【2024年】デトロイトは治安に注意!危険な地域や安全に旅行するコツを解説
デトロイトは、全米でもっとも危険な都市のひとつと言われており、治安が悪いエリアが複数存在します。デトロイトの現在について、夜の様子や治安の悪い場所、日本人が気を付けたいポイント、安全対策など、現地情報を紹介!
日本人在住者の多いデトロイトは、全米でもっとも危険な都市のひとつと言われており、治安が悪いエリアが複数存在します。
今回はアメリカ・デトロイトの現在の治安について、夜の様子や治安の悪い場所、日本人が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報をご紹介します。デトロイト旅行を考えている方や滞在予定のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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デトロイトの治安はいい?悪い?
日系企業も多く集まるデトロイトですが、人口10万人あたりの凶悪犯罪件数は全米ワーストと、治安の悪い都市として知られています。現在の治安は回復傾向にありますが、殺人や性犯罪のリスクもゼロとは言い切れません。
特にデトロイト北東にあるレッドゾーンは、外務省も注意喚起をしている危険地域です。薬物売買や銃撃事件などが多発しているため、決して近づかないようにしましょう。
今回はデトロイトの夜の様子や治安の悪い地域、巻き込まれやすい犯罪などをご紹介します。観光客や日本人在住者に向けた防犯対策も解説するので、滞在予定がある方はぜひ参考にしてください。
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デトロイトで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット
ここからは、デトロイトで治安が悪いとされるエリアやスポットをご紹介します。基本的にデトロイトは都市全体が危険と言われているため、どのエリアでも油断は禁物。注意すべきポイントも合わせて解説するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
①地元ギャングが多いレッドゾーンでは凶悪犯罪が多発
デトロイトでもっとも治安が悪いと言われているのが、北東に位置するレッドゾーンです。地元ギャングが多く集まるエリアで、薬物売買や銃撃事件といった凶悪犯罪が多く発生しています。
外務省の海外安全ホームページを見ても、ナイトクラブへの立ち入りや車両での通過をしないよう注意喚起がなされています。誤ってレッドゾーンに入ってしまった場合は、すぐに通過するか引き返すようにしてきてください。
廃墟(ゴーストタウン)化している場所も多く、人通りも少ないため、特別な用事がない限りは絶対近づかないようにしましょう。
②ダウンタウンエリアへの夜間の外出は控えて
デトロイトのダウンタウンやミッドタウンエリアは、近年の再開発により治安が改善されつつあります。GMルネッサンスセンターやデトロイト美術館など人気の観光スポットも多く、日中であれば比較的安全に歩き回れるでしょう。
しかし、夜間には強盗や殺人、銃撃事件が多く報告されているため、出歩かないほうが無難です。エリアの周遊に便利なピープル ムーバーやQLineといった交通機関も、夜間は利用客が少なく危険なので、利用は控えるようにしてください。
また、ダウンタウンやミッドタウンの外周エリアは未だに治安が悪く、凶悪事件が発生しているので十分注意が必要です。
③日本人が多く暮らすエリアの治安は比較的良好ながら十分注意を
デトロイトの中でも、日本人が多く暮らすNovi(ノバイ)や Ann Arbor(アナーバー)、Farmington Hills(ファーミントンヒルズ)などのエリアは、比較的治安が良いと言われています。
特に、郊外にあるノバイは富裕層が多く暮らしており、治安に関してはほぼ心配ありません。約4,000人もの日本人が在住しているとされており、日系スーパーマーケットや日本食レストランも多いので、駐在の際も安心して暮らせるでしょう。
とはいえ、日本と全く同じ感覚で暮らしたり、歩き回ったりするのは推奨できません。オフィス街や住宅街は夜になると人通りが少なくなるため、周囲への警戒を怠らないようにしてください。
デトロイトの夜の治安は?
観光客の少ないデトロイトでは、夜の時間帯になると人通りが少なくなり、治安が悪化するため注意が必要です。深夜から早朝にかけては強盗や銃撃事件が多発しているため、可能な限り宿泊施設で過ごすようにしましょう。
やむを得ず外出する場合は、決してひとりで出歩かず、複数人での行動を心がけることが大切です。特に、夜間の女性のひとり歩きは性犯罪に巻き込まれるリスクもあるため、絶対に控えてください。
また、デトロイトの公共交通機関は深夜まで運行している場合もありますが、利用者が非常に少なく危険なため、利用は避けるのが無難です。移動時はタクシーや配車アプリなど安全な手段を選ぶと良いでしょう。
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デトロイトで観光客が被害にあいやすい犯罪は?
デトロイトは観光客の少ない都市ですが、旅行する際はスリや強盗に注意する必要があります。地域によっては、殺人や性犯罪などの凶悪犯罪が起こる可能性もあるので、不用意に出歩かないようにしましょう。ここからは、デトロイトで被害に遭いやすい犯罪について詳しく解説します。
①スリ・強盗
デトロイトでは、スリや強盗などの犯罪が多く発生しています。ダウンタウンやミッドタウンエリアでは、200件以上の強盗事件が発生する年も少なくありません。
また銃社会のアメリカでは、脅迫によって金品を要求されるケースもあります。もし銃で脅されても決して抵抗せず、身の安全を第一に考えて行動しましょう。
人が多く行き交う繁華街やスポーツの試合などではスリやひったくりに遭いやすいので、荷物から目を離さないようにしてくださいね。
②殺人・性犯罪
デトロイトは、アメリカの他の都市と比べて殺人や性犯罪といった凶悪犯罪が多いのが現状です。殺人事件数は全米でもワーストとなっており、年間で300件を超える場合も。殺人事件はダウンタウンを含む全域で報告されているため、不審者を見つけたら直ちに退避するようにしてください。
また、女性の場合は性犯罪にも注意する必要があります。特に薄暗い路地裏や人通りの少ない裏道などでは被害に遭いやすいため、危険を避けるためにも立ち寄らないようにしましょう。明るい時間帯は心配も少ないですが、夜間はひとりで出歩かないことが大切です。
デトロイトで被害にあわないための防犯対策
ここからは、デトロイトで犯罪被害に遭わないための防犯対策をご紹介します。観光客はもちろん、在住者の方が気を付けたいポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
①早朝・深夜の外出は控える
街灯が消えて暗くなる早朝や深夜の時間帯は、できる限り外出を避けるようにしましょう。開いているお店も少ないため、基本的にはホテルで過ごすのがおすすめです。
夜間は、昼間に比べて銃撃事件や傷害事件などの発生率が高くなる傾向にあります。ディナーやイベントなどで外出する場合は、車やタクシーを利用して安全に移動してくださいね。
②治安の悪いエリアへは近づかない
デトロイトへ訪れる際は、レッドゾーンをはじめとする治安の悪いエリアへは近づかないのが鉄則です。ダウンタウンやミッドタウン以外のエリアでは昼間でも犯罪が多発しており、地元民も立ち入りを避けています。特にミッドタウンは治安の悪い地域と隣接しているので、誤って入ってしまわないよう注意しましょう。
地元のギャングや若者の中には、自分たちのテリトリーへ侵入されていると感じて、急に攻撃してくる恐れもあります。遭遇した場合は、興味本位で話しかけたり近づいたりせず、すぐにその場から離れるようにしてください。
③高価な貴重品は身に付けない
高価な貴重品を身に付けていたり、派手な服装をしていたりすると、その分犯罪に巻き込まれやすくなります。観光客が少ないデトロイトでは、日本人が悪目立ちしやすく、ホームレスから声をかけられるケースも多いです。
財布やパスポートといった貴重品はできるだけ持ち歩かず、カメラや時計などは目立たないように携帯しましょう。
④廃墟(ゴーストタウン)化している場所へは立ち入らない
デトロイトの治安の悪いエリアには、廃墟(ゴーストタウン)化してしまっている場所も多く存在します。建物が老朽化し寂れた街並みが続く地域では、地元の若者やギャングとのトラブルになりやすいため注意が必要です。
過去には、廃墟に立ち入った人が若者に銃を向けられ、威嚇された事件も報告されています。廃墟を見つけても立ち寄らないほか、興味本位で探さないようにしましょう。
⑤犯罪に巻き込まれても抵抗しない
万が一デトロイトで犯罪に巻き込まれても、抵抗するのは絶対に避けましょう。犯人を刺激してしまい、かえって被害が大きくなる危険もあります。
銃を向けられた場合はもちろん、スリや強盗に遭っても無理に追いかけないことが大切です。犯罪被害に遭ったら、犯人の特徴や車のナンバー、被害状況などを記憶し、安全を確保したうえで警察に通報してください。
日本総領事館発行の「安全の手引き」も確認しよう
在デトロイト日本国総領事館では、毎年安全の手引きを発行しており、ホームページから無料で閲覧できます。主にデトロイト在住者を対象としており、緊急時の対処法や防犯対策、巻き込まれやすい犯罪など滞在中に役立つ情報が記載されています。安全に渡航するためにも、事前に確認するようにしましょう。
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デトロイトで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先
最後に、デトロイトで犯罪被害に遭ってしまった時の連絡先をご紹介します。緊急時にも焦らないよう、しっかり確認しておきましょう。
緊急通報先
デトロイトを含むアメリカでは、警察や消防の連絡はすべて911でつながります。緊急時は911に電話をかけ、オペレーターに事情を説明してください。ジャパニーズ・プリーズと言えば日本語通訳につないでもらえるので、落ち着いて対応しましょう。
盗難やスリなどあまり緊急でない用件の場合は、最寄りの警察署に足を運ぶようにしてくださいね。
在デトロイト日本国総領事館
デトロイトで思わぬ犯罪に遭遇した場合は、在デトロイト日本国総領事館に相談してみましょう。被害届や紛失届の提出手続きで困った時に、必要なサポートを受けられる可能性があります。
たとえばパスポートを盗難された際には、領事館に紛失一般旅券等届出書を提出することで、パスポートを失効させることが可能です。また短期の観光の場合には、警察に被害の届出をしてポリスレポートをもらうことで、総領事館で「帰国のための渡航書」を発行してもらえます。
警察署への届け出が困難な場合にもサポートしてもらえるケースがありますが、基本的に電話で予約が必要になりますので、詳しくは在デトロイト日本国総領事館の公式サイトを参照してください。
在デトロイト日本国総領事館の基本情報 | |
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住所 | 400 Renaissance Center, Suite 1600 Detroit, MI 48243 (タワー400・16階) |
電話 | 313-567-0120(月曜~金曜 9:00~17:00) |
営業時間 | 月曜~金曜 9:15~11:45、13:00~16:30 |
休業日 | 土曜・日曜・祝日 |
公式サイト | https://www.detroit.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
治安情報をチェックしてデトロイト旅行を楽しもう!
デトロイトはアメリカの中でも治安が悪く、訪れる際は十分注意が必要です。スリや強盗といった犯罪のほか、殺人や銃事件なども多発しているため、細心の注意をはらって過ごすことが大切です。夜のひとり歩きはもちろん、薄暗い路地や地元ギャングが多いレッドゾーンは避けるようにしましょう。
滞在中は、治安の悪いエリアや廃墟へ近づかない、高価な貴重品を身に付けないなど、自分自身で対策することもポイントです。日本とは異なる都市であることを意識し、デトロイト旅行を楽しんでくださいね。
※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください
cover photo by Unsplash