【2025年最新】エクアドル旅行の費用はいくら？7日間・8日間・9日間の予算や物価、安い時期を解説

エクアドル旅行の基本情報

まずはエクアドル旅行の基本情報をチェック！日本からのフライト時間やビザの有無、通貨など、計画を立てる上で欠かせないポイントをまとめました。

エクアドルは南米大陸の西部に位置し、北はコロンビア、南はペルーに接しています。国土は大きく分けて、アンデスの山々が連なる山岳地帯（シエラ）、太平洋に面した海岸地帯（コスタ）、そしてアマゾンのジャングルが広がる東部（オリエンテ）の3つのエリアに分かれています。忘れてはならないのが、本土から西へ約1,000キロメートル離れたガラパゴス諸島です。

日本からエクアドルへの直行便はなく、アメリカの主要都市（ヒューストン、アトランタ、ニューヨークなど）を経由するのが一般的です。乗り継ぎ時間を含めると、首都キトまでは約20時間から25時間ほどかかります。長時間のフライトになるため、旅行日数は最低でも7日間（移動2日、現地滞在5日）以上確保するのがおすすめです。これにより、高額な航空券代に見合うだけの充実した滞在が可能になります。

エクアドル旅行の安い時期とベストシーズンはいつ？

エクアドル旅行の費用を考える上で、渡航時期はとても重要です！航空券が安くなる時期と、観光に最適なベストシーズンを知って、賢く旅行計画を立てましょう。

エクアドルは赤道直下にありますが、地域によって気候が大きく異なるのが特徴です。そのため、「ベストシーズン」も訪れる場所によって変わります。

航空券が安い時期

日本からエクアドルへの航空券は、大型連休や夏休みをさけた4月～5月や10月～11月のショルダーシーズンが比較的安くなる傾向にあります。特に2月は最安値が出やすい時期ですが、雨季にあたるため天候との相談が必要です。

アンデス山岳地帯（キトなど）のベストシーズン

首都キトなど標高約2,850mの高地は、年間を通して春のように過ごしやすい気候で「常春の街」と呼ばれています。ベストシーズンは雨が少ない乾季の6月～9月です。空が澄み渡り、世界遺産の旧市街散策や周辺の火山観光に最適です！

太平洋岸（グアヤキルなど）のベストシーズン

エクアドル最大の都市グアヤキルなどの海岸地帯は、年間を通して高温多湿。観光しやすいのは、湿度が下がり過ごしやすくなる乾季の6月～11月です。

ガラパゴス諸島のベストシーズン

ガラパゴス諸島は一年中楽しめますが、目的によってベストシーズンが異なります。

• 12月～5月（雨季）：気温が高く、海が穏やかで水温も暖かいため、シュノーケリングやダイビングに最適！ウミガメの産卵や鳥たちの求愛ダンスが見られる時期でもあります。
• 6月～11月（乾季）：フンボルト海流の影響で気温と水温が下がりますが、プランクトンが豊富になり、クジラやイルカ、アオアシカツオドリの求愛ダンスなど、多くの海洋生物を観察するチャンスが増えます。

エクアドルの物価は高い？安い？現地の料金をチェック

エクアドル旅行の予算を立てる上で気になるのが現地の物価。エクアドルの通貨はUSドルなので、日本人旅行者にとっては計算がしやすく便利です！

エクアドル本土の物価は、南米の中でも比較的安いと言われています。特に食費や交通費は日本と比べてかなり安く抑えることができます。例えば、ローカルな食堂で食べられる日替わりランチセット「アルムエルソ（Almuerzo）」は、スープ、メイン、ドリンクが付いてわずか2～3ドル（約300～450円）ほど！

ただし、これはあくまで本土の話。世界自然遺産であるガラパゴス諸島は、物資の輸送コストなどがかかるため、物価が本土の2～3倍に跳ね上がります。レストランでの食事や宿泊費、ツアー代金など、すべてが特別料金だと考えておきましょう。

エクアドル旅行の費用を計画する際は、本土とガラパゴス諸島で予算を分けて考えるのがポイントです！

エクアドル旅行でかかる費用の目安一覧＆ツアー相場

ここからは、エクアドル旅行にかかる費用を具体的に見ていきましょう！エクアドル旅行の費用は、ガラパゴス諸島に行くかどうかで大きく変わります。そこで、「①本土満喫プラン」と「②ガラパゴス冒険プラン」の2つのモデルプランで、期間別の総費用を比較してみました。

※上記は航空券代、宿泊費、食費、交通費、観光費などを含んだ目安です。滞在スタイルや時期によって変動します。

5泊7日のエクアドル旅行・費用の内訳＆予算

日本からの移動に往復で約2日かかるため、5泊7日はエクアドル旅行の最短日程。本土満喫プランならキトとその近郊、ガラパゴス冒険プランならガラパゴス諸島に絞って観光するのが現実的です。

6泊8日のエクアドル旅行・費用の内訳＆予算

現地での滞在が1日増える6泊8日。本土プランならキトから少し足を延ばしてオタバロの民芸品市やミンドの雲霧林へ、ガラパゴスプランなら複数の島をめぐるデイクルーズに参加するなど、旅の幅がぐっと広がります！

7泊9日のエクアドル旅行・費用の内訳＆予算

現地にたっぷり1週間滞在できる7泊9日は、エクアドルの魅力を満喫できる理想的な日程です。本土とガラパゴス諸島を両方楽しむことも可能になります。ガラパゴス冒険プランでは、クルーズ船に宿泊して島々をめぐる本格的な旅も視野に入ってきます。

エクアドル旅行のツアー相場

エクアドル、特にガラパゴス諸島への旅行は、個人手配よりもパッケージツアーを利用する方が便利な場合が多いです。ツアーなら、複雑な移動手段やアクティビティの予約、国立公園の規則などを気にせず、安心して旅に集中できます。

ツアー料金は日程やホテルのグレード、ガラパゴスでの滞在方法（ホテル滞在型かクルーズ船か）によって大きく異なりますが、ガラパゴス諸島を含むツアーは高額になる傾向があります。

エクアドル旅行の費用内訳を詳しく解説！

ここからは、各費目の詳細と節約のポイントを深掘りしていきます。具体的な料金相場を知って、自分だけのオリジナル予算を組み立ててみましょう！

航空券（日本⇔エクアドル）の費用

エクアドル旅行の費用の中で、最も大きな割合を占めるのが航空券代です。日本からの直行便はなく、アメリカやヨーロッパを経由するため、航空券の価格は高めになります。

• エコノミークラス（往復）：約20万円～35万円
• 安い時期：4月～5月、10月～11月
• 高い時期：年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み（7月～8月）

航空券の料金は、旅行時期、予約のタイミング、経由地、航空会社によって大きく変動します。費用を抑えたいなら、早めの予約とオフシーズンの旅行が鉄則！スカイスキャナーやGoogleフライトなどの比較サイトで、複数の航空会社の料金をチェックするのがおすすめです。

宿泊（ホテル）費用

エクアドルの宿泊費は、滞在するエリアによって大きく異なります。本土ではリーズナブルな宿が多い一方、ガラパゴス諸島では料金がぐっと上がります。

本土（キト、グアヤキルなど）

• ゲストハウス・ホステル：1泊 2,000円～4,000円
• スタンダードホテル（3つ星）：1泊 6,000円～10,000円
• 高級ホテル（5つ星）：1泊 20,000円～

ガラパゴス諸島

• ゲストハウス・ホステル：1泊 4,000円～8,000円
• スタンダードホテル：1泊 15,000円～25,000円
• 高級ホテル・ロッジ：1泊 40,000円～

本土では、清潔で快適なホテルに比較的安く泊まることができます。一方、ガラパゴス諸島では、宿泊施設の数が限られているため、特にハイシーズンは早めの予約が必須です。費用を抑えたい場合は、現地で直接交渉すると予約サイトより安く泊まれることもありますが、初心者の方には事前予約が安心です。

＼ガラパコス諸島のおすすめホテルをチェック！／

食事費用

旅の楽しみの一つ、グルメ！エクアドルの食事費用は、どこで何食べるかによって大きく変わりますが、本土では驚くほど安くおいしい料理が楽しめます。

• 朝食：500円～1,000円（ホテルの朝食やカフェ）
• 昼食：300円～1,500円（ローカル食堂のアルムエルソなら格安！）
• 夕食：2,000円～5,000円（観光客向けのレストラン）
• カフェ：300円～600円

本土での食費節約の鍵は、ランチに「アルムエルソ」を利用すること。これはスープ、メインディッシュ、ドリンクがセットになった定食で、2～3.5ドル（約300～525円）と破格の安さです。地元の人々に混じって食べるアルムエルソは、旅の良い思い出になること間違いなし！

ガラパゴス諸島では、レストランの価格は本土の2倍以上になることも。食費を抑えたい場合は、スーパーで食材を買って自炊するのも一つの手です。

交通費用（国内線・タクシー・バス）

エクアドル国内の移動は、バスやタクシーが主な手段となります。そして、ガラパゴス諸島へ行くためには国内線の飛行機が必須です。

国内線航空券（キト/グアヤキル ⇔ ガラパゴス諸島）

• 往復：約4万円～6万円 ガラパゴス諸島へのフライトは、この旅の「第二の国際線」とも言える重要な費用です。LATAM航空やアビアンカ航空などが運航しており、早めの予約がおすすめです。

タクシー

• キト市内初乗り：約0.50ドル（約75円）
• キト空港から市内まで：定額で約25ドル（約3,750円） キト市内のタクシーはメーター制で非常に安価です。流しのタクシーよりも、ホテルで呼んでもらうか、Uberなどの配車アプリを利用するとより安全です。

バス

• 市内バス：一律0.25ドル～0.50ドル（約38～75円）
• 長距離バス：移動距離によるが、数時間乗っても数ドル程度と格安。

本土の都市間移動には、安くて便利な長距離バスがおすすめです。キトからオタバロなど、人気の観光地へもバス一本で行くことができます。

観光＆オプショナルツアー費用

エクアドルの観光費用は、ガラパゴス諸島に行くかどうかで天と地ほどの差が出ます。特にガラパゴスでは、高額な入島料とツアー代が必須となります。

ガラパゴス諸島関連の必須費用

• ガラパゴス国立公園入島料：200ドル（約30,000円）※2024年8月1日から
• ツーリストコントロールカード（TCT）：20（約3,000円）これらはガラパゴス諸島を訪れる旅行者全員が支払う必要のある、いわば「入場税」です。合計220（約33,000円）は、ツアー代とは別に現金（USドル）で用意しておく必要があります。

ガラパゴス諸島デイクルーズ

• 1日あたり：約150ドル～300ドル（約22,500円～45,000円） ガラパゴスの固有種が生息する無人島へ行くには、デイクルーズへの参加が必須です。訪れる島や内容によって料金は異なります。

本土の観光スポット入場料

• キトの教会や博物館など：2ドル～10ドル程度（約300円～1,500円） 本土の観光施設の入場料は比較的安価です。

お土産＆ショッピング費用

エクアドルには、カラフルで魅力的な民芸品がたくさん！旅の記念にお土産を買うのも楽しみの一つですね。

• パナマ帽：30ドル～（クオリティによる） 実はパナマ帽の発祥はエクアドル！クエンカなどで作られる高品質なトキヤ草の帽子は、お土産にぴったりです。
• アルパカ製品：20ドル～（セーター、ショールなど） オタバロの市場などで手に入るアルパカ製品は、暖かくてデザインも豊富。
• チョコレート：5ドル～ エクアドルは高品質なカカオの産地としても有名。お土産用のチョコレートも人気です。

ショッピングの予算は人それぞれですが、10,000円～30,000円ほど見ておくと、満足のいくお土産えらびができるでしょう。値段交渉ができる市場も多いので、ぜひチャレンジしてみてください！

海外旅行保険の費用

慣れない土地での万が一に備え、海外旅行保険への加入は必須です。特に南米は医療費が高額になる可能性もあるため、必ず加入しておきましょう。

• 7日間：2,000円～4,000円
• 9日間：3,000円～5,000円

保険料は、補償内容や保険会社によって異なります。クレジットカードに付帯している保険を利用するのも一つの手ですが、補償内容が十分か事前に必ず確認してください。治療費用の補償額が高いプランをえらぶと安心です。

通信費（Wi-Fi・SIM）などその他の費用

スマホ世代の旅行に欠かせないのがインターネット環境。その他、こまごまとした費用も予算に入れておきましょう。

• Wi-Fiルーターレンタル：1日あたり1,000円～1,500円
• 現地SIMカード：1週間で1,000円～2,000円程度 通信費を安く抑えたいなら、現地空港や街中のキャリアショップでSIMカードを購入するのが断然お得です。
• チップ：ガイドやドライバー、ホテルのポーターなどに渡すチップも忘れずに。

エクアドル旅行の費用を安く抑える5つの節約術

最後に、エクアドル旅行の費用を賢く節約するための5つのコツをご紹介します！少しの工夫で、旅の満足度を下げずにお金を節約できますよ。

「アルムエルソ」をねらえ！食費を賢く節約

本土でのランチは、ローカル食堂の「アルムエルソ（Almuerzo）」で決まり！スープ、メイン、ドリンクがセットで300円前後から楽しめる、最強のコスパランチです。お腹も財布も大満足間違いなし！

ガラパゴスは「陸上滞在型」で楽しむ

ガラパゴス旅行には豪華なクルーズ船で島々をめぐるイメージがありますが、費用を抑えたいならホテルに滞在しながらデイクルーズに参加する「陸上滞在型（アイランドホッピング）」がおすすめです。自分のペースで動けて、ツアー代も大幅に節約できます。

航空券は「乗り継ぎ」と「時期」が鍵

日本からの航空券は、旅行費用の中でも大きな部分を占めます。費用を抑えるなら、ゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期をさけ、10月～11月などのショルダーシーズンをねらいましょう。また、乗り継ぎ回数が多かったり、待ち時間が長かったりする便は安くなる傾向があるので、体力と時間に余裕があれば検討の価値ありです！

移動は「長距離バス」と「市内バス」をフル活用

エクアドル本土の都市間移動なら、安くて本数も多い長距離バスが便利です。キトの街中も、一律料金（約40円～75円）で乗れる市内バスを乗りこなせば、交通費をぐっと抑えられます。

お土産は「オタバロ」などの民芸品市場で

お土産を買うなら、キトの観光客向けショップよりも、郊外の市場が断然おすすめ！特に土曜に開かれる「オタバロ市場」は、南米最大級の民芸品市として有名です。カラフルな織物やアクセサリーなどがずらりと並び、見ているだけでも楽しいですよ。値段交渉も旅の醍醐味です！

しっかり予算を立てて、一生忘れられないエクアドルの旅へ！

エクアドル旅行の費用は、ガラパゴス諸島へ行くかどうかで大きく変わります。アンデス山脈のうつくしい自然や世界遺産の街並みを楽しむ本土の旅なら、意外なほど安く計画を立てることが可能です。一方、ユニークな動物たちが待つガラパゴス諸島への旅は、高額な費用がかかるものの、それに見合うだけの感動と体験が待っています。

この記事で紹介した費用や節約術を参考に、あなたにぴったりの旅行プランを立ててみてください。しっかり予算を準備すれば、赤道直下の国エクアドルは、一生忘れられない最高の思い出をプレゼントしてくれるはずです！

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。

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