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【2024年最新】エジプトでおすすめの観光地13選!最新スポットから定番観光スポットまで紹介

エジプトには、ギザのピラミッドやエジプト考古学博物館などの有名な観光地がいっぱい! 今回は、エジプト旅行でおすすめ観光スポットを人気ランキング上位から11選ご紹介します。首都カイロの名所からルクソールの穴場スポットまでエリア別に厳選したので、エジプト旅行の参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

エジプトには、ギザのピラミッドやエジプト考古学博物館などの有名な観光地がいっぱい!

今回は、エジプト旅行でおすすめ観光スポットを人気ランキング上位から13選ご紹介します。首都カイロの名所からルクソールの穴場スポットまでエリア別に厳選したので、エジプト旅行の参考にしてくださいね!

Contents

エジプトには魅力的な人気観光スポットがいっぱい!


photo by pixabay

エジプトにはギザの大ピラミッド、ルクソールやアレキサンドリアの神殿、古代エジプトの遺物を収蔵する博物館など、魅力的な観光スポットがたくさん!また、2023年にオープン予定の最新スポットもあり、ますます注目が集まる観光スポットです。

今回はエジプトの人気観光地を紹介!エリア別に名所から穴場スポットまで厳選したので、参考にしてみてくださいね。

カイロのおすすめ人気観光スポット7選

エジプトといえばまず外せないのが首都のカイロです。ギザのピラミッドやエジプト考古学博物館など、古代エジプトの歴史を感じられるスポットがたくさんあります。

市内は地下鉄やバスなどの公共交通機関があるので、移動しやすいのもポイント。エジプトを訪れる前に、行きたい観光スポットを旅行前にチェックしておきましょう!

ギザの三大ピラミッド

エジプトといったらココ!誰もが知っている定番スポット

photo by Unsplash

エジプトといえばまず思いつくのが、ピラミッドという方も多いのではないでしょうか。なかでも最も有名なものが、カイロから南西に20キロメートルほどの場所にあるギザの三大ピラミッドです。

ギザ砂漠に位置する3つのピラミッドは、約4,600年前に建設された古代の遺跡で、多くの観光客が訪れるエジプトのシンボル的な存在になっています。

ギザの三大ピラミッドは、いずれも古代エジプトを統治していたファラオの陵墓であり、クフ王、カフラー王、メンカウラー王が埋葬されています。そのうち、クフ王のピラミッドは世界最大の大きさを誇り、高さは約146.6メートル、底辺の長さが約230メートルもあります。


photo by Unsplash

ギザのピラミッドは世界七不思議にも数えられていて、多くのミステリアスな魅力があります。古代の技術とは思えないほど正確に作られたピラミッドには、現在でもまだ見つかっていない隠された部屋があるといわれていて、考古学の研究が日々行われています。古代エジプトの神秘的な魅力を体験するにはぴったりです!

3つのピラミッドは内部を見学できるようになっていて、古代の装飾品や石棺が安置された部屋を見て回れます。また、ギザの三大ピラミッドの周辺には、スフィンクスや王妃の陵墓なども建てられていて、半日ほど滞在できる場所になっています。

どの遺跡も、古代からこの場所に残されたもので、建てられた背景などを調べながら回ると面白いですよ。

ギザの三大ピラミッド(Pyramids of Giza)の基本情報
住所:Al Haram, Nazlet El-Semman, Al Giza Desert, Giza Governorate 3512201 エジプト
電話:なし
営業時間:夏季 8:00~17:00、冬季 8:00~16:00
休業日:なし
アクセス:カイロの中心地から車で約30分
料金:要確認

エジプト考古学博物館

世界最大級の古代エジプトコレクションを持つ博物館


photo by Unsplash

エジプト考古学博物館は、古代エジプトをはじめとする貴重なコレクションが収蔵された博物館。

こちらの博物館では、約17万点を超えるエジプトの遺物や石像などが収蔵されており、とくに古代のファラオが統治していた時代のコレクションは世界最大規模となっています。

19世紀にオープンした博物館は、もともとはエジプトの遺物が国外に流出するのを防ぐ目的で建てられました。のちに一般にも公開されるようになったエジプト考古学博物館は、世界各地から多くの観光客が訪れる人気スポットになっています。

中東地域では最も古い考古学博物館で、現在の建物は100年以上前に建てられました。現在は、建物の老朽化と収蔵品が納めきれなくなったことから後ほど紹介する大エジプト博物館へ引き継がれる予定になっています。


photo by Unsplash

博物館には、紀元前5500年頃から364年頃までの収蔵品が納められています。古代エジプトを治めたファラオの石像やエジプト特有の承継文字が記された石碑、王妃が身に着けていた宝飾品、ピラミッドの頂点に置かれていたキャップストーンなど、幅広い種類の遺物が見学できますよ。

なかでも、ツタンカーメンと聞いてほとんどの人が思いつく有名な黄金のマスクは、博物館で一番の人気の展示です。

博物館の中庭には、実際にピラミッドや神殿に設置されていた石像などもあり、オアシスのような空間が広がっています。見どころがぎっしりと詰め込まれた場所ですので、時間に余裕を持って見学してみてくださいね。

エジプト考古学博物館(THE EGYPTIAN MUSEUM)の基本情報
住所:El-Tahrir Square, Ismailia, Qasr El Nil, Cairo Governorate 4272083 エジプト
電話:+20225796948
営業時間:9:00~17:00
休業日:なし
アクセス:地下鉄サダト(Sadat)駅から徒歩約7分
料金:200エジプト・ポンド(約946円)
※2023年8月30日のレート、1エジプト・ポンド=4.73円で計算
公式サイト:https://egyptianmuseumcairo.eg/emc/

ムハンマド アリー モスク

世界良さに登録されたエリアにある豪華なモスク


photo by pixabay

ムハンマド アリー モスクは、カイロ歴史地区にあるイスラム教徒の礼拝堂。カイロ歴史地区は、町全体が世界遺産にも登録されている場所で、エジプトらしいエキゾチックな雰囲気が漂います。

モスクが位置するシタデルは、十字軍の侵攻を受けた際に建設した城壁に囲まれた地区で、エジプトの中心として栄えた場所でもありますよ。

カイロ歴史地区には、約600箇所のモスクと、約1,000以上のミナレットがあり、千の塔の都ともいわれています。そのなかでもムハンマド アリー モスクは、ほかのモスクよりも壮大な建物になっていて、建築デザインもユニークなものになっています!


photo by Unsplash

ムハンマド アリー モスクは、名前にもある通りエジプト最後の王朝であるムハンマド・アリーによって建設されました。

1830年から約27年もの歳月をかけて建設されたモスクは、トルコのアヤソフィアに倣って建てられたといわれています。そのため、エジプト国内にあるほかのモスクとは、少し違った印象になっていることが特徴です。

外観だけでなく、内装も美しく装飾されていて、巨大なシャンデリアとたくさんのランプが飾られている幻想的な雰囲気が魅力!また、モスクには中庭があり、フランス政府から贈られた時計台が飾られています。さらに、屋上からはシタデルの景色を一望できますので、カイロ観光の際はぜひ立ち寄ってみてください。

ムハンマド アリー モスク(Muhammad Ali Mosque)の基本情報
住所:Al Abageyah, El Khalifa, Cairo Governorate 4252360 エジプト
電話:なし
営業時間:8:00~17:00
休業日:なし
アクセス:バス アル・サイーダ・アイシャ(Al Sayeda Aisha)停留所から徒歩約20分
料金:180エジプト・ポンド(約852円)
※2023年8月30日のレート、1エジプト・ポンド=4.73円で計算
公式サイト:https://egymonuments.gov.eg/monuments/muhammad-ali-mosque/

ハーン・ハリーリ

エジプトならではの賑わいを体験できるスーク


photo by Unsplash

ハーン・ハリーリは、カイロ歴史地区のなかにあるイスラム地区のスーク、つまり市場です。カイロの東部にあるフセイン広場付近にあり、およそ14世紀ごろに開かれたといわれています。また、当時の姿のまま保存されている市場でもあり、中東らしいにぎやかな雰囲気を満喫できる人気観光スポットですよ。

市場のあるエリアは、細い通りが迷路のように入り組んだ作りになっていて、散策するだけでもわくわくしてきます。ショッピング通りの両側には、宝石や金属細工、アンティーク、民族衣装、象牙細工など工芸品などが販売するお店が並んでいて、とてもエキゾチックな雰囲気がありますよ!


photo by pixabay

さまざまなお店が並ぶ市場ですが、とくにエジプトらしい凝った装飾のアクセサリ―が大人気!古代エジプトでは、王族を中心にゴージャスな宝飾品で身を包むことがステータスとされていて、細かいデザインが施された装飾品がたくさんあります。エジプト神話をモチーフにしたものや、エジプト王妃をイメージしたものまで、さまざまなデザインのモノが選べますよ。

市場には、ショッピングを楽しめるお店以外にも、エジプトらしい料理を味わえるレストランやカフェも充実しています。広場の真ん中にソファーを並べて、開放的な場所で食事ができるレストランもありますので、にぎやかな雰囲気を堪能しながら楽しめます。

ただし、金曜日はイスラム教の礼拝に出かける人が多く、ほとんどのお店が午後からのオープンになりますので、訪問日には注意しましょう。

ハーン・ハリーリ(Khan el-Khalili)の基本情報
住所:El-Gamaleya, El Gamaliya, カイロ県 4331302 エジプトエジプト
電話:なし
営業時間:店舗による
休業日:店舗による
アクセス:地下鉄 バブ・エル・シャアリヤー(Bab El Shaariya)駅から徒歩約20分
料金:市場への入場 無料

大エジプト博物館

2023年にオープン予定の最新スポットをいち早く体験!


photo by flickr

大エジプト博物館は、2023年にオープンを予定している最新の博物館。英語での表記を略したGEMの愛称で親しまれています。

博物館は、ギザの三大ピラミッドから約2キロメートルほどの場所にあり、遺跡群とセットで見学できます。世界でも有数の巨大な博物館となる予定で、エジプトの新しい観光スポットとして注目を集めていますよ!

カイロにはすでに先ほど紹介したエジプト考古学博物館がありますが、老朽化と収蔵品が収めきれなくなったために、新しい博物館が必要となりました。そこで、2002年に建設が表明されたのが、この大エジプト博物館。エジプト考古学博物館の収蔵品の品のうち、約10万点が最新の設備の博物館に引き継がれる予定です。


photo by pixabay
※写真はイメージです

現在、2023年内のオープンに向けた準備が進められている博物館ですが、じつはオープンに先だって最新の設備の見学ツアーが開催されています。

美術品などは展示されていませんが、最新鋭の設備が揃った博物館の中を見て回れますよ。スマホを使用した個人の撮影ができますので、ぜひ一足先に世界が注目する博物館の姿を見ておきましょう。

大エジプト博物館(Grand Egyptian Museum)の基本情報
住所:X4VF+V3F, Cairo - Alexandria Desert Rd, Kafr Nassar, Al Haram, Giza Governorate 3513204 エジプト
電話:+20235317344
営業時間:9:00~18:00
休業日:なし
アクセス:カイロ中心地から車で約17分
料金:【GEMツアー】大人 1,000エジプト・ポンド(約4,730円)、子ども(6〜21歳) 500エジプト・ポンド(約2,365円)、子ども(5歳以下) 無料 ※外国籍の場合
※2023年8月30日のレート、1エジプト・ポンド=4.73円で計算
公式サイト:https://visit-gem.com/en/home

オールド・カイロ地区

コプト教が残るカイロ発祥の地!


photo by pixabay

オールド・カイロ地区は、新市街から南に約4キロの場所に位置する、カイロで最も歴史のある市街地です。アラブ人の統治下となったエジプトで、初めて首都になったフスタートというエリアも含まれていますが、現在わずかに残った建築物は廃墟化しています。

最寄駅はマル・ギルギス駅で、駅前にあるマル・ギルギス通りには教会や博物館などの見どころが集まっていて、観光しやすいのもポイント!

オールド・カイロ地区で外せない観光スポットが、コプト教の教会です。コプト教とは、原始キリスト教の流れをくんでいる宗派で、人口の90%がイスラム教のエジプトの中では、珍しい存在。オールドカイロ地区には、このコプト教の信者も多く住んでおり、ほかのエリアとは違った雰囲気が楽しめます。


photo by Unsplash 

写真はエル・ムアッラカ教会で、聖母マリアに捧げるために建てられ、内部の天井はノアの方舟をイメージしたと言われています。

このほか最古のコプト教会・聖セルギウス教会は、ぜひ訪れてほしいスポット。幼い頃のイエス・キリストと聖母マリア、その一家が身を隠したとされる洞窟の上に建てられた教会として有名です。エジプトでは珍しいレンガ造りの教会になっているほか、洞窟も見学できるのでぜひ見てみてくださいね。

オールド・カイロ地区(Old Cairo)の基本情報
住所:Cairo, Egypt
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:カイロ国際空港から車で約分、駅から徒歩で約分 
料金:無料

シタデル

丘の上からカイロ市内を一望!


photo by  pixabay

シタデルは、1176年に建設された城塞。キリスト教徒の十字軍を阻止するために、アイユーブ朝の創始者であるサラーフッディーンが築いたもので、高さ約10メートル・厚さ約3メートルの城壁に囲まれています。

イスラム時代のカイロを象徴する建物のひとつとして、連日多くの観光客が訪れる人気スポット。敷地内には、上記で紹介をしたムハンマド・アリー・モスクやスレイマン・パシャ・モスク、国立警察博物館、軍事博物館など、さまざまな施設があり見応えたっぷりです。


photo by Unsplash 

シタデルはモカッタムの丘に建っているため見晴らしがよく、カイロ市内を見下ろせる広場もあります。天気がいい日には、ピラミッドまで見られる絶景スポットでもあるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

シタデル(Citadel)の基本情報
住所: 27H6+G27, Privet Entrance Bel Kalaa, Al Abageyah, El Khalifa, Cairo Governorate 4252360, Egypt
電話:+20-2-25121735
営業時間:9:00〜17:00
休業日:なし
アクセス:カイロ国際空港から車で約30分
料金:大人 300エジプト・ポンド(約1,419円)、学生 150エジプト・ポンド(約710円)
※2023年8月30日のレート、1エジプト・ポンド=4.73円で計算
公式サイト:https://egymonuments.gov.eg/archaeological-sites/cairo-citadel/

ルクソールのおすすめ人気観光スポット2選

ルクソールは、古代エジプトの新王国時代に首都として栄えた場所です。かつてはテーベと呼ばれたこのエリアには、エジプトのファラオが眠る王家の谷や神殿など、エジプトらしい歴史が感じられる観光スポットがたくさんあります。今回は、ルクソールの人気観光スポットを2選ご紹介します。

王家の谷

歴代のファラオが眠る神聖な墓所


photo by pixabay

王家の谷は、カイロから南へ約670キロメートルの場所にある古代遺跡。かつてはテーベと呼ばれていたナイル川の沿岸にあり、古代エジプトを統治していたファラオの墓所や関連する遺跡が多く発見された場所です。
この王家の谷は、紀元前1250年頃から墓地として使われ、多くの遺跡が発見されています。なかでも、1922年にツタンカーメンの墓地が発掘されたことで、一躍有名になりました。

発見したのはヒエログリフを解読したことで知られるイギリス人考古学者ハワード・カーターで、黄金の仮面もここで発見されています。当時は、発掘に関わった人の事故死が相次いだことから、ツタンカーメンの呪いとして世界的に報道されたことでも話題になりました。


photo by Unsplash

盗掘によってエジプトの多くの遺跡が荒らされるなか、王家の谷はほぼ完璧な状態で発掘されました。墓所の内部には、エジプトを代表する象形文字が施された壁や、当時の王家の様子が伺える絵が残されていて、古代の雰囲気を堪能できます。

ちなみに、王家の谷で発掘された約2,000点もの副葬品は、先ほど紹介したエジプト考古学博物館で見られますよ!

王家の谷を見学するときは、歴史的な地理にも注目してみましょう。古代エジプトでは、日の沈む場所に来世があると信じられていたため、ナイル川の東岸を生者の世界、西岸を死者の世界と考えていました。

そのため、ルクソールの西側には墓地が多く作られているのです。ぜひ古代エジプトに思いをはせながら、神秘的な墓所を見学してみてくださいね。

王家の谷(Valley of the Kings)の基本情報
住所:Luxor, ルクソール県 1340420 エジプト
電話:なし
営業時間:6:00~17:00
休業日:なし
アクセス:ルクソールの中心地から車で約40分
料金:260エジプト・ポンド(約1,230円)
※2023年8月30日のレート、1エジプト・ポンド=4.73円で計算
公式サイト:https://egymonuments.gov.eg/en/archaeological-sites/valley-of-the-kings

ルクソール神殿

歴代王家が手を加え続けた神秘的な神殿


photo by pixabay

ルクソール神殿は、ナイル川東岸のルクソールの中心地にある神殿。古代エジプトの都 テーベがあった場所にあり、当時の人々からは南の聖域と呼ばれ、神聖視されていた場所でもあります。

この神殿は、古代エジプトの王であるファラオからも手厚く扱われていて、それぞれの時代にさまざまな改築や増築が行われています。

詳しいことは分かっていませんが、ルクソール神殿は紀元前1550年から1295年頃にはすでに存在していたものとされています。

現在分かっているなかで最も古い遺跡は、紀元前1400年ごろのハトシェプスト王の時代に建てられた祠。その後、紀元前1300年代には、アメンヘテプ3世によって神殿の中心部が建設されたとされています。


photo by pixabay

ルクソール神殿には、中心となる神殿の周りにもさまざまな装飾が施されています。アメンヘテプ3世が建てた大列柱や、ツタンカーメンが施したとされる装飾、ラムセス2世によって作られた中庭と巨大なパイロン(塔門)など、歴代のファラオによる増改築の跡が見学できますよ。

ちなみに、ラムセス2世が建てたパイロンは2本でしたが、そのうちの1本はフランスのコンコルド広場に飾られています。

ルクソール宮殿の内部の一部には、古代エジプトの神話が描かれています。漫画のように一部のシーンが絵で描かれているので、少しだけ事前の知識を身に着けていくと情景が分かりやすくなります。ルクソール宮殿を訪れる際は、ぜひエジプトの神話にも目を向けてみて下さいね!

ルクソール神殿(Luxor Temple)の基本情報
住所:エジプト 〒1362501 Luxor Governorate, Luxor, Luxor City
電話:なし
営業時間:6:00~22:00
休業日:なし
アクセス:鉄道ルクソール(Luxor Railway Station)駅から徒歩約12分
料金:180エジプト・ポンド(約851円)
※2023年8月30日のレート、1エジプト・ポンド=4.73円で計算
公式サイト:http://www.sca-egypt.org/eng/SITE_Luxor.htm

アスワンのおすすめ人気観光スポット2選

エジプト南部に位置するアスワンは、ナイル川沿いに位置する都市です。ギリシャやローマ、隣国のヌビアなどに占領されていた歴史があり、さまざまな文化が混ざりあった景色が特徴。

そんなアスワンには、アブシンベル大神殿をはじめとする有名な観光地がたくさんあります。ここでは、アスワンの人気観光地を厳選して2選ご紹介します。

アブシンベル大神殿

ダムの建築で移設を経験した数奇な古代遺跡


photo by Unsplash

アブシンベル大神殿は、アスワンのなかでもヌビア地方と呼ばれる場所に位置する神殿。メインとなる巨大な立像とエジプトの太陽神 ラーを祀る神殿、女神ハトホルを祀る小神殿などの遺跡群があります。神殿が建設されたのは紀元前1264年頃に、第19王朝のラムセス2世の命で制作されたとされています。

観光のメインとなる立像は、ラムセス2世を神格化した姿。約20メートルもの巨大な4体の立像は全てラムセス2世を表していて、その大きさは圧巻です。立像1体は地震によって崩壊してしまいましたが、古代エジプトがいかに高い建築技術を持っていたのかが分かる遺跡となっています。


photo by Unsplash

じつはこのアブシンベル大神殿は、もともとは別の場所に建てられていました。しかし、ナイル川の氾濫を防ぐためにダムを建設することとなり、神殿ごと移設する必要が出てきたのです。

神殿を小さなブロックに切り分けて運び出し、もとの形に組み立てる方法で移設が実施され、現在の場所に移りました。遺跡ごと移動するなんて驚きですよね。

そんなアブシンベル大神殿には、1年に2回だけ特別な日があります。それは2月22日と10月22日で、この日だけ神殿の至聖所に太陽の光が注ぎ込むようになっているのです。

ラムセス2世の誕生日と即位日を記念するもので、そのためにあえてこの2日にしか太陽が照らさない部屋が作られました。アスワンを旅行する際は、ぜひこの日を狙って行ってみてはいかがでしょうか。。

アブシンベル大神殿(Abu Simbel)の基本情報
住所:エジプト 〒1211501 Aswan Governorate, Abu Simbel
電話:+20222617304
営業時間:6:00~17:00
休業日:なし
アクセス:アブ・シンベル空港から車で約10分
料金:260エジプト・ポンド(約1,230円)、2月22日・4月22日のみ 500エジプト・ポンド(約2,365円)
※2023年8月30日のレート、1エジプト・ポンド=4.73円で計算
公式サイト:https://egymonuments.gov.eg/en/archaeological-sites/abu-simbel

ヌビア村

SNSで話題になったエジプトの写真映えスポット


photo by Unsplash

エジプト南部に位置するヌビア村は、ヌビア人によって作られた文化を持つ村です。エジプトらしい雰囲気を持ちつつも、アフリカの文化が取り入れられていることが特徴で、ほかの地域とは少し異なった雰囲気が感じられます。

エジプトの青の村と呼ばれるこの地域は、ユニークでおしゃれなカラーリングの家が並んでいて、SNSを中心に話題の観光スポットになりました。

ヌビアの人々はアフリカ地域にルーツを持つ民族で、お祭りやカラフルな色合いが好きという人が多いそう。そのためこの地域がエジプトの領土となったあとも、この地に残ったヌビアの人々によって独特な文化が残されています。


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ヌビア村は、アスワンの市街地から日帰りでも訪れられる場所にあります。ヌビア村にはホテルもありますので、のんびりと町の雰囲気を楽しみながらの宿泊もおすすめ!とくに、ナイル川と夕焼けの風景はとても美しく、日帰りで帰ってしまうのはもったいなく感じてしまいます。

また、ヌビア村にはさまざまなお土産屋さんも!エジプトらしいサンドアートや宝飾品、革製品などを販売するお店があります。ほかのお店では手に入らない一点もののハンドクラフト品が多いのでじっくりとショッピングしてみても良いでしょう。

ヌビア村(Nubian Village Aswan)の基本情報
住所:3V67+GMH, Unnamed Road, Aswan 1, Aswan Governorate 1240702 エジプト
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:店舗による
アクセス:アスワン中心地から車で約1時間
料金:無料

アレキサンドリアのおすすめ人気観光スポット2選

エジプト北部にあるアレキサンドリアは、地中海に面した海沿いの地域です。歴史的にも有名なアレクサンドロス大王が築いた都市で、約2,000年前には世界の中心的な場所でした。

そんなアレキサンドリアには、美しい海を背景にしながら見学できるさまざまな観光スポットがあります。ここからは、アレキサンドリアの観光スポットを厳選して2選ご紹介します。

カーイト・ベイの要塞

地中海を望む半島にある絶景の要塞


photo by pixabay

カーイト・ベイの要塞は、アレキサンドリアの海沿いに飛び出た半島にある城塞です。地中海に面した場所にあるので、きれいな海を満喫できる絶景スポットとして人気がありますよ!

この要塞がある場所には、かつてアレキサンドリア大灯台が建てられていました。この大灯台は、なんと約134メートルもの高さあったといわれていて、現代の世界一高い灯台よりも約1メートルほど大きいのです。

しかし、大きな地震の被害を受けた灯台は完全に崩壊してしまい、崩れた資材を再利用して建てられたのが、このカーイト・ベイの要塞。要塞の展示には、かつて存在した灯台に関する展示もありますので、訪れた際はぜひチェックしてみてください。


photo by Unsplash

もともとは、海からの侵攻を防ぐために作られた要塞だったことから、地中海の絶景が望める絶景スポットになっています。近くの海に浮かぶヨットや遠くまで続く水平線をゆっくりと眺められます。

エジプトらしい雰囲気のある砂岩の城塞と、青い海のコントラストは、とても写真映えするスポットですよ!

カーイト・ベイの要塞がある半島には、おしゃれなカフェやレストランがあります。レストランでは、地中海らしい魚介を使った料理が堪能でき、海を眺めながらぜいたくな時間を過ごせますよ!

砂漠のイメージが強いエジプトですが、オアシスのような場所で、海風を感じながら過ごせるアレキサンドリアにもぜひ訪れてみてくださいね。

カーイト・ベイの要塞(Citadel of Qaitbay)の基本情報
住所:As Sayalah Sharq, Qesm Al Gomrok, アレクサンドリア県 5321431 エジプト
電話:なし
営業時間:8:00~17:00
休業日:なし
アクセス:鉄道アレキサンドリア(Alexandria)駅から車で約10分
料金:60エジプト・ポンド(約284円)
※2023年8月30日のレート、1エジプト・ポンド=4.73円で計算

アレクサンドリア図書館

古代エジプトに存在した図書館の名前を持つ現代図書館


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アレクサンドリア図書館は、2001年にオープンした図書館です。かつてアレキサンドロスにあったといわれた図書館をもとに作られていて、現代の図書館を新アレクサンドリア図書館と呼ぶことも。

この図書館のもとになったのは、古代の時代に存在した世界最古の図書館です。紀元前200年代には存在したといわれていて、一説によれば40万冊を超える蔵書があったのだそう!

世界中の学者が研究のために訪れたといわれていて、エジプトが世界の中心として栄えていたことを象徴するような場所でした。しかし、この古代の博物館は、歴史上のさまざまな変化によって、5世紀ごろに突如として消滅してしまいます。


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現代の新図書館は、古代のアレキサンドロス図書館をテーマとして建設されました。11階建ての近代的な建物は、かつて古代の博物館が建っていた場所に位置しています。

蔵書の数は約800万冊を目標に収集を行っていて、かつて世界の学者が注目した巨大図書館を目指しています。建物の外観には、世界中の文字が刻まれていて、まさに研究や勉学の中心といった雰囲気。

図書館には、博物館スペースも用意されていて、エジプトの遺物を見学できるようになっています。アレキサンドリアゆかりの展示も収められているので、ぜひ見学してみましょう。館内では、英語のガイドツアーも用意されているので、ユニークなデザインの図書館をゆっくりと散策してみてくださいね。

アレクサンドリア図書館(Bibliotheca Alexandrina)の基本情報
住所:Al Azaritah WA Ash Shatebi, Bab Sharqi, Alexandria Governorate 21526 エジプト
電話:+2034839999
営業時間:要確認
休業日:なし
アクセス:鉄道アレキサンドリア(Alexandria)駅から車で約6分
料金:無料
公式サイト:https://www.bibalex.org/ar/default

エジプト観光を楽しむために

エジプト観光を楽しむために、事前に知っておきたい情報や注意点をまとめました。ぜひ旅行前にチェックしてみてくださいね。

エジプト旅行に必要な費用や日数は?


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エジプト旅行には7日間の滞在で約21万円ほどの費用がかかります。エジプトは、日本に比べると物価が安く、外食や買い物などの費用はおよそ1/3程度になっています。ただし、一部のエリアでは、観光客向けに少し割高で料金が設定されていることもあります。

すこしでも安く滞在をしたい方は、地元の人が訪れるようなお店で買い物をしてみると良いでしょう。また、市場などでショッピングをする際は、値段交渉をしてみるのもいいでしょう。

エジプト旅行の治安・観光時の注意点


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エジプトは世界有数の観光地を持つ国であり、人気スポットの周辺は比較的安全といえます。しかし、スリやひったくりが起こる可能性があるため、裏路地や少し離れた場所を訪れる際は注意しましょう。また、都市部であってもテロなどの危険性があるため、十分注意して観光する必要があります。

また、観光の際は、イスラム教の文化についても理解しておくといいですよ。飲酒自体には寛容な国ですが、酔っぱらった状態で外出するのは好ましくありません。また、地方によっては肌の露出がNGな場合もありますので、服装にも気をつけましょう。

エジプトの人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、エジプトのおすすめの観光スポットを都市ごとに紹介しました。名所や見どころがいっぱいあるエジプトでは、効率よく観光もグルメも楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、エジプト旅行のスケジュールを立ててみてくださいね!


※記事内の金額は2023年8月30日のレート、1エジプト・ポンド=4.73円で計算しています

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