インドネシア語で「ありがとう」は何て言う?旅行で役立つお礼の表現
この記事では、インドネシア語で「ありがとう」の言い方やお礼の表現をご紹介!現地の言葉で感謝を伝えることで旅行先で出会った人たちとのコミュニケーションも円滑に進むでしょう。フレーズを覚えて、インドネシア旅行の際に使ってみては?
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インドネシア語で「ありがとう」の言い方は?
インドネシア語で「ありがとう」を意味する言葉は Terima kasih(トゥリマ・カシー)です。1語に聞こえる言葉ですが、実は2つの単語から成り立っています。「Terima」は「受け入れる」、「kasih」は「愛」という意味があり、2語を合わせると「愛を受け入れる」という、感謝の気持ちを美しく表現する言葉になります。
トゥリマ・カシーには、日本語にないEとRの発音が含まれているのが特徴。「トゥ」の部分に含まれるEは「エ」と「ウ」の中間音で、日本語の「エ」とは異なり、口を軽く開いた状態で発音すると近い音になります。
Rは巻き舌で話す習慣のない日本人にとっては、少しむずかしい発音です。「エル」のように完全な巻き舌を意識しながら「ル」を強調することで、より正確な発音に近づけることができますよ。
「ありがとう」の後に相手の敬称をつけることが多い!
旅行中など、インドネシア語で「ありがとう」と伝える際には、「Terima kasih」だけでも問題ありませんが、「Terima kasih」の後に相手を指す言葉を加えると、より自然で丁寧な印象を与えられます。
相手の代名詞は、性別や年齢、社会的位置づけ、民族や住んでいる場所などによって異なりますが、主に男性と女性に使い分けられます。さらに、語尾に 「ya」 を付け加えると、日本語でいう「ありがとうね」のような親しみや柔らかさを感じさせる表現になります。
カジュアルな省略形もありますが、とてもフランクな表現なので、シチュエーションを間違えないように気をつけましょう。現地の人とより親しくなりたい方や、感謝の気持ちを丁寧に伝えたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 相手が男性の場合
Terima kasih, Pak(トゥリマ・カシー・パッ) - 相手が女性の場合
Terima kasih, Bu(トゥリマ・カシー・ブ) - 相手が友達や子どもの場合
Terima kasih ya(トゥリマ・カシー・ヤ) - フランクな省略形
Makasih / Makasih ya(マカシー/マカシー・ヤ)
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旅行先で使いたい!「ありがとう」の丁寧な伝え方フレーズ
「ありがとう」と一言で言っても、場面や相手に応じた言い方を使い分けることで、感謝の気持ちがより伝わりやすくなります。それぞれの場面に合った「ありがとう」の表現をまとめたので、インドネシア旅行をさらに楽しむための参考にしてみてくださいね。
本当にありがとう
Terima kasih に Banyak(バニャック)を加えると、「本当にありがとうございます」のニュアンスを持つ表現になります。Banyak は「たくさん」「多い」を意味しているので、直訳は「感謝の量が多い」という意味です。
ホテルやレストランですばらしいサービスを受けた際に、「Terima kasih banyak」(トゥリマ・カシ・バニャック)と言うと、心のこもった感謝を伝えることができますよ。
〇〇をありがとう
特定のことに対して感謝を表現したいときは、Terima kasih に atas(アタス)を加えてみましょう。Atas は「上」や「上部」を意味しますが、この場合、「~に対して」という意味で使われます。
「~に対してありがとうございます」と伝える場合は、Terima kasih atas 〇〇という形を使うと、感謝の対象を明確に伝えることができますよ。
助けていただきありがとうございます
「助け」に対する感謝を表現する場合は、Terima kasih atas bantuannya(トゥリマ・カシ・アタス・バントゥアンニャ)と表現できます。
Bantuan(バントゥアン)は「助け」、-nya は「その」を意味し、直訳すると「その助けに対して感謝します」になります。困ったときに助けてもらった相手に感謝を伝える丁寧な表現です。
お時間をいただきありがとうございます
相手の時間を取ってもらったことに感謝を伝えるときは、Terima kasih atas waktunya(トゥリマ・カシ・アタス・ワクトゥンニャ)を使います。
Waktu(ワクトゥ)は「時間」、-nya がつくことで「その時間に対して感謝します」というニュアンスになります。ビジネスやフォーマルな場面でも使える便利な表現です。
ご配慮ありがとうございます
配慮や気遣いに感謝を伝えたい場合は、Terima kasih atas perhatiannya(トゥリマ・カシ・アタス・プラハティンニャ)と言ってみましょう。Perhatian(プラハティアン)は「配慮」「注意」を意味し、-nya をつけることで「その配慮に対して感謝します」という形になります。
本当にお世話になりました
「大変お世話になりました」といったニュアンスを伝えたいときは、Saya sudah sangat merepotkan(サヤ・スダ・サンガッ・ムレポッカン)を使います。
Saya は「私」、sudah は「すでに」、sangat は「とても」、merepotkan は「面倒をかける」「迷惑をかける」という意味になり、相手に対する感謝と申し訳なさの気持ちを表したいときに適しています。
インドネシアで「ありがとう」以外にも使えるフレーズ
最後に、インドネシア語で「ありがとう」以外にも、旅行中に役立つ便利なフレーズをご紹介します。簡単な挨拶をはじめ、「いくらですか?」など、汎用的なフレーズをまとめたので、ぜひインドネシア旅行の際の参考にして、現地の人たちとの交流を楽しんでみてくださいね!
日本語 | インドネシア語 | 読み方 |
---|---|---|
こんにちは(10時~16時頃) | Selamat siang | スラマット・シアン |
こんにちは(16時~18時頃) | Selamat sore | スラマット・ソーレ |
おはよう | Selamat pagi | スラマット・パギ |
元気ですか? | Apa kabar? | アパ・カバール |
さようなら | Sampai jumpa lagi | サンパイ・ジュンパ・ラギ |
どういたしまして | Samasama | サマサマ |
すみません | Permisi | ペルミシ |
ごめんなさい | Maaf | マアッフ |
これは何ですか? | Ini apa? | イニアパ? |
〇〇はどこですか? | 〇〇 di mana? | 〇〇 ディマナ? |
いくらですか? | Harga ini berapa? | ハルガ・イニ・ブラパ? |
少しだけ | Sedikit saja | スディキッ・サジャ |
ご飯食べた? | Sudah makan? | スダ・マカン? |
インドネシアでは、「Sudah makan?」(スダ・マカン?)という言葉が挨拶の一環としてよく使われます。
直訳すると「もうご飯食べた?」という意味ですが、実際には相手の体調や気分を気遣う「元気?」のようなニュアンスを持つ挨拶で、「こんにちは」よりも頻繁に使われることもあるほど、親しみを込めたコミュニケーションのひとつなんですよ。
実際にフレーズを覚えて使ってみると、現地の人々との距離を縮めるきっかけになるかもしれません!
インドネシア語で「ありがとう」は Terima kasih(トゥリマ・カシー)!
本記事では、インドネシア語で「ありがとう」を表現する際に使われるフレーズや、相手や状況に応じた使い分け方法、そしてより丁寧な表現についてご紹介しました。
「ありがとう」以外にも、「さようなら」や「すみません」、「元気ですか?」など、よく使う便利なフレーズや、インドネシア特有の挨拶「ご飯食べた?」についても解説しました。
インドネシア語の表現をひとつでも多く覚えて、現地の文化に触れながら、インドネシア旅行をより充実させてみてくださいね!
cover photo by pixabay