にあります。
定番の観光スポットをめぐるもよし、自分だけの穴場を見つけるもよいでしょう。本記事を参考に、ぜひあなただけの大石田観光プランを立ててみてください!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。
photo by photoAC