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アルメニア(エレバン)の物価は安いの?旅行費用や予算も紹介
アルメニアは、世界最古のキリスト教国ともいわれる深い歴史、壮大な修道院、美味しいグルメが魅力です。本記事では、アルメニア(エレバン)の物価を徹底解説します。旅行費用や予算も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


アルメニアは、世界最古のキリスト教国ともいわれる深い歴史、壮大な修道院、美味しいグルメが魅力です。ただし、「アルメニア(エレバン)の物価は安いの?」と気になる方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、アルメニア(エレバン)の物価を徹底解説します。旅行費用や予算も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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アルメニアの通貨「ドラム(AMD)」と最新為替レート
アルメニアの現地通貨は「アルメニア・ドラム(Armenian Dram)」、通貨コードは「AMD」です。2025年11月現在の為替レートは、1ドラム=約0.40円で推移しています。
計算を簡単にするなら、1,000ドラム=約400円と覚えておけば現地での支払いにも便利です。日本円からドラムへの両替は、日本の空港や銀行ではほとんど取り扱いがありません。
そのため、現地のエレバン・ズヴァルトノッツ国際空港、または市内の銀行や両替所で、米ドルまたはユーロをドラムに両替するのが一般的です。
クレジットカードはエレバン市内のホテルやレストラン、大きな店舗では広く使えますが、ローカルな食堂や市場、地方都市では現金(ドラム)が必須です。タクシーも現金払いが一般的なため、あらかじめ必要な現金を確保して持ち歩くようにしましょう。
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【結論】アルメニアの物価は日本より安い!ただし注意点も
アルメニアの物価は、日本と比べて圧倒的に安いです。食費や交通費、観光地の入場料などはとてもリーズナブルで、日本の3分の1〜半分程度の感覚で滞在できます。
たとえば、庶民的なレストランのランチは1,500AMD(約585円)、夕食でも前菜+メイン+ワインで3,500AMD(約1,365円)程度です。市内交通も地下鉄やバスが100AMD(約39円)と、驚くほど格安です。
注意点として、ネット検索すると「家賃(賃料)が高い」という情報が出てくることがあります。実際、エレバン中心部の1ベッドルームの家賃相場は月額340,498AMD(約132,794円)と東京郊外並みですが、これは居住用の事情によるものです。現地の賃貸住宅は、需要と流通量の関係で高めとなっています。
ただし、旅行者向けのホテル代は日本に比べて割安です。3つ星ホテルなら1泊1万円以下で見つけることが多く、「家賃の高さ」が短期旅行の予算を圧迫する心配はありません。
【詳細比較】アルメニア(エレバン)と日本の物価比較表
「安いって言われても、具体的にどれくらいなの?」と疑問に思う方のために、アルメニア(エレバン)と日本の物価を項目別に徹底比較しました! これを見れば、現地の金銭感覚がリアルにイメージできます。
商品・項目 | アルメニア価格(AMD) | アルメニア価格(日本円) | 日本価格(目安) |
ミネラルウォーター(500ml) | 約230ドラム | 約92円 | 約110円 |
レストランでの食事(2名, 3コース) | 約20,340ドラム | 約8,136円 | 約10,000円 |
ローカルな食堂(1名) | 約4,500ドラム | 約1,800円 | 約1,000円 |
コーヒー(カフェのカプチーノ) | 約1,428ドラム | 約571円 | 約500円 |
タクシー初乗り(アプリ) | 約300ドラム | 約120円 | 約500円 |
鉄道(メトロ基本運賃) | 300ドラム | 約120円 | 約170円 |
バス(基本運賃) | 300ドラム | 約120円 | 約220円 |
ホテル代(3つ星, 1泊) | 約24,500ドラム | 約9,800円 | 約15,000円 |
家賃(1ベッドルーム・市内) | 約340,498ドラム | 約136,199円 | 約150,000円 |
ビール(国産, 0.5L) | 約800ドラム | 約320円 | 約450円 |
ラフマジュン(ローカルフード) | 約900ドラム | 約360円 | N/A |
ホロヴァッツ(BBQ) | 約4,200ドラム | 約1,680円 | N/A |
(※2025年11月現在、1ドラム=約0.40円で換算)
アルメニア旅行の費用を徹底解説!食費・交通費・ホテル代は?
比較表で全体の物価が安いことは分かりましたが、ここからは旅行者が実際に使う項目(食費、交通費、ホテル代、観光費)について、詳しく掘り下げて解説します!
1. 食費
アルメニア旅行の楽しみの一つは、グルメです。特に首都エレバンでは水道水が飲めると言われており、山からの雪解け水を水源とした高品質な水が供給されています。
街には「プルプラク(Pulpulak)」という無料の公共水飲み場が多くあり、市民や観光客が気軽に利用しています。ただし、体質が心配な場合や地方の古い建物滞在時は、無理せずスーパーやキオスクでミネラルウォーターを購入しましょう。
500mlボトルでも230ドラム(約92円)ほどと安価です。
食については、アルメニアグルメは安くて美味しい名物が豊富です。
・ラフマジョ(lahmajo)は薄い生地にスパイシーなひき肉を乗せたアルメニア風ピザで、1枚500ドラム(約200円)ほど。
・ホロヴァッツ(Khorovats)は豚肉や羊肉を使ったアルメニア流バーベキューで、レストランでも一皿4,200ドラム(約1,680円)程度から。
・伝統的な甘いパン「ガタ(Gata)」も現地のおやつにおすすめです。
ローカル食堂ならしっかりした食事でも4,500ドラム(約1,800円)、中級レストランで2人が3コースディナーを楽しんでも20,340ドラム(約8,136円)ほどと、日本の半額以下!
また、ファストフードではマクドナルドのセットメニューが3,500ドラム(約1,400円)前後、カフェのカプチーノも1,428ドラム(約571円)で、おしゃれなカフェ巡りも手軽に楽しめます。
2. 交通費
アルメニアの交通費は旅行者にとって非常に強い味方です。2025年の最新情報として、エレバン市内の公共交通機関(地下鉄、バス、トロリーバス)は運賃が一律150ドラム(約60円)に改定されました。
従来の100ドラムに比べて値上がりしたものの、それでも日本の都市部の運賃と比べると圧倒的に安く、どの区間でも一律料金で利用できます。現金払いは不可となり、支払いは専用スマホアプリやQRコード決済、もしくは市内の端末で紙チケットを購入する形になりました。
旅行者は市内の端末で購入するパターンが基本です。乗り換え時には再度運賃の支払いが必要なので、移動が多い日はタクシーとの併用も検討できます。
タクシーは配車アプリ(Yandex Taxi, GGなど)の利用が必須です。市内の初乗りは600ドラム(約240円)で、以降は1kmごとに150ドラム(約60円)が加算される仕組みです。
空港と市内中心を結ぶシャトルバスは500ドラム(約200円)と値上げになりましたが、それでも格安。空港タクシーもアプリ利用がおすすめで、法外な料金トラブルを回避できます。
3. ホテル代
アルメニアのホテル代は、クオリティの高さに対して非常にリーズナブルです。物価が高いと言われるヨーロッパ諸国と比べると、半額以下で快適な宿が見つかります。
- ホステル(ドミトリー):
節約派の味方。1泊2,000円台から見つかります。
- 3つ星ホテル(市内中心部):
清潔で快適なホテル。1泊1室あたり8,000円〜15,000円が相場です。
- 4つ星ホテル:
平均13,756円です。
- 5つ星ホテル(高級ホテル):
1泊20,000円台から。日本なら1泊5万円以上するようなラグジュアリーホテルにも、手が届きやすい価格で宿泊できます!
ホテル代は旅行費用の中でも大きな割合を占めますが、アルメニアなら宿泊費を抑えつつ、快適な滞在が可能です。
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4. 観光・アクティビティ代
アルメニアの歴史的な観光スポットやアクティビティにかかる費用も、非常に安価です。
- 世界遺産・修道院:
アルメニア観光のハイライトである修道院の多くは、入場料が無料です!
- ゲガルド修道院(世界遺産):無料
- 歴史的建造物:
- ガルニ神殿(Garni Temple):
アルメニア唯一のヘレニズム様式の神殿。入場料は1,500ドラム(約585円)。
- アルメニア歴史博物館:
エレバン中心部・共和国広場にあり、見ごたえがあります。入場料は2,500ドラム(約975円)。
- ガルニ神殿(Garni Temple):
- 目玉アクティビティ「ウィングス・オブ・タテフ」:
世界最長の複線型ロープウェイ「ウィングス・オブ・タテフ(Wings of Tatev)」。タテフ修道院へと続く渓谷を越える約15分の空中散歩は絶景です!
- 料金:往復チケット 9,000ドラム(約3,510円)
これはアルメニアのアクティビティの中では高額な部類に入りますが、この壮大な体験が3,500円程度なら、安いとさえ感じられるでしょう。
- 料金:往復チケット 9,000ドラム(約3,510円)
- 日帰りツアー:
ゲガルド修道院やガルニ神殿、タテフなどはエレバンから離れています。自力で行くのは大変なので、現地の日帰りツアーを活用するのが最も効率的で、結果的に安く済みます。エレバン発の日帰りツアーは、1人あたり5,000円〜10,000円程度が相場です。
5. お土産代
アルメニア土産の定番といえば、世界的にも有名な「アルメニア・コニャック(ブランデー)」です。「アララト(Ararat)」ブランドが特に知られています。
価格は熟成年数や希少性によってピンからキリまで。スーパーで買える手頃なボトルなら2,500円程度から、免税店や専門店では数万円、数十万円の高級ボトル(例:アララト エレブニ30年 110,000円)までさまざまです。
その他、ドライフルーツや伝統工芸品などを含め、お土産代の予算としては1万円〜2万円ほど見ておくと良いでしょう。
【期間別】アルメニア旅行のモデル予算・費用内訳
さて、これまでの物価情報をもとに、日本からの航空券代を含めた「総額いくらでアルメニア旅行に行けるのか?」、期間別のモデル予算をまとめました!
【重要】航空券代について
日本からアルメニアへの直行便はないため、ドバイ、ドーハ、イスタンブール、ウィーンなどで乗り継ぐのが一般的です。
航空券代は旅行費用の中で最も高額な部分で、往復約15万円〜25万円が相場。
以下のモデル予算は、この航空券代(最安値の15万円で計算)を含んだ総額の目安です。航空券代をいかに安く抑えるかが、総額節約の最大のカギとなります!
3泊4日(弾丸)モデル
エレバン市内と近郊のガルニ・ゲガルドに絞ったクイックな旅程です。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券(往復) | 約150,000円~ |
ホテル代(3泊) | 約33,654円~ |
食費(4日分) | 約24,000円~ |
交通費・観光(ツアー代含む) | 約15,000円~ |
合計(目安) | 約212,654円~ |
5泊7日(定番)モデル
エレバン市内に加え、タテフ修道院など少し足を伸ばす定番プランです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券(往復) | 約150,000円~ |
ホテル代(5泊) | 約56,090円~ |
食費 | 約35,000円~ |
交通費 | 約4,000円~ |
観光・アクティビティ | 約12,000円~ |
お土産代 | 約10,000円~ |
合計(目安) | 約267,090円~ |
6泊8日(ゆったり)モデル
ワイナリー巡りや南部も満喫する、アルメニアを深く知るためのプランです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券(往復) | 約150,000円~ |
ホテル代(6泊) | 約67,308円~ |
食費 | 約42,000円~ |
交通費 | 約5,000円~ |
観光・アクティビティ | 約15,000円~ |
お土産代 | 約10,000円~ |
合計(目安) | 約289,308円~ |
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アルメニア旅行の費用を安く抑える5つの節約術!
最後に、アルメニア旅行の費用をさらに賢く抑えるための「5つの節約術」を伝授します!
水道水と「プルプラク」を活用する!
エレバン市内では、基本的に水道水が飲用できるとされており、街中の「プルプラク(水飲み場)」は無料で誰でも利用できる公共設備です。現地ではマイボトルを持参し、ホテルやプルプラクで自由に給水している旅行者も多く、飲み物代をほぼゼロに抑えることは十分可能です。
ただし、安全性については現地住民の間でも意見が分かれることがあり、新しいビルや中心部では水質に定評がある一方で、古い建物や郊外などでは念のためミネラルウォーターの利用も選択肢になります。
水源や地域、体質による個人差もあるので、心配な人は無理をせずスーパーなどで安価なミネラルウォーターを買うのが安心です。安全情報や最新の現地の状況を確認し、自分に合った方法を選んでください。
タクシーは「GG」か「Yandex」のアプリ一択!
市内移動は、安くて便利な配車アプリを使い倒しましょう。「流しのタクシーや、観光地での客引きは使わない」ということを徹底するだけで、交通費をぼったくられるリスクを回避し、最安値で移動できます。
空港からは「シャトルバス」を利用する
空港から市内までの移動は、タクシー(約1,200円〜)も安いですが、最安を攻めるならシャトルバス(約117円)がおすすめです。浮いたお金で美味しいディナーが食べられます。
ローカルフード(ラフマジュン等)を味わう
観光客向けのレストランも良いですが、食費を抑えたいならラフマジュン(約351円)やシャウルマ(ケバブサンド)などのローカルなファストフードや、市場のパン屋さんを活用しましょう。安くて美味しくて、現地の空気も味わえます。
1日ツアーを活用して効率よく観光する
地方の修道院へ行く際、タクシーをチャーターすると高額になる傾向です。エレバン発の日帰りバスツアーに参加すれば、交通費・ガイド代・(時には昼食も)込みで5,000円〜10,000円程度。効率よく、かつ安価に主要スポットを制覇できます。
まとめ:アルメニアは物価が安く、旅行初心者にもおすすめ!
アルメニアの物価は、2025年現在も食費・交通費・観光費・ホテル代のいずれも日本と比べて非常に安い水準です。エレバンを中心とした市内では、マイボトル持参で水道水や公共水飲み場「プルプラク」を活用することで、飲み物代もほぼゼロにできます。
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※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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