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世界三大夜景はどこ?各スポットの歴史や見どころをご紹介!

世界三大夜景は、2012年に創設された一般社団法人夜景観光コンベンションビューローによって選定されている夜景です。現在は、2021年に選ばれたモナコ、長崎、上海が世界三大夜景とされています。 この記事では、世界三大夜景をご紹介!世界三大夜景の概要や歴史、各所の見どころなどについて解説します。

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世界三大夜景は、2012年に創設された一般社団法人夜景観光コンベンションビューローによって選定されている夜景です。現在は、2021年に選ばれたモナコ、長崎、上海が世界三大夜景とされています。

この記事では、世界三大夜景をご紹介!世界三大夜景の概要や歴史、各所の見どころなどについて解説します。

Contents

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世界三大夜景とは

photo by Unsplash

一般社団法人夜景観光コンベンションビューローが、独自の基準に基づいて認定した、世界で最も魅力的な夜景が楽しめる3つの都市を指します。

初めて世界三大夜景が認定されたのは2012年で、当初の世界三大夜景はモナコ、香港、長崎の3都市でした。その後2021年に再認定が実施され、現在の世界三大夜景はモナコ、長崎、上海の3都市になりました。

美しい夜景を楽しめる都市を世界に広く発信し、夜景観光の振興を図ることが目的とされているため、世界三大夜景は約10年に1度のペースで定期的に再評価され、認定都市が見直されることになっています。

世界三大夜景は誰が選んだ?

photo by Unsplash

世界三大夜景は、日本の一般社団法人夜景観光コンベンションビューローが中心となり、独自の基準で選定を行っています。

2011年に、同団体の前身である世界新三大夜景認定委員会が設置され、この委員会に所属する全国の夜景観光士約3,500人が、世界中の約120か所の候補地から選定作業を行いました。

厳密な現地調査やヒアリング、複数回の検証などの結果、2012年に初の世界三大夜景として発表されたのが、モナコ、長崎、香港の3都市です。

その後も継続的に評価が行われ、2021年には夜景観光士約6,100人による再検証が実施されました。選考は全11項目の基準をもとに進められ、上位20位までがランキング形式で発表されました。そのうち上位3位のモナコ、長崎、上海が、現在、最新の世界三大夜景都市となっています。

このように、世界三大夜景は夜景観光コンベンションビューローが継続的に評価を重ね、ランキングを作成することによって決定されています。一方で、世界三大夜景というブランド自体がいつ、どのように生まれた発想なのかについては諸説があり、定かではありません。

世界三大夜景の認定基準は?

photo by pixabay

世界三大夜景の選定は、一般社団法人夜景観光コンベンションビューローが定める11項目を基準に行われます。そのなかでも大きく分けて、魅力ある夜景が楽しめることと、夜景観光への取り組みの2つの観点によって評価されています。

魅力ある夜景が楽しめることの観点では、都市を象徴する俯瞰的な夜景の存在や、複数の視点場から眺められること、視点場の整備状況、照明演出、夜間の観光資源の充実度など、夜景自体の質が問われます。

一方、夜景観光への取り組みについては、行政や民間企業が夜景観光に積極的に取り組んでいるかどうか、歴史・文化を体現した夜間イベントの開催状況、国際観光への姿勢などが、評価の対象となっています。

美しい夜景の魅力を広く発信することで、国内外から多くの観光客を惹きつけることを目的としているため、かつての日本三大夜景の基準である港町の夜景を踏襲しつつ、時代に即した新たな基準が加えられました。

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世界三大夜景はモナコ・長崎・上海

世界三大夜景に選ばれているモナコはリゾート地の華やかな夜景、長崎は情緒あふれる港町の夜景、上海は近代的な高層ビルが立ち並ぶ大都市の夜景と、3都市ともに各地域ならではの魅力にあふれています。ここでは、世界三大夜景に選ばれたこれら3都市の歴史や見どころなどをご紹介します。

モナコ

photo by pixabay

モナコは、フランスとの国境に位置する世界有数の小国です。正式国名はモナコ公国で、面積は約2平方キロメートルと、世界で2番目に小さな国土を持つことで知られています。人口は約3.7万人で、都市国家のため首都はありません。

所得税が免除されるタックスヘイブンでもあり、富裕層の居住地になっています。山と海に囲まれた美しい景観に恵まれていることから、リゾート地としても人気があり、カジノやレースなどのイベントが盛んなことでも有名です。

モナコの歴史

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モナコの歴史は古く、紀元前10世紀頃にフェニキア人が入植した古い港町が起源となっています。13世紀にはイタリア・ジェノヴァのグリマルディ家が支配権を握り、18世紀末一時フランス領となりましたが、1861年に独立を果たしました。

独立後、1911年に立憲君主制が確立され、1918年にはフランスと保護友好条約を結んで長らくフランスの保護下にありました。

その後モナコは、1993年の国連加盟、2004年の欧州評議会加盟など、国際社会への関与を深めてきました。2005年には新たな友好協力条約の発効により、外交面での自由度が高まりました。

現在モナコの公であるアルベール2世公は、海洋をはじめとする環境問題への取り組みを外交の重点課題とし、国連環境計画の会合をホストするなど、環境分野での指導的役割を果たしています。

700年を超える歴史のなかで、モナコは今日では環境外交を積極的に展開する、独立した主権国家として歩みを進めています。

モナコの見どころ

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モナコは小さな国土ながら、魅力的な観光スポットが凝縮された人気のリゾートです。首都はなく、大公宮殿や政府機関のあるモナコ・ヴィル地区、カジノやオペラハウスなどの娯楽施設が集まるモンテカルロ地区、港湾のコンダミーヌ地区、新興ビジネス街のフォンヴェイユ地区の4地区から構成されています。

南フランスやイタリアからも日帰りできる好立地にあることから、多くの観光客が訪れています。主な収入源は観光業で、娯楽施設をはじめ、美術館、大聖堂、高級レストラン、一流ホテルなど、さまざまな観光客向けの施設が点在しているのが特徴です。

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魅力的な見どころが多数あるモナコですが、なかでも1番の見どころは、港湾地区のポール・エルキュールです。このポール・エルキュールの美しい夜景が評価され、モナコが世界三大夜景に選ばれました。

港に停泊するラグジュアリーヨットや、対岸の高級リゾートホテルを一望できるきらびやかな夜景は、地中海の宝石と呼ばれることもあります。港を取り囲む石造りの建物とのコントラストもあいまって、素晴らしい絶景が見られますよ。

モナコ夜景が見れるおすすめスポットは?

photo by pixabay

世界三大夜景に選ばれた、ポール・エルキュールの夜景を一望できるおすすめスポットは、モナコ・ロシェと呼ばれる岩山の頂上です。

モナコ・ロシェは700年以上の歴史を持つ場所で、かつてはモナコ公国の起源となる要塞が築かれていました。現在では、大公宮殿、海洋博物館、グレース・ケリー元妃が眠る大聖堂、国会議事堂などが集まり、モナコの中心地となっています。

夜景はポール・エルキュール周辺でも見られますが、モナコ・ロシェからの眺めは格別!高台なので、豪華なヨットが行き交うポール・エルキュール港の華やかな夜景と、歴史的な石造りの街並みを同時に堪能できるのが魅力です。

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長崎

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長崎は、九州北西部の港町です。江戸時代には海外に開かれた貿易の窓口として、近代以降は造船業の発展により海運の拠点として栄えた歴史を持つ、国際都市でもあります。


1945年8月9日には、世界で2番目の原子爆弾の投下により壊滅的な被害を受けました。長崎原爆資料館と平和公園では、原爆の脅威と平和の尊さを世界に向けて発信しています。  

豊かな自然環境も残されており、都市部と自然とのコントラストも魅力のひとつです。海に面した平地と背後の丘陵地からなる独特の町並みが特徴で、大きな天然港と、それを取り囲む丘の斜面に建物が立ち並びます。

長崎の歴史

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長崎は、古くから海外との交流の窓口として発展してきた歴史があります。

16世紀半ば、ポルトガル船の入港を機にキリスト教がもたらされ、多くの教会や施設が建設されました。しばらくの間はキリシタン文化が栄えましたが、徳川幕府による禁教令で弾圧を受け、1637年の島原の乱にてキリシタン一揆は大きな打撃を受けました。  

江戸時代には日本全体が鎖国体制であった一方で、長崎は日本で唯一、海外との窓口としての機能を果たしていました。出島には外国人居留地が設けられ、当時、日本に西洋文化を取り入れることを試みた坂本龍馬の活動の拠点にもなりました。

明治以降は佐世保の軍港や長崎港の開港など近代化が進みましたが、終戦間際の1945年8月9日に、原子爆弾の投下により甚大な被害を受けました。その後は非核平和運動の拠点となり、現在に至るまで、長い歴史の中で数々の顔を持つ国際都市として発展を続けています。

長崎の見どころ

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長崎は多様な文化が行き交うなかで育まれた、独自の文化が残る街です。日本最古の中国系寺院や外国人居留地に残る異国情緒あふれる街並みなど、東西の文化が融合した見どころがたくさんあります。

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なかでも、世界三大夜景のひとつとして知られる長崎港周辺の夜景は、一度は見ておきたい絶景です。鶴の港と称される長崎港を中心に、山々が取り囲むすり鉢状の地形が広がります。湾岸から急激に立ち上がる丘陵部とそこに灯る明りが、ダイナミックな夜景を作り出しています。

長崎の夜景が見れるおすすめスポットは?

Mt Inasa, Nagasaki by Kzaral is licensed under CC BY 2.0 DEED

長崎を代表する夜景観賞スポットは、稲佐山です。稲佐山は、長崎港を取り囲むすり鉢状の地形の一角に位置していて、山頂からは360度のパノラマでダイナミックな夜景を楽しむことができます。

山頂にはライトアップされたムード満点の展望台があり、そこから眺める光景は1,000万ドルの夜景と言われるほど美しいんだとか。稲佐山までは山麓駅からロープウェイが運行しているので、手軽に山頂に行くことができます。夜景観賞はもちろん、夕日が海に沈んでいく様子や、遠くの島々を一望できる昼間の景色も素晴らしいので、時間帯を変えて訪れてみるのがおすすめです。

すり鉢状の地形ゆえに、稲佐山のほかにも、鍋冠山公園や風頭公園、グラバー園など夜景を楽しめるスポットが複数あり、さまざまな角度から大パノラマの夜景を楽しめます。このように、多方向から夜景を鑑賞できることも、長崎が世界三大夜景に選定された理由のひとつです。

上海

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上海は長江の河口に位置する、中国の直轄市です。改革開放政策以降、目覚ましい経済発展を遂げ、現在では経済、金融、貿易など様々な分野で中国を代表する世界都市になっています。

浦東の高層ビル群が有名で、国家中心都市のひとつにも指定されています。2023年には、森記念財団都市戦略研究所が発表した世界の都市総合力ランキングにて、世界15位と評価されました。

長い歴史と文化の面でも重要な位置を占めていた場所でもあり、経済大国の最先端を行く国際都市でありながら、伝統文化も色濃く残る、独特な都市空間が形づくられています。

上海の歴史

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上海は、6000年以上の歴史を持つ古い都市で、宋代より港町として発展し始めました。元代になると正式に都市として上海が成立し、綿紡績業の中心地となった明代を経て、清代には外国貿易の窓口として開港しました。

19世紀半ばのアヘン戦争後、外国勢力による租界が次々と設置され、半分植民地の要素を持つ国際都市へと変化していきました。英国、フランス、日本などの租界地区が乱立し、魔都と呼ばれる一面もあったのだとか。

1949年に中華人民共和国が成立すると、上海は社会主義都市へと生まれ変わります。1990年代以降の改革開放政策の推進により、浦東新区の開発が進み、こんにちの国際金融・経済の中心地としての地位が確立されました。

上海の見どころ

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上海には、世界的にも有名な見どころがたくさんあります。明の時代に18年間かけて作られた江南式庭園の豫園(ヨエン)や、世界で1番高い展望台がある上海環球金融中心(上海ワールド・フィナンシャル・センター)、世界中で1番新しい上海ディズニーランドなど、古き良き歴史を感じられるスポットと、現代的な高層ビル群など近代の景観が共存しているのが特徴です。

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代表的な観光地のひとつが、かつて東洋のウォール街と呼ばれた外灘(ワイタン)です。ここには19世紀後半から20世紀初頭にかけて建てられた欧風の洋館が立ち並び、対岸の浦東地区の摩天楼とのコントラストが美しい景観を創り出しています。

夜にはライトアップされた景色を楽しむことができる、世界三大夜景としても評価された名高い名所です。上海といえばこの風景を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

上海の夜景が見れるおすすめスポットは?

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世界三大夜景のひとつにも選ばれている、通称バンドこと外灘(ワイタン)の夜景は、さまざまな角度から楽しむことができます。

まずは、外灘の対岸から眺めるのがおすすめ!正面に林立する高層ビル群と、ライトアップされた東方明珠電視塔(とうほうめいじゅでんしとう)が織りなす景色は圧巻です。

更に臨場感を味わいたいのであれば、黄浦江(コウホコウ)のナイトクルーズに参加するのも良いでしょう。対岸の外灘と浦東の景観を水上から360度眺めることができ、角度によって表情を変える上海の夜景を存分に楽しめます。  

高層ビルから見下ろす夜景も格別です。浦東の陸家嘴(ルージャズイ)地区には、上海タワーや上海環球金融中心、金茂大廈(ジンマオタワー)など、きらめく夜景を一望できる高層ビルがたくさんあります。中でも金茂大廈は、外灘や上海の主要ビルをすべて見渡せる穴場スポットとして有名です。

このように、地上から、水上から、そして高層ビルの展望台から、さまざまな角度で堪能できるのが、上海の夜景の大きな魅力です。

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香港・函館・ナポリも有名な夜景スポット!

photo by pixta

モナコ、長崎、上海のほかに、香港、函館、ナポリの3都市を世界三大夜景とうたうものがあります。ただし、この3都市を選定した人物や団体、基準や時期などは不明です。

香港では、ビクトリアピークから望む高層ビル群の夜景が絶景で、2012年の世界新三大夜景のひとつに選ばれた実績があります。

函館は、函館山からの夜景が100万ドルの夜景と評され、港を囲む幻想的な街並みと無数の灯りが広がる夜景が有名です。

ナポリは、ポジリポの丘から、船の灯り、カラフルな街の光、ベスビオ火山のシルエットなどが一体となった情緒あふれる絶景が広がります。

この3都市は、世界三大夜景として客観的に選ばれたわけではありませんが、夜景のうつくしいスポットとして観光客に人気なので、いずれも一度は訪れてみたい街ですね。

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世界三大夜景は一度は訪れたい絶景スポット!

世界三大夜景の3都市は、それぞれ格別の魅力を持つ、人生で一度は訪れたい絶景スポットです。

華やかなリゾートが広がるモナコ、港を中心に多様な歴史と文化が混在する長崎、先端都市の伝統と革新を体感できる上海。同じ三大夜景とは思えないほどに、それぞれ異なる個性的な夜景を堪能できますよ。世界三大夜景の街を、ぜひ次の旅の目的地に選んでみてはいかがでしょうか?

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