
世界三大瀑布でいちばん大きいスポットは?行き方やみどころも徹底解説!
この記事では世界三大瀑布について特集します。いちばん大きいのはどの滝なのか、どうやって選ばれたのか、他にふさわしい滝はないのかなどの疑問点について解説。それぞれの滝の行き方やベストシーズン、みどころについても紹介します。


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世界三大瀑布とは?

世界三大瀑布は、数ある世界三大〇〇のなかでもとくに有名な名所。下記の3つの滝を指します。
- ナイアガラの滝:北アメリカ大陸
- イグアスの滝:南アメリカ大陸
- ヴィクトリアの滝:アフリカ大陸
ナイアガラ、イグアス、ヴィクトリアの滝は世界でも圧倒的に規模が大きな滝として有名。世界三大瀑布という呼び名にふさわしい滝だといえます。
世界三大瀑布には、3つの滝それぞれが2つの国にまたがっているという共通点があります。
- ナイアガラの滝:カナダとアメリカ
- イグアスの滝:アルゼンチンとブラジル
- ヴィクトリアの滝:ジンバブエとザンビア
いずれの滝も国境にあって2つの国からアクセスできますよ。
世界三大瀑布の基本データ
それぞれの滝はどのような大きさなのでしょうか?いちばん大きな滝はどれなのか、わかりやすく比較してみましょう。
滝の高さ(落差)
- ナイアガラの滝:56~58m
- イグアスの滝:64m〜82m
- ヴィクトリアの滝:108m
滝の高さは、ヴィクトリアの滝が1位です。
滝の幅
- ナイアガラの滝:1,203m
- イグアスの滝:4,500m
- ヴィクトリアの滝:1,708m
滝の幅はイグアスの滝が1位です。
1年間の平均水量
- ナイアガラの滝:2,406㎥/秒
- イグアスの滝:1,745㎥/秒
- ヴィクトリアの滝:1,088㎥/秒
1年間の平均水量はナイアガラの滝が1位です。ただしヴィクトリアの滝やイグアスの滝は雨季と寒気で水量が大きく異なるため、最大水量の時期にはイグアスの滝の水量がもっとも多いといわれています。
幅と高さを合わせたスケール感、最高時の水量などを合わせると、イグアスの滝が世界最大で、2位は僅差でヴィクトリアの滝、ナイアガラの滝は上位2つに比べるとややスケールが小さいといわれています。
ここからは世界三大瀑布それぞれの魅力やみどころに迫りましょう。
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ナイアガラの滝(カナダ・アメリカ)

ナイアガラの滝は、五大湖のエリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ川にある滝。カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州を分ける国境になってますが、滝の真ん中が国境になっているわけではなく、ナイアガラの滝は3つの滝にわかれています。
カナダ滝
国境のカナダ側にあるのが、カナダ滝。ナイアガラの滝の紹介でよく見る湾曲した滝の画像はこのカナダ滝です。馬の蹄のような形から馬蹄滝(Horseshoe Falls)とも呼ばれる滝の幅は675mで落差は56m。ナイアガラの滝を構成する3つの滝のうちでもっとも大きな滝です。
またナイアガラの滝の観光客の9割が訪れるともいわれており、周囲にはお土産ショップやカジノ、ゲームセンターなどの商業施設がたくさん。一大観光地になっています。
アメリカ滝とブライダルベール滝
国境のアメリカ側にあるメインの滝はアメリカ滝。幅330m、落差58mで2番目に大きな滝です。
ブライダルベール滝もアメリカ側に位置し、アメリカ滝のすぐ横、幅15m、落差55mの滝です。幅15mの滝は日本ならかなり大きく見えるはずですが、ナイアガラではアメリカ滝の影に隠れてほとんど認識できません。
アメリカ側の滝の周囲はニューヨーク州立公園として整備され、森林などの自然が保護された公園になっています。
豊富な水量と水の美しさが魅力
世界三大瀑布の中でも、ナイアガラの滝は年間の平均水量が1位。いつ訪れても大迫力の流れを見られます。とはいえもっとも多いのは春から初夏。年平均の2,406㎥/秒に対して、ピークシーズンには約5,720 m³/秒となります。
透明度が高く美しいエメラルドグリーン色の水も魅力です。
ナイアガラの滝のみどころ

幅が広く、国境も挟んでいるナイアガラの滝にはいろいろなみどころがあります。観光地化されているだけに、滝の魅力を簡単に満喫できますよ!
テーブル・ロック
ナイアガラの滝を代表するスポットといえば、カナダ側にあるテーブル・ロック。カナダ滝の目の前まで迫っている平らな岩場が絶景の展望ポイントです。目の前に広がるカナダ滝は圧巻!お土産ショップやレストラン、案内所などがあるナイアガラ観光の中心地なので、他の方法でカナダ滝を楽しむ場合も、とりあえずここだけは外せません。
観光船
滝の迫力を体感するならおすすめなのが観光船。全身に水しぶきを浴びるほど滝壺のすぐ近くまで小型の船で迫ります。
カナダ側から運行しているのはホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ。 赤いポンチョが目印です。アメリカ側から運行しているのは霧の乙女号。こちらは 青いポンチョが目印となっています。
スカイロン・タワー
ナイアガラの滝を見下ろす展望タワーも人気。いくつかのタワーがあるなかでとくに有名なのはカナダ側のスカイロン・タワーです。高さは236m。カナダ滝とアメリカ滝の正面にあるので、両方の滝の全景を一望できます。室内展望台だけでなく、屋外デッキや360度回転する展望レストランもありますよ。
ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ
ナイアガラの滝は裏側を見ることができる「裏見の滝」。ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズはナイアガラの滝の裏側に行くアトラクションです。
狭い通路を通っていくと出るのは、カナダ滝の裏側が見られる穴。全身がびしょ濡れになるので覚悟して行ってください。
ナイトイルミネーション
ナイアガラの滝は夜のライトアップでもおなじみ。滝が色とりどりの光で照らされ、とても幻想的な光景が広がります。このライトアップは1860年にイギリスのウェールズの王女の訪問を祝ったのがきっかけ。当時は発煙筒で滝を照らしました。その後も行事があるたびに滝を照らすのが定番に。1925年には早くも常設のライトアップがスタートしました。
ナイトイルミネーションはカナダ滝とアメリカ滝の両方で日没後から深夜2時まで開催。初夏から秋までは毎日夜10時に5分間ほど花火も打ち上げられます。
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ナイアガラの滝への行き方

日本からナイアガラの滝へ行く場合、カナダ側、アメリカ側のどちらを訪れるかで、行き方は変わってきます。
カナダ側はトロント・ピアソン国際空港から
先述のようにナイアガラの滝の観光客の9割が訪れるのはカナダ滝です。
カナダ滝の最寄りの空港はトロント・ピアソン国際空港で、日本からの直行便もあります。空港からナイアガラの滝までは車で約1時間30分。バスやタクシー、レンタカーを利用してアクセスできます。ナイアガラ・エアバスという直通のシャトルバスも便利ですよ。
カナダ側の観光の拠点となるのはナイアガラ州のナイアガラフォールズ市ですが、他の観光にも便利な近隣の都市はトロントになります。市内からナイアガラの滝へは電車やバス、車で約2時間。電車とバスの主な出発地はトロントで1番大きなユニオン駅です。土日・祝日にはナイアガラの滝への直通列車もあります。
アメリカ側はバッファロー・ナイアガラ国際空港から
アメリカ側の2つ滝への最寄り空港はバッファロー・ナイアガラ国際空港。残念ながら日本からの直行便はないので、アメリカの国内線でアクセスします。空港からナイアガラの滝までは、バスやタクシー、レンタカーを利用。バッファロー国際空港にも直通でナイアガラの滝へ行けるナイアガラ・エアバスがあります。アメリカ側の滝までの所要時間は、渋滞がなければ約45分です。
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ナイアガラの滝のベストシーズンは?

ナイアガラの滝は四季を通じてある程度の水量がキープされている滝なので、いつ行っても楽しめます。
春は雪解け水によって水量が増えはじめ、周囲にはたくさんの花が咲くシーズン。初夏には水量がとくに増え、水煙が立ち昇るほどになります。秋には木々が色づき、紅葉の赤や黄色とエメラルドグリーンの滝のコントラストが見事。
そして冬には世界三大瀑布唯一の氷瀑を見ることができます。凍りつくのは滝の一部ですが、滝のうえを氷のかけらがすべり落ちていく様子も迫力がありますよ。
イグアスの滝(ブラジル・アルゼンチン)

ブラジルとアルゼンチンにまたがるイグアスの滝は、そのスケールの大きさでナイアガラの滝をはるかにしのぐといわれる滝。実はイグアスの滝はひとつの滝ではなく大小275の滝の総称で、滝全体の幅は約4,500mにもなります。
イグアスの滝は周辺の環境も含めて世界自然遺産に登録。イグアスの滝国立公園はブラジル側が18万5,000ヘクタール、アルゼンチン側が6万5,000ヘクタールあり、両国とも世界遺産に登録されています。滝だけでなく動植物などアマゾンの豊かな自然が残っているのが登録理由のひとつです。
アルゼンチン側とブラジル側、どちらがおすすめ?
国境にあるイグアスの滝は、全体のうち80%がアルゼンチン側、残りの約20%がブラジル側にあります。
滝を間近で楽しめるのはアルゼンチン側。一方のブラジル側にはイグアスの滝全体をパノラマで眺めるというメリットがあります。
イグアスの滝のみどころ

広大なイグアスの滝にはたくさんのみどころがあります。とくに見逃せないスポットやアトラクションをまとめて紹介しましょう。
みどころは悪魔ののどぶえ
全体が大きなU字型になっていて、その途中にたくさんの滝が落ちているイグアスの滝。最大のみどころはなんといってもU字型の最奥にある巨大な滝です。悪魔ののどぶえと呼ばれるこの滝の幅は約150mですが、U字に曲がっているので総延長は約700mにもなります。高さは82m。雨季には悪魔ののどぶえだけで約7,000㎥/秒もの水量となります。
アッパートレイルとローワートレイル
アルゼンチン側には、イグアスの滝を上から眺めるアッパートレイルと下から見上げるローワートレイルがあります。
アッパートレイルは全長約650mのコース。崖の上から水が流れ落ちる様子を見ることができます。ローワートレイルは全長約1,700mで、滝壺の間近にアクセスできます。こちらはジャングルの中を進む冒険気分が味わえるのも魅力。ただしアップダウンが多く、コースは滑りやすいので注意が必要です。
サン・マルティン島
サン・マルティン島はイグアスの滝の中洲にある小さな島。アルゼンチン側からボートに乗ってアクセスします。島には展望台があり、目の前に迫る滝を見られるのが魅力。ボートの運賃は無料で、10分おきに運航しています。
ブラジル側の展望コース
ブラジル側からはイグアスの滝全体を一望できるのが大きな魅力。とはいえ近くに行けないのかというと、そんなことはありません。ブラジル側の国境線も悪魔ののどぶえのすぐそばまで迫っているので、びしょ濡れになるほど近づくことができます。
滝上にある展望コースを歩いていくと、まずは滝の全体像が出現。そこから遊歩道を歩いて滝のすぐそばへ向かって行きます。悪魔ののどぶえに近づくと、水しぶきがすごくて写真も撮れないほど。滝の迫力を満喫できますよ。
ボートツアー
ボートツアーはアルゼンチン側とブラジル側の両方から出ています。濡れると困るものはツアーの最初に渡されるビニール袋に入れ、水着にカッパを着て出発。滝壺に迫っていくと、強いシャワーを浴びるくらいの勢いでびしょ濡れになります。目を開けていられないくらいの水しぶきはなかなかできない体験ですよ。
ヘリクルーズ
ブラジル側の国立公園入口の手前からはヘリクルーズに参加することができます。4人から7人乗りのヘリが次々に回遊しているアトラクションのようなスタイル。予約なしで気軽に乗れるのが魅力です。
時間は10分から15分ほど。広大な国立公園の上空を飛んでからイグアスの滝に近づいていきます。上空から見るとイグアスの滝の規模と大小の滝の数の多さがよくわかりますよ。
トレッキング
イグアスの滝は広大な国立公園のごく一部。イグアス国立公園は東京都ほどの広さがあります。そんな大自然を楽しめるトレッキングもおすすめ。1時間ほどで回れるルートもあり、コースは歩きやすいので初心者でも楽しめます。
イグアスの滝への行き方

日本からイグアスの滝へ行く場合、アルゼンチン側から行くかブラジル側から行くかで方法が異なります。
アルゼンチン側は首都ブエノスアイレスから
イグアスの滝へのアルゼンチン側の出発点は首都のブエノスアイレス。ここからバスまたは飛行機で近くの拠点となるプエルト・イグアスへ向かいます。
バスの場合はブエノスアイレスのテルミナルデオムニブスというバスターミナルから長距離バスに乗って約18時間。プエルト・イグアスからは路線バスのリオウルグアイに乗り変えれば約40分でイグアスの滝に到着します。
飛行機の場合はホルヘ・ニューベリー空港かエセイサ国際空港からイグアスの滝国際空港まで約2時間。ここから直接タクシーでイグアスの滝に向かうか、相乗りタクシーでプエルト・イグアスに行ってからリオウルグアイに乗り換えます。
ブラジル側はサンパウロから
ブラジルからイグアスの滝へ向かう場合の出発点はサンパウロ。長距離バスまたは飛行機で拠点となるフォス・ド・イグアスに向かいます。
長距離バスの移動時間は約18時間。フォス・ド・イグアスからは市バス120番のカタラタス行きに乗れば約30分でイグアス国立公園に到着します。
飛行機の場合は、サンパウロ・グアルーリョス国際空港からフォス・ド・イグアス国際空港まで約1時間30分。フォス・ド・イグアス国際空港からは市バス120番のカタラタス行きに乗り、約30分でイグアスの滝の施設に到着します。
イグアスの滝のベストシーズンは?

イグアスの滝には雨季と乾季があります。おすすめは雨季の10月〜3月。水量が多くなるので迫力のある滝を見ることができます。ただしとくに水量が増える12月から1月は注意が必要。この時期はあまりにも流れが激しすぎて水に泥が混ざる季節。滝が茶色くなってしまいます。
一方、乾季である4月〜9月は水量が減るので雨季と比べると滝の迫力が減ってしまいます。ただし水しぶきが減るためきれいな写真が撮れやすく、乾季で天候が安定しているのはうれしいポイント。岩盤の様子なども乾季の方がよくわかります。
ヴィクトリアの滝(ザンビア・ジンバブエ)

ヴィクトリアの滝は現地ではモシ・オワ・トゥーニャ(雷鳴のする水煙)と呼ばれていた滝。今でもジンバブエではヴィクトリアの滝(ヴィクトリア・フォールズ)、ザンビアではモーシ・オワ・トゥーニャという名で呼ばれています。
滝の幅は1,708m、最大落差は108mで、平均水深は約100m。雨季と換気で水量が極端に変わるのも特徴で、雨季の最大時には約8,300/秒も流れ、50km先から見えるほどの水煙が立ち上るのに、乾季の最小時には約300/秒になってほとんどの岩が露出してしまうこともあります。
鳥類やユニークな地形と合わせて世界遺産に登録

ヴィクトリアの滝は世界最大級の滝というだけでなく、絶滅危惧種の鳥類の繁殖地としても評価され、世界自然遺産に登録されています。
またヴィクトリアの滝は幅の広いザンベジ川のすべての水が落下し、その先でいきなり峡谷になるというユニークな地形。しかも滝の位置は侵食によって今も上流側に移動し続けています。これも世界遺産に選ばれた理由のひとつです。
ヴィクトリアの滝への行き方
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ヴィクトリアの滝への行き方はジンバブエ側かザンビア側かで異なります。それぞれの方法を解説しましょう。
ジンバブエ側はヴィクトリアフォールズ町が拠点
ジンバブエ側の拠点はヴィクトリアフォールズ町です。町からヴィクトリアの滝までは1.2kmメートルほどの距離。国立公園に近いホテルに泊まれば滝まで歩いていけます。
最寄りの空港はヴィクトリアフォールズ空港ですが、日本からの直行便はないのでヨハネスブルグ国際空港経由で向かいます。空港からヴィクトリアフォールズ町までは車で約30分。街までの公共交通機関がないため、タクシーを利用するのが便利です。
ザンビア側はリヴィングストンが拠点
ザンビア側から行く場合の拠点となる町はリヴィングストン。最寄りの空港はリヴィングストン空港ですが、日本からの直行便はないのでヨハネスブルグ国際空港から向かいます。空港からヴィクトリアの滝までは車で約20分。こちらも公共交通機関がないのでタクシーを利用するのが便利です。
リヴィングストンの町からヴィクトリアの滝までは約10km。観光客はタクシーで向かうのが一般的です。
ヴィクトリアの滝のみどころ

ヴィクトリアの滝には、一生の記憶に残りそうなみどころスポットがたくさんあります。とくにおすすめのスポットをまとめて紹介しましょう。
メインフォールズ
ヴィクトリアの滝の上流はいくつもの中洲で区切られいるため代表的なものだけでも5つの滝があります。そのなかでも最大の規模の滝がメインフォールズ。ここに行くにはジンバブエ側から遊歩道を進んでいきます。
水量の多い時期には滝つぼに落ちる水が滝の高さをはるかに超えて舞い上がる様子が見える場所。豊富な水が支える熱帯雨林の豊かな生態系もみどころです。
デビルズプール
ヴィクトリアの滝でいちばんのSNS映えスポットが、デビルズプール。滝が流れ落ちる場所の淵にできた天然のプールです。プールに入ることができるのは水量が少ない9月から12月ごろ。滝の上にあるリヴィングストン島の西50mほどの位置にあり、ツアーに参加しなければ訪れることはできません。
水量が多いとツアーも中止になりますが、その場合には水の流れがもっと穏やかなエンジェルズプールにいくこともできます。
ナイフ・エッジ・ブリッジ
ナイフ・エッジ・ブリッジは、ザンビア側の入り口から少し歩いたところにある長さ約40mの展望ポイント。崖のすぐ近くにあり、水しぶきが吹き上がると下からのシャワーを浴びるような体験ができます。美しい虹が見えるポイントとしても有名です。
デンジャラスポイントなどの断崖の眺めも絶景ですよ。
ヘリコプターツアー
峡谷の先にいきなり巨大な滝が広がるヴィクトリアの滝は地上からでは全体を見ることが難しい滝。そのためヘリコプターツアーが人気を集めています。時間は約15分から30分と気軽に体験できるのがポイント。
滝や渓谷、上流のザンベジ川の絶景も一望できます。ヴィクトリアの滝のユニークな形は空から見るとさらに感動的。運がよければゾウやライオンなどの野生動物の姿が見えるかもしれません。
ラフティング
滝の下流ではラフティングも楽しむことができます。ただし激流で難度の高いコースとして有名。コース上の難所には「沸騰する鍋」や「天国への階段」などの恐ろしい名前がついています。水量の少ない時期には滝壺の近くからスタートすることもできますよ。
サファリツアー
ヴィクトリアの滝の上流は野生動物の宝庫。四輪駆動車やボートに乗って動物を観察するサファリツアーも人気です。ザンビア側のモシ・オア・トゥニャ国立公園はシロサイがいることで有名。ゾウやバッファロー、キリン、シマウマ、ヌー、カバなどに出会えるかもしれません。
またゾウとふれあい、背中に乗ったり一緒に散歩したりできるアクティビティもあります。
ヴィクトリアフォールズ橋
ヴィクトリアフォールズ橋はヴィクトリアの滝がある峡谷に続く第二の峡谷にかかる橋。流れ落ちた滝が狭い谷に流れ込んでいる様子を見ることができます。またヴィクトリアフォールズ橋はバンジージャンプでもおなじみ。国境上の高さ111mの鉄橋からザンベジ川の峡谷に向かって飛び降ります。
ヴィクトリアの滝のベストシーズンは?

増水期と渇水期でまったく見た目が異なってしまうヴィクトリアの滝。訪れる時期がもっとも重要になります。ベストシーズンはいつなのでしょうか?
増水期
滝の水量が多くなるのは2月から5月。ピークは4月です。この時期には満月の夜には月明かりで虹が見えることもあります。ただし増水期は水しぶきが多すぎて滝を見ることが難しいのは大きなデメリット。そのため実は観光にはあまり向いていない時期だともいわれています。
渇水期
滝の水量が少なくなるのは9月から1月。ピークは11月です。滝は崖の一部から落ちるくらいになります。ただしこの時期は水しぶきに邪魔されることなく滝全体を見渡せるのがメリット。滝壺に降りることもできます。
ベストシーズンは1月〜2月と6月〜8月
ヴィクトリアの滝がちょうどいい水量になるのは、増水木と渇水期の間の1月から2月と、6月から8月。水量が比較的落ち着いている時期なので、水しぶきに邪魔されることなく迫力ある滝を見ることができます。
世界三大瀑布に行こう!
世界三大瀑布は、数ある世界三大〇〇のなかでも人気が高い観光名所。そのスケールと迫力は日本では絶対に体験できません。まずは比較的ハードルの低いナイアガラの滝から訪れて、三大瀑布の制覇をめざしてみてはいかがでしょうか。
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