【2025年最新】ポンペイ旅行の費用はいくら？2泊3日・3泊4日・4泊5日の予算や物価、安い時期を解説

ポンペイ旅行の計画を立てる際に押さえておきたいのは、ポンペイが都市名ではなくイタリア南部・ナポリ近郊に広がる遺跡地域であるという点です。本記事では、ポンペイの旅行費用を徹底解説します。2泊3日・3泊4日・4泊5日の予算や物価、安い時期も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

2025年9月29日

ライター

NEWT編集部（AIサポート）

イタリア旅行・ツアーの情報をみる

ポンペイ旅行の計画を立てる際に押さえておきたいのは、ポンペイが都市名ではなくイタリア南部・ナポリ近郊に広がる遺跡地域であるという点です。ただし、ポンペイの旅行費用がわからない方も多いのではないのでしょうか？

そこで本記事では、ポンペイの旅行費用を徹底解説します。2泊3日・3泊4日・4泊5日の予算や物価、安い時期も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Contents

ポンペイ旅行の基本情報
ポンペイ旅行の安い時期とベストシーズン
ベストシーズンは春（3月～5月）と秋（9月～11月）
航空券・ホテルが最も高い時期は夏（6月～8月）
航空券・ホテルが安い時期は冬（11月～3月）
ポンペイ・ナポリの物価は？

＼NEWTでおトクに旅行しませんか✈️／

イタリアのツアーをみる

＼ポンペイのおトクなホテルをチェック！／

ポンペイ旅行の基本情報

ポンペイ旅行の計画を立てる際に押さえておきたいのは、ポンペイが都市名ではなくイタリア南部・ナポリ近郊に広がる遺跡地域であるという点です。そのため、観光の拠点はナポリ市内に置くのが一般的です。

日本からのアクセスは、まず国際線でイタリア入りし、ナポリ・カポディキーノ国際空港を目指します。日本からナポリへの直行便はないため、ローマのフィウミチーノ空港（FCO）またはヨーロッパ、中東の主要都市を経由して乗り継ぐ形が一般的となります。

ナポリ到着後は市内ホテルに滞在し、日帰りなどでポンペイ遺跡への観光を楽しむ流れがおすすめです。

項目	詳細
場所	イタリア共和国カンパニア州
アクセス	日本からローマまたはナポリまで飛行機で約15時間〜。ナポリからポンペイ遺跡まではチルクムヴェスヴィアーナ鉄道または国鉄（トレニタリア）で約30分〜45分。
ベストシーズン	春（3月〜5月）と秋（9月〜11月）
通貨	ユーロ（€）。1ユーロ＝約173円（2025年9月時点）
ビザ	90日以内の観光目的の滞在は不要。ただし、2025年以降は電子渡航認証システム「ETIAS（エティアス）」の申請（有料：7ユーロ）が必要になる予定。
時差	日本より-8時間（サマータイム期間中は-7時間）
チップ	レストランでは必須ではないが、良いサービスには料金の10%程度を置くとスマート。ホテルで荷物を運んでもらったら1〜2ユーロ。

＼NEWTでおトクに旅行しませんか✈️／

イタリアのツアーをみる

ポンペイ旅行の安い時期とベストシーズン

旅行費用を考える上でとっても重要なのが、訪れる時期です。ポンペイ旅行の費用は、シーズンによって大きく変動します。賢く時期を選んで、お得に旅を楽しみましょう！

ベストシーズンは春（3月～5月）と秋（9月～11月）

ポンペイ遺跡は屋外がメインなので、気候が穏やかな春と秋が観光のベストシーズンです。暑すぎず寒すぎず、快適な気温の中で広大な遺跡をゆっくりと散策できます。

特に春は花が咲き乱れ、秋は空気が澄んでいて気持ちが良いでしょう。時期は観光客も夏ほど多くなく、落ち着いて見学できるのも魅力です。

航空券・ホテルが最も高い時期は夏（6月～8月）

6月から8月は、ヨーロッパ中がバカンスシーズンに突入します。世界中から観光客が押し寄せるため、ポンペイも大変な混雑に見舞われます。

航空券やホテルの料金は年間で最も高騰し、予算が跳ね上がるので注意が必要です。また、南イタリアの夏は日差しが強く、日陰の少ない遺跡観光は体力的にかなりハード。熱中症対策は必須です。

航空券・ホテルが安い時期は冬（11月～3月）

旅行費用を少しでも安く抑えたいなら、冬のオフシーズンが断然おすすめです。11月から3月（特に1月、2月）は観光客が減り、航空券やホテルの料金が最も安くなる時期です。

自分のペースで静かに遺跡と向き合いたい方には最高のシーズンでしょう。ただし、冬は天気が崩れやすく、日照時間も短いため、防寒対策と余裕を持ったスケジュール計画が大切です。

ポンペイ・ナポリの物価は？

旅行の予算を立てる上で気になるのが現地の物価です。イタリア、特にナポリ周辺の物価は、現在の為替レート（1ユーロ＝約173円）も影響し、全体的に日本よりやや高めと感じることが多いでしょう。

特に観光地のレストランやカフェは価格設定が高めですが、少し路地に入った地元の人々が利用する「トラットリア」や、スーパーマーケット、テイクアウトのピザなどを上手に利用すれば、食費はかなり節約できます。

具体的な物価の目安を下の表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

商品・サービス	現地価格	日本円換算
ミネラルウォーター（500ml、スーパー）	0.5ユーロ〜	約87円〜
エスプレッソ（バール立ち飲み）	1.5ユーロ前後	約260円
マルゲリータピザ（レストラン）	7ユーロ〜	約1,211円〜
ローカル食堂（トラットリア）でのランチ	15ユーロ〜	約2,600円〜
観光地レストランでのディナー	30ユーロ〜	約5,200円〜
ジェラート	3ユーロ〜	約520円〜
市内交通（1回券）	1.5ユーロ前後	約260円
タクシー初乗り（平日昼間）	3.5ユーロ	約606円

ポンペイ旅行でかかる費用の目安一覧＆ツアー相場

それでは、実際にポンペイ旅行にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか？ここでは、ナポリに滞在することを前提に「2泊3日」「3泊4日」「4泊5日」の3つの期間で、かかる費用の総額をシミュレーションしました。

航空券やホテル代は時期によって変動が大きいため、比較的料金が落ち着いているベストシーズン（春・秋）の価格を想定しています。

日数	大人1人	大人2人	家族4人（大人2人+子ども2人）
2泊3日（機内泊含め5日間）	23万円～	44万円～	78万円～
3泊4日（機内泊含め6日間）	26万円～	50万円～	88万円～
4泊5日（機内泊含め7日間）	29万円～	56万円～	98万円～

2泊3日のポンペイ旅行・費用の内訳＆予算

日本からの移動時間を考えると、現地2泊3日は弾丸旅行のスケジュール。ポンペイ遺跡とナポリ市内の主要な見どころに絞って観光する方向けのプランです。

費用項目	1名あたりの費用目安
航空券（諸税込み）	150,000円～
ホテル（2泊分）	30,000円～
食事	24,000円～
現地交通費	5,000円～
観光・ツアー	8,000円～
Wi-Fi・通信費	2,000円～
その他（保険・ETIASなど）	5,000円～
合計	224,000円～

3泊4日のポンペイ旅行・費用の内訳＆予算

最も一般的なのが現地3泊4日のプラン。ポンペイ遺跡をじっくり見学し、ナポリ市内の観光やグルメも満喫できます。少し足を延ばして、エルコラーノ遺跡やヴェスヴィオ山登山に挑戦する余裕も生まれます。

費用項目	1名あたりの費用目安
航空券（諸税込み）	150,000円～
ホテル（3泊分）	45,000円～
食事	32,000円～
現地交通費	7,000円～
観光・ツアー	12,000円～
Wi-Fi・通信費	2,500円～
その他（保険・ETIASなど）	6,000円～
合計	254,500円～

4泊5日のポンペイ旅行・費用の内訳＆予算

時間に余裕のある4泊5日なら、ポンペイ周辺の世界遺産を巡る充実した旅が可能です。カプリ島やアマルフィ海岸など、風光明媚な南イタリアの魅力を味わうことができます。

費用項目	1名あたりの費用目安
航空券（諸税込み）	150,000円～
ホテル（4泊分）	60,000円～
食事	40,000円～
現地交通費	10,000円～
観光・ツアー	18,000円～
Wi-Fi・通信費	3,000円～
その他（保険・ETIASなど）	7,000円～
合計	288,000円～

ポンペイ旅行のツアー相場

海外旅行初心者の方や、航空券やホテルの手配が面倒な方には、パッケージツアーが便利です。燃油サーチャージや空港税、基本的な観光が含まれていることが多く、費用の総額が分かりやすいのがメリット。ただし、自由度は個人旅行に比べて低くなります。

旅行日数	東京発・大人1人あたり
3泊5日	200,000円～
4泊6日	250,000円～
5泊7日	300,000円～

ポンペイ旅行の費用内訳を詳しく解説！

ここからは、各費用項目について、さらに詳しく見ていきましょう。どうすれば費用を抑えられるか、節約のコツも合わせて紹介します。

航空券費用

相場と特徴

ポンペイ旅行の費用の中で最も大きな割合を占めるのが航空券代です。日本からナポリへの直行便はないため、ヨーロッパの主要都市（フランクフルト、パリ、イスタンブールなど）や中東（ドバイ、ドーハなど）で乗り継ぎが必要です。

航空券の価格は、シーズン、航空会社、予約のタイミングによって大きく変動します。

安い時期（オフシーズン：11月〜2月）：往復15万円〜20万円程度
高い時期（ハイシーズン：7月〜8月）：往復30万円以上になることも

燃油サーチャージや空港税なども含めると、ベストシーズン（春・秋）では、1人あたり約18万円〜25万円が相場となります。

項目	予算相場	節約相場	備考
往復航空券（諸税込み）	200,000円～	150,000円～	オフシーズンを狙い、3ヶ月以上前に予約するのが節約の鍵。

ホテル費用

相場と特徴

ポンペイ観光の拠点となるナポリには、さまざまなランクのホテルがあります。宿泊費は、立地とホテルのグレードによって大きく変わります。

スタンダードクラス（3つ星など）：ナポリ中央駅周辺に多く、比較的リーズナブル。1泊1室15,000円前後から見つかります。
スーペリアクラス（4つ星など）：プレビシート広場周辺や海岸沿いのサンタ・ルチア地区に多く、設備やサービスが充実しています。1泊1室25,000円〜が目安です。

ナポリは比較的治安に注意が必要なエリアもあるため、特に女性の一人旅や海外旅行に不慣れな方は、少し値段が高くても安全なエリアのホテルを選ぶことをおすすめします。

項目	予算相場（1泊1室あたり）	節約相場（1泊1室あたり）	備考
スタンダードホテル	20,000円～	15,000円～	ナポリ中央駅周辺など。交通の便が良い。
スーペリアホテル	30,000円～	25,000円～	海岸沿いや中心部。眺めや治安が良い。

＼おトクなホテルをチェック！／

食事費用

相場と特徴

イタリアは美食の国です。ナポリはピザ発祥の地としても知られ、安くて美味しいグルメの宝庫です。食費は工夫次第で大きく節約できるポイント。

朝食：ホテルの朝食が付いていない場合、バールでカプチーノとコルネット（クロワッサン）をいただくのがイタリア流。5ユーロ（約865円）もあれば十分です。
昼食：手軽なピッツェリアやパニーニ（サンドイッチ）のお店なら、10ユーロ（約1,730円）前後でお腹いっぱいになります。
夕食：地元の人が集うトラットリアなら、パスタやメイン料理、ワインを楽しんでも30ユーロ（約5,200円）程度。観光客向けのリストランテは高めです。

1日あたりの食費は、贅沢をしなければ1日あたり8,000円〜10,000円ほど見ておくと良いでしょう。スーパーで飲み物や軽食を買うと、さらに節約できます。

項目	予算相場（1日あたり）	節約相場（1日あたり）	備考
食事代合計	10,000円～	5,000円～	スーパーやテイクアウトを活用すると大幅に節約可能。

現地交通費用

Thyristorchopper - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0

相場と特徴

ポンペイ旅行では、主に「ナポリからポンペイへの移動」と「ナポリ市内の移動」の2つの交通費がかかります。

ナポリ〜ポンペイ：最も一般的なのは、ナポリ中央駅（ガリバルディ駅）の地下から出ている「チルクムヴェスヴィアーナ鉄道」です。料金は片道3ユーロ（約520円）前後と格安。所要時間は約40分です。
ナポリ市内：地下鉄やバス、ケーブルカーが発達しています。1回券は1.5ユーロ（約260円）前後、1日券は4.5ユーロ（約780円）なので、1日に何度も乗り降りするなら1日券がお得です。

タクシーは便利ですが割高なので、費用を抑えたいなら公共交通機関をフル活用しましょう。

項目	予算相場	節約相場	備考
交通費（1日あたり）	2,000円～	1,000円～	1日券の活用や徒歩での移動を組み合わせる。

観光・オプショナルツアー費用

相場と特徴

ポンペイ周辺には、見逃せない歴史的なスポットが豊富にあります。入場料は事前にチェックして予算に組み込んでおきましょう。

ポンペイ遺跡：18ユーロ（約3,114円）〜
エルコラーノ遺跡：13ユーロ（約2,249円）
ナポリ国立考古学博物館：20ユーロ（約3,460円）
ヴェスヴィオ山国立公園：11.68ユーロ（約2,020円）

特に注目したいのが、18歳未満の子どもはこれらの国営の遺跡や博物館の入場料が無料になる点です。家族旅行の場合は、観光費用を大幅に節約できます。パスポートなど年齢を証明できるものを持参しましょう。

また、ナポリ発のポンペイ日帰りツアーなども豊富にあり、料金は半日で15,000円前後からとなっています。ガイド付きで効率よく回りたい方におすすめです。

項目	予算相場	節約相場	備考
観光費用（3日間）	12,000円～	8,000円～	毎月第一日曜日の無料開放日を狙う、子ども無料を活用する。

お土産費用

相場と特徴

旅行の楽しみの一つが、お土産選びです。イタリアには魅力的なものが豊富にあります。

食品類：Baciのチョコレート、パスタ、オリーブオイル、トリュフ塩などが人気。スーパーで買えば、数ユーロから手に入ります。
リモンチェッロ：南イタリア名産のレモンのリキュール。小さな瓶なら10ユーロ（約1,730円）前後です。
雑貨：革製品やキッチングッズ、ポンペイ遺跡のモチーフのマグネットなど。

お土産代は人それぞれですが、10,000円〜20,000円ほど予算を確保しておくと、友人や家族、自分用のお土産を十分に楽しめるでしょう。

項目	予算相場	節約相場	備考
お土産代	15,000円～	5,000円～	スーパーマーケットを賢く利用するのがポイント。

Wi-Fi・通信費用

相場と特徴

海外旅行中のインターネット接続は必須です。主な方法は以下の3つです。

海外用Wi-Fiルーター：複数人で利用するなら最もお得。料金はプランによりますが、1日あたり700円〜1,500円程度が相場です。
SIMカード/eSIM：一人旅や、電話番号も必要な方におすすめ。データ量によりますが、旅行期間中2,000円〜5,000円程度で購入できます。
国際ローミング：手軽ですが、料金が高額になる可能性があるので注意が必要です。

旅行日数やデータ使用量に合わせて、自分に合った方法を選びましょう。

項目	予算相場（5日間）	節約相場（5日間）	備考
Wi-Fi・通信費	4,000円～	2,000円～	複数人ならWi-Fiルーター、一人ならeSIMがコスパ良し。

その他必要経費

相場と特徴

航空券やホテル代以外にも、見落としがちな費用があります。

海外旅行保険：万が一の病気やケガ、盗難に備えて必ず加入しましょう。5日間の旅行で3,000円〜5,000円程度が目安です。クレジットカード付帯の保険もありますが、補償内容をしっかり確認しましょう。
ETIAS（エティアス）申請費：2025年から導入が予定されているヨーロッパの電子渡航認証システムです。申請には7ユーロ（約1,211円）かかります（18歳未満と70歳以上は無料）。

これらの費用も忘れずに予算に計上しておきましょう。

項目	予算相場	節約相場	備考
海外旅行保険	4,000円～	2,000円～	クレジットカード付帯の保険も検討。
ETIAS申請費	1,211円	1,211円	2025年以降必須。18歳未満・70歳以上は無料。