公用語
シギリヤを含むスリランカの公用語はシンハラ語とタミル語です。ただし、観光地では英語も広く使われており、英語を母語とする人も全人口の約1割ほどいると言われています。シギリヤ周辺の観光スポットやレストラン、ホテルでは英語表記がある場所が多いため、安心して観光を楽しめるでしょう。
宗教
シギリヤを含むスリランカは、人口の約70%を占めるのは仏教徒です。シンハラ人を中心に上座部仏教を信仰しています。他にも、ヒンドゥー教徒、イスラム教徒、キリスト教徒の方もいます。
通貨
シギリヤを含むスリランカで使用されている通貨はスリランカ・ルピーです。流通している紙幣は10ルピーから5,000ルピーまで幅広く、日本の紙幣と大きな違いはありません。ただし、日本円のような1万円札にあたる高額紙幣は存在しない点が特徴です。レストランやホテルでは、クレジットカードが使えないことが多いため、現金を用意しておくと安心です。
クレジットカード、キャッシュレス決済
シギリヤ周辺を含め、スリランカでは高級ホテルや一部のレストランや施設などでクレジットカードが利用できます。ただし、現金のみの場所が多いため、観光や食事の際には必ず紙幣を両替しておき、現金をある程度持ち歩くことが必須です。特にローカルなレストランやショップ、交通機関では現金のみの取り扱いが一般的です。
費用
"シギリヤ旅行にかかる費用は、3泊5日で一人あたり約13万円〜が目安です。
・主な内訳は以下の通りです。
・航空券:往復で約6万円〜22万円
・ホテル:1泊あたり約1万円〜2万円前後
・食費:1日あたり約2,000円〜
・交通費:1日あたり約6,000円〜
宿泊スタイルや移動手段、利用する航空会社によって費用は変動しますが、全体的にコストを抑えながら充実した観光を楽しめます。"
ビザ
シギリヤを含むスリランカへ短期滞在する場合には、ETA(電子渡航認証)の取得が必要です。ETAはオンラインで事前に申請するのが基本で、一部の査証は空港到着時にも取得できます。ただし、事前に申請していないと航空会社によっては搭乗を拒否されるケースもあるため、トラブルを避けるためにもオンラインでの事前取得がおすすめです。
日本との時差
シギリヤと日本の時差は3時間30分です。例えば、スリランカが正午12時のとき、日本は15時30分となります。サマータイム制度は導入されていないため、一年を通して時差は変わりません。
気候
シギリヤが位置するスリランカ中央部は、年間を通して雨が少なく、観光に適したエリアです。平均気温はおよそ27℃と温暖で、3月から10月にかけては特に気温が高く、最低気温も23℃を上回ります。中でも4月は一年で最も暑い時期となります。一方、11月から翌年3月までは比較的過ごしやすい気候で、観光にもおすすめのシーズンです。
服装
シギリヤは年間を通して気温が高めのため、半袖シャツなどの軽装がおすすめです。ただし、寺院を見学する際は露出の少ない服装が望ましく、肩や膝を隠せる服を用意しておくと安心です。施設内は冷房が強く効き肌寒く感じる場合もあるため、薄手の羽織り物を持参すると便利です。さらに、ビーチやプール、日中の長時間の散策では日差しが強いため、日焼け対策として薄手のパーカーや羽織りを着る旅行者も多く見られます。
旅行のベストシーズン
シギリヤは5月〜9月の乾季がベストシーズンです。この時期は天候が安定し、野生のゾウが群れをなすシーズンとも重なるため、サファリ体験にも最適。ただし、7月〜8月頃はスズメバチが大量発生する時期でもあるため、5〜6月や9月などがおすすめです。
治安
シギリヤの治安は、日中であれば一人歩きも可能で比較的安全です。ただし、夜間は複数人での移動やタクシーを利用するのがおすすめです。シギリヤロック周辺は観光客が多く治安も安定していますが、混雑する時間帯や夜遅い時間には、酔客や強引な客引きに出会うことも。スリや置き引きなども起こりやすいため、基本的な警戒心は持って行動しましょう。
物価
シベリヤは日本と比べて物価は低めです。例えば、タクシーは1kmあたりおよそ40ルピー(約19円)、レストランでの食事も1人あたり200ルピー(約97円)が一般的でリーズナブルな価格帯です。観光を楽しみながらも、日常の移動や食事でコストを抑えられるのは大きな魅力と言えるでしょう。
交通手段
シギリヤ周辺の移動は、バス・トゥクトゥク・タクシーが主な交通手段です。遺跡群には鉄道が通じていないため、アクセスにはバスやタクシーを利用する必要があります。ローカル感を味わいたいならバスやトゥクトゥク、快適さを優先するならタクシーがおすすめです。また、スリランカ国内には短距離の国内線航空便もあり、例えばコロンボからシギリヤへ短時間で一気に移動することも可能です。
空港から市街地へのアクセス方法
バンダラナイケ国際空港からシギリヤへは、タクシーや車のチャーターがおすすめです。所要時間は約4時間で、値段は約15,000~20,000スリランカルピーほど。コロンボ市内からは、バスや電車での移動ができますが直通便はないため乗り換えが必要です。
インターネット
シギリヤ周辺では、一部施設で、無料Wi-Fiはありますが速度やセキュリティ面で不安が残る場合があります。観光中に安定してネットを利用したい場合は、ポケットWi-Fiのレンタル、現地のSIMカードやeSIM、日本の通信キャリアが提供する海外ローミングサービスを利用すると安心です。
電源プラグ
シギリヤでは、主にBFタイプ、そのほかにもB3タイプ、Bタイプが使われています。日本とは異なるため、変換プラグが必要です。また、電圧は230Vと日本よりも高いため、対応していない製品を使用すると故障や火災の危険があります。持参したい製品の対応電圧を確認して必要に応じて変圧器を用意しましょう。
飲水
シギリヤを含むスリランカでは、水道水の飲用は可能とされていますが体調を崩す場合もあります。水道水は飲まず、ペットボトルの水を購入して飲むのが安全です。比較的安価で手に入りやすく、観光中も気軽に利用できます。
トイレ
シギリヤロック周辺や施設内のトイレは比較的清潔です。観光客向け施設内は洋式タイプも見られますが、基本的には和式のようなスクワット式が主流です。また、スリランカでは水で流すのが主流のためトイレットペーパーの備え付けがない場所も多くあります。ポケットティッシュやウェットティッシュを持参しておくと安心です。トイレに流せない場合は備え付けのゴミ箱などに捨てましょう。
海外旅行保険
現地で体調を崩し治療や入院が必要になってしまった際や、スリや盗難などのトラブルにあった際に海外旅行保険に入っていると安心です。NEWTではツアーやホテルのご予約完了後に任意で簡単に加入することができます。