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イギリスといえば思い浮かぶ有名な場所や食べ物!ハリーポッターゆかりのスポットも

ビッグベンやバッキンガム宮殿などの名所巡りや、ハリー・ポッターの聖地巡りなど、一度は訪れてみたいイギリス。 今回はイギリスに7回訪れたことのある筆者が「イギリスといえばこれ!」というスポットやグルメ、エンターテインメントを詳しくご紹介します。一度は行きたい人気スポットや本場で堪能したいグルメを厳選したので、ぜひイギリス旅行の参考にしてくださいね。

ライター
Ayumi Hirasawa
イギリス旅行・ツアーの情報をみる

ビッグベンやバッキンガム宮殿などの名所巡りや、ハリー・ポッターの聖地巡りなど、一度は訪れてみたいイギリス。

今回はイギリスに7回訪れたことのある筆者が「イギリスといえばこれ!」というスポットやグルメ、エンターテインメントを詳しくご紹介します。一度は行きたい人気スポットや本場で堪能したいグルメを厳選したので、ぜひイギリス旅行の参考にしてくださいね。

Contents

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イギリスといえばこれ!有名なスポットや食べ物をご紹介

photo by Ayumi Hirasawa

イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなるイギリス。旅慣れていない方でも旅行しやすいロンドンは、日本から直行便が就航しており、現地での交通の便もばつぐんなことから、特に多くの日本人観光客が訪れています。

そんなイギリスには、「イギリスといえばこれ!」という、一度は行ってみたい観光スポットや食べてみたいグルメがたくさん!ロンドンを象徴する存在のビッグベンやバッキンガム宮殿、ゴッホやダヴィンチなどの名画を間近で見れるナショナル・ギャラリー、ビートルズやハリー・ポッターゆかりの地など、見逃せないスポットが満載です。

また、活気のある本場のパブで、ビールやフィッシュアンドチップスなどのグルメを満喫するのも、イギリス旅行では外せません。

この記事ではそんなイギリスの観光スポットや世界遺産、グルメ、エンターテインメントを詳しくご紹介していきます。

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イギリスといえばここ!観光スポット&世界遺産18選

ビッグベンやバッキンガム宮殿、大英博物館など世界中から観光客の集まるスポットが数多くあるロンドンをはじめ、中世イギリスにタイムトリップしたような街並みのエディンバラ、ピーター・ラビットの舞台である湖水地方など、イギリスには観光スポットや世界遺産がたくさん!

ここではその中でもイギリス旅行で外せない観光スポットをご紹介します。

ビッグベン(ロンドン)

ロンドンといえば!のランドマーク

photo by Unsplash

ビッグベンは世界文化遺産に登録されている、ロンドンのランドマークとして有名なスポット。国会議事堂の建物の一部で、時計塔にある大時鐘の愛称としてビッグベンと呼ばれています。当時王宮だったウェストンミスター宮殿が半分以上焼失してしまったことから、1859年に宮殿を再建する際に、ともに時計塔が作られたのが今のビックベンです。

ビッグベンはテムズ川のほとりにあり、ウェストンミスター宮殿の北に位置しています。テムズ川にかかるウェストミンスター橋には、ビッグベンの写真を撮影する観光客でいつもあふれています。

建物全体は、11世紀のヨーロッパを代表するゴシック様式で設計されており、重厚で美しい雰囲気です。

内部見学ツアーも開催されており、塔の歴史や修復の様子を詳しく知ることができます。ツアーでは334段の階段を上がって鐘が設置されているエリアまで見学可能。さらにウェストミンスターホールなどの歴史的な場所も訪れることができるため、イギリスの政治と文化の中心地を深く体験できる貴重な機会ですよ。

ツアーは要予約なので、オンラインサイトでチケットを予約しておきましょう。

ビッグベン( Big Ben)の基本情報

住所

Westminster, London SW1A 0AA, UK

電話

+44 20 7219 4272

営業時間

開館時間は要確認

※最終入場は16:15

休館日

日曜日

※一部定期メンテナンスのため休館あり

アクセス

地下鉄ウェストミンスター(Westminster)駅から徒歩すぐ

料金

外からの見学は無料

大人 35ポンド(約6,965円)、子ども(11歳〜17歳)20ポンド(約3,980円)

※10歳以下は参加不可

公式サイト

https://www.parliament.uk/bigben

ビッグベンについて詳しくはこちら/

バッキンガム宮殿(ロンドン)

衛兵交代式が有名な豪華宮殿

photo by pixabay

バッキンガム宮殿は王室の公式の住まいであり、現役で執務が行われている王宮です。18世紀のジョージ3世の時代に改修され、約1万坪の広大な敷地に775室の部屋があります。ビクトリア女王の時代から、歴代の王や女王が住む宮殿となりました。

バッキンガム宮殿で特に有名なのは、赤い制服と黒い帽子を身にまとった近衛兵が行進する衛兵交代式。基本的に1年を通して行われていますが、日によって行われる時間が異なるため、必ず公式サイトを確認してから訪れましょう。なお、衛兵交代式には毎日大変多くの観光客が訪れるため、見やすい位置で見学したい場合は、1時間程度前から待機しておくのがおすすめ。

また、宮殿の内部は夏季のみ一般公開されています。豪華絢爛な大広間や美しい庭園を見て歩いたり、レンブラントやルーベンスなどの有名画家の絵画やカノーヴァの彫刻などの美術品を鑑賞したりと、貴重な体験ができますよ。

バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)の基本情報

住所

London SW1A 1AA, UK

電話

+443031237300

営業時間

夏季一般公開については公式サイトを確認

休館日

夏季一般公開については公式サイトを確認

アクセス

地下鉄ビクトリア(Victoria)駅から徒歩約10分、鉄道ロンドン ビクトリア(London Victoria)駅から徒歩約10分

料金

ツアーによって異なるため、公式サイトを確認 ※衛兵交代式や宮殿の外からの見学は無料

公式サイト

https://www.rct.uk/visit/buckingham-palace

大英博物館(ロンドン)

約800万点の展示物がある世界最大級の博物館

photo by Ayumi Hirasawa

大英博物館は世界中の美術品や歴史的遺品が約800万点展示されている、世界でも最大級の美術館。アメリカ、古代エジプト、古代ギリシャと古代ローマ、アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカと各地域に分けて展示されています。

教科書で見たことがあるような有名な歴史的遺品の数々が展示されている大英博物館ですが、中でも見どころは古代エジプトのミイラ。精巧な装飾が施された石の棺や、発掘された当時の姿がそのまま残るミイラは、なかなか見られない貴重な展示です。

また、大英博物館の目玉ともいえる展示がロゼッタストーン。紀元前196年から存在する石板といわれ、古代エジプトの神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字(デモティック)、ギリシア文字の3種類の言語で文字が彫られているのが特徴です。

見どころ満載の大英博物館は、なんと入場料が無料(寄付金制度あり)。また、予約をしなくても入場可能ですが、混みあう時間帯には待ち時間が発生することもあるため、公式サイトから事前の無料予約をするのがおすすめです。

大英博物館(The British Museum)の基本情報

住所

Great Russell Street, London, WC1B 3DG, UK

電話

+44 020 7323 8000

営業時間

土~木 10:00~17:00(最終入場 16:00)、金 10:00~20:30(最終入場 19:30)

休館日

なし

アクセス

地下鉄トッテナム・コート・ロード(Tottenham Court Road)駅から徒歩約6分、地下鉄ラッセルスクエア(Russell Square)駅から徒歩約7分、地下鉄ホルボーン(Holborn)駅から徒歩約8分、地下鉄グージストリート(Goodge Street)駅から徒歩約10分

料金

無料

公式サイト

https://www.britishmuseum.org/

ナショナルギャラリー(ロンドン)

ゴッホ、ダヴィンチ、フェルメールなどの名画が揃う美術館

photo by Ayumi Hirasawa

ナショナルギャラリーは約2万点のコレクションが展示されている、世界最大級の美術館です。特別絵画に詳しい人でなくても一度は目にしたことがあるような絵画や、耳にしたことがあるような画家の絵画が数多く展示されています。

中でも常に大勢の観客が集まっている世界的に有名な絵画がゴッホの『ひまわり』。5点あるゴッホの『ひまわり』のうちの1つがこのナショナルギャラリーに展示されています。ほかにもレオナルド・ダ・ヴィンチ、フェルメール、セザンヌ、モネ、ボッティチェリなど、一度は見てみたい世界的画家の作品がたくさん!

これほどの名画を鑑賞できるナショナルギャラリーは、入場料が無料です(寄付金制度あり)。また、予約をしなくても入場可能ですが、土日や夏休みシーズンなどには待ち時間が発生することもあるため、公式サイトから事前で無料予約をするのがおすすめです。

ナショナルギャラリー(The National Gallery)の基本情報

住所

Trafalgar Square, London WC2N 5DN, UK

電話

-

営業時間

土~木 10:00~18:00、金 10:00~21:00

休館日

12月24~26日、1月1日

アクセス

地下鉄・鉄道 チャリングクロス(Charing Cross)駅から徒歩約2分、地下鉄ピカデリーサーカス(Piccadilly Circus)駅から徒歩約5分、地下鉄エンバンクメント(Embankment)駅から徒歩約8分

料金

無料 ※特別展は有料

公式サイト

https://www.nationalgallery.org.uk/

タワーブリッジ(ロンドン)

ロンドンのランドマークの1つである開閉する跳ね橋

photo by Ayumi Hirasawa

タワーブリッジは、テムズ川北岸のロンドン塔からテムズ川南岸のバトラーズ・ウォーフの間に架けられている橋。民謡『ロンドン橋落ちた』のモデルとなっている橋と勘違いされることも多いですが、ロンドン橋とは異なる橋です。

1894年に架けられた跳開式の可動橋で、開通当初は橋の開閉に世界で初めて蒸気を使い、開閉部の端に水圧をかけて可動していました。現在は電力と油圧が利用されており、今なお大型船の通過時に複数回開く日があります。開閉するスケジュールは公式サイトを確認してくださいね。

また、高さ65mの左右の主塔上部には、歩道橋「ウォーク・ウェイズ」があります。床がガラス張りになっており、橋を通行する車両や人々を上から眺めることができます。また、跳ね橋の開閉時間に合わせて訪れると、橋が開く様子や船が通過する様子をガラス床から見られるのでおすすめです。

タワーブリッジ(Tower Bridge)の基本情報

住所

Tower Bridge Rd, London, SE1 2UP, UK

電話

+44020 7407 9191

営業時間

24時間 ※ウォーク・ウェイズは9:30~18:00(最終入場 17:00)

休館日

なし ※ウォークウェイズは12月24日~26日

アクセス

地下鉄タワーヒル(Tower Hill)駅から徒歩約8分、地下鉄・鉄道ロンドンブリッジ(London Bridge)駅から徒歩約8分

料金

無料

※ウォーク・ウェイズ

大人 16ポンド(約3,184円)、シニア(60歳以上)12ポンド(約2,388円)、小人(5~15歳)8ポンド(約1,592円)、5歳以下 無料

公式サイト

https://www.towerbridge.org.uk/

ロンドン橋(ロンドン)

民謡『ロンドン橋落ちた』のモデル

London Bridge from St Olaf Stairs by Jordiferrer is licensed under CC BY-SA 4.0

前述のタワーブリッジと混同されがちですが、民謡『ロンドン橋落ちた』のモデルとなっているのは、タワーブリッジの西隣にあるロンドン橋です。現在は歩行者と自動車が通る、一見普通のコンクリートの橋となっています。

ただ、その歴史は民謡に歌われるほど波乱に満ちたもの。10世紀から12世紀にかけて、洪水で何度も流され、1209年に石造りの橋となってからしばらくは水害の影響を受けて落ちることはなくなりました。しかし、堅牢な石造りの橋になったため、住宅や店などの建物が建てられ、何度も大火に見舞われて、そのたびに修復を重ねてきたのです。

そんな歴史に思いを馳せながらロンドン橋を渡ってみてもいいかもしれません。

ロンドン橋(London bridge)の基本情報

住所

London, EC4R 3TN, UK

電話

-

営業時間

24時間

休館日

なし

アクセス

地下鉄・鉄道ロンドンブリッジ(London Bridge)駅から徒歩約2分、地下鉄モニュメント(Monument)駅から徒歩約4分

料金

無料

ロンドン塔(ロンドン)

処刑場や王族の宿泊施設として使われた歴史ある建造物

photo by Unsplash

テムズ川のほとりに立つロンドン塔は、11世紀にウィリアム一世が建てた建造物です。ヘディンガム城やチェスター城など、その後のイギリスの石造建築のモデルになったという理由から、世界遺産に登録されています。当初は敵兵から王族を守るために建てられましたが、のちに王族たちの宿泊する施設や処刑場など、さまざまな用途で使用されてきました。

特に処刑場として使用されていたことで有名で、15世紀から16世紀にかけて、一般の人々のみならず、貴族も処刑されていました。処刑方法としては斬首刑が用いられており、幽霊が出るとの噂が絶えないスポットでもあります。

ロンドン塔には、人々が幽閉され、殺害された悲惨な現場であるブラッディ・タワーなどの牢獄のほかにも、代々の君主の王冠や宝石などが展示されているクラウンジュエルの塔、武器や甲冑、処刑用の斧、拷問部屋などを見学できるホワイトタワーなど、さまざまな見どころがありますよ。

ロンドン塔(Tower of London)の基本情報

住所

Tower of London, London, EC3N 4AB, UK

電話

+440333 320 6000

営業時間

火~土 9:00~17:30、日・月 10:00~17:30(全日最終入場 15:30)

休館日

なし

アクセス

地下鉄タワーヒル(Tower Hill)駅から徒歩約5分

料金

大人 35.8ポンド(約7,124円)、小人(5~15歳)17.9ポンド(約3,562円)

公式サイト

https://www.hrp.org.uk/tower-of-london/

セント・ポール大聖堂(ロンドン)

歴史ある世界最大級の美しい大聖堂

photo by pixabay

セントポール大聖堂はイギリス・バロック様式の代表作ともいわれる大聖堂。現在のチャールズ国王が、皇太子時代に故ダイアナ妃と結婚式を挙げた場所としても有名です。セント・ポール大聖堂は604年に建てられましたが、その後バイキングによる襲撃やロンドン火災により焼失し、長い時間をかけて1710年に再建されました。

高さが111mあり、教会としては世界最大級の大きさです。教会の中は豪華な高い天井、そしてステンドグラスの美しさが目を引きます。また、ドームの天井には聖パウロの一生をモチーフにしたモザイク画が描かれています。

ドームの最も高い小塔へは階段で上ることができ、ロンドン市内を360度のパノラマで見渡せますよ。ただし、階段は500段以上あるので、子ども連れやご高齢の方と訪れる場合は注意が必要です。

セント・ポール大聖堂(St. Paul's Cathedral)の基本情報

住所

St Paul’s Churchyard,London EC4M 8AD, UK

電話

-

営業時間

月・火・木・金・土 8:30~16:00、水 10:00~16:00 ※ただし、観光客向けにドアを解放される時間は日によって異なるため、公式サイトの「Doors open for sightseeing」の時間を確認

休館日

ミサのため日曜休館

アクセス

地下鉄セント・ポール(St. Paul's)駅から徒歩約2分、地下鉄マンションハウス(Mansion House)駅から徒歩約5分

料金

大人(18歳以上)26ポンド(約5,174円円)、シニア(65歳以上)23.5ポンド(約4,676円)、小人(6~17歳)10ポンド(約1,990円)

公式サイト

https://www.stpauls.co.uk/

バラ・マーケット

食べ歩きが楽しいロンドン最古のマーケット

photo by Ayumi Hirasawa

イギリス旅行で楽しみたいのがマーケットでの食べ歩きやお土産探し!ロンドンにもいくつかのマーケットがありますが、中でも最も観光客に人気があり、規模が大きいマーケットがこのバラ・マーケットです。その歴史はなんと約1,000年前から続いており、現在の場所では1756年から営業しています。

バラ・マーケットはまさに「ロンドンの台所」ともいうべき食材の充実ぶり!テイクアウトフードの屋台、スイーツ、肉類、シーフード、チーズなどの乳製品、フルーツ、ワインやサングリア、コーヒーなど、ありとあらゆる食が集まっています。

世界中の料理の屋台がありますが、パイやスコッチエッグ、クランブルなど、イギリス伝統のメニューを提供する屋台もあり、気軽にイギリス料理を味わえますよ。どうしても値が張りがちなイギリスの食事ですが、マーケットのフードは比較的安価で食べられるのも魅力です。

また、小物や持ち帰り可能なお菓子なども売られているので、お土産探しにもぴったりですよ。

バラ・マーケット(Borough Market)の基本情報

住所

8 Southwark Street, London, SE1 1TL, UK

電話

-

営業時間

火~金 10:00~17:00、土 9:00~17:00、日 10:00~16:00 ※2025年12月23日は10:00~18:00、12月24日は8:00~15:00、12月31日は10:00~15:00

休館日

月曜(2025年8月25日10:00~17:00は営業)、2025年12月25日~27日、2026年1月1日~3日

アクセス

地下鉄・鉄道ロンドンブリッジ(London Bridge)駅から徒歩約3分

料金

無料

公式サイト

https://boroughmarket.org.uk/

グリニッジ天文台(ロンドン)

世界の標準時として有名な、かつての本初子午線の所在地

photo by PIXTA

グリニッジ天文台は世界の本初子午線(経度0度)の所在地として有名な天文台です。300年以上昔、星や月の位置を用いた信頼性のある経度の計算方法を開発し、海上で船舶が正確な位置測定が行えるようにするために、1675年に設立されました。天文台としての役割は2000年に終了し、現在は博物館となっています。

グリニッジ天文台の一番のポイントは、世界の時間と経度の基準点である子午線に位置していること。実は、グリニッジ天文台の位置する場所の子午線が本初子午線として機能していたのは1970年代までで、1980年代以降は、グリニッジ子午線の位置から東に約102mの位置のIERS基準子午線が使用されています。しかし、このエリア一帯で世界の時の始まりを感じられることは今も昔も変わりません。

グリニッジ天文台(The Royal Observatory)の基本情報

住所

Blackheath Ave, London SE10 8XJ, UK

電話

-

営業時間

【通常期間】10:00~17:00(最終入場 16:15)【夏季】6~8月 10:00~19:45(最終入場 19:00)、9月 10:00~18:00(最終入場 17:15)

休館日

なし

アクセス

DLR(高架鉄道)および鉄道 グリニッジ(Greenwich)駅から徒歩約16分、鉄道メイズヒル(Maze Hill)駅から徒歩約16分 

料金

大人 24ポンド(約4,776円)、小人 12ポンド(約2,388円)

公式サイト

https://www.rmg.co.uk/royal-observatory

ストーンヘンジ(ソールズベリー)

謎に包まれた巨大石群の世界遺産

photo by pixabay

世界遺産に登録されている巨石の遺跡のストーンヘンジ。ロンドンから日帰りツアーが催行されているほか、ロンドン中心部から電車とバスで約2時間程度で訪れることが可能です。

ストーンヘンジは、高さ4~5mの30個の立石が直径約115mの円形状のサークルにそびえ立っており、その中央には高さ6m超の巨大な門の形をした5基の組石が立っています。1個25tもの重さがあるという大きな石群がそびえたつ姿は圧巻です。

紀元前約3,000~2,500年頃に造られたことがわかっていますが、その目的はいまだに解明されていません。集団墓地やケルト民族の礼拝堂、天文台などさまざまな説が唱えられており、謎に包まれたミステリースポットとして人気。訪れる際は、事前に予約をすれば15%の割引になるので、公式サイトをご確認くださいね。

ストーンヘンジ(Stonehenge)の基本情報

住所

Near Amesbury, Wiltshire, SP4 7DE, UK

電話

+44 370 333 1181

営業時間

9:30~19:00(最終入場 17:00)

休館日

なし

アクセス

ロンドン市内の鉄道ウォータールー(Waterloo)駅からソールズベリー(Sailsbury)駅まで約1時間30分乗り、バスに約30分乗車してバス停ビジターズセンター(Visitors Centre)で下車

料金

日時によって異なるため、公式サイトを確認

公式サイト

https://www.english-heritage.org.uk/visit/places/stonehenge/

バース

イギリス唯一の温泉地であり、街並みが美しい世界遺産の街

photo by Unsplash

ロンドンから約190km西にあり、街全体が世界遺産に登録されているバース。ロンドンからストーンヘンジなどと組み合わせた日帰りツアーが催行されているほか、パディントン駅から電車で約1時間20分でアクセスできます。

実はバースは二重に世界遺産に登録されている珍しい街です。まず1つは、その美しい街並みから「バース市街」としての登録。多くの建物が、この地方で切り出される淡い蜂蜜色のバース・ストーンという石から造られており、街全体の美しい景観を生み出しています。

そしてもう1つは、オーストリアやイタリアなどの6か国と共に「ヨーロッパの大温泉保養都市群」としての登録。バースはイギリス唯一の温泉地であり、ローマ帝国時代、ローマ人が西暦65年ごろに温泉保養施設を造った跡が1880年に発掘されました。大部分は埋没してしまいましたが、一部は今でも残っており、当時の様子を伝える博物館「ローマン・バス」としてバース観光の目玉スポットとなっています。

ちなみに、バース(Bath)という地名は、「風呂」の意味を指すゲルマン古語から名づけられました。ぜひお風呂の語源となった地に足を運んでみてくださいね。

ローマン・バス(The Roman Baths)の基本情報 

住所

Abbey Churchyard, Bath BA1 1LZ, UK

電話

+44 01225 477785

営業時間

【通常期間】9:00~18:00(最終入場 17:00)【夏季(2025年は7月21日~8月31日)】月~木 9:00~20:00(最終入場 19:00)、金~日・Bank Holiday Mondays 9:00~22:00(最終入場 21:00)

休館日

12月25日・26日

アクセス

ロンドン市内のパディントン(Paddington)駅から鉄道で約1時間20分、バーススパ(Bath Spa)駅で下車後徒歩約7分

料金

訪れる月日や時間によって価格が異なるため、公式サイトを確認

公式サイト

https://www.romanbaths.co.uk/

エディンバラ城(エディンバラ)

エディンバラを代表する観光スポット

photo by pixabay

スコットランドのエディンバラにあるエディンバラ城は、キャッスル ロックと呼ばれる約130mの高さの崖に建つ城塞で、エディンバラを象徴する観光スポットです。エディンバラ城の歴史は古く、6世紀ごろには城の基礎となる城塞が造られてたことがわかっています。かつてはスコットランド国王の居城として利用された場所で、城壁に沿ってずらっと並ぶ砲台から、スコットランド動乱の歴史を感じられます。

城内には、政治の中心となったグレートホールや、王の居住区であるロイヤルパレス、王位継承の証である至宝と運命の石などの展示物、12世紀に建てられた聖マーガレット礼拝堂など見どころが満載です。

また、エディンバラ城のふもとに広がる公園のプリンシズ・ストリート・ガーデンズでは、公園内の噴水・ロスファウンテン越しにエディンバラ城を見上げることができます。このコントラストもエディンバラらしい美しさなので、ぜひ訪れてみてください。

エディンバラ城(Edinburgh Castle)の基本情報

住所

Edinburgh Castle, The Esplanade, Edinburgh, EH1 2NG, UK

電話

+44 0131 225 9846

営業時間

4月~9月 9:30~18:00(最終入場 17:00)、10月~3月 9:30~17:00(最終入場 16:00)※1月1日は11:00~17:00(最終入場 16:00)、8月2日・9日・16日・ 22日・ 23日は9:30~17:00(最終入場 16:00)

休館日

12月25日・26日

アクセス

バス停 エディンバラ・プリンセス・ストリート西(Edinburgh Princes Street West Stop PF)から徒歩約13分、鉄道エディンバラ ウェイヴァリー(Edinburgh Waverley)駅から徒歩約10分

料金

スタンダードチケット
大人(16~64歳)21.5ポンド(約4,278円)、シニア(65歳以上)17ポンド(約3,383円)、小人(7~15歳)13ポンド(約2,587円)、6歳以下 無料

公式サイト

https://www.edinburghcastle.scot/

ロイヤルマイル(エディンバラ)

スコットランドらしい雰囲気がただようメインストリート

photo by Ayumi Hirasawa

ロイヤルマイルは、エディンバラ城からホリードールハウス宮殿まで約1.6km続く石畳の街道です。1本道の道沿いには16世紀から17世紀の建物が立ち並び、スコットランドらしい中世の雰囲気が漂う街並みが広がります。パブやレストラン、スコッチウィスキーのショップ、お土産店などが立ち並び、食事やショッピングを楽しむこともできますよ。

またスコットランドの伝統衣装を身にまとい、バグパイプを吹くパフォーマーがいることも多く、スコットランドの伝統を感じられます。

ロイヤルマイル(Royal Mile)の基本情報

住所

E. Princes St Gardens, Edinburgh EH2 2EJ UK, UK

電話

-

営業時間

24時間

休館日

なし

アクセス

鉄道エディンバラ ウェイヴァリー(Edinburgh Waverley)駅から徒歩約3分

、バス停 ウェイヴァリーブリッジ(Waverley Bridge Stop WA)から徒歩約7分

料金

無料

オックスフォード大学(オックスフォード)

映画『ハリー・ポッター』のロケ地やモデルとして人気の大学

photo by pixabay

オックスフォードはロンドンから南西約85kmにあり、電車で約50分でアクセスできる都市。13世紀より学園都市として発展し、現在でも人口の20%超が学生という、学生の集まる街で、ロンドンからの日帰り旅行先として人気です。

そんなオックスフォードを代表する観光スポットといえば、イギリス最古の大学であり、世界的に有名な名門・オックスフォード大学。映画『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地やモデルとしても有名で、世界中からファンが訪れます。

『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのホグワーツ魔法魔術学校のダイニングホールは、学内の大聖堂「クライスト・チャーチ(Christ Church)」がモデルとなっているので、まさにその世界観を味わえますよ。また、「ボドリアン図書館(Bodleian Libraries)」にある「ハンフリー公図書室(Duke Humfrey's Library)」は、ホグワーツの図書館のロケ地として使用されました。このほかにも、映画中のロケ地となっている場所がいくつもあるので、ぜひハリー・ポッターファンの方は訪れてみてくださいね!

オックスフォード大学(University of Oxford )の基本情報

住所

Christ Church,St Aldate's, Oxford, OX1 1DP, UK(クライスト・チャーチ)

電話

【クライスト・チャーチ】+44 01865 276150

営業時間

【クライスト・チャーチ】月日によって異なるため、公式サイトを確認

休館日

【クライスト・チャーチ】公式サイトを確認

アクセス

【クライスト・チャーチ】ロンドン市内のパディントン(Paddington)駅から鉄道で約50分、下車後徒歩約15分

料金

【クライスト・チャーチ】様々なプランがあるため、公式サイトを確認

公式サイト

【クライスト・チャーチ】https://www.chch.ox.ac.uk/

ケンブリッジ大学(ケンブリッジ)

美しい建築に圧倒される名門大学

photo by PIXTA

ケンブリッジはロンドンから約100km北にあり、電車で約50分で訪れることのできる都市。1209年にケンブリッジ大学が創立されて以来、学園都市として発展してきた街で、ロンドンからの日帰り旅行先として人気です。

ケンブリッジ大学は、観光客でも見学や散策できるエリアがたくさんあります。中でも、ケンブリッジ大学を代表するカレッジの1つ「キングス・カレッジ」は、壮麗なゴシック様式が美しい世界的に有名な建築です。特に圧巻なのは「キングス・カレッジ・チャペル」。この礼拝堂はイギリスゴシック建築の最高傑作の一つとされており、扇形の天井やステンドグラスは息をのむ美しさです。

ケンブリッジ大学の広い敷地内にはキングス・カレッジのほかにも、セント・ジョンズ・カレッジ、トリニティ・カレッジ、クイーンズ・カレッジなどの歴史あるカレッジがあるほか、大学が所有するフィッツウィリアム美術館、約16haもの広大なケンブリッジ大学植物園など、さまざまな見どころがありますよ。

ケンブリッジ大学(University of Cambridge)の基本情報

住所

【キングス・カレッジ・チャペル】King's College, Cambridge, CB2 1ST, UK

電話

【キングス・カレッジ・チャペル】+44 01223 331100

営業時間

【キングス・カレッジ・チャペル】開館時間は公式サイトを確認

休館日

【キングス・カレッジ・チャペル】開館時間は公式サイトを確認

アクセス

【キングス・カレッジ・チャペル】ロンドン市内の鉄道キングスクロス(King’s Cross)駅からケンブリッジ(Cambridge)駅まで約50分乗り、バスに約15分乗車してバス停ジーザスレーン(Jesus Lane)で下車後、徒歩約9分

料金

【キングス・カレッジ・チャペル】月~金

大人(18歳以上)17ポンド(約3,383円)・小人(5~17歳)14.5ポンド(約2,885円)、土日 大人(18歳以上)17.5ポンド(約3,482円)・小人(5~17歳)15ポンド(約2,985円) ※事前オンライン予約で割引あり

公式サイト

【キングス・カレッジ・チャペル】https://www.kings.cam.ac.uk/

ヒルトップ・ハウス(湖水地方ニア・ソーリー村)

美しい自然が広がる、ピーター・ラビットの聖地

photo by PIXTA

イングランド北西部にある湖水地方は、丘陵と氷河によってできた湖や渓谷が広がり、のどかで美しい景色が楽しめる地方。手つかずの自然と、牧羊などの古代から続く人の営み、それらが作り出す湖水地方の文化的景観は2017年、世界遺産に登録されました。

そんな湖水地方にある小さな村のニア・ソーリー村は、児童書『ピーター・ラビット』の作者のビアトリクス・ポターが同作を書き上げた家「ヒルトップ・ハウス」がある村として、世界中から観光客が訪れます。

ポターは1866年にロンドンに生まれましたが、湖水地方の美しい手つかずの自然に魅了され、39歳の時にヒルトップ・ハウスを購入し、ここで本の創作や農場経営を行いました。ヒルトップ・ハウスや周辺は、彼女の作品でたびたび描かれており、まさにピーター・ラビットの聖地というべき場所となっています。

ヒルトップ・ハウス(Hill Top House)の基本情報

住所

Near Sawrey, Ambleside, Cumbria, LA22 0LF, UK

電話

+44015394 36269

営業時間

2025年は2月18日から11月16日オープン、営業時間は日によって異なるため、公式サイトのカレンダーを確認

休館日

2025年は11月17日以降冬季閉館、9~11月の毎週金曜閉館(10月31日は営業)

アクセス

バス停 ビーチマウント(Beechmount)から徒歩約1分

料金

大人(18歳以上)17ポンド(約3,383円)、小人(5~17歳)8.5ポンド(約1,691円)、4歳以下 無料

公式サイト

https://www.nationaltrust.org.uk/visit/lake-district/hill-top

コッツウォルズ

蜂蜜色の家々と田園風景が美しいエリア

photo by pixabay

コッツウォルズはロンドンの約160km西にあり、石灰岩で造られた家々の街並みやのどかな田園風景が観光客から人気の高いエリアです。ロンドンから電車で訪れることも可能ですが、現地の交通機関であるバスの本数が少ないため、日帰りツアーで訪れるのが便利です。

コッツウォルズは標高300m以上のなだらかな丘陵地帯。蜂蜜色の石やライムストーンなどといわれるコッツウォルズストーンの石灰岩で造られた家々が、まるで絵本の世界観のような街並みを作り出しています。また、その自然の美しい景観から特別自然美観地(AONB)にも指定されています。

6つの州にまたがる広いエリアのコッツウォルズですが、その代表的な村がバイブリー。14世紀に建てられた羊毛商人の家々が今もなお立ち並び、美しい建物を見ながらの散策が楽しい小さな村です。

また、ウィンドラッシュ川の両岸に蜂蜜色の家並みが続く風景が美しいバーフォード、かつては羊毛の取引で栄えた坂の上の美しい村のストウ・オン・ザ・ウォルド、「コッツウォルズの宝石」と称される美しい村のブロードウェイなど、さまざまな魅力的なスポットが点在しています。

イギリスといえばこのグルメ!味わってみたい食文化12選

「イギリスのご飯はまずい」とよく耳にしますが、それは一昔前の話。筆者はこれまでに7回イギリスに訪れたことがありますが、一度もまずいと感じたことはありません。

多民族が住むイギリスでは、伝統的な料理もさまざまな人々の口に合うように味がアップデートされています。ここからは、そんなイギリスでぜひ味わいたいグルメをご紹介します。

パブ文化

気軽に1杯飲めるイギリス人の生活に根付いた社交場

photo by Ayumi Hirasawa

パブは「パブリック・ハウス(Public House)」の略で、もともとは地域の人々が気軽に立ち寄る社交の場でした。仕事帰りに1杯ビールをサクッと飲む、行きつけのパブでビール片手に常連客と語らうなど、気軽に訪れることのできる場所です。

パブは食事よりもお酒がメインで提供されており、定番はやはりビール。イギリスのビールはペールエールやスタウトなど、エールスタイルがメインです。カウンターに数種類のビールの銘柄のタグが並んでいるので、好きなビールを注文し、その場でお金を払うのが一般的なスタイル。どのビールを頼むか迷った時は、スタッフに頼むと少量試飲させてくれる場合が多いですよ。

一口にパブと言っても、お店や地域によって異なる特徴があります。フィッシュアンドチップスなどのイギリス伝統料理も提供するパブ、サッカーなどスポーツを観戦するスポーツパブ、特定の曜日にクイズ大会が開催されるパブなど、さまざまなパブがあります。

特にスコットランドのパブは、フォークソングなどの生演奏を楽しみながらお酒を飲めるパブも多いので、エディンバラなどに訪れた際はぜひ行ってみてくださいね。

フィッシュアンドチップス

「イギリスといえば!」の定番パブメニュー

photo by Ayumi Hirasawa

イギリス料理と聞いて、多くの人の頭に最初に浮かぶのは、フィッシュアンドチップスでしょう。パプ料理の定番で、タラやハドックなどの白身魚に小麦粉と卵をビールや水で溶いた衣をつけ、カリッと揚げた料理です。チップスはイギリス英語でフライドポテトのことで、地域やお店によって形状が異なります。また、茹でたグリーンピースやマッシュされたグリーンピースが添えられていることも。

フィッシュアンドチップス自体には味がほとんどつけられておらず、別添えされたタルタルソースやレモン、食卓の上に置かれている塩やケチャップ、モルトビネガーなどで自分好みに味をつけていただきます。大麦麦芽から作られた茶褐色のモルトビネガーは、日本ではなじみがありませんが、イギリスでは定番の調味料です。ぜひ本場の味を試してみてくださいね。

サンデーロースト

肉の旨みを堪能できるイギリス伝統料理

photo by PIXTA

サンデーローストはローストビーフなどの肉をメインとしたイギリスの伝統料理です。その名の通り、主に日曜日に家族や友人と集まって楽しむ料理として親しまれています。もとは家庭料理でしたが、現在はパブやレストランなどで気軽に味わえますよ。

サンデーローストは、焼き上げた肉に肉汁を使用したグレービーソースをかけたものがメイン。肉は伝統的にはローストビーフが使われますが、ポークやラム、チキンの場合も。日本でもよく食べられるローストビーフは、牛を使用したサンデーローストのことを指します。

付け合わせにはカリッと焼いたローストポテトや、ニンジン、カリフラワーなどの野菜、ヨークシャープディングなどが定番です。

ヨークシャー・プディング

サンデーローストの定番の付け合わせ

photo by PIXTA

ヨークシャープディングは、イングランド北部のヨークシャー地方で18世紀に生まれた料理。小麦粉と卵、牛乳、塩を混ぜてオーブンで焼いた、シュークリームの皮のような見た目の食べ物で、外はカリッと、中はもちもちしています。肉汁やソースを付けて食べる、サンデーローストの付け合わせの定番です。

「プディング」と聞くと甘いスイーツを想像する方も多いと思いますが、イギリスにはさまざまな種類のプディングがあります。このヨークシャー・プディングは甘くないため、食事時にいただくことが多いですよ。

シェパーズパイ

羊のひき肉を使った定番家庭料理

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シェパーズパイは羊のミンチ肉とタマネギ、にんじん、セロリなどの野菜を炒めて味付けしたものを、マッシュポテトで覆って焼いたパイ料理です。似た料理にコテージパイがありますが、コテージパイは牛ひき肉を使用するという違いがあります。

家庭料理のため、メニューにないレストランも多いですが、パブではビールと共に味わうメニューとして提供されていることも。また、電子レンジで温めて食べるお総菜として、スーパーでは定番商品です。ホテルに電子レンジがある場合は、試してみてはいかがでしょうか。

パイ&マッシュ 

パイ、マッシュポテト、ソースの美味しさが一体化した一品

photo by Ayumi Hirasawa

パイ&マッシュは、甘くない具を包んで焼き上げたパイにマッシュポテトを添え、ソースをかけた、一皿で満足感のあるイギリスのローカルメニュー。パイの具材はお店によってさまざまですが、牛ひき肉、ステーキチャンク(角切り肉)、チキン&マッシュルーム、ベジタリアン向けにマッシュルームや豆のペーストなどがあります。

ソースはパセリを使った緑色のリカーという伝統的なソースか、肉汁を使ったグレイビーソースが定番。食卓にモルトビネガーや塩、ケチャップなどが置かれており、自分好みの味に調整して食べることができます。

パイ&マッシュは「安くておいしく、お腹いっぱいになる」として、19世紀に労働者階級で人気になり、広まったメニュー。現在ではレストランやパブなど洗練された雰囲気で食べられますが、地元民が通うローカルな専門店で食べるのもおすすめですよ。物価の高いロンドンでも比較的安いメニューなので、さまざまな具材やソースで食べ比べしてみてもいいかもしれません。

スコッチエッグ

見た目も華やかなイギリス定番の軽食

photo by Ayumi Hirasawa

スコッチエッグは、ゆで卵を塩コショウなどで味付けした挽肉で包み、パン粉の薄い衣をつけて、オーブンで焼いたり油で揚げたりしたイギリスの軽食。基本的には冷めた状態で食べる料理です。

レストランやパブなどで提供されているほか、スーパーのお総菜コーナーやマーケットなどでも購入できますよ。

イングリッシュブレックファースト

ボリュームのあるワンプレート朝食

photo by Ayumi Hirasawa

イングリッシュブレックファーストとは、ソーセージ、ベーコン、グリルしたトマトとマッシュルーム、ベークドビーンズ、目玉焼き、トーストなどがワンプレートに盛り付けられたイギリス定番の朝食です。現地では、フルブレックファーストやフルイングリッシュブレックファーストとも呼ばれます。

ボリュームがあるので、観光でたくさん歩く予定がある日の朝食にぴったりですよ!

ハギス

独特な味わいのスコットランドの定番パブメニュー

photo by PIXTA

ハギスは、羊の内蔵を茹でた後ミンチ状にし、オートミールやタマネギなどの食材とともにスパイスやハーブで混ぜ、塩コショウやウイスキーで味付けし、羊の胃袋で包んだ一風変わったスコットランドの伝統料理です。

食べる際は、茹でたマッシュポテトやカブとともに、胃袋を取り除いて中身のみを食べるのが一般的。味は羊の内臓や脂特有のクセがあり、「おいしい」という人と「まずい」という人にきっぱり分かれる独特なお味。

現地ではウイスキーをかけて食べるのが定番で、ハギスの濃厚な風味にウイスキーの強い風味がマッチします。スコットランドのパブの定番メニューなので、気になる方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

コーニッシュパスティ 

素朴な味わいで万人から愛されるペストリー

photo by pixabay

コーニッシュパスティはイギリス南西部のコーンウォール地方発祥の食事系ペストリーパイです。見た目はシンプルな半月型のパイで、中には牛肉、じゃがいも、玉ねぎ、スィードというカブの一種を味付けした具材が入っています。シンプルな具材と味付けで、イギリス料理の中でも特に日本人の舌に合うと言われていますよ。

コーンウォール地方にはコーニッシュパスティの専門店が数多くあり、手軽に食べられる軽食として老若男女から愛されています。最近ではイギリス各地で売られるようになり、マーケットや屋外イベントの屋台でも販売されているので、見かけたら味わってみては?

アフタヌーンティー

ロンドン発祥の優雅な喫茶文化

photo by Unsplash

近年日本でも人気のアフタヌーンティーですが、発祥は19世紀半ばのロンドン。貴族やその婦人が社交を目的として、夕方4、5時頃に紅茶と軽食やスイーツを食しながら会話を楽しんだことがはじまりです。

基本的なアフタヌーンティーのメニューは、紅茶とともにサンドウィッチ、スコーン、ケーキなど。アフタヌーンティーの本場・ロンドンでは、さまざまな高級ホテルやティールームでアフタヌーンティーを体験できるので、ぜひ予算や自身のこだわりに合わせてお店を選んでみてくださいね。

ショートブレッド

サクホロ食感の万人から愛されるお菓子

photo by pixabay

ショートブレッドはスコットランドの伝統的なクッキー。主な材料はバター、砂糖、小麦粉とシンプルですが、サクサクホロホロの食感とバターの豊かな風味の素朴なおいしさに手が止まらないお菓子です。なお、「ブレッド」という名前ですが、パンのようにフワフワしていなく、クッキーとビスケットの中間のような食感。

ショートブレッドは、もとはクリスマスや新年のお祝いの際に食べられることが多いクッキーでした。今ではスーパーでも年中気軽に買うことができ、日常のおやつや紅茶やコーヒーのお供として愛されています。日本人の舌にも合うシンプルなお菓子なので、お土産にもおすすめですよ。

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イギリスといえばこの文化とエンタメ&スポーツ6選

イギリスは数々の世界的バンドや作家を生み出してきたエンタメの国。そして、全世界に熱狂的なサポーターを持つサッカーリーグやテニス大会の開催地でもあります。ここでは、一度は訪れてみたい、イギリスのエンタメとサッカーの聖地についてご紹介します。

ビートルズ/アビー・ロード(ロンドン)とリヴァプール

伝説の世界的バンド・ビートルズゆかりのスポットが満載

photo by PIXTA

1960年から1970年にかけて活動し、今もなお全世界から愛される伝説のバンド・ビートルズ(The Beatles)。イングランド北西部の都市・リヴァプール出身の4名のメンバーから成るバンドです。

彼らの故郷・リヴァプールには、メンバーの生い立ちやバンドのヒストリーについて学べる博物館「ビートルズストーリー」、ビートルズメンバーのブロンズ像(The Beatles Statue)、ビートルズにインスパイアされたホテル「ハードデイズナイトホテル」、彼らの曲の曲名になっているストリート「ペニーレーン」など、ビートルズゆかりのスポットが数多くあります。

また、ビートルズファンが最も多く訪れるスポットといえば、外せないのがロンドンにある「アビーロード(Abbey Road)」。彼らの11作目のアルバム『Abbey Road』は、主にアビーロードスタジオというスタジオで収録され、そのジャケット写真は目の前にある通り・アビーロードの横断歩道で撮影されました。この横断歩道はビートルズの聖地として今もなお世界中からファンが訪れ、ジャケット写真を模した記念撮影を行う人々が絶えません。

アビー・ロードの基本情報

住所

Abbey Road, London NW8 9DD, UK

電話

-

営業時間

24時間

休館日

なし

アクセス

地下鉄セント・ジョーンズ・ウッド(St.John’s Wood)駅から徒歩約5分、地下鉄メイダ・ヴェール(Maida Vale)駅から徒歩約11分

※車道上なので撮影等の際は要注意

料金

無料

プレミアリーグ/サッカー

日本人選手も複数在籍する世界中で人気のリーグ

photo by Unsplash ※画像はイメージです

イングランドのみならず、世界中に熱狂的なファンが多いサッカーのプロリーグ・プレミアリーグ。イングランドのプロサッカー1部リーグのことで、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、アーセナル、チェルシーなど全20チームが優勝をめざして熱戦を繰り広げています。毎年ファイナル戦が近くなるに連れ、スポーツパブは観戦客で大賑わい!時にはサポーターが街中を練り歩いてエールを送るなど、大きな盛り上がりを見せます。

プレミアリーグのチームには日本人選手も多数在籍。2025年7月現在、三笘 薫選手(ブライトン)、遠藤 航選手(リヴァプール)、鎌田 大地選手(クリスタル・パレス)、菅原 由勢選手(サウサンプトン)が活躍しています。サッカーが好きな方は、現地のスタジアムで観戦してみてはいかがでしょうか?本場のサポーターの熱気に興奮することまちがいなしです!

アーセナル エミレーツスタジアムの基本情報

住所

Hornsey Rd, London N7 7AJ, UK

電話

+44 020 7619 5000

営業時間

試合に準ずる

休館日

試合に準ずる

アクセス

地下鉄アーセナル(Arsenal)駅から徒歩約5分、地下鉄ハロウェイ・ロード(Holloway Road)駅から徒歩約6分、鉄道ドレイトン・パーク(Drayton Park)駅から徒歩約4分

料金

チケットによって異なる

公式サイト

https://www.arsenal.com/the-club/emirates-stadium

ウィンブルドン/テニス

グランドスラムで最も歴史の長い大会

photo by Unsplash ※画像はイメージです

テニスには世界最高峰の四大大会「グランドスラム」があり、「全豪オープン」「全仏オープン」「全米オープン」と並ぶもう1つがロンドン・ウィンブルドンで開催される「ウィンブルドン」です。1877年から男子シングルス大会、1884年から女子シングルス大会が開催されている、四大大会の中でも最も歴史の古い大会です。

ウィンブルドンの試合は、ウィンブルドンにあるオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブを会場として、毎年原則として6月最終月曜日から2週間の日程で開催されます。

チケットは事前購入と当日購入の2つの方法がありますが、世界中のファンが殺到するため、倍率がかなり高いことで有名です。事前購入は抽選制ですが、かなりの高倍率。また、当日購入は先着順で、毎年前日からテントを張って待機する人々が列をなす光景が名物となっています。

オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(The All England Lawn Tennis & Croquet Club)の基本情報

住所

Church Rd, London SW19 5AG, UK

電話

+44 020 8944 1066

営業時間

試合に準ずる

休館日

試合に準ずる

アクセス

地下鉄サウスフィールズ(Southfields)駅から徒歩約15分、バス停ウィンブルドン・テニス・クラブ&ミュージアム(Wimbledon Tennis Club and Museum)から徒歩約1分

料金

チケットに準ずる

公式サイト

https://www.wimbledon.com/index.html

2階建て(ダブルデッカー)バス

一度は乗ってみたい、ロンドンを象徴する真っ赤なバス

photo by Ayumi Hirasawa

 「ロンドンの乗り物」と聞いて多くの人の頭に浮かぶのが、2階建ての真っ赤なバスではないでしょうか。このバスは「ダブルデッカーバス」と呼ばれ、市民や観光客の欠かせない足として市内を網羅しています。

ロンドンのバスは、乗車時間や距離にかかわらず、料金は一律1.75ポンド(約348円)。そして、1時間以内の乗り換えであれば、追加料金はかかりません。また、1日の上限額が5.25ポンド(約1,045円)ときまっているので、1日に3回以上乗った場合はそれ以上追加料金はかかりません。地下鉄よりも料金が安いため、筆者はロンドンではバスを頻繁に利用しています。

ダブルデッカーバスに乗るなら、2階の一番前の席がおすすめ。広い窓から景色が見渡せるので、まるでアトラクションに乗ったような気分を味わえますよ。

ハリー・ポッター

憧れの「9と3/4番線」への突入を再現しよう!

photo by Ayumi Hirasawa

史上最も売れた小説シリーズであり、2007年に全7巻で完結した今もなお熱狂的な人気を誇る『ハリー・ポッター』シリーズ。その作者であるJ・K・ローリングはイギリス出身であり、ハリー・ポッターシリーズの舞台もイギリスであることから、イギリスにはハリー・ポッターに関連するスポットが点在しています。

数あるスポットの中でもアクセスしやすく、多くのハリー・ポッターファンが訪れるのは、鉄道キングス・クロス駅。イギリス国内やヨーロッパ本土へアクセスする電車が集まるロンドンの主要駅ですが、ハリー・ポッターファンの聖地としても多くの観光客が訪れます。

駅内には、映画で登場する9と3/4番線を再現した場所があり、ハリーのように壁に勢いよく突っ込んでいく様子を模して記念撮影をすることも。なお、写真撮影待ちの観光客で常に長い列ができているので、時間に余裕をもって訪れるようにしましょう。

また、その近くにはお土産店もあり、Tシャツや杖、キーホルダーなどさまざまなハリー・ポッターグッズを購入できますよ。

キングス・クロス駅(King’s Cross)の基本情報

住所

Euston Rd, London N1 9AL, UK

電話

+44 345 711 4141

営業時間

24時間

休館日

なし

アクセス

鉄道キングス・クロス駅(King’s Cross)構内

料金

無料

公式サイト

https://www.kingscross.co.uk/harry-potters-platform-9-34

シェイクスピア/グローブ座(ロンドン)

現代文学にも今なお影響を与える16世紀の劇作家

Shakespeare's Globe, London, England by Diego Delso is licensed under CC BY-SA 4.0

名作の数々を世に生み出し、今もなお日本を含む世界中で数多くの舞台が公演されている劇作家のウィリアム・シェイクスピア。1564年にイングランド中部に生まれ、20代後半でロンドンに移り、『ロミオとジュリエット』『ハムレット』『リア王』『マクベス』など、悲劇や喜劇、史劇とさまざまなジャンルの作品を生み出しました。

シェイクスピアや舞台観劇に興味がある方におすすめなのがロンドンにある「グローブ座(Shakespeare’s Globe)」。1599年にシェイクスピアと彼の劇団が建設した野外劇場のグローブ座を再現したもので、シェイクスピア作品を中心とした演劇の観劇を楽しめます。ステージから遠い席であればなんと5ポンド(約995円)から観劇が可能な作品もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!

グローブ座(Shakespeare’s Globe)の基本情報

住所

21 New Globe Walk, Bankside, London SE1 9DT, UK

電話

+44 020 7401 9919

営業時間

公演やツアーに準ずる

休館日

なし

アクセス

地下鉄ブラックフライアーズ(Blackfriars)駅から徒歩約10分、地下鉄・鉄道ロンドンブリッジ(London Bridge)駅から徒歩約15分

料金

チケットやツアーによって異なるため、公式サイトを確認

公式サイト

https://www.shakespearesglobe.com/

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イギリスといえば!たくさんの魅力を堪能しよう

この記事では、「イギリスといえば!」といえる観光スポットやグルメ、エンターテインメントについて詳しくご紹介しました。今回ご紹介したスポットは、ロンドン市内やロンドンから日帰りでアクセスできる場所も多いので、ぜひ事前に計画を立てて、効率よくさまざまなスポットを訪れてみてくださいね。

また、たっぷりイギリスに滞在できる方や2回目以降のイギリス旅行の方は、ロンドンから足を伸ばして湖水地方やスコットランドのエディンバラに訪れるのもおすすめ。都会のロンドンとは一味違う、のどかな自然の風景や中世イギリスの雰囲気を満喫できますよ。

この記事を参考に、充実したイギリス旅行を楽しんでくださいね!

※記事内の価格は​​2025年7月22日のレート、1ポンド=199円で計算しています。

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