【2024年最新】道の駅米沢を解説!東北を代表する人気の秘密は?
道の駅米沢は山形県米沢市にある人気の観光スポット。全国道の駅ランキングでトップ3に入ることも多い、まさに東北を代表する道の駅のひとつです。でもなぜこれほど人気なのでしょうか? この記事では、道の駅米沢のみどころを紹介。話題の商品や人気の秘密もじっくりと解説するので、山形観光の際の参考にしてくださいね。
道の駅米沢は山形県米沢市にある人気の観光スポット。全国道の駅ランキングでトップ3に入ることも多い、まさに東北を代表する道の駅のひとつです。でもなぜこれほど人気なのでしょうか? この記事では、道の駅米沢のみどころを紹介。話題の商品や人気の秘密もじっくりと解説するので、山形観光の際の参考にしてくださいね。
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道の駅米沢は山形県のゲートウェイ型道の駅
道の駅米沢は2018年にオープンした山形県内で21番目の道の駅。一般的な道の駅ではなく、山形県全体の観光のゲートウェイとしての役割を持った重要な道の駅です。
国土交通省では各地域の中心となる道の駅を「重点道の駅」と呼んでいますが、道の駅米沢は企画段階から重点道の駅に選定されたほど重要な拠点とされていました。まさに山形県を代表する観光の中心基地として道の駅米沢がオープンしたのです。
道の駅米沢へのアクセスはとても便利でおトク!
道の駅米沢の大きな魅力は、アクセスの良さ!東北中央自動車道の米沢中央インターチェンジを降りてわずか1分の位置にあるんです。道に迷うことなく行けるのはうれしいですね。
とはいえ、高速道路で旅をしているときに一度降りてしまうと料金が割高になってしまうので、途中の道の駅へ寄るのをあきらめたことがある人も多いのではないでしょうか?
実は東北中央自動車道の福島大笹生から米沢北インターチェンジの間は、高速料金が無料の区間なんです。つまり米沢中央インターチェンジでは途中で降りても料金が発生しないということ。
サービスエリア感覚で気軽に道の駅に立ち寄れるのが、人気の秘密のひとつなんですね。
道の駅は米沢駅からも行きやすい!
道の駅は自動車で行くのが一般的。駅からのアクセスは不便なこともよくありますが、道の駅米沢はJR米沢駅からワンコインタクシーのサービスを設定しています。そのため米沢駅からなら1回片道500円でアクセスできるのです。
タクシーなので数人で乗っていけばさらにおトク!多くの人がこのサービスを利用して電車とタクシーで道の駅米沢を訪れています。
城下町をイメージした広大なスペース
道の駅米沢は、城下町をイメージした造りになっています。米沢が明治維新までの270年間、米沢藩の城下町として栄えたことをイメージしたものです。市内には当時の建物が多く残り観光名所となっているので、道の駅米沢のたたずまいは米沢観光のゲートウェイとしてふさわしいもの。とても目立つのですぐに見つけやすいのもメリットです。
この道の駅米沢は敷地面積は2万1677平方メートルで、普通車が198台も入る大型の道の駅です。しかしオープンから6年経った今も週末には満車になることが多いほどの人気。それどころか道の駅の人気投票では年々順位を上げ続けています。
アクセスのしやすさ以外に道の駅米沢の人気の秘密はどこにあるのでしょうか。3つのテーマで紹介していきましょう。
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道の駅米沢の人気の秘密① 総合観光案内所が便利!
道の駅米沢は山形県のゲートウェイというだけあって、観光情報のエリアが充実しています。展示エリアで目を引くのは9画面のデジタルサイネージ。流れている観光動画を見ているだけでもあっという間に時間が過ぎてしまいます。
観光コンシェルジュが常駐
一般的な道の駅の観光案内所はポスターやパンフレットがあるだけです。しかし道の駅米沢の総合観光案内所には、なんと観光コンシェルジュが常駐!米沢の観光に関して詳しく解説してくれます。
しかもそれだけではないのが観光コンシェルジュの腕の見せ所。希望を伝えれば、特産品やアクティビティなどの情報を考慮しながら何パターンかの観光ルートも考えてくれます。とくに初めての山形旅行では心強いですね。
まちナビカードがおトク
無料休憩所に設置されているまちナビカードも見逃せません。これは、山形県の南部に位置する置賜圏内の店舗をおトクに利用できるカード。
該当するカードを持って店舗に行き、食事や買い物をすると、飲み物1杯サービスなどカードに書かれているサービスを受けることができます。カードにはQRコードが印刷されていて、ここからも観光情報を見ることができますよ。
レンタサイクルで観光もできる
道の駅米沢ではレンタサイクルの貸し出しも行っています。台数は15台で、そのうち2台はチャイルドシートつき自転車。4時間以内なら1,000円、8時間以内なら2,000円で借りられるので、周囲の観光情報を集めておいて自転車でのんびり観光できますよ。
道の駅米沢の人気の秘密② 食事コーナーも魅力いっぱい!
道の駅米沢の人気の秘密その2は、美食が充実していること。米沢の人気グルメを目当てに遠くから訪れる人もたくさんいます。
米沢牛の刺身も食べられる牛毘亭
レストラン牛毘亭は、米沢牛が味わえる食事処。安全で美味しい料理を追求し、厳しい基準を満たすことで、米沢牛の刺身やタタキ、ユッケも食べられます。
牛寿司も大人気のメニューで、道の駅で生の牛肉を食べられる機会はなかなかないので、まだの人はぜひ試してほしい逸品です。長さ50cmの寿司型で作る米沢牛の押し寿司・米沢牛ユッケ寿司も新名物でおすすめのグルメ。寿司型のサイズ調整や味付けにこだわり、何度も試行錯誤を繰り返して完成したメニューです。
ステーキも大人気
生だけでなくステーキやハンバーグなどのメニューも充実。米沢牛ステーキでは希少部位を霜降りと赤身でそろえ、それぞれの味の違いを楽しめます。しかも焼いてもらうお肉はショーケースを見ながらスタッフと相談して決めることが可能。
好きな部位を80グラムから注文できます。まるで高級レストランのようなこだわりは道の駅のイメージを超越。優雅な気分が味わえますね。
ユニークなすみれ漬もおすすめ
米沢牛赤身肉のすみれ漬もおすすめ。米沢牛のもも肉を米沢の味噌と地酒吟醸酒粕に漬け込んでいます。酒粕の香りと味噌の味わいが米沢牛とよく合いますよ。
米沢グルメが集結したフードコート
フードコートは米沢の美しい山並みや田園風景を眺めながら専門店の味を楽しめるスペース。牛どんぶりの謙信亭、米沢ラーメンの毘沙門、蕎麦処の十割庵があり、こだわりの米沢グルメを選べます。
謙信亭のおすすめは、贅沢三種盛り丼。国産黒毛和牛のロースステーキとしぐれ煮、ローストビーフの3つの味を楽しめる丼です。
毘沙門の人気メニューは米沢辛みそラーメン。オリジナルで作られた辛みそには隠し味としてりんごが入っていて、複雑で濃厚な味わいとなっています。
十割庵の人気は、店名にもなっている自慢の十割板蕎麦。一切つなぎを使うことなく、そば粉と水だけで打った十割蕎麦を、山形ならではの板蕎麦でいただけます。
手軽なファストフードにもこだわりのメニュー
ファストフードのFOOD PITにも地元の素材にこだわったメニューがそろっています。
季節のソフトクリームは、ラ・フランスやさくらんぼなど、旬の食材を取り入れたソフトクリーム。プレミアムジェラートは、鷹山秘伝豆、紅花さといも、おきたまラムレーズン、神室落花生などを使用。米沢りんごのジュースもおすすめです。
フードの人気は米沢牛串。高級な米沢牛を手軽な価格で食べられるメニューです。さらにお手軽な米沢牛入りコロッケ、冬季限定の米沢牛肉まんもありますよ。
道の駅米沢の人気の秘密③ お土産コーナーが大充実!
道の駅米沢はお土産コーナーも充実しています。なかでも注目は大きな面積を占めている農産物直売所。米沢市をはじめとした置賜地域の採れたて新鮮な農産物や惣菜などを販売しています。
山形県はサクランボや桃、ぶどう、ラ・フランス、りんごなどの果物が次々に旬を迎える果物王国。果物はもちろん、夏の特産の丸茄子や温泉を利用した豆もやしなどの伝統野菜も販売。他にも多くの野菜を農産物直売所の従業員が毎朝早くに市場で仕入れて提供しています。
道の駅の指導で無農薬・減農薬栽培を推進
道の駅米沢では180以上の産直農家と契約。新鮮な果物や野菜を出荷してもらっています。しかも無農薬・減農薬栽培を推進し、契約農家には開業当初から減農薬の栽培法を指導。
農薬を使用する際は栽培品種ごとに栽培管理記録簿で報告してもらうなど、しっかりと品質管理を行っています。この安心感と手頃な値段が農産物直売所の人気の秘密。そのため観光客だけでなく多くの地元の人も買いに来るほどの人気なんです。
特産品販売所にも注目の品が満載
特産品販売所では置賜3市5町や姉妹都市などの物産品・特産品を販売。こちらにもこだわりの商品がたくさんあります。
果実を絞ったご当地サイダー
昔なつかし 山形のご当地サイダーは、大人味の飲み物。山形県内産の果実を絞ったサイダーで、パインサイダー、ぶどうサイダー、リンゴサイダー、ラ・フランスサイダーがあります。お土産としても大人気ですよ。
音楽醸造のこだわり味噌も試してみたい味
音楽醸造無添加味噌・麗音(レノン)は、味噌蔵でクラシック音楽を聴かせながら長期熟成した味噌です。糀歩合が14割と高く、糀の甘みと長期熟成の大豆のうまみがつまったまろやかな味噌。
人間がクラシックを聴くことでリラックスするように、味噌の発酵課程にも同じような効果があるだろうという思いで始めた製法です。この音楽製法は農業やお酒の醸造でも取り入れられているので、できあがった味噌のまろやかな味の何割かは音楽のおかげかもしれませんね。
うまいたれは地元の必需品
うまいたれは、米沢の人がこよなく愛する調味料。ベースは醤油ですが、醤油よりも濃厚で少し甘めな味が何にでも合う万能な調味料です。米沢の人は、これさえあればどんな料理も安心だと、家に必ず一つは置いているそうですよ。
農産品の旬の時期をチェックしておこう!
こだわりの農産品を買うなら、美味しい旬の時期を逃したくないですよね。道の駅米沢で買える農産品の旬の時期を紹介しましょう!
おきたま伝統野菜
- おかひじき:4月
- うこぎ:5月〜7月
- 薄皮丸なす:7月下旬〜9月中旬
- 食用菊:10月中旬〜11月上旬
- 小野川豆もやし:12月〜2月
果物
- さくらんぼ:6月〜7月中旬
- 梅:6月中旬〜下旬
- メロン:7月〜8月
- スイカ:7月〜8月
- デラウェア:7月〜9月上旬
- モモ:7月下旬〜9月
- シャインマスカット:8月中旬〜10月上旬
- ぶどう:8月下旬〜10月上旬
- 庄内柿:10月中旬〜11月上旬
- ラ・フランス:11月〜1月上旬
- りんご:8月下旬〜10月上旬(早生)・10月中旬〜1月
野菜
- アスパラガス:5月〜6月中旬(夏採り)・7月中旬〜9月(秋採り)
- えだまめ:8月〜9月
- だだちゃ豆:8月
- とうもろこし:8月〜9月
- 松茸:9月中旬〜10月上旬
- セリ:12月〜2月
- 寒中野菜(白菜・ねぎ・キャベツ):12月〜2月
山菜
- たらのめ:4月上旬〜4月中旬
- わらび:5月中旬〜6月
- 干しぜんまい:11月下旬
- その他の山菜:4月〜6月
- ハウス山菜:12月〜4月
道の駅米沢に寄って山形を楽しみつくそう!
道の駅米沢は、東北を代表する道の駅。山形県のゲートウェイとして、観光の拠点にもなっています。山形県を満喫するならまずはここに寄って情報を仕入れるのがおすすめ。観光コンシェルジュが強い味方になってくれますよ。
そして米沢牛や米沢ラーメンなど米沢の名物を食べたい人や、米沢周辺の新鮮な農産品を買いたい人もぜひ寄ってみるべき!この記事の旬のリストを参考にして、農産物がいちばんおいしい時期を狙って行くのもいいかもしれませんよ。
道の駅米沢の基本情報 | |
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住所 | 山形県米沢市川井1039-1 |
電話 | 0238-40-8400 |
営業時間 | 【フードコート・レストラン】10:00〜18:00(ラストオーダー平日 17:30、休日 18:00) その他施設は24時間利用可能 |
休業日 | 不定休 |
アクセス | 米沢中央ICより車ですぐ JR米沢駅より車で約10分 山形空港より車で約1時間 山形駅より車で約50分 |
料金 | 入場無料 |
公式サイト |
cover photo by PIXTA