【2024年最新】プーケット旅行の治安ガイド!危険なエリアや夜遊びの注意点も
タイ有数のリゾート地であるプーケットの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、危険なポイントなど知っておきたい情報を紹介します。
タイ有数のリゾート地であるプーケットは、世界中から観光客が訪れる人気の観光地であるため、タイの中でも治安の良い場所ですが、気をつけるべきエリアも存在します。今回はタイ・プーケットの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、危険なポイントなど知っておきたい情報を紹介します。プーケットで旅行する時は参考にしてくださいね。
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タイ・プーケットの治安はいい?悪い?
プーケットは海外の観光客が多く、タイの中でも比較的安全です。日中であれば、女性のひとり歩きも大きな問題はありませんが、人通りがない道を歩くのは避けましょう。
夜の時間帯も繁華街エリアはにぎわっていますが、場所によっては事件に巻き込まれる可能性があるので、男女問わず一人で出歩くのはおすすめできません。
外務省の海外安全ホームページでは、国や地域ごとの危険度を4レベルに分けています。タイ全土は2024年現在、以下のようになっています。
- レベル1(十分注意):プレアビヒア寺院周辺地域(タイのシーサケート県とカンボジアのプレアビヒア県との国境地域)
- レベル2(不要不急の渡航の中止):ソンクラー県(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
- レベル3(渡航中止勧告):ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡)
プーケットをふくめ、上記を除くタイのほとんどの地域が危険度の対象外となっています。ただしタイ南部はレベル3になっており、プーケットまでの距離も近いため注意しましょう。
今回は、プーケットの夜の様子や治安の悪い場所、注意すべきポイントなどを紹介します。
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プーケットの夜の治安は?
プーケットはタイ屈指の大規模なナイトスポットエリアが多く、夜遅くまで楽しむことができる歓楽街です。代表的なナイトスポットが点在するパトン地区の中でも、バングラ通りは夕方からオープンする露店やバーがほとんどで、朝方までにぎわいを見せるお店も多いです。
ナイトスポットに出かける際は、一人観光を狙った犯罪の危険性があるため、できるだけ一人行動は避けるようにしましょう。トゥクトゥクやタクシーは値段交渉の場合が多く、正規より高額な値段を請求されるなど金銭トラブルも少なくありません。
初めての海外旅行や、トラブルが心配な方は配車アプリ・Grabなどを使って、安全な方法で移動するのがおすすめです。到着地までの料金を事前に確認できるため、ぼったくりの心配もありません。
プーケットに限らず、ぼったくりや窃盗といった一人観光を狙う事件の被害者は、女性が多いと言われています。女性ひとりで夜に外出するのは大変危険なので、複数人で移動するようにしましょう。
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プーケットで治安が悪いとされる要注意スポット
プーケットは、タイの中でも比較的安全な地域ですが、その中でも気をつけてほしいポイントがいくつかあります。また、プーケットは海外の観光客が多いことから、客引きや正規より高額な値段を提示するお店も多いです。金銭トラブルに発展しないように、事前に相場の料金を調べておくと、値段交渉の際に役立つのでおすすめです。
ここでは、プーケットの中でも気をつけたいエリアをご紹介します。
①バングラ通り付近は観光客を狙った客引きに要注意!
プーケットで最大規模の歓楽街であるバングラ通りは、事件に巻き込まれやすいエリアなので注意が必要です。バングラ通りの昼間は車が行き交う静かなエリアですが、夕方になると道路が封鎖され歩行者天国に。その時間帯に合わせて、ナイトバーやクラブ、露店がオープンするため、夜にかけて観光客が増えはじめ、夜遅くになると観光客で通り全体が混雑します。
クラブやバーが集結しているエリアでは客引きが多く、なかには高額なドリンク代を提示をする悪質な客引きもいます。強引な勧誘やしつこい交渉をする場合には、はっきりと断ってその場を早めに離れるようにしましょう。
バングラ通りにはミュージックバーやダンサーがいるバーなど、多種多様なナイトクラブがあります。見知らぬ人と交流しやすいので、まれにお酒に睡眠薬を入れて眠らせる、睡眠強盗を目的に話しかける人もいます。お酒を飲む際には、とくに気をつけるようにしましょう。
また観光客で混雑している時間帯は、人混みにまぎれてスリや強盗が多発します。財布を後ろポケットに入れたり、ジッパー付きのリュックで出歩いたりすると、被害にあう可能性があるのでご注意ください。前掛けのショルダーバッグにしたり、必要最低限の現金のみ持ち歩くようにし、防犯対策を徹底して出かけるようにしましょう。
お店に入った時には、携帯や財布をテーブルの上に置きっぱなしにするのも危険です。貴重品は肌身離さず持ち歩くようにしてください。
②パトンビーチのマリンスポーツはトラブルが多い!
プーケットを代表するパトンビーチ。周辺にはショッピングモールや露店、さらには歓楽街であるバングラ通りも近いことから、観光客でにぎわうエリアとして人気です。
5キロ以上にわたる広大なビーチでは、海水浴だけでなくマリンスポーツが楽しめるのも魅力のひとつとなっています。パラグライダーやジェットスキー、バナナボート、サーフィンまでさまざまなアクティビティが体験できます。事前にツアーを申し込んで体験する場合には、ツアーガイドがいるので比較的トラブルは少ないですが、現地で直接レンタルをする場合は要注意です。
パトンビーチには、至る所にマリンスポーツが楽しめるレンタルショップがあり、レンタル料金もそれぞれ提示されています。その場で申し込んで体験することができるのですが、気をつけてほしいのが、高額な修理代を請求されるケースです。衝突や故障などを理由に、修理代を要求される場合があるので気をつけるようにしましょう。
- 契約書の免責事項の金額を念入りに確認する
- レンタルする際に、写真や動画で傷がある箇所を確認する
悪質なレンタル業者の場合は、事故が発生していなくても、乗り物に傷がついていることを理由に修理代を請求される場合があります。あらかじめ、これらの予防対策をしておくのもおすすめです。
③プロムテープ岬の観光は転落事故にご注意!
プーケットの有名な観光スポットとして人気のプロムテープ岬。アンダマン海が一望できるプロムテープ岬は、絶景の夕日スポットとして多くの観光客が訪れます。日中は比較的空いていますが、夕方になると夕日を見るために現地の人も集まってくるほどです。
絶景が見られるスポットですが、ここで気をつけて欲しいのが転落事故です。プロムテープ岬の入り口には低い柵があるものの、自由に通り抜けることができ、岬の先端まで行くことができます。しかし道が整備されていないため足場は悪く、先端に行くにつれて岩の崖が連なっています。
さらに、入り口以外には柵が設置されていないため、夕日をバックにした記念写真や夕日を撮る際に、転落してしまうケースが多発。崖がある岬で転落事故にあうと、そのまま海に投げ出される危険性もあります。
岬への出入りは自己判断となりますので、夕日の写真を撮る際には十分注意して、安全な場所で観光するようにしましょう。
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プーケットで観光客が被害にあいやすい犯罪は?
タイの中でも人気のリゾート地として観光客が多く訪れるプーケットでは、スリなどの盗難からぼったくりなど、観光客を狙った犯罪が多いです。さらに、プーケットでは野生の犬があちこちを徘徊しており、被害にあう可能性も避けられません。
ここでは、プーケットで観光客が被害にあいやすい犯罪をくわしくご紹介します。
①スリ・ひったくり・置き引き
スリや置き引き、ひったくりは日本人旅行者がもっとも巻き込まれやすい犯罪です。というのも、日本ではテーブルの上に携帯や財布の貴重品を置いていても盗まれる可能性が低いので、テーブルに置いたまま食事をしたり、作業をする人が多いからです。しかし、プーケットに限らず海外では、目を離したすきを狙ってスリや盗難の被害にあうケースが多いのが現状です。
また、日本でよく見かけるのが飲食店で席を確保するために、荷物を置いて注文するケースです。プーケットで同じようなことをすると、置き引きの被害に巻き込まれる危険性が高いです。複数人で行く場合には、誰かが席を確保しておくなど荷物だけを置いておくことはしないようにしましょう。
人混みに紛れて後ろポケットのチャックを開けるといった悪質なひったくりもいます。ここで気をつけて欲しいのが、スリやひったくりの被害に気づいた時、無理やり荷物を取り返そうとしないことです。海外では、単独ではなく複数人で犯罪を目論んでいたり、武器を持って犯罪に及んだりしているからです。犯人を追いかけたり、取り合いになったりすると、怪我だけに留まらず命を危険にさらす可能性もあります。被害にあってしまった際には、命を守ることを優先するようにしましょう。
②タクシーやトゥクトゥクなどのぼったくり
プーケットの移動手段としてよく使われるトゥクトゥクや個人タクシーは、値段交渉によって乗車料金が決まります。その値段交渉の際に、正規の金額よりも高額な金額を提示するドライバーも多いです。とくに値段交渉に不慣れな旅行者や、繁華街エリアなど観光客が多く集まる場所では、相場の倍以上を提示されることも。
ぼったくりの被害にあわないようにするためにも、事前に相場を把握しておくようにしましょう。また、ソンテウや事前に料金が決まっているタクシー会社のタクシーを利用するなど、値段交渉の必要がない交通手段を選ぶのもおすすめですよ!
②狂犬病のリスクがある野犬
東南アジアに行くと路上で野良犬が徘徊している光景を目にしますが、プーケットも例外ではありません。大通りや路地裏など、町中の至るところに野良犬がいるのですが、ほとんどの野犬は予防接種を打っていないため、狂犬病の危険性があります。
また大人しい野良犬もいれば、通りかかる人や自動車に向かって吠え続ける野良犬もいます。ただし、日中はまったり過ごしている野良犬も、夕方になると路上の徘徊が活発になり、縄張りに足を踏み入れると吠えて威嚇することも。
野良犬が密集しているエリアや、犬の鳴き声が聞こえる時には、噛まれる危険性もあるためすぐにその場を離れるようにしましょう。もし、噛まれてしまった時にはすぐに病院で手当を受けましょう。狂犬病を発症してしまうと、さいあく命を落とす危険性があるので応急処置だけで済ますのは禁物です。
プーケットで被害にあわないための防犯対策
楽しい海外旅行でも、トラブルや犯罪に巻き込まれてしまったらせっかくの旅行も台無しになってしまいますよね。トラブルや被害に遭わないためにも、事前にどのような被害が多いのか、どのような対策ができるのか知っておくことで、安心して旅行を楽しむことができます。
ここでは、プーケットで被害に遭わないための、防犯対策をご紹介します。
①夜間に1人で出歩かない
ナイトスポットでにぎわう歓楽街エリアでは、夜間や深夜がとくに事件に巻き込まれやすい時間帯です。飲酒をする観光客も多いため、観光客同士のトラブルも起きやすくなります。また、人通りが少ない路地では犯罪にあいやすいため、一人で出歩くのは避けるようにしましょう。
また、トラブルを避けるためにも歓楽街エリアに行く際には、複数人で行くことをおすすめします。ひとり旅でプーケットを訪れた場合には、同じ宿泊先の旅行者と一緒にナイトスポットへ行くなど予防対策をしましょう。夜間は一人で行動する観光客を狙うケースが多いので、とくに注意が必要です。
②現金の所持金は最小限にする
財布に多くの現金やカードを入れて持ち歩くのは危険です。観光客を狙ったスリや盗難は、非常に巧妙な手口で行われる場合が多く、気づかないうちに被害にあってしまうケースがほとんど。全財産が盗まれないためにも、必要最低限の現金やカードだけを持ち歩くようにしましょう。
さらに効果的な予防策は、持ち歩く際にさまざまなポケットに現金を入れておくことです。盗難の被害にあっても最小限の被害で済むように、財布の中にはすぐ使用する分だけを入れておきます。その他の現金は、ズボンのポケットや靴の中に入れておくのもおすすめです。現金をあちこちに分散させることで、被害にあっても一文無しになる心配はありません。
また、ホテルの部屋に残りの現金やカードを残しておく場合には貴重品の金庫に必ず保管しておくようにしてください。ホテルの清掃などで、スタッフが部屋を出入りする可能性がある場合には、貴重品の管理は特に気をつけるようにしましょう。
②路地裏を避けて散策する
路地裏には、ぼったくりの飲食店や法外のお店などが集結しています。また、路地裏では強引な客引きも多いので、路地裏は避けて散策するようにしましょう。さらに、路地裏には日陰を求めて野良犬が寝転がって休息していることも多いです。
路地裏を通ると近道になる場合が多いのですが、これらの危険を避けるためにも迂回して大通りを通るようにしましょう。
日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう
在タイ日本大使館では、毎年、安全の手引きを発行しており、ホームページから無料でダウンロードや印刷ができます。タイ在住者を対象としていますが、事件や事故に巻き込まれないために注意すべきことや、緊急時の対処法などが記載されていて、旅行者にも役立つ情報が多いので、渡航前に確認するようにしましょう。
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もしプーケットで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先
プーケットで思わぬ犯罪や事故、トラブルに巻き込まれたときに焦ってしまわないよう、事前に緊急連絡先をメモしておくと安心です。
ここでは、プーケットの緊急連絡先をご紹介します。
緊急通報先
プーケットでの緊急連絡先は、次の通りです。
- ツーリストポリス:1155
- 警察:191
旅行者向けのツーリストポリスの場合は「ジャパニーズプリーズ」と伝えれば、時間帯によって日本語で話せる通訳者と通話ができます。緊急時はあせっていることも多いため、英語でも最低限の状況を伝えられるようにメモを準備しておくのもおすすめです。
また、プーケット県内全域を管轄しているプーケット県警本部に電話すると、救急車の要請も可能です。病院への搬送を必要とする緊急事態の場合は、こちらに電話することをおすすめします。
- プーケット県警本部:076-212-046
在タイ日本大使館
プーケットで、パスポートの盗難や予期せぬ犯罪に巻き込まれた時には、まずは最寄りの警察署でポリスレポートを作成してもらいましょう。手続きなどで困った時は、在タイ日本大使館へ連絡することでサポートしてもらえることもあります。
警察で発行した紛失や盗難の届出を在タイ日本大使館に持参すると、紛失した旅券の失効手続きが行われます。また、プーケットには日本大使館や領事館がないため、バンコクにある在タイ日本大使館が窓口となります。
詳しくは在タイ日本大使館の公式サイトを参照してください。
バンコク在タイ日本大使館の連絡先
- 電話番号:(代表)02-207-8500、02-696-3000 (領事部)02-207-8501 ※夜間・休館日の緊急連絡先は代表番号へ
- メールアドレス(領事部):ryouji-soumu@bg.mofa.go.jp
- 公式サイト:http://www.th.emb-japan.go.jp/
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タイ有数の観光地であるプーケットは治安のいいエリアですが、スリやひったくり、ぼったくりなど観光客を狙った軽犯罪は日々発生しているので、細心の注意をはらって過ごすことが大切です。女性の場合は、夜のひとり歩き、薄暗い路地は避けると安心でしょう。
犯罪に巻き込まれないために、カバンを前にかけておくなど、自分自身で対策することがポイントです。リゾート地ならではの開放感と南国気分に、ついつい気持ちが緩むことがあるかもしれませんが、日本とは文化や風習も違う異国に来ているということを意識して、予防対策を忘れずに旅行を楽しんでくださいね!
※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
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