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【2025年最新】パキスタン旅行の費用はいくら?7日間・9日間の予算や物価、安い時期を解説
広大な国土を持つパキスタンは、エリアによって気候や文化、旅行にかかる費用も異なります。本記事では、パキスタンの旅行費用を徹底解説します。7日間・9日間の予算や物価、安い時期も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。



広大な国土を持つパキスタンは、エリアによって気候や文化、旅行にかかる費用も異なります。ただし、パキスタンの旅行費用がわからない方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、パキスタンの旅行費用を徹底解説します。7日間・9日間の予算や物価、安い時期も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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パキスタン旅行の基本情報

まずは、パキスタン旅行の計画に欠かせない基本情報をチェックしましょう!広大な国土を持つパキスタンは、エリアによって気候や文化、旅行にかかる費用も異なります。
主な観光エリア
- パンジャブ州(ラホール、イスラマバード): ムガル帝国時代の壮麗な建築物が数多く残る文化の中心地。初めてパキスタンを訪れる方におすすめのエリアです。
- シンド州(カラチ、モヘンジョダロ): パキスタン最大の都市カラチと、世界四大文明の一つであるインダス文明の古代遺跡モヘンジョダロがあります。歴史好きにはたまらないエリア!
- ギルギット・バルティスタン(フンザ、スカルドゥ): 「風の谷のナウシカ」のモデルになったともいわれる桃源郷フンザをはじめ、7,000m級の山々が連なる絶景地帯。本格的な自然を満喫したい方向けで、他のエリアより少し長めの日数と予算が必要です。
項目 | 詳細 |
国名 | パキスタン・イスラム共和国 |
首都 | イスラマバード |
人口 | 約2億4,000万人(2023年) |
公用語 | ウルドゥー語、英語 |
通貨 | パキスタン・ルピー(PKR) |
為替レート | 1PKR = 約0.52円(2024年後半時点) |
日本との時差 | -4時間(日本が4時間進んでいます) |
フライト時間 | 約13時間〜(乗り継ぎ1回以上) |
ビザ | 観光目的の場合、オンラインでのe-VisaまたはETAの取得が必要。2024年8月より日本国籍者はe-Visa申請費用が無料化されました。 |
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パキスタン旅行の安い時期とベストシーズン

パキスタン旅行の費用を抑えるには、時期選びが重要です。パキスタンは広いため、訪れるエリアによってベストシーズンと旅行費用が安い時期が異なります。
パキスタン旅行のベストシーズン
- 南部・平野部(ラホール、カラチなど): 乾季にあたる10月〜3月がベストシーズン!日中の気温が20〜25度前後と過ごしやすく、快適に観光を楽しめます。
- 北部・山岳部(フンザなど): 4月〜10月が観光シーズン。特に、杏の花が咲き誇る春(4月〜5月)と、谷が黄金色に染まる秋(9月〜10月)は、絵画のような絶景が広がり、世界中から観光客が訪れるハイシーズンです。
パキスタン旅行が安い時期
- 航空券が安いのは2月と10月!: 航空券比較サイトによると、日本からパキスタンへの航空券は2月と10月が最も安くなる傾向にあります。特に10月は、南部・平野部のベストシーズンと重なるため、気候も良く旅費も抑えられる絶好の狙い目です!
- 南部・平野部は夏(6月〜8月)がオフシーズン: この時期は気温が40度を超えることもある酷暑のため、観光客が減り、ホテル代などが安くなる可能性があります。ただし、熱中症対策は万全にする必要があります。
- 北部・山岳部は夏がハイシーズン: 南部とは逆に、北部では夏が最も過ごしやすいため、国内外から多くの観光客が訪れるハイシーズンとなり、旅費は高騰します。
このように、パキスタンでは「国全体の安い時期」というものがなく、行き先によって費用が大きく変動します。
ラホールなどの文化遺産を巡る旅なら10月、フンザの絶景を求めるならハイシーズンを少し外した春や秋を狙うなど、目的に合わせて時期を選ぶのが賢い節約のコツです!
パキスタンの物価はどれくらい?

パキスタン旅行の魅力は、物価の安さです。日本の約4分の1から5分の1程度と感じることが多く、特に食事や交通費は驚くほどリーズナブルです。
これなら、滞在中のお金を気にせず、グルメやショッピングを楽しめます。
例えば、ローカルレストランで食べる絶品ビリヤニは一皿300パキスタン・ルピー(約156円)ほど。街中で買う500mlのミネラルウォーターも60パキスタン・ルピー(約31円)程度と、日本の感覚からすると破格の値段です。
具体的な物価の目安を下の表にまとめたので、ぜひ予算を立てる際の参考にしてください。
商品・サービス | 現地価格 | 日本円換算 |
ミネラルウォーター(500ml) | 60〜100 PKR | 約31円〜52円 |
コーラ(500ml) | 99〜120 PKR | 約51円〜62円 |
ローカル食堂(ビリヤニ1食) | 300〜600 PKR | 約156円〜312円 |
中級レストラン(夕食) | 1,500〜2,500 PKR | 約780円〜1,300円 |
タクシー初乗り(リキシャ) | 150〜200 PKR (交渉次第) | 約78円〜104円 |
配車アプリ初乗り (Uber/Careem) | 75〜200 PKR | 約39円〜104円 |
長距離バス(ラホール〜イスラマバード) | 1,590〜2,160 PKR | 約827円〜1,123円 |
パキスタン旅行でかかる費用の目安一覧&ツアー相場

それでは、実際にパキスタンへ旅行する場合、合計でどれくらいの費用がかかるのでしょうか?ここでは、初めてのパキスタン旅行におすすめの5泊7日と、少し足を延ばしてみたい方向けの7泊9日の2つのプランで、費用の目安を人数別にまとめました。
日数 | 大人1人 | 大人2人(1人あたり) | 家族4人(大人2人+子ども2人) |
5泊7日 | 20万円〜 | 18万円〜 | 65万円〜 |
7泊9日 | 25万円〜 | 22万円〜 | 80万円〜 |
5泊7日のパキスタン旅行・費用の内訳&予算
ラホールやイスラマバードなど、文化的な見どころが詰まったパンジャブ州を中心に巡るなら5泊7日の日程がおすすめです。初めてのパキスタン旅行に最適なプランです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券 | 約12万円〜 |
ホテル | 約2.5万円〜 (5泊) |
食事 | 約2万円〜 |
交通費 | 約1万円〜 |
観光・アクティビティ | 約0.5万円〜 |
Wi-Fi・SIM | 約0.2万円〜 |
お土産など | 約1万円〜 |
海外旅行保険 | 約0.8万円〜 |
合計 | 約20万円〜 |
7泊9日のパキスタン旅行・費用の内訳&予算
パンジャブ州に加えて、インダス文明の遺跡モヘンジョダロまで足を延ばしたり、北部フンザの絶景を少しだけ楽しんだりするのもよいでしょう。より深くパキスタンの魅力を知りたいなら、7泊9日の日程がおすすめです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券 | 約12万円〜 |
ホテル | 約3.5万円〜 (7泊) |
食事 | 約2.8万円〜 |
交通費 | 約1.5万円〜 |
観光・アクティビティ | 約1万円〜 |
Wi-Fi・SIM | 約0.2万円〜 |
お土産など | 約1.5万円〜 |
海外旅行保険 | 約1万円〜 |
合計 | 約25万円〜 |
パキスタン旅行のツアー相場
「海外旅行初心者で、個人手配はちょっと不安…」という方には、パッケージツアーがおすすめです!航空券やホテル、観光、移動手段などがすべて含まれているので、安心して旅行に集中できます。
旅行日数 | 東京発・大人1人あたり | 主な目的地 |
5泊7日 | 約28万円〜 | フンザ |
7泊9日 | 約38万円〜 | フンザ |
7泊9日 | 約45万円〜 | ラホール、イスラマバード、モヘンジョダロ |
パキスタン旅行の費用内訳を詳しく解説!

ここからは、各費用項目について、さらに詳しく見ていきましょう!相場や節約のポイントを知って、自分に合った旅行プランを立ててみてください。
航空券費用

相場と特徴
日本からパキスタンへの直行便はなく、中国(中国南方航空など)、タイ(タイ国際航空など)、または中東の都市を経由するのが一般的です。乗り継ぎ時間を含めると、所要時間は13時間以上かかります。
航空券の価格は、往復で10万円〜18万円程度が目安。1年で最も高騰するのは年末年始や夏休みシーズンで、逆に航空券が安くなる2月や10月を狙えば、費用を大きく抑えることができます。早めに予約することで、お得な航空券が見つかりやすくなります。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
航空券 | 15万円〜18万円 | 10万円〜12万円 | オフシーズンや早期予約で節約 |
ホテル費用

相場と特徴
パキスタンの宿泊施設は選択肢が豊富で、予算に応じて選べるのが嬉しいポイントです。
- 格安ホテル・ゲストハウス: 1泊1,500円〜3,000円程度。バックパッカー向けの宿が多く、費用を徹底的に抑えたい方におすすめです。
- 中級ホテル(3つ星クラス): 1泊4,000円〜8,000円程度。清潔で快適な部屋が多く、コストパフォーマンスに優れています。日本人旅行者にはこのクラスが人気です。
- 高級ホテル(5つ星クラス): 1泊15,000円〜。ラホールやカラチなどの大都市には、国際的な高級ホテルチェーンもあります。日本と比べるとかなりお得な料金で、贅沢な滞在が楽しめます。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
ホテル代 (1泊) | 8,000円〜15,000円 | 2,000円〜5,000円 | 都市部やランクで大きく変動 |
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食事費用

相場と特徴
パキスタン旅行の醍醐味の一つが、スパイシーで奥深いパキスタン料理です。食費が格安なのが、最大の魅力です。
屋台やローカル食堂なら、一食あたり300〜600パキスタン・ルピー(約156円〜312円)でお腹いっぱいになります。チキンビリヤニやカレー、ケバブなど、本場の味を心ゆくまで堪能しましょう!
少し良いレストランでも、ディナーが1,500パキスタン・ルピー(約780円)程度から楽しめます。アルコールはイスラム教国のため基本的に禁止されており、外国人向けの高級ホテルなどでしか提供されていません。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
食事代 (1日) | 5,000円〜8,000円 | 2,000円〜3,000円 | ローカルフード中心なら大幅に節約可能 |
交通費用

相場と特徴
パキスタンの交通費も安く、上手に活用すれば旅の費用を抑えられます。都市内の移動 スマホ世代の旅行者にとって最強の味方となるのが、配車アプリの「Uber」や「Careem」です。
アプリで行き先を指定すれば、料金が事前に確定し、ドライバーと直接話す必要もほとんどありません。料金も非常に安く、初乗りは75パキスタン・ルピー(約39円)から。ぼったくりの心配もなく、安全かつ快適に移動できるので、ぜひ活用しましょう!
風情ある三輪タクシー「リキシャ」も人気ですが、こちらは料金交渉が必要です。相場がわからないうちは、配車アプリを使うのが無難です。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
交通費 (1日) | 2,000円〜4,000円 | 1,000円〜1,500円 | 長距離移動はバスか国内線を利用 |
観光・アクティビティ費用

相場と特徴
パキスタンの観光費用は、外国人料金が設定されている場所が多いですが、日本と比べるとかなり手頃です。
ユネスコ世界遺産に登録されているラホール城やタキシラ遺跡、モヘンジョダロ遺跡などの主要な観光地の入場料は、外国人料金で500〜600パキスタン・ルピー(約260円〜312円)が相場です。
一方で、ラホールにある壮大なバッドシャヒ・モスクのように、無料で入場できる素晴らしい場所も豊富にあります。有料のスポットと無料のスポットをうまく組み合わせることで、観光費用を抑えながらパキスタンの歴史と文化を満喫できます。
項目 | 予算相場 | 節約相場 | 備考 |
観光費用 (1日) | 1,000円〜2,000円 | 500円〜 | 主要なモスクは入場無料が多い |
お土産費用

相場と特徴
パキスタンには、エキゾチックで魅力的なお土産が豊富にあります。特に人気なのは、上質なパシュミナのストールや、美しい刺繍が施された民族衣装、革製品、スパイス、ドライフルーツなどです。
旧市街のバザール(市場)では、活気あふれる雰囲気の中、店主との値段交渉も楽しみの一つ。言い値で買うのではなく、ぜひコミュニケーションを楽しみながら買い物をしてみてください。
その他必要経費(海外旅行保険・ビザ・SIMなど)

相場と特徴
見落としがちですが、旅行には航空券やホテル代以外にもいくつか必要な経費があります。
- 海外旅行保険: 万が一の病気やケガ、盗難などに備えて、海外旅行保険には必ず加入しましょう。7日間の旅行で8,000円前後が目安です。
- ビザ申請費用: 2024年8月13日より、日本国籍者が観光目的でパキスタンを訪れる際のe-Visa申請費用が無料になりました。これは大きな節約ポイントです。
- 通信費(Wi-Fi・SIM): 現地での地図検索や配車アプリの利用に、インターネット接続は必須です。日本でeSIMを準備していくのが最も手軽で、1GB・7日間で1,000円以下のプランもあります。
項目 | 予算相場 | 備考 |
海外旅行保険 | 8,000円〜12,000円 (7-9日間) | 補償内容により変動 |
ビザ申請費用 | 0円 | 2024年8月より無料化 |
通信費 (eSIM) | 1,000円〜3,000円 | プランにより変動 |
パキスタン旅行の費用を安く抑える5つのコツ

最後に、パキスタン旅行の費用をさらに安く抑えるための、節約術を5つご紹介します!
1. 航空券は安い時期を狙う
旅費の中で最も大きな割合を占める航空券。2月や10月などの安い時期を狙い、3ヶ月〜半年前に予約するのが鉄則です。航空券比較サイトをこまめにチェックして、お得なチケットを見つけましょう!
2. 食事はローカル食堂を活用する
パキスタンでは、観光客向けのレストランよりも、地元の人々で賑わうローカル食堂の方が安くて美味しいことがほとんど。勇気を出して飛び込んでみれば、絶品の家庭料理に出会えるでしょう。1日の食費を2,000円以下に抑えることも夢ではありません。
3. 移動は配車アプリと長距離バスを使い分ける
都市内の移動は、料金が明確で安心な配車アプリ「Uber」や「Careem」を徹底活用しましょう。都市間の移動は、快適でコスパの良い長距離バスが基本。この2つを使い分けるだけで、交通費を賢く節約できます。
4. 宿泊はゲストハウスや中級ホテルを選ぶ
パキスタンには、清潔で安全なゲストハウスや中級ホテルが豊富にあります。1泊数千円で快適に過ごせる宿を選べば、宿泊費を大幅にカットできます。予約サイトの口コミを参考に、自分に合った宿を探してみてください。
5. 無料の観光スポットを巡る
ラホール城などの世界遺産は有料ですが、バッドシャヒ・モスクのような壮麗な宗教施設や、活気あふれるバザールなど、無料で楽しめる魅力的なスポットも数多く存在します。有料スポットと無料スポットをバランス良くプランに組み込むのがおすすめです。
まとめ

パキスタンは、計画次第でとてもお得に旅行できる国です。5泊7日の旅行なら、1人あたり約20万円の予算で、壮大な歴史と文化、人々の温かさに触れる素晴らしい体験ができます。
特に、日本人観光客のビザ申請費用が無料になった今、パキスタンはこれまで以上に身近な旅行先になりました。本記事を参考に、ぜひ自分だけのパキスタン旅行プランを立ててみてください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。
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