鹿児島観光におすすめのスポット

「桜島」は、雄大な姿と活火山としてのダイナミックな存在感が魅力の鹿児島屈指の観光スポット。約13,000年前に誕生したとされ、美しい桜が咲く様子から「桜島」と呼ばれています。桜島は現在も活動を続けており、壮大な噴煙や火山活動で、自然の力を間近に感じられるでしょう。桜島の近辺には、さまざまな展望台が用意されています。特におすすめなのは「湯之平展望所」です。標高373mの展望所からは、桜島全体と鹿児島市街を一望でき、景色の良さは圧巻です。また、桜島を訪れる際に欠かせないのが、「桜島フェリー」です。約15分の航海で、美しい錦江湾の風景を楽しみながら桜島へと渡ります。フェリーから見る桜島は迫力満点で、地上からとは異なる魅力を堪能できます。

美しい庭園と歴史的建造物が魅力の「仙巌園（せんがんえん）。」1658年に島津家第19代当主の島津光久によって造営されました。錦江湾を背景に桜島を望む絶好のロケーションに位置し、壮大な景色が見どころです。庭園の中心には、大きな池があり、周囲には季節ごとに異なる花々が咲き誇ります。春には桜やツツジが美しく、秋には紅葉が庭園を彩ります。四季折々の風景が楽しめる仙巌園は、いつ訪れても新しい発見があるでしょう。また、仙巌園には島津家の歴史を物語る建物が数多く残されています。代表的なのが「御殿」と呼ばれる建物。かつての大名の生活や文化に触れる体験ができます。特に、島津家の居住空間や書院造りの美しさは一見の価値ありです。

西郷隆盛銅像は、明治維新の立役者として知られる「西郷隆盛」を記念して建てられた象徴的なモニュメントです。鹿児島市の中央公園に位置し、地元の人の憩いの場として親しまれています。西郷隆盛は、薩摩藩の武士として生まれ、幕末から明治初期にかけて日本の歴史を大きく変えた人物です。銅像は、功績を讃えるために1937年に建てられました。堂々とした姿が魅力で、高さ約8mもの大きさを誇ります。また、西郷隆盛銅像が建つ中央公園も観光に最適です。広々とした芝生や季節ごとに咲き誇る花々が、リラックスできる空間です。公園内にはベンチや散歩道も整備されているので、ゆっくりとした時間を過ごすのに最適です。

九州の名高い神社の一つとして、多くの人が参拝に訪れる「霧島神宮。」霧島山の中腹に位置し、神話と歴史が交錯する神聖な場所です。霧島神宮の創建は6世紀にさかのぼりますが、現在の社殿は1715年に再建されたものです。鮮やかな朱塗りの本殿、華麗な装飾と荘厳な雰囲気が美しく、建築的価値も高くなっています。本殿は国の重要文化財に指定されており、霧島に訪れたらぜひ足を運びたいスポットです。また、霧島神宮はパワースポットとしても有名です。特に本殿裏にある「御神木」は、神聖なエネルギーが感じられる場所として知られており、多くの人々が祈りを捧げます。また、境内には「御神水」と呼ばれる湧水があり、健康や長寿を願う参拝者に人気です。

「霧島温泉」は、美しい自然と多彩な温泉が楽しめる人気の温泉地です。さまざまな泉質の温泉が点在しており、多様性が魅力です。硫黄泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉など、異なる効能を持つ温泉が揃っており、それぞれで異なる体験が楽しめます。霧島温泉郷の宿泊施設は多種多様で、高級旅館からリーズナブルな宿まで、幅広く揃っています。どの宿泊施設も泉質にはこだわりがあり、源泉かけ流しの温泉を楽しめる場所が多いのが特徴です。また、日帰りでも楽しめるのが霧島温泉郷の魅力です。「入湯霧札」を購入すると、1枚で3回の温泉を楽しめます。自分好みの温泉施設を見つけるのもおすすめです。入湯霧札で家族風呂の利用もできるので、さまざまな場面で利用しやすいでしょう。

「砂むし温泉」は、指宿の代表的な観光スポットであり、世界でも珍しい体験ができる温泉施設です。砂むし温泉は、自然の砂と温泉の熱を利用した独特の温浴法で、約300年前から続く指宿の伝統的な療法です。天然の砂と温泉を使って体を温めることで、血行促進や疲労回復、デトックス効果が期待できます。特に冷え性や関節痛に効果があるとされ、地元の人はもちろん、多くの観光客が訪れます。手軽さと快適さが砂むし温泉の魅力です。着替えをし、砂むし場に行くとスタッフが砂をかけてくれます。10〜15分ほどで体が温まり、リラックスできること間違いありません。自然の力と伝統の知恵が融合した砂むし温泉を、体験してみてはいかがでしょう。

開聞岳（かいもんだけ）は美しい円錐形の姿から「薩摩富士」とも呼ばれる、日本有数の景観を誇る山です。標高924mで「霧島錦江湾国立公園」の一部として自然の美しさを堪能できるスポットです。開聞岳は、均整のとれた美しい形状が魅力です。どの角度から見ても完璧な円錐形をしており、写真撮影にぴったりです。山頂からの眺めは絶景で、一度見たら忘れられない光景です。登山道は、初心者から経験豊富な登山者まで楽しめるように整備されています。全長約4.5kmの登山道は、緩やかな坂道から始まり、途中には急な岩場もありますが、手すりや階段が設置されているため、安全に登れるのが嬉しいポイント。往復で6時間程度かかる場合があるので、体調に注意して登山をするようにしましょう。

「市営唐船峡そうめん流し」は、豊かな自然に囲まれた場所で、ユニークな食体験を楽しめる人気の観光スポットです。唐船峡公園内に位置し、澄み切った清流を利用したそうめん流しが楽しめます。夏の風物詩として、家族連れや観光客で賑わうスポットです。霧島山系から湧き出る天然水を利用しているのが特徴です。水の冷たさと清潔さが、そうめんの美味しさを一層引き立てます。清流のせせらぎを聞きながら、新鮮なそうめんを楽しむひと時は、まさに癒しの時間です。テーブルの中央に設置された円形の水槽から、清流が循環し、その中でそうめんが流れる仕組みです。箸を使って流れてくるそうめんをキャッチする楽しさは、子どもから大人まで夢中になるでしょう。

壮大な自然美とエメラルドグリーンの美しい水が魅力の「雄川の滝（おがわのたき）。」NHKの大河ドラマ「西郷どん」や、映画「キングダム」のロケ地としても使用された有名スポットです。秘境のような静寂と美しさを保った、フォトジェニックなひと時が楽しめます。雄川の滝は、透明度の高いエメラルドグリーンの滝壺が特徴。滝壺は深い緑色に輝き、周囲の自然と相まって神秘的な雰囲気をかもし出しています。滝の高さは約46m、幅は約60mあり、水量と迫力ある景観は一見の価値ありです。整備された遊歩道を通じて簡単にアクセスできるのが嬉しいポイント。散策しながら自然を満喫でき、都会の喧騒を忘れるリラックスした時間が過ごせるでしょう。

「種子島宇宙センター」は、日本の宇宙開発の中心地として世界に誇る施設です。JAXA（宇宙航空研究開発機構）が運営するロケット発射場として、日本の宇宙技術の発展を支えてきました。人工衛星や探査機を打ち上げるためのロケットが発射され、その度に多くの観光客が訪れます。ロケットの打ち上げは、近代科学の象徴的な瞬間であり、迫力と興奮は一生の思い出となるでしょう。センター内では見学ツアーが用意されており、専門ガイドが施設を案内してくれます。ツアーではロケットの組み立てから発射までの工程を学ぶことができ、実際に使われている発射台や管制センターを見られるのが嬉しいポイント。宇宙開発の現場を間近に感じることができ、子どもから大人まで楽しめるでしょう。

自然が生み出した奇跡のスポットとして多くの人が訪れる「ハートロック。」ハートロックは奄美大島の北部、龍郷町の赤尾木湾にあります。干潮時にだけ現れるハート形の潮だまりから「ハートロック」と名付けられ、特にカップルや写真愛好家に人気の観光地です。訪れるタイミングは、干潮時がベスト。潮が引いた時だけハートの形が現れるため、干潮の時間を確認してから訪れるのがポイントです。干潮時に現れるハート形の潮だまりは、自然が作り出した美しいアートと言えるでしょう。ハートロックの周囲は、美しいサンゴ礁やクリアな海が広がっており、フォトジェニックな空間が広がります。自然の壮大さを感じる、おしゃれな時間を過ごしてみてはいかがでしょう。

「屋久島」は1993年にユネスコの世界自然遺産に登録された神秘的な島です。ジブリ映画「もののけ姫」のモデルになったともされ、多くの観光客が訪れます。日本とは思えない広大さを誇る屋久島に来たら「縄文杉」は見逃せません。推定樹齢7,200年という巨大な杉は、屋久島の代表とも言える存在。縄文杉へは徒歩往復で9〜10時間ほどの時間を必要としますが、一見の価値ありです。道中には、巨大な屋久杉や美しい苔むす森が広がり、まるで別世界に迷い込んだかのよう。また、屋久島は海も魅力的です。クリアな海水と多彩な海洋生物が生息する海域は、ダイビングやシュノーケリングに最適です。ウミガメの産卵地としても知られており、産卵期には間近でウミガメを観察できるかもしれません。