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日本三大鍾乳洞はどこ?各洞窟の見どころや特徴をご紹介!

日本三大鍾乳洞は日本全国の鍾乳洞の中でも特別な存在だといわれる3つの鍾乳洞。日本三大祭りや日本三大夜景などたくさんある日本三大〇〇のひとつです。ではその3つはどの鍾乳洞なのでしょうか。 今回は、日本三大鍾乳洞を特集。それぞれの鍾乳洞の特徴と魅力を紹介しますので、ぜひ観光の参考にしてくださいね! 

ライター
NEWT編集部
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日本三大鍾乳洞は日本全国の鍾乳洞の中でも特別な存在だといわれる3つの鍾乳洞。龍泉洞(岩手県)、秋芳洞(山口県)、龍河洞(高知県)が選ばれています。

今回は、日本三大鍾乳洞を特集。それぞれの鍾乳洞の特徴と魅力を紹介するので、ぜひ観光の参考にしてくださいね! 

Contents

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日本三大鍾乳洞とは?

photo by Pixta

日本三大鍾乳洞に選ばれているのは、以下の3つです。

  • 龍泉洞(岩手県)
  • 秋芳洞(山口県)
  • 龍河洞(高知県)

この3つの鍾乳洞はいずれも国の天然記念物に選ばれています。 

日本三大鍾乳洞は誰が決めた?

日本三大鍾乳洞という言葉を広めたのは、日本ケイビング協会です。1959年に発足し、1996年に日本洞窟学会と合併して活動を終えた鍾乳洞調査団体です。その初代会長の山内浩氏が、とくに素晴らしい鍾乳洞だということで調査に力を入れた鍾乳洞がこの3つだったことから、日本三大鍾乳洞と呼ばれるようになりました。 

日本三大鍾乳洞に異論・異説はない?

日本三大〇〇は意見が分かれているものもよくあります。

たとえば日本三大滝や日本三名瀑は、栃木県の華厳の滝、和歌山県の那智の滝、茨城県の袋田の滝ということもあれば、岐阜県の養老の滝や宮城県の秋保大滝が入ることも。

日本には素晴らしい鍾乳洞がたくさんありますが、三大鍾乳洞に異説はなく、日本三大鍾乳洞といえば龍泉洞・秋芳洞・龍河洞だと広く認識されています。

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日本三大鍾乳洞の特徴

photo by Pixta

日本三大鍾乳洞は、それぞれにまったく違う魅力を持った鍾乳洞です。ひとことで表現すると

  • 地底湖が美しい龍泉洞
  • 巨大なスケールの秋芳洞
  • 貴重な文化遺産がある龍河洞

という特徴があります。ここからは、3つの鍾乳洞の見どころや特徴を紹介していきましょう。 

龍泉洞(岩手県岩泉町)

photo by Pixta

岩手県岩泉町にある龍泉洞は、わかっている部分だけで総延長が4キロほどある鍾乳洞。現在はそのうち700メートルが一般公開されています。

未踏部分の調査は今も続いていて謎も多く残っている神秘的な洞窟。観光通路からはあまり見えませんが、鍾乳洞の奥に5種類のコウモリが棲んでいるのも特徴で、このコウモリも国の天然記念物に指定されています。 

龍泉洞観光の所要時間

龍泉洞観光の所要時間は、30分から40分。隣接する龍泉新洞科学館の所要時間は10分から15分で、合わせて1時間が目安です。 

龍泉洞の見どころ

龍泉洞の最大の見どころは透明度の高い青く輝く地底湖で、ロマンチックな光景が広がります。また龍泉洞には恋が叶うといわれるスポットもあり、カップルに人気です。 

百間廊下

龍泉洞に入ってすぐに見えてくるのは、長く直線的な通路。これは断層に沿ってできた細長い道です。探索の初期にはここをボートで進んだそうですよ。 

月宮殿

月宮殿はたくさんの鍾乳石が見られる広い空間。鍾乳石が月の世界を思わせることから月宮殿と名づけられました。

ライトアップによって浮かび上がる光景は幻想的。月宮殿から入り口側を見るとハートマークに見えるため、恋が叶うスピリチュアルスポットといわれ、帰りには手をつないでくぐり抜けるカップルが多いそうです。 

地底湖

龍泉洞で発見されている地底湖は8つ。一般公開されているルートにはそのうち3つの湖があります。

水深は、第一地底湖が35メートル、第二地底湖が38メートル、第三地底湖は98メートルもあります。日本名水百選にも選ばれている透明なドラゴンブルーといわれる神秘的な青色が広がります。

第三地底湖は角度によって湖がハート型に見えるため、カップルにも人気です。

第一地底湖展望台

美しい地底湖を上から見下ろせる展望台もあります。龍泉洞のパンフレットなどで有名な写真はここから撮ったもの。つい地底湖の撮影に夢中になりがちですが、天井のつらら石など、鍾乳石にもぜひ注目してください。

龍泉新洞科学館

龍泉新洞は昭和42年に発見された鍾乳洞。昔は龍泉洞と繋がっていた可能性が高い鍾乳洞をそのままを科学館として公開しています。

世界初の自然洞穴科学館には自然のままの貴重な展示がいっぱい。浅い水溜まりの中にできるケイブパールやねじれた鍾乳石のヘリクタイト、炭酸カルシウムの薄い結晶が管になったストローなどを見ることができます。

龍泉洞の基本情報

住所

岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1

電話

0194-22-2566

営業時間

10月〜4月 8:30〜17:00

5月〜9月 8:30〜18:00

休業日

なし※増水等で臨時閉洞をする場合あり

アクセス

JR盛岡駅からバスに乗り、龍泉洞前で下車

料金

大人(高校生以上)1,100円、小・中学生550円

公式サイト

https://www.iwate-ryusendo.jp/ 

秋芳洞(山口県美祢市)

photo by Pixta

山口県美祢市にある秋芳洞は、人気観光スポットである秋吉台国定公園の地下100メートルに広がる鍾乳洞。総延長は国内最大級の約10キロを超え、そのうち約1キロが観光コースとして公開されています。

最大の特徴はスケール感。観光ルートの多くは、幅も高さも数十メートルという圧倒的な大空間になっています。 

秋芳洞観光の所要時間

秋芳洞には3つの入り口があります。最も人気の正面入り口から入って反対側の黒谷口から出れば、所要時間は約60分。ただしこの場合、出発点の駐車場やバス停から遠くなってしまい、土日祝日限定の循環バスに乗るか徒歩で元の場所まで戻る必要があります。

そのため洞窟内を往復して帰るのが一般的。この場合の所要時間は約90分が目安です。

秋芳洞の見どころ

スケールが大きい秋芳洞は、入った瞬間から圧倒される鍾乳洞。各エリアにユニークな見どころがたくさんあります。

また中間地点からエレベーターに乗れば100メートルほど上の地上に出ることも可能。少し歩けばこちらも人気の秋吉台のカルスト台地を見ることもできます。

秋芳洞正面入口

秋芳洞の観光写真でよく使われているのが、正面入り口。岸壁にぽっかりと開いた入り口には滝があり、大量の水が流れ落ちています。

おすすめは午前中の早い時間。朝日が差し込むとその美しさが際立ちます。

青天井

洞窟の中に入ると、いきなり巨大な空間が広がります。ここの名前は青天井。入り口から差し込む光が洞内の川に反射して天井が青く見えるため、そう呼ばれています。

百枚皿

秋芳洞でも人気のスポットのひとつが百枚皿。石灰分を多く含んだ水が斜面を流れることで、石灰石が皿を重ねたように並びました。百枚皿という名前ですが、その数は実は500枚以上にもなります。

千畳敷

千畳敷は秋芳洞でもっとも広いエリアです。一般的な鍾乳洞のイメージとはまったく違うその空間は、高さが30メートルで幅は100メートル!

ドーム状の大空間の下には落石の跡である大きな岩が転がっています。見ると怖くなってしまいますが、落石があったのは少なくとも1万年以上昔で、それ以降、地質は安定しているそうですよ。

黄金柱

黄金柱(こがねばしら)も有名なスポット。天井から流れ出た石灰混じりの水がつくった巨大な石柱状フローストーンです。その高さは15メートル!レースのようにも見える表面の模様が美しく、秋芳洞のシンボルになっています。

秋芳洞の基本情報

住所

山口県美祢市秋芳町秋吉3449番地1

電話

0837-62-0115(秋吉台観光交流センター総合案内所)

営業時間

3月~11月通常期8:30~17:30(閉洞18:30)

12月~2月閑散期8:30~16:30(閉洞17:30 )

休業日

なし

アクセス

JR新山口駅からバスで約40分「秋芳洞」下車

料金

大人(高校生以上)1,300円、中学生1,050円、小学生700円

公式サイト

https://karusuto.com/spot/akiyoshido/

龍河洞(高知県香美市)

By 京浜にけ - Own work, CC BY-SA 3.0

高知県香美市にある龍河洞は、国の特別天然記念物だけでなく史跡にもなっている鍾乳洞。全長は約4キロで、そのうち東本洞と呼ばれる約1キロが観光用に公開されています。

また事前予約すれば体験できる冒険コースや西本洞コースも人気!照明もない暗闇の洞窟をヘッドライトの灯りで探検します。 

龍河洞観光の所要時間

龍河洞の観光コースだけを見る場合、所要時間は約40分が目安。冒険コースは約90分、西本洞コースは約30分の所要時間となっています。

龍河洞の見どころ

龍河洞は山頂付近の盆地に溜まった雨水が長い年月をかけて地中を削った鍾乳洞。立体的な鍾乳洞にはバラエティ豊かな見どころがあります。

雲の架け橋

水の浸食で石灰石がアーチ状に削られてできた美しい鍾乳石。白い雲の橋のように見えるため、雲の架橋と名づけられています。

記念の滝

記念の滝は高さが11メートルもある龍河洞最大の滝。以前の龍河洞はここが終着点だと思われていましたが、昭和6年に洞穴学の草分けである山内浩氏がこの滝の上部を探索して巨大な鍾乳洞を発見。ここが洞窟研究のスタートになったということで、記念の滝と呼ばれています。

神の壺

龍河洞最大の見どころが神の壺。弥生時代にこの洞窟に住んでいた人々の土器が炭酸カルシウムに包まれて鍾乳石になっています。龍河洞が国の特別天然記念物だけでなく史跡にも指定されているのは、この神の壺があるから。

その近くでは、壺を置いておけば鍾乳石に包まれるのかを実験している場所も。昭和12年に置かれた壺は90年近く経った今、表面が少し鍾乳石のようになっているそうです。

冒険コース

冒険コースは事前予約制のケイビングコース。明かりもなく歩道の整備もしていない自然のままの洞窟を200メートルほど探検します。

狭い岩の間をはい進み、体をひねりながら隙間を抜けるなど、かなり本格的!冒険気分を満喫したい人にはおすすめです。

西本洞コース

西本洞コースは、期間限定のケイビングコース。4月29日から9月30日まで事前予約制で開催されています。

西本洞の別名は、水の洞窟。龍河洞を形成してきた地下水の流れを感じながら、洞窟探索を体験できます。ヘッドライトの光とガイドの声を頼りに暗い洞窟を進み、狭い通路や水の流れを越えていく本格的なケイビングを気軽に楽しめるのが魅力です。

龍河洞の基本情報

住所

高知県香美市土佐山田町逆川1424

電話

0887-53-2144

営業時間

3月1日~11月末日 8:30分~17:00、12月1日~2月末日 8:30分~16:30分

休業日

なし※西本洞コースは4月29日~9月30日のみ開催

アクセス

JR土佐山田駅からバスに乗り、龍河洞バス停で下車

料金

大人(高校生以上)1,200円、中人700円、小人550円※冒険コースはプラス1,700円、西本洞コースはプラス1,200円

公式サイト

https://ryugadou.or.jp/ 

日本三大鍾乳洞で幻想的な観光を満喫!

神秘的な地底湖が美しい龍泉洞、巨大な空間に圧倒される秋芳洞、奇跡の文化遺産と冒険が待っている龍河洞。日本三大鍾乳洞はどれも旅のハイライトになるほどの魅力をもっています。

次の旅行は鍾乳洞をメインに計画してみてはいかがでしょうか?

cover photo by Pixta

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